有明営業所日誌

同人サークル有明営業所のJIMA2の日誌です。

台湾一周2泊3日(2日目)

2013-11-17 00:00:00 | 旅行
台湾一周の2日目は花蓮から非電化区間を経て高雄まで移動
します。今回の旅行の目的でもある旧型気動車DR2700で早朝
の東部幹線を玉里まで乗車します。東急車輌製のステンレス
ディーゼルカーです。

花蓮から台東は現在電化工事と一部複線・線路改良工事が
行われています。来年の元日には完成する予定だったそうです
が先日の台風の影響で工事に遅れが出ているとの事です。
本格的にお祝いする旧正月の1月31日もどうかと言った具合です。

DR2700も電化までの役目なのか座席が壊れている車両もあり
ました。

徐々に明るくなりながら朝のローカル列車を楽しみました。
この区間の普快車(非冷房の各駅停車)は朝晩のみなのでDR2700
の運用もその時間しかないので旅行の日程的に難しい列車です。
途中駅で自強号(特急列車)の退避や接続待ちの間は撮影タイム
です。

この列車の終点玉里に到着。

玉里の駅構内には客車の普快車が留置中でした。DR2700の
老朽化が激しく故障も多いので予備で置いてあるそうです。

台東までは貸切バスで撮影地を巡ります。


途中池上で名物駅弁の池上弁当を積み込み近くの農業物産館
(道の駅)で昼食です。近くに線路も有るので撮影しながら池上
弁当を食べました。


午後も台東に向買いながら撮影です。


台東駅からは夕方に発車する客車の普快車に乗車ですが、その前に
ナロー時代の旧台東駅を見学しました。
こちらは駅舎も構内もそのままに公園化されています。

街の西側にある台東駅へ行き二つ目の目的である客車の普快車
に乗ります。日本製の客車は国鉄の旧型客車スハ44に似た客車
で日本の鈍行列車気分が楽しめます。
この旧型客車列車も南廻り線の台東~枋寮間一往復が残るだけ
になってしまいました。

最後尾は貫通路に棒が有るだけです。かつて日本の客車列車も
そうでしたが、もう日本では見る事の出来ない光景です。

自強号の遅れで陽が暮れてからの発車になったので台東駅の
出発は最後部車両のデッキからスローシャッターで撮影して
みました。

夜の枋寮駅に到着。後続の莒光號(急行列車)に乗換えて
宿泊地の高雄へ向かいました。