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付け焼き刃の覚え書き

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「大須裏路地おかまい帖」 神凪唐州

2018-08-16 | ホラー・伝奇・妖怪小説
「後ろの口は別腹だから!」
 松原双葉は朝からよく食べる。

 名古屋の大須は昔ながらの門前町で、下町文化が今も残る地域であるだけでなくパソコンからコスプレまで、さまざまな要素がぎっちり詰まった町。そんな大須の一角にある北野神社の新米宮司である北野諒は、神社だけでは食べていけずに小料理屋「なご屋」の雇われ店長もしているのだが、この店の常連の多くは妖怪だか物の怪だか神仏だかであった……。

 手羽先餃子から志の田うどんまで、登場人物たちが美味そうなものを食べながら、ちょっとした怪異や大きそうな悪意に立ち向かう、現代妖怪ご町内もの。妖怪のあれやこれやの解説より、料理の手順の方が力が入っている気がします。

【大須裏路地おかまい帖】【あやかし長屋は食べざかり】【神凪唐州】【平沢下戸】【宝島社】【猫又】【UFO信号機】【節分会】【世界コスプレサミット】【アイドルメイド】【唐揚げアイス】

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