
その12本目が巨大美少女ロボット作品……というか、赤字経営の侵略会社の奮闘記と化していたエリアルの2本目です。
ソノラマ文庫カセット版は『吸血鬼ハンターD』とか『ハイスピード・ジェシー』とか、通し番号を見ると40作近く発売されています。そのうち『ARIEL』は3本。
1つめはオーソドックスな原作そのままアレンジの内容紹介版、2つめがこの「侵略宇宙人が予算が無いのでやっつけ仕事でノルマ達成」の回。そして3つめが「地球を滅ぼしにバーサーカーが攻めてきたけれど、超巨大な殺戮マシンの艦隊と戦うより、戦闘のための臨時支出を経理部長に納得させる方が難しかったよ」という話で、こちらについては2004年発売のARIEL読本に、復刻ドラマ「野良無人戦艦の恐怖」としてCD版が収録されていますので、今でも聞くことができます。これは傑作。
【ARIEL II】【幻影の侵略】【笹本祐一】【鈴木雅久】【ソノラマ文庫カセット版12】【原えりこ】【渡辺菜生子】【富沢美智恵】【阪脩】【塩沢兼人】【山寺宏一】【平野文】【田中和美】