
読み物としては、梶尾真治が岡山SFフェスティバルのレポートを書いていたり(イラストはもちろん百鬼丸)、創元にSF部門を創設した編集長・厚木淳のインタビューを掲載したり、当時話題の「さよならジュピター」やゼネプロ版「帰ってきたウルトラマン」などの記事もあり、読んで楽しい雑誌でしたが、「さよならジュピター」の記事の1/5が先号の「SF年鑑」の記事に関する補足だったり、タイトルロゴのない記事もあって気がついたら別の記事を読んでいたりとか、やはりどこか同人的な臭いは消しきれていませんが、そこが味だったのです。
【SFイズム さすらいの誌面刷新7号】【シャピオ】【とり・みき】【たがみよしひさ】【SF文庫列伝 創元推理文庫の巻】【「さよならジュピター」プログレス・レポート】【「帰ってきたウルトラマン」ゼネプロ・ショートインタビュー】【手塚真】【異郷の編集者・半村良】【野口幸夫の知ったかぶりSF翻訳】