「思考を絶やすな。現実に絶望している暇なんて無い。そんなことをしている時間があるなら、この現実を打破する為の思考に費やせ」万魔の王は自身に言い聞かせる。
エルフの国、ノーブルウッドの先遣隊を殲滅し、辿り着いた異世界に橋頭堡を築いたアルキマイラだったが、ヘリアン王は連日の激務に過労死寸前だった。自分がろくになるための組織作りが全然らくにならないのだ。
だが、そんな中、ヘリアンは他の国、都市を自ら偵察し、情報を集め、門を開かねばならないと決意し、側近３名を供に旅の商人として潜入することにしたのだが……。
バーチャル国家運営シミュレーションゲームをしていたら、いつの間にか国ごと別の異世界に転移してしまい、魔物の王を務めることになってしまった大学生の冒険譚の２冊目。これでウェブ連載分のストックがほとんど終わってしまいました。続きがいつになるか、気になります。
ハーフエルフの王女２人が出番が少ないながらも、今回も良い感じで主人公の尻を叩きます。主に下着で。
【異世界国家アルキマイラ２～最弱の王と無双の軍勢～】【蒼乃暁】【bob】【ＧＡノベル】【無双の配下と歩む王道ファンタジー戦記】【異世界転移】【小説家になろう】【ダンジョン】【スタンピード】
異世界転生してしまったテオドールは、チート能力がないことを嘆きつつも侯爵家の嫡男として真っ当に成長し、運命の相手・ミュリエルとも出会って周囲がうんざりするくらい甘々な日々を送っていた。
国王の依頼により、ユナは国境の街・デゼルトまで、彼女が倒したクラーケンの魔石を届けに行くことになった。過酷で広大な砂漠地帯もクマ装備＆くまゆる・くまきゅうであっさり突破。
護衛として地下遺跡都市イーサ・ランテの調査団に同行していたアンズとエロムラは、ゲーム時代の知識を使って上層部への通路を発見。地上への道を調べ始めるが、それを調査団として参加していたセレスティーナとキャロスティーが目撃。こっそり追跡を始める。
「神は信じてもいいけどそれを運用する『人間』を信用する気になれない私です」
夏の到来に、貴大は仕事のやる気を完全になくしてしまう。普段だったら、そんなぐーたら店主を鉄拳制裁でもしそうなユミエルが、なぜか長期休暇を提案し、南国の楽園へ向かうのだった。
「理不尽にフラれた男は何かにつけて怒る。それだけの話だ」
ついに大型イベント「武術大会」が始まったが、もちろんユートたちには関係のないイベントだ。しかし、それに合わせて運営はもう１つのイベントも用意してきた。
「選択そのものを後悔する必要なんてないんだ。選択しなきゃ可能性は掴めないんだから」
話題の新作ＶＲＭＭＯ「異世界」に参加した27歳の社会人のホムラは、いつものように気の合った仲間たちとマイペースにゲームを楽しむつもりだったし、事実そうしている。
天使のゲームの裏側をわずかながらに垣間見た新井忠次は、クリアして現実世界に帰還するには高レアリティの仲間が必要不可欠だと考えていたが、彼に救われ狂信的な献身を誓う妖艶な少女・神園華以外には仲間のアテがない。逆に掲示板では彼に関する悪評ばかり絶え間なく流されているから、真っ当な手段で戦えるメンバー集めは不可能だった。
訳も分からないままソーシャルゲーム風の異世界に転移させられた400名の高校生たちは、このゲームをクリアしないと元の世界に戻れないと告げられる。死んでも復活できるとはいうものの、プレイヤーたちはソシャゲよろしくそれぞれＳＲとかＵＲとかレアリティが設定され、レアリティが低い者はどう頑張っても戦い続けるだけの力が得られない。
ＦＬＦＯでの有名人となり、「姫様」と呼ばれるようになったアナスタシアこと月代琴音だが、やることは変わらず食材集めて料理三昧。最近はジャーキーを開発中で、まだできばえに満足できないけれど周囲の評判は上々だ。ゲーム開始以来初めての武闘大会が開催されたが、大会そのものには興味がなく不参加で、代わりに住民から情報と食材を得て、芳醇で贅沢なアンガスのランプステーキとホットドッグの露店で乗り込んだ……。
緒方剛志イラストの
「女の子の泣きそうになる寸前の顔は、とても尊いものなのですよ！」
