こないだ、2017年最後のSHIRASE5002開放日に船橋港に行ったのである。いい天気やなぁ。
とりあえず、受付と。
「今回の、沈埋管ツアーは?」近くで、沈埋管の工事をやっている。
「もう、午前の部の受付は終了しました。午後からの分は、12時に整理券を配布します」
「分っかりました」今日も、出遅れ感抜群だったからな。
時間が出来たので、とりあえず艦内を見ていくか。南極での夕食の一コマ。
「自己申告ステーキ祭りを開催します。つきましては各隊員の無理のない申告と、腹の調整をお願いします」
「夕食はステーキとなります。なので第二回集合時に配布した、アーミーナイフを持参願います。ステーキはカットいたしません。ナイフがない方は、代用品を持参願います。ハサミ、ノコギリ、木刀・・それもない方はかじって下さい。アーミーナイフは、肉を切るために配布されました」←そうだったのかぁ。
12時前に並んで、整理券をゲットだぜ。しらせの、すぐ近くの岸壁で沈埋管の工事をやっているのである。まず、現場事務所を訪問。ここで、工事概要を説明していただいた。
この沈埋管は、有明~中央防波堤地区を結ぶ、地下トンネル用の沈埋管である。市原や横浜で製作された管を船橋に運んできて、二次擬装(管内のコンクリート打設等)を、ここで行います。
「ヘルメットをかぶって下さい。記念の帽子は差し上げますので、ヘルメットの下に被るといいでしょう」
運んできた時は、もっと浮き上がっていたそうですが、管内の工事が進んだので重量が増加し、この喫水になったとか。最後は現場で沈めるため、重量の調整をしています。スカスカの状態の時は、内部の見学ができたのですが、ここまで沈んだら不可とのこと。ん~、残念。
これにて、工事見学終了です。次は、しらせサポーター限定の、艦内見学ツアーである。時間がないので、早く船に戻らなければ。
「艦内ツアーの方ですかぁ」(船上から声がかかる)
「そうです、急いで行きます」
「そのタラップから上がって下さい」(普段、見学者が使わないタラップで)
「すんません、ギリギリで」
今回のツアーは、まずラジオゾンデ放出室だ。場所は、船体の後方にある。この穴が開いて、気球を放つのである。余談として、隠れ家的な場所なので、飲み会にはちょうど良いとのこと(機密事項)
甲板から見ると、ここが開くということ。
次に舵取り室である。
「入ってもいいですよ」
「んじゃ」
「ここは、何かしらの理由で舵が効かなくなった時、手動で舵を動かす装置とのこと」緊急事態の時ですね。
さらに、これも後方にあるヘリの管制室である。
搭載ヘリの離発着を管制する所である。
今回のツアーは、盛り沢山だな。ラジオゾンデ追尾用のパラボラ室に入ってみる。
ここの中です。
これで終わりかと思いきや、次は煙突に突入です。
さすがに暗くて、汚れているぞ。
とまあ、なかなか堪能した一日ですが、そろそろ日が影って来ました。終了の時間が迫ってきました。
タラップを下りましょう。今回のSHIRASEでは、船体に黒い部分が目立ってました。たしか、前回の時は汚れてなかったよなぁ。
聞いてみたら、前回晴海ふ頭に移動したとき海上が荒れていて、タグボートが当たった跡らしいことが分かった。SHIRASE5002は自力航行が出来ないため、タグボートに引いてもらうしか移動の手はないのだが、海が荒れると難しいみたいだな。
船体中、汚れちゃったみたいです。残念ですね。
これで、2017年のSHIRASE公開は、すべて終了しました。多分、最後の乗船のような気がします。
千葉県船橋市 船橋港に係留
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追記 船体は再塗装され、元々の綺麗な姿に戻っています。所有者である、ウェザーニュース社に、感謝いたします。収入原がほとんどないこの船を維持していることに、敬意を表します。
とりあえず、受付と。
「今回の、沈埋管ツアーは?」近くで、沈埋管の工事をやっている。
「もう、午前の部の受付は終了しました。午後からの分は、12時に整理券を配布します」
「分っかりました」今日も、出遅れ感抜群だったからな。
時間が出来たので、とりあえず艦内を見ていくか。南極での夕食の一コマ。
「自己申告ステーキ祭りを開催します。つきましては各隊員の無理のない申告と、腹の調整をお願いします」
「夕食はステーキとなります。なので第二回集合時に配布した、アーミーナイフを持参願います。ステーキはカットいたしません。ナイフがない方は、代用品を持参願います。ハサミ、ノコギリ、木刀・・それもない方はかじって下さい。アーミーナイフは、肉を切るために配布されました」←そうだったのかぁ。
12時前に並んで、整理券をゲットだぜ。しらせの、すぐ近くの岸壁で沈埋管の工事をやっているのである。まず、現場事務所を訪問。ここで、工事概要を説明していただいた。
この沈埋管は、有明~中央防波堤地区を結ぶ、地下トンネル用の沈埋管である。市原や横浜で製作された管を船橋に運んできて、二次擬装(管内のコンクリート打設等)を、ここで行います。
「ヘルメットをかぶって下さい。記念の帽子は差し上げますので、ヘルメットの下に被るといいでしょう」
運んできた時は、もっと浮き上がっていたそうですが、管内の工事が進んだので重量が増加し、この喫水になったとか。最後は現場で沈めるため、重量の調整をしています。スカスカの状態の時は、内部の見学ができたのですが、ここまで沈んだら不可とのこと。ん~、残念。
これにて、工事見学終了です。次は、しらせサポーター限定の、艦内見学ツアーである。時間がないので、早く船に戻らなければ。
「艦内ツアーの方ですかぁ」(船上から声がかかる)
「そうです、急いで行きます」
「そのタラップから上がって下さい」(普段、見学者が使わないタラップで)
「すんません、ギリギリで」
今回のツアーは、まずラジオゾンデ放出室だ。場所は、船体の後方にある。この穴が開いて、気球を放つのである。余談として、隠れ家的な場所なので、飲み会にはちょうど良いとのこと(機密事項)
甲板から見ると、ここが開くということ。
次に舵取り室である。
「入ってもいいですよ」
「んじゃ」
「ここは、何かしらの理由で舵が効かなくなった時、手動で舵を動かす装置とのこと」緊急事態の時ですね。
さらに、これも後方にあるヘリの管制室である。
搭載ヘリの離発着を管制する所である。
今回のツアーは、盛り沢山だな。ラジオゾンデ追尾用のパラボラ室に入ってみる。
ここの中です。
これで終わりかと思いきや、次は煙突に突入です。
さすがに暗くて、汚れているぞ。
とまあ、なかなか堪能した一日ですが、そろそろ日が影って来ました。終了の時間が迫ってきました。
タラップを下りましょう。今回のSHIRASEでは、船体に黒い部分が目立ってました。たしか、前回の時は汚れてなかったよなぁ。
聞いてみたら、前回晴海ふ頭に移動したとき海上が荒れていて、タグボートが当たった跡らしいことが分かった。SHIRASE5002は自力航行が出来ないため、タグボートに引いてもらうしか移動の手はないのだが、海が荒れると難しいみたいだな。
船体中、汚れちゃったみたいです。残念ですね。
これで、2017年のSHIRASE公開は、すべて終了しました。多分、最後の乗船のような気がします。
千葉県船橋市 船橋港に係留
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追記 船体は再塗装され、元々の綺麗な姿に戻っています。所有者である、ウェザーニュース社に、感謝いたします。収入原がほとんどないこの船を維持していることに、敬意を表します。
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