有明営業所日誌

同人サークル有明営業所のJIMA2の日誌です。

ジャカルタ5/3-4

2014-05-07 16:33:00 | 旅行
朝からBUKIT DURI車庫の見学前にMANGGRAI駅へ。
旧駅舎は閉鎖され少し離れた場所にIC乗車券対応の改札口が
ありました。

ICカード乗車券導入時に不正乗車への取り締まりも厳しくなり
ホームから線路へ経て駅構内を出入りする事は警備員を配置して
出来なくなりました。その為MANGGRAI駅は非常に混雑するように
なり駅構内の撮影も警備上の問題もあり撮影が難しくなってい
ます。
他の駅では撮影しても警備員が注意して来ないのでMANGGRAI駅
のみ厳しいようです。しかしMANGGRAI駅は主要路線が平面交差
する駅なので本数も多く撮影しやすい駅でもあります。
駅から少し離れた場所で撮影する事にしました。以前はドアも
閉まらず屋根まで乗客が乗っていたエコノミが走っていた時代は
MANGGRAI駅手前の赤信号で電車が止まると不正乗車客が一斉
に降りてしまっていました。その当時の通りに出られる通路は沿線
の住民の道でもあるので、そのままになっていました。
BOGOR線とBEKASI線が分岐する付近で撮影します。





BEKASI線は地方都市を結ぶ長距離急行列車が頻繁にやってき
ます。中央線のGANBIR駅から発着しますが長距離急行列車が
通過するときはMANGGRAI駅を優先で通過させるために電車は
全て抑止されてしまいます。
この為に電車区間の遅れが長距離急行列車の通過の度に発生
してしまい朝は定時でも昼頃には遅れだし、夕方には更に遅れが
増大する原因となっています。BEKASI線も長距離急行列車や貨物
列車の合間を縫って電車が走るので増発も出来ずにいます。
そこでBEKASI線の複々線化とMANGGRAI駅のBEKASI線~環状線
(西線・東線)へのルートを高架化して平面交差を解消する工事
が始まろうとしています。
車庫を訪問する時間になったのでBUKIT DURI車庫へ。
ここはJR103・203・205系が所属します。ウナギの寝床の様な細長
い車庫で電車も多くは留置できないので殆どの電車はBEKASI駅脇
の留置線に留置されています。将来は検修機能をBEKASIに移す様
です。国産の車両がピット内で整備を受けています。
試作的な車両だったので稼働率は低めです。最近後継の国産車が
登場しましたが数は多くないのが実情です。

ドアも閉まらず屋根まで乗客が乗っていたエコノミもベルギー製
のHOLECは東芝のVVVF装置に換装、冷房化されました。

BUKIT DURI車庫は日中2本のJR205系が検査の為に朝ラッシュの
運用が終わると戻って来ます。

MANGGRAI駅に戻り電車に乗ります。
都営6000形の現地先頭車改造車が居ました。警備員さんに注意
されない様に手短に撮影。

JAKARTA KOTA駅方面の中央線電車に乗ります。
途中JUANDA駅で途中下車。この駅は東南アジア最大のイスラム教
礼拝堂イスティラクル・モスクの最寄駅です。
巨大なモスクのドームを背景に電車が撮影出来ます。8両編成まで
は架線柱を入れなくても撮影出来ます。205系は10両編成なので
後ろが切れてしまいました。


鉄道の起点駅JAKARTA KOTA駅へ。中央線の電車は高架橋を降りると
7~10番線ホームを発着します。

205系は現在4運用ありますがダイヤ上、同じ時間帯に固まってやって
来るので時間さえ解れば撮影しやすくなります。

撮影していると長距離鈍行列車が到着しました。エコノミ客車も
冷房化されてエコノミACになりました。冷房は家庭用エアコンで
客室内には多数のエアコンと床下に室外機が設置されていました。


JAKARTA KOTA駅はオランダ領時代に鉄道が開業した時の
最初の区間で港から街の中心部を結ぶ路線の街側の終端駅でした。
駅舎は開業当時の物で美しいアーチ状のコンコースが見どころです。


また駅周辺にはオランダ領時代の古い建物があり観光地となって
います。この日はこの後、観光と買い物になりました。


翌日はジャカルタ滞在最終日。飛行機は夜の羽田行直行便なので
ホテルをレイトチェックアウト手続して撮影へ。
前回見つけた休止中のMANG PANG駅の撮影地で撮影します。
ここは街の高級住宅街で線路沿いには並木が有り撮影場所には
木陰になり快適に撮影出来ます。また背景には高層ビルや並木が
入るので都会的なカットを楽しめます。



時間も有るのでBEKASI駅へ行き途中下車をしながら撮影しホテル
に戻りました。





ジャカルタ5/1-2

2014-05-07 15:06:00 | 旅行
3泊5日でインドネシア共和国首都ジャカルタへ行ってきました。
目的はJABODETABEKの日本からやって来た中古電車の撮影
です。3月30日からANA羽田-ジャカルタ線が就航しました。
今回はこの便を使います。搭乗便はB787-8の1号機。
1号機と2号機はジャパンブルーの特別塗装なのでスグに見分け
がつきます。夕方にジャカルタのホテルに到着し初日は終了。

2日目は事前に許可を頂いた車庫見学です。
DEPOK車庫に早目に着いてしまったので手前の跨線橋で撮影。


車両基地は入口に警備員が常駐しセキュリティチェックは厳しく
行われています。電車区間の車両基地では最大規模を誇り、検修
作業も行われます。メトロ6000・7000・05系・JR205系の一部が
所属になります。

車庫見学に付き添ってくれるKCJ社員の方と車庫内を見学します。
最初は検修庫から。メトロ05系とJR103系が居ました。

103系は5回目の塗装変更の最中でした。今度はKCJカラーの白地
に赤と黄色帯になりました。先頭車のみ塗装が終わり中間車は
下地のままでした。

部品不足で稼働率の低かった4両編成4本を部品を集約して4両編成
2本にして検査をするそうで、残りは部品取りになりました。

整備庫を出ると仕上げを行う線路に埼京線からやって来たJR205系
が居ました。この場所で先頭車両の女性専用車ラッピングの装飾
等をを行います。ハエ31編成の運転台も見学させて頂きました。

埼京線JR205系は10両編成18本がジャカルタ入りしましたが現在
運用に就いているのは5編成です。留置線には営業開始前の205系
が沢山並んでいました。

部品取り用車両の留置線には東海色カラーの103系やメトロ6000系
の中間車が留置してあります。
6907は広幅貫通路なので珍しい光景です。

見学を終え次はBOGOR車庫への移動の為にDEPOK駅へ。
205系が来るまで撮影して待ちます。

遅れ気味で205系がやって来ました。

乗車すると郊外区間なので川越線区間を走るような田園風景が
広がります。扉には注意書きが貼ってあります。
以前は平然と行われていた行為を止めるお願いです。
最近では車内の物売りや音楽演奏もなくなりました。

BOGOR駅へ到着。電車運転はここまででここから先は1日3本程度
の客車列車区間になります。9番線まである大きな駅構内には
色々な電車が居ました。

駅の脇にあるBOGOR車庫へ。ここは昔ながらの車両基地です。
都営6000形、東急8000・8500系、メトロ5000系、東葉1000系が
所属になります。

メトロ5000系の貫通扉が開いて何やら作業中です。
ワイパーのゴムを交換しています。
正面の網は開ける事ができるのですね。