台湾に渡った日本の神々---今なお残る神社の遺構と遺物

日本統治時代に数多くの神社が建立されました。これらの神社を探索し神社遺跡を紹介するものです
by 金子展也

台北州  基隆仙洞弁天宮

2009-09-26 00:44:29 | 台北州



神社旧景

基隆仙洞辨天宮は大正9年(1920年)には建立されたようであるが、一説にはもっと古くに辦天宮として形をなしたとの情報もあるようである。

仙洞は基隆の北西にあり、海水によって侵食された洞窟である。現在は海岸が隆起したため海よりは10メートル以上は離れている。一説によると仙人がこの場所で修行を行い、天に昇ったとされるため仙洞と呼ばれる由縁である。洞窟の正面の上部には黄金の仏像が鎮座し、階段を上れば「仙洞巖」と刻まれた碑文がある。洞窟正面の両側にある石像の光緒年間に刻まれた碑文がある。



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