「無理というのはうそつきの言葉なのだ」途中でやめてしまうから無理になるとミチオ。
ネスコの奥迷宮からの新ルート開拓はいまだ道半ば。グリニアに到達するのは今回は無理ということになり、おばば様は「期待外れ」と嫌味っぽく当て擦ってくるが、無理なものは無理なのだ。そのうちなんとかなるかもしれないが、ミチオはそんなに無理をしたくないのだ。
ところがその心を知ってか知らずかロクサーヌは絶好調で、「行くとなったらガンガン行きましょう」と彼女に引っ張られては新しい階層に挑み、どんどん迷宮を攻略していってしまうのだ……。
ハイヒールブーツは今回登場。ただし贈るのはストッキングです。ブーツは自家用。ウェブ版と展開は違いますが鏡の販売ルートを公爵に明け渡し、武器をもらって戦力強化。オリハルコンの剣の二刀流誕生で50階層突破です。
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城内で執務していたサルーム王国の第二王子アルベルト＝ディ＝サルームは突如発生した魔力の奔流に巻き込まれ、弟である第七王子のロイドともども見知らぬ世界に飛ばされていた。
「大概、人類の発展は戦争とセットであることが多い。争いの火種だけ作って、はいサヨナラってわけにもいくまい」
片里将人は気づいたら見知らぬ世界にいた。見た目は変わらない現代日本だが、男性の数が少ないパラレルワールドだ。ちゃんと戸籍はあるし、入学予定の大学の入学手続きも終わっていた。
「この世界は20年後に滅亡する」
「愛さえあれば貧乏でも、なんて、ナンセンス。お金さえあれば、多少は愛が目減りしても許容できるよ？」
川澄健は小暮美々子は幼馴染み。美々子の姉のランが商店街のバイトで貸別荘村の宿泊券を手に入れたので、朝日刑事とともにタマ・パラダイスへとやってきた。もちろん２人の愛犬のルパンとサファイヤも一緒だ。
妹に巻き込まれて異世界に召喚されたコータは家事上手で面倒見が良い。妹や勇者の生活能力が壊滅的なことを見かねて魔王討伐の旅に同行したのだが、それを教会に疎まれて転移トラップを仕掛けられてどこへとも知らぬ地へ飛ばされてしまう。
バイトの合間に異世界に迷い込んでいた但馬波留だったが、剣と魔法が支配する世界では現代日本人の生半可な知識は通用しなくてたちまち困窮。
「自分の言葉に責任を持たせないようにしておけば。間違っていたり裏切られたりしても傷つかない。これが大人の処世術。嘘も方便ってヤツだ」
「学生でも色々あるでしょうね。しかし、過去の事です、振り返るなら楽しい記憶の方が良いじゃありませんか」
「聖剣／魔剣召還」ギフトの影響で異形と化したイツキが魔界で人間界侵攻計画を進める魔王子と戦い続けていた頃、王国では新たな勇者を召還しようとしたあげく、その第二陣の勇者たちによって王宮が占拠されるという事態に陥っていた……。
「オレは死なないさ。誰かに守ってもらうから!!」
「生きる理由を他者に求めるな。誰が決めたかも分からんような基準ではなく、自分の知識と経験でもって、正しいと思うことだけ選べばいい」
小清水和葉は45歳の主婦。ところがある日突然、異世界へ「勇者召喚」されてしまい、そしたら見た目14歳の姿に若返っていた。
