昨年、
上海で電子城へ行ってみましたが、
今回、もう一度行ってみようと思いました。
陕西南路駅の近くだったと思い、行ってみました。
去年は駅が工事中でしたが、ずいぶんきれいになっていました。
しばらく歩いて、確かこの角だったはずと行ってみると、
こんな事になっていました。
柵が出来ていて、入口には金網が貼られています。
「现代电子城」の文字も無くなっています。
近くに居た警備員らしき人に聞いてみると、
「没有了」(無くなった)とのこと。
さすが、中国ですね。
再開発か何かで取り壊し対象になったのでしょう。
仕方ないので、他の電子城が無いか、iPhoneで検索してみました。
そうすると、地下鉄の「宝山路」駅にあることが分かりました。
(ハンダゴテみたいな駅ですね)
でも、既に4時過ぎです、瀋陽の電子城が5時には終わっていたので、急がないといけません。
地下鉄で行くよりタクシーが速いかと思って、
タクシーを捕まえて乗って「バオシャンルー」と言ったのですが、
よく分かっていない様子です。
iPhoneのMapで見ていると、明らかに逆行しています。
「ファンドイ、ファンドイ」(反対、反対)と言って修正させるも
どっちへ走って良いのか分かっていません。
なんで地下鉄の駅も知らないタクシーが走ってるの!?
もう良いから、近くの駅で降ろしてもらって地下鉄で向かいます。
「宝山路」は3号線ですが、地下鉄と言っても高架なんですね。
で、なんとか宝山路駅に着きました。
でももう5時3分前になっていました。急がないと。
1号出口から出ると、すぐ前にケンタッキーフライドチキンがあります。
その左側が電気街の様です。
秋葉原のガード下の雰囲気ですね。
ここで、5時になりました。上海は5時で終わりではなさそうです。
店から向こう側が見えるところが有ったので、通り抜けてみると
さらに店が有ります。
そこを見ていると何か入口と書いてあります。
そこを入っていくとさらに店が有ります。
その奥にも
さらに奥にも
いっぱい店が並んでいます。
これは、10年前の大連の電子城と同じ雰囲気です。
大連ではこういったドヤ街みたいなところは取り壊され
ビル内に移されましたが、上海にはまだこんなところが有ったんですね。
上海の方が進んでいるかと思っていました。
店を見ていると、店じまいの準備をしています。
ここは5時半が「下班」つまり閉店時間のようです。
とにかく広いので、駆け回って見てみましたが、
ほとんどは「手机」(携帯電話)やiPad、パソコンなどでした。
LED電球やLEDテープも有りましたが、部品屋はありません。
確かに、検索結果の通り秋葉原の雰囲気は有りましたが、
部品屋では有りませんでした。
すっかり暗くなってしまったので出てみると、こんな店がありました。
これは、LEDとか売ってるんじゃないかと見てみましたが、
やはり部品は置いていないようです。
仕方なく看板を指さすと、名刺をくれました。
どうやら、在庫は無く注文製作のようでした。残念。