
坂本英児には行き場がない。
魔界から人間界に逃亡してきたルイヴィは、迫る追っ手を撃退するために悪魔書を探し求めた。見るもおぞましい恐怖の本、少部数で、書き手の思いが強い本はどこかにないのかと。
だが、そんな本は周囲にゴマンとあった。情念と妄執がたっぷり詰まった薄い本がいくらでも。
ルイヴィが門を抜けた先は、コミケ会場3日目の東館だったのだ……。
そこは清らかなる身の聖人が放つ光に満ちあふれていた……というところでオチでも良かったと思います。
【3日目東館のマホウ】【佐藤ちはや】【石川沙絵】【講談社ラノベ文庫】【オッドアイ】【盗作】【剣】【エリア801】【ネルシャツ】