付け焼き刃の覚え書き

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「グリッドマンユニバース」 監督:雨宮哲

2023-04-20 | 時間SF・次元・平行宇宙
 1回目でよく分からないところがあって、なおかつテーマ曲がいまだに脳裏にこびりついているので『グリッドマンユニバース』の2回目を観に再び劇場へ。こういう気分の時は見に行った方が後悔しないで済む。ちなみに『ダンジョンズ&ドラゴンズ』も2回目を観に行くつもりが早々に公開枠が狭まって、もはや仕事を休まねば観に行けるスクリーンがないのだ。許すまじ、コナン&ドラ。
 さて、次男と2人で出かけて、4週目入場者プレゼントのA4クリアポスターは、ダブりなしで新条アカネと宝多六花の確保に成功。ヨシ!

 落ち着いた状態で2回目を観れば、ろくに元のシリーズもスピンオフも知らない自分は、観客として記憶喪失の響裕太と同じ立ち位置なのだと納得。なので、劇中で語られるグリッドマンとダイナゼノンの大雑把なあらすじで納得できたし、とりあえずそれで面白く最後まで観たのだから劇場作品として完結していたといって良いんじゃないかしら? でも、終盤のクライマックスからクライマックスへの連鎖はちょっと疲れたかな。本編ファンには歓喜の連続だろうけど、「この一発で決着だな」と思ったところがスタート地点なのだから。
 そして再確認。やっぱりカニの脚が多すぎ。
 中盤の、いろんなキャラが宝多家に集結してわいわい愉しく合宿する日常パートが、いつしか不穏な空気を帯びていく様は1984年の映画『ビューティフルドリーマー』にも似て、気持ち悪くも愉しく懐かしい。虚構の上に築かれた世界が合宿やら学園祭を経て崩壊し、再構築される物語というところくらいが共通点なのだけれど、こういうお祭り騒ぎの話はとにかく好きなのだ。なぜもう1回観たくなったのか理由が確認できました。妻いわく「文化祭の準備していて、なにかがおかしいって時点でもうアレよ、アレ。結局、誰かの夢だったという所まで含めて」という話で夫婦の見解が一致。ヨシ!
 
 平日のレイトショーで小さめのスクリーンに40人近い観客。公開開始から4週間目でまだまだいけそうね。

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