有明営業所日誌

同人サークル有明営業所のJIMA2の日誌です。

台湾一周2泊3日(3日目)

2013-11-18 00:00:00 | 旅行
台湾一周ツアー最終日は高雄の整備工場を見学してきました。
この工場では客車と貨車の定期検査が主な作業になっています。
高雄の駅から港に向かう貨物線の途中に工場が有るそうなので朝の高雄駅には
旧型客車の職員輸送列車が運転されます。やや旧式のディーゼル機関車に
インド製旧型客車2両と普快車の様な編成です。普段は客車1両の様でツアー用に
増結してるのだとか。

高雄の車両基地を通り過ぎて海側へ線路は単線で別れて行きました。
暫く走ると古ぼけたホームに到着。ここから工場に入るそうです。

ここは裏口なので正門へ廻って工場の庁舎へ。会議室で概要説明を受けました。

説明後は工場内見学です。ヤードの中は客車と貨車の見本市会場状態です。
ゴムタイヤの牽引機が1両づつトラバーサーに客車を載せて検査を受ける工場の
建屋の中に押し込んでいきます。

工場は戦後に移転され建設されたそうですが何処となく大井工場に似ています。
撮影タイムは工場内のヤードで、貴重な車両は解説をして頂きました。
台湾でもSLが復活しているので木造の客車も復活しています。
この車両は展望台付きでした。

郵便車も置いてあります。
荷物口が空いていたので車内を見る奥に仕分け棚が見えました。

こちらは工事業務車両、旧型客車に簡易宿泊設備を追加しています。
家庭用エアコンを搭載してあります。


この車両は普快車用のオハ44風の旧型客車屋根にエアコンを取付けた復興号
(準急列車)車輌。客室内は普快車の椅子のままで大変不評だったそうで改造後
2、3年でお役御免になって放置されているのだとか。

こちらはマニ60風の荷物車。日本ではすっかり見れなくなった車両です。

貨車もたくさん留置してありあす。昔ながらの黒色の貨車。

面白い貨車をピックアップ。
通風貨車ツム1000風の車両。台湾バナナを運んでいたそうです。これを船で
門司に運んでバナナの叩き売りが売っていたそうです。

珍しい3軸のタンク車が有りました。タサ1100やタサ1200風です。

窓付きの有蓋貨車も健在です。ワム1000風ですね。
急行貨物列車の黄帯を入れたいです。

貨車の塗装職場はやっぱり真っ黒でした。



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