goo blog サービス終了のお知らせ 

讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

 Gooブログ終了にともない、AMEBAブログに引っ越しました。新ブログのurlは自己紹介欄をご覧下さい。

湯快リゾート「ホテル蘭風」長崎県平戸市(2019年11月)

2020-07-17 20:00:00 | 旅行
 こないだ、平戸の「ホテル蘭風」に行ったのである。蘭風は、2回目だけど。前回は、博多駅から有料送迎バスで行ったので、周辺を自由に動けなかったので、今回は車で行ってみた。(車が無くても、蘭風の無料シャトルバスや、地元観光協会の有料ツアーに入ることもできる)

 1泊2食付+温泉=8千円台(プランにより変動有)という、ビジネスホテル並みの値段で泊まれるお得なリゾート施設なのである。


 予約は全国統一のコールセンターか、ネット予約が便利である。あと、一部の旅行代理店経由でも同一価格で予約できるが、現金のみという制限がついたりする。ホテル直の予約だと、カード払いが可。

「ネットで予約していたN村です」
「お部屋は、〇〇号室になります。夕食は何時からにしますか?」
「えっと、空いている時間帯は?」
「18:30からと、19:00からは団体が入っているので、少し混んでいます」
「一番空いているのは?」
「17:30のスタートが、一番空いてますが」
「それは、ちょっと早すぎるかな。じゃ18:00からで」

 部屋は、レストランのすぐ上の階だった。レストランに行くにも近く、大浴場へ行くにも同階なので、エレベータに乗る必要もない。ちょっと楽かも。


 階段状の部屋でした。きっちりリニューアルされており、なんとなくロフト感もあったりしていい感じ。


 部屋に風呂はありませんが、トイレ・洗面台・TV・冷蔵庫・電気ポット・金庫があります。


 全室オーシャンビューなので、景色もばっちりです。


 まずは、混雑するまえに夕食にしましょう。自由席で、バイキング方式です。


 和食・洋食・麺ものもあるので、好きなものを食べられるだけ(これ大事)取ってきます。


 蘭風にはグリルがあるので、焼き肉・焼海産が楽しめます。(今まで数か所湯快リゾートに行ったが、グリルがあったのはここだけ)


 エビやハマグリなんかもありまっせ。


 というまに、団体客が入ってきました。某旅行会社のツアーや、中国人の学生(らしい)団体のようです。引率の教員もついているので、食べ終わった食器は回収場所に自分で戻すように説明しているようです。

 あ゛ー、食い過ぎた。バイキングは、どうしても欲が出るからな。最後にソフトクリーム(自分で作る)や、コーヒーを貰ってきて終了。温泉は、内湯+サウナ+露天があり、いい湯だなぁ。

 温泉は、一日おきに男女入れ替えになるので、夜行った浴場と次の日の朝に行く浴場とは違うものになります。当然、夜+朝の温泉を楽しみます。朝の浴場は空いており、かなりゆっくりとお湯につかれる。

 朝もバイキングなので、好きなものを食べられるだけとってきます。お茶漬けにしても良し、温泉豆腐もいいですね。


 朝食時もグリルが使えますが、食材としては魚のみとなります。


 朝カレーはいかがですか?


 うっぷ、食い過ぎた。(学習能力無いな)コーヒーなどは、カップに入れて部屋に持って行くことができます。


 チェックアウトは12:00なので、さらに温泉に行ってもいいのですが(どんだけ入るねん)そこそこの時間でチェックアウトして、平戸観光に出かけましょう。

  長崎県平戸市川内町55 Pあり ホテル直近の駐車場(第一駐車場)が満車の場合は、第二~三があるので、少し離れた所に駐車しましょう。

2019_JR九州ウォーキング「紅葉と城戸南蔵院ねぼとけさん/秋のこんにゃく祭りを歩く」福岡県糟屋郡篠栗町

2020-07-14 20:00:00 | 旅行
 こないだ、JR九州ウォーキングに行ったのである。

 スタートは、福北ゆたか線の、城戸南蔵院駅である。FT1XDのGPS機能による、歩いた軌跡をとりました。地図の番号は、本文の数字と関連します。


 歩いた距離は8Kmほどですが、最初はアップがあり、あとは下りがだらだらというコースです。


①JR城戸南蔵院駅

 ここで、受付をして地図を貰います。


②南蔵院の涅槃像

 南蔵院といえば「涅槃像」が有名で、海外からの観光客も多く訪れます。ちなみに、入場料などはとりません。ここの住職が、宝くじで高額当選を何回も射止めた話は有名です。なので、くじ運の向上にもいいかもしれません。但し、N村は初詣とかにお願いはするものの、くじ運は一切ありません。境内には「もみじ」がありますが、紅葉はまだのようでした。


③株式会社やきやま 秋のこんにゃく祭り

 年に数回工場祭りがあり、多くの人で賑わう。駐車場もあり、係の人が誘導してくれる。


 このチラシに住所等を記載するとお土産が貰えるので、みなさん挙って記載しています。この情報は、今後のイベント(直ちゃん市)の情報伝達のみに使用するとのこと。


 書いたがな。あ、すごい量の「こんにゃく」だ。水分が多いので、持つとずっしりくる。これは、後の行程に響くかも。


 こんにゃく以外の販売もあります。以下、買ったもの。

 ちくわ10本:300円


 ジャンボしいたけ大分産:300円


 リュックパンパンになって、次に向かう。

④錣山部屋稽古場

 本日(11/10)から、九州場所が開幕したので、力士は不在でしたが、外からのみ見学可でした。


⑤山王寺

 火渡りの儀式がありますが、昨年渡ったのでそのまま進みましょう。(一般人でも、火がすっかりおさまった後に、渡らせてもらえる)


⑥JR篠栗駅

 途中、篠栗八十八か所の寺が幾つかあるのですが、リュックのこんにゃくがずっしりと肩に食い込むので、ささっと通過して篠栗駅に到着し、ゴール。

 この駅前トイレは、連続放火があったため女子トイレ側のみ閉鎖されており、男子側と多機能トイレのみ使用可となってました。ニュースでも報道されましたが、地元の女子高生が放火で逮捕されています。


道中の自販機で、「ドクターペッパー」発見。珍しくもあり、お値打ちの100円ワンコイン。


 まずい!という方もいらっしゃいますが、自分的には結構好きだったり。


 紅葉はなかったけど、こんにゃく重かったわぁ。

2019_あしや砂像展「絶滅危惧の生き物たち(動物Ⅰ)」福岡県遠賀郡芦屋町

2020-07-10 20:00:00 | 旅行
 こないだ、芦屋町の砂像展に行ったのである。令和元年は、10/18~11/4までの期間なのだが、気がついたら最終日だった。

祝日だが、駐車場は広いので大丈夫だろうと行ってみたら、会場前の駐車場は満車だった。しかし、少し離れた未舗装駐車場の方に誘導され、無事に駐車完了。


 それはいいのだけど、入場券を買うのに、行列だった。あー、やっぱり人気があるんやなぁ。


 券売機の前では、係の人がてきぱきとさばいているので、5分待ちくらいで入場券を買えました。一人/大人500円です。


 さて、入場しましょう。


 歩行困難な人のために、特製の車いすあります。


 まず最初に、一般の方が製作したコーナーがあります。各作品には、製作者とコメントが書かれた、看板があります。

 ↓「初めての製作で計画が甘く、下の段がほぼ岩になってしまいました」とのことですが、岩ではなく何かを彫ろうとしていたのでしょうか?


 「けものの姫」(笑)


 地域の人や、企業などの力作が並んでいます。ま、出来栄えはご愛嬌というところで。


 入場で、あれだけならんでいたので、会場内は激混みかと思いましたが、比較的ゆったりと見ることができます。


 お、少し気合が入った作品が出てきました。これだけ作るのは、さぞ大変だったことでしょう。


 絶滅が危惧されている寿司ネタです。「うなぎ」とか書いてあるのが分かりやすくていいですね。


 奥の方に行くと、プロの芸術家の作品があります。外国からの招待者もおり、出来栄えはアマチュアを寄せ付けません。


 ここは写真スポットにもなっており、ひっきりなしに記念写真の撮影が行われています。


 いやー、砂像とは思えないほどの、細かな描写がされています。


 1つだけ、製作者もポリシーも書いてない作品があった。4つの爪を持つ龍の上に、王宮みたいな建物がある。一応、横には「いるか」がいるが、これが絶滅危惧の生き物なのか?深読みしてみると、4本爪の龍は中国の貴族(爪の数で、王族・貴族・平民を表す)を表し、その上の王宮には絶滅危惧の・・ま、読み過ぎかもしれませんけど。


 会場内には、カレーやハンバーグなど、飲食ができるようになっています。


 子供限定ですが、砂像作りもOKですよ。(単に、砂遊びともいう)


 会場内で食べてもいいのですが、実はキャンペーンがあって、ここのスタンプ+町内の指定店で千円以上の飲食をして、証明(レシートなど)を貰うと、先着千名に特製マグカップが貰えるのである。しかし、先着千名という個数限定で、今日は最終日。果たしてマグカップは残っているのか?


「すいません、この特製マグカップって、まだ残っていますか」
「ありますよ」
「一度出て、戻ってきたいのですが」
「手の甲にスタンプを押すので、再入場できます」(特殊な光を当てると、浮き出て見えるやつ)

 うっしゃ、一度会場を後にして、飲食店を探すぞ。ということで、近くのうどん屋に行って、店のハンコを貰ってきました。


 だんだんと日が落ちてきました。


 実は、この砂像展は夜になるとライトアップされるのである。昼とは違った趣で鑑賞できる。昼間は混んでいたが、さすがに日が落ちると一気に気温が下がり、人も少なくなってきた。


 この夜間鑑賞は、とってもお勧めです。


 20時から花火が打ちあがるのですが、さすがに寒さに耐え切れず、会場を後にしました。花火が終了して一気に人が動いたら、駐車場を出るのも渋滞になりますからね。


 砂像制作にあたっての基礎工事などは、芦屋の航空自衛隊が全面協力しているとのこと。

 芦屋砂像展:福岡県遠賀郡芦屋町大字芦屋1455-284 アクアシアン横特設会場 P無料


2019第53回立花祭り「福岡工業大学」福岡市東区

2020-07-08 20:00:00 | 旅行
 こないだ、福工大の学園祭に行ったのである。JR福工大前駅の西口から大学専用の通路もあり、交通の便が至極良い立地のところにある。


 まずは、パンフレットを貰いましょう。


 すぐに、食べ物関係の模擬店があり、呼び込みがすごい(笑)


 あれ、軍関係の方ですか? いや、サバイバルスポーツ同好会の方々みたいです。


 定番の、ステージコンサートですね。


 写真部のブースがあります、覗いてみましょう。あ、馬さんも鑑賞中ですか。
「良かったら、アンケートをお願いします。好きな写真に〇をつけるだけでもいいです」
「わっかりました」


 ジムコンテストのブースがあります。
「良かったら、アンケートをお願いします。順番を付けるだけでもいいです。それと、抽選もできます」
「わっかりました」


 ガンダムの、わき役たちですね」


「では、1回くじをひいて下さい」
「では」
「はずれでした、飴を1個どうぞ」


 あれだ、展示エリアに入るとアンケートを書かされるらしい。次に、情報技術研究部で自作のパソコンゲームのデモを見学。(ここはアンケートなし)

 しかし工業大学なのに、研究室の研究発表みたいなものが一切見当たらない。たとえば、ロボットの試作とか・・ その辺の学生を捕まえて聞いてみた。

「なんか、研究室の展示とかは無いのですか?」
「あー、去年の学際は公開講座と同時にやっていたので、そういう展示もあったのですが、今年は学際だけなので、模擬店やステージでのライブ等が主体となってます」
「そうなんですね、有難うございます」

 ということらしい。

 学食は開放されており、持ち込んでの飲食は可能となってますが、営業はしていません。学食らしく、市場よりお得な値段で食べられるようです。


あらー、構内にエスカレーターがあるのですね。エレベータはありますが、エスカレーターがある大学は初めてです。


 最後に図書館で除籍される本の譲渡会(リサイクルフェア)をやってました。1人、10冊まで自由に持って帰ってよいとのことなので、MJ(無線と実験)を1冊頂きました。


 なぜかというと、300B/2A3というクラシックオーディオ用真空管の特集があったから。


 N村は、エレキットの2A3シングルステレオアンプ(販売終了)を持っており、この本には真空管メーカーの違いによる音の違いについて詳細に書かれていたからなのである。
 
 しかし、だんだんとクラシック真空管も流通が少なくなり、それに伴って価格も上昇しているみたいなので、今あるものを大事に使わないとならないなと思う今日この頃ではあります。
(ほんとは、スペアの球が高すぎて、そうそう買い足すことは困難だから)

 福岡工業大学 福岡県福岡市東区和白東3丁目30-1

2019_JR九州ウォーキング「新宮の街並みと自然を感じながら2つの祭りを楽しもう」福岡県糟屋郡新宮町

2020-07-07 20:00:00 | 旅行
 こないだ、JR九州のウォーキングに行ったのである。スタートは、鹿児島本線のJR福工大前駅だ。FT1XDのGPS機能による軌跡をとってみました。地図上の数字は、本文の数字と対応します。


 全行程、約9Km弱です。7Km付近にマイナスのスパイクが出てますが、GPSのエラーです。


①JR福工大前駅で受付を行い、地図を受け取ります。


 西口に出て、人の波に乗ってウォーキング開始です。スタート時点は、参加者で団子になっているので、特段地図を見ないでもOKです。(他力本願やな)


②西鉄貝塚線の線路を超えると、水門が見えてきます。二級河川湊川の水門ですね。


③新宮の海岸に出ました。松並木になっているんですね。夜間花火禁止の立て看板が複数あり、車で乗り入れできないように柵がしてあります。このあたりに来ると、人もだいぶばらけてきます。


④コースは、細い藪のような道になっています。夜間は、ちょっと怖そう。


⑤さくらネコ 避妊を行ったネコの耳をサクラ型にカットしているため、こう呼ばれるとのこと。このあたりの地域ネコの呼び名のようだ。大事にされているようですね。


⑥西鉄貝塚線のどん詰まり、西鉄新宮駅です。この西鉄貝塚線というのは、他の西鉄電車とは接続しておらず、貝塚駅で福岡市営地下鉄箱崎線と接続しているのみです。なんというか、飛び地の西鉄という感じの路線です。


⑦JR新宮中央駅まできました。ちょうど、1駅分歩きました。駅前で、「まつり新宮」が行われており、大賑わいです。近くにはIKEAもあり、道路も駐車場も大混雑です。


 おや、キャンピングカーの展示があるようです。


 軽を改造して、ベットルームになっていますね。なかなか快適空間のようです。改造費用は、ざっと85万円程度とのこと。えっと、いいなと思って見るだけ。


⑧歴史資料館シーオーレ4F 入館無料なるも、受けつけで記帳あり。良くある、町の博物館です。古代の出土品や、町の歴史を展示・紹介しています。


 ということで、ゴール=スタート地点の、福工大前駅に到着し、スタンプを貰って終了。あ、ジジと目が合った。


タイトルにある「2つの祭り」というのは福工大祭(福岡工業大学立花祭)のことで、参加はオプションです。せっかくなので、大学祭も行ってみましょう。

椎葉民族芸能博物館_宮崎県東臼杵郡椎葉村

2020-07-03 20:00:00 | 旅行
 こないだ、椎葉村に行ったのである。まず「鶴富屋敷」に行って、お得なセット券を買ったので、博物館に行ってみた。鶴富屋敷⇒博物館は、徒歩3分くらい。


 すぐ隣に「神楽研究所・方言調査室」がありますが、一般公開をしている雰囲気はないようです。


 一部の展示物は撮影禁止ですが、たいていのものはOKです。椎葉は自然が多い(というか、ほとんどが山林)なので、野生生物が多くいます。


 お、これはホログラムによる神楽の再現だ。地区ごとに神楽があるようで、ボタン1つでいろいろな神楽を見ることができる。建物は地上4Fまであり、見ごたえがあります。


 最上階には、相撲の展示があります。


 博物館のすぐ外には、立派な土俵があります。


 これが、しいば土俵。痛まないようにカバーがかけられています。


 今はちょっと残念なことななってしまった、貴乃花も来村したみたいです。


 下りは館内ではなく、外の坂道を下りましょう。途中に「鶴富姫化粧の水」があります。


 ここで化粧をしたとか、しないとか。綺麗な湧水です。


 ここを過ぎると、すぐ観光駐車場に降りられます。


 ちなみに神社から、村の中心部を一望できます。


 宮崎県東臼杵郡椎葉村下福良1822番地4 P:無料の観光駐車場へ

国指定重要文化財「鶴富屋敷」宮崎県東臼杵郡椎葉村

2020-07-02 20:00:00 | 旅行
 こないだ、椎葉村に行ったのである。

 観光駐車場(無料)から、すぐ上がったところに鶴富屋敷がある。


 でも、鶴富屋敷専用駐車場もあるので、車で横付けもできる。


 ここは那須家の住宅であり、昭和31年6月28日に国指定の重要財に指定されました。かつての椎葉村の住宅は、すべて同じ形式だったそうですが、この住宅はその代表的なものとのこと。


 見学料は、200円です。


「博物館も行かれるなら、お得なセット券もありますよ」
「割引になるのですか?」
「合計より、70円お得です」
「じゃ、セット券を」
「430円です」


 椎葉といえば、平家の落人伝説が有名です。平家残党を命じられた「那須大八郎」と椎葉村の「鶴富姫」とのお話ですね。(詳しくは、お調べ下さい)


 この伝説を元にした「平家祭り」が、毎年盛大に行われます。旅館・民宿(※)は、かなり前から満室となっているようで、中には翌年の予約をして帰る観光客の人もいるとか。河川敷が臨時の駐車場として開放されるので、日帰りなら見学可能とのことです。


 昔の住宅なので、土間があります。


 囲炉裏がありますが、冬は寒そうだなぁ。


 まぁ、30分もあれば十分に見られるでしょう。


 敷地内には「鶴富旅館」があり、ここに宿泊すると屋敷は無料で見学ができます。


 ちなみに、九大演習林での公開講座の際の弁当は、ここ鶴富屋敷で手配いただいたものです。

 さて、博物館の方に向かいましょうか。

 鶴富屋敷 宮崎県東臼杵郡椎葉村下福良1818-1 Pあり無料

 ※ 椎葉村内には、ビジネスホテルのような宿泊施設はありません。旅館・民宿形式となりますので、ホテル希望の方は人吉・日向・高千穂・五ヶ瀬等の周辺市町村をお勧めします。

日本初のアーチ式ダム「椎葉ダム」宮崎県東臼杵郡椎葉村

2020-07-01 20:00:00 | 旅行
 こないだ、椎葉村に行ったのである。椎葉ダムは、日本最初のアーチ式ダムである。椎葉村は、日本三大秘境の一つのようだが、あとの2つは知らない。


 事前の情報だと、今は工事の関係で車の通行が禁止されているとのことだったので、歩いて行くことにした。

 ↓やはり、通行禁止の看板がありました。


 観光駐車場から神社へ行く道があり、ここを登り切ったところより、山道があると聞いた。


 道標があるので、その通りに進んでいきます。神社からだと、だいたい片道700m程度です。


 あれ、Y字路になっていて道標がない。ダムっちゅうぐらいなので下やろう、と思い左の道を行ったら、だんだん荒れてきて人の歩いた形跡がなくなってきた。


 あ、上の道っぽいな。勇気ある撤退だ。

 ずんずん上って行ったら、舗装道に出た。それと、道標発見。こっちで間違いないようだ。しかし、車が走っているではないか。もしかして、車で来れたのか?


 すぐにダムに到着しました。


 これが日本初のアーチ式ダムです。


 上流の湖面側です。


 こっちが下流側。ちなみにここで写真を撮り、神社下の博物館に行くとダムカードが無料でもらえます。(受付で写真を見せる)ただし、開館時間内に限ります。


 ダムからは元来た山道を戻りましたが、試しに車で行ってみたら、上記の「通行止め」看板を発見しました。工事期間を過ぎれば、舗装道でダムまで行けるようです。(通行していた車は地元車で、工事の時間ではなかったので通行できたのかもしれません)

 椎葉ダム遠景を見たいときは、観光駐車場から西へ3Kmほど行くと展望台があります。


 駐車場というべきものはないのですが、道路わきが若干広くなっている所に車が停められます。


 あれ、電線がちょうど目線の高さでじゃまになる。うーむ、展望台より道路から見るダムの方が良かったりして。(笑)






2019九州大学公開講座「椎葉の奥座敷秋の紅葉ツアー2日目」宮崎県東臼杵郡椎葉村

2020-06-30 20:00:00 | 旅行
九大公開講座、第2日目です。

 誰かの目覚ましで6時に起きてしまったので、早朝の散歩にでかけましょう。といっても、こんな山の中で、何かあるのか?

 あった。大川内掛庄屋跡(おおかわうちかかりしょうやあと)


 江戸時代、人吉藩は広大な地域を支配するために、椎葉を四つの掛に分割統治した。そのうちの1つが、この大川内掛庄屋であり、今は石垣のみが残っており当時の面影を忍ぶことができる。上部は何もなく、広場になっています。


 出発は8:30で、朝食は7:30からできると、前日に案内がありましたが、早朝からみんなうろうろしているせいか、7:00から食べられますよ、と言われました。

 
 朝食は後片付けは不要で、炊事場に食器を持って行くだけでした。


 この付近には商店はなく、唯一買い物ができるのは、この自販機となっています。


 郵便歩道コース(33~34林班)は、ここから入山します。演習林なので、許可がない人の入山は禁止です。


 なぜ「郵便歩道」というかは、かつて郵便局員が集落間を移動するために、この山道を使っていたことに由来するそうです。まんまな、ネーミングだな。(笑)


集落間を歩く郵便局員には差し入れもあったようで、道中なんらかの液体(酒か?)を入れていただろうと思われる空き瓶が良く落ちていたとのこと。

 ↓空き瓶発見、郵便局員が捨てたものなのか?


 もう何十年も昔の話ですが、この近くで身元不明の行き倒れ死体が発見され、村人によってふもとの里までかつぎ下された事があったそうです。身元が分かるものも所持さておらず、当時はDNA鑑定とか、そういう技術もなかったので結果的には無縁仏になったみたいですが、どこの誰だったんでしょうね?

 山道は細いので、隊列は1列になって進みます。職員の方が、緊急用にAEDを背負ってくれています。


 ここは昨日の栂の木歩道とは雰囲気が異なっており、川沿いを歩いていきます。なんとなく、もののけ姫の「こだま」がいるような雰囲気もあります。


 ほとんど人が入らない山なので、苔がむしており見たこともないような風景になっているところもあります。


 さわると、ふかふかしています。


 菌類も多く、きのこ類も多く自生していますが、専門家じゃないと食用か否かは判別しずらいですよね。


 これは、すごく密集しているな。


 川は澄み切っており「エノハ」が泳いでいます。


 ここは禁漁となっていますが、エノハは養殖されているので村内の販売所で、お土産で買うこともできます。


 昼は、観光協会が手配してくれた弁当を食べます。(持って行くのは各自ですが、食べ終わった容器は回収してくれました)鶴富屋敷(旅館)が作ってくれた仕出し弁当です。


 大学側で、簡易トイレを持ってきてくれており、恩恵にあずかった方もいますが、N村をはじめ使わなかった人の方が多いようでした。聞いたところ、簡易トイレ内は真ん中が開いた椅子があり(洋式トイレ方式ですね)、穴が掘っているそうです。なので、使用した後は自分で土をかぶせるとのこと。我慢できるなら、なるべく使用はしたくないかなと。


 郵便歩道は、ほとんど圏外か電波が来ていても微弱です。


 これは、自然にできた水晶の結晶のようです。


「この木はキブシといい、昔の子供たちは枝で遊んでいました」
「へー、知らんです」
「枝の中はスポンジのようになっており、他の枝で押し出すことによって、水鉄砲のように飛ばすことができます」


 分かりずらいですが、キブシの枝より直径の小さい枝で、中身を押し出します。どこが楽しいのか、ちょっと分からんけど。


 郵便歩道は、山の上からだんだんと下るルートになっており、下ったからといっても再度上る必要がないので、体力的には楽なルートだと思います。下ったところに道路があるので、そこで拾ってもらえます。

 演習林を出たところは民地となっており、杉の植林が行われていました。ここもシカの食害防止用に、ネットが張られていますが、そこにシカと思われる頭蓋骨がありました。


 うーむ、角が引っかかって死んでしまって白骨化したか、見せしめのためにわざとここに置いているのか分かりませんが、相当数のシカが生息しているのでしょう。

 紅葉ツアーととうことでしたが、残念ながら紅葉の季節にはちょっと早すぎたようです。でも、天気が良かったのは幸いでした。

 最後は、研究棟に戻って終了式が行われた。それでは一人一人、感想を発表して下さい。という儀式あり。

 で、全員に終了証書が授与されて、すべての講座が終了です。ちなみに、終了試験はありませんでした。(笑)


 施設には「シャボン玉」という本がありました。なぜ本があるかというと、映画はここ椎葉村でロケがあったそうですが、残念ながら本も読んでないし、映画があったことすら知りませんでした。


 2日間、九大の先生方と一緒に過ごすことができて、いろいろと知識を得ることができたツアーでした。

 椎葉の奥座敷秋の紅葉探索ツアー 椎葉村観光協会主催 1泊3食 12,000円 椎葉すき人ファンクラブ会員割引あり

 さて、4時間半かけて福岡に帰るか。

2019九州大学公開講座「椎葉の奥座敷秋の紅葉ツアー1日目」宮崎県東臼杵郡椎葉村

2020-06-29 20:00:00 | 旅行
 こないだ、椎葉観光協会から、九大演習林で行われる公開講座の案内が来たのである。これは、椎葉観光協会が運営する、「椎葉すき人」というファンクラブ(会費等無料)に入っているので、定期的にイベント情報を送付してくれる。


 定員先着20名ということなので、早速電話してみた。

「あの~、九大公開講座の空はありますか?」
「はい、大丈夫ですよ」
「椎葉すき人、会員番号3〇〇のN村ですが、申し込みをお願いします」
「ファンクラブの方は、割引があります」

 ということで、申し込んだ。あとは、天気だけだな。山靴・防寒着・雨具(天候次第)は必須である。ヘルメットは、貸してくれる。

 福岡⇒椎葉は車で4.5Hくらいかかる。12:30までに椎葉村に到着しないとならないので、早朝6:30に出発した。途中で飯を食べたり、交通事情で延着も考えられるからな。

 幸い渋滞等なく、若干早めに椎葉村観光駐車場に到着した。ここは、水洗トイレも完備されているので助かる。


 ここで受付・支払いを行った後に、マイクロバスで演習林付近にある、九大の研究棟に移動する。


 車で50分ほどかかる、山の中である。ここには大学職員(教授・准教授等)が常駐し、演習林でいろいろな実験・観察・研究を行っている。


 シカがお出迎え。左はエゾシカで北海道に生息しています。右はキュウシュウジカで一回り小さいですね。


 単なる観光ではないので、森林に関する授業があります。ノートを熱心にとる人、じっと聞いている人、さまざまです。


 九大は椎葉村内に広大な演習林を持っていますが、一般人は立ち入り禁止となっています。このようなインストラクターがついての場合は立ち入りが許されますが、すべての地区(林班という)に立ち入ることができるわけではなく、指定された林班内で活動が許されるということです。今回は、栂の木歩道コースと、郵便歩道コースを歩きます。


「恒例の自己紹介をやります。一人一人一言、お願いします」あー、やっぱりきたか。
「F岡から来たN村です。演習林というのはどういう所か知りたかったので参加しました」

 ぱちぱちぱち~、みたいな。その後、1時間ほど講義があってから現地に移動です。久しぶりに、大学の教授らによる講義を受けました。

「では、演習林に移動します、バスに乗って下さい。今日は、栂の木歩道コース(35林班)に行きます」

 参加者13人+観光協会引率者+大学関係者4人(だったかな)で歩きます。緊急事態に備えて、AEDも準備されています。

「山ヒルがいるので、靴にヒルよけスプレーをした方がいいです」
「貸して下さい」たまに、ヒルに食われる人もいるようです。


 この立入禁止の看板の所から入山します。


 シカネットが張っています。一番問題になっているのは、野生のシカが増えすぎて生態系が崩れていっているということだそうです。オオカミの絶滅、ハンターの減少、温暖化による個体数の増加(小鹿の生存率が非常に高くなっている)のため、笹が食べつくされ木の芽も成長する前にすべて食べられてしまうとのこと。ネットの向こうは下草も多く、森が成長しているように見えますが、手前のシカ生息域では老木しか残っていません。このままだと森がなくなってしまいます。


 これは、シカ生息域に植林した木の芽に取り付けていた個体識別用のリングです。本体はとうに食われて、金属のリングだけが残されています。こういったリングが無数にあります。


「シカの増加を抑えられないのですか」
「天敵がいないので、増加の一途ですね。殺鼠剤みたいなシカの毒を開発した企業もあったみたいですが、同じ生息域の天然記念物ニホンカモシカも殺す可能性があるので、採用されていません」
「オオカミを放すとか」(ちなみにニホンオオカミは絶滅している)
「アメリカの国定公園では、そういう実証実験も行っていて、効果が出ていますが日本では難しいでしょうね。なにかあったら、それを許容できるかという問題があります」
「アメリカは国土が広いからできるのでしょうね」

 ということで、決定的な解決策は無いようである。

 ヘルメット軍団が森を進んでいきます。道はありますが、ハイキング用ではないので、急な斜面や道幅の狭い個所も多く、気を付けて進んでいきます。みなさん、それなりの山靴を準備しているので、難なく登っていきます。


時々停止して、木の名前や生態系などについての説明があります。熱心にメモを取っている人が数人いますが、あまり知識のないN村は、感心しながら聞いています。(メモとらんのか)


 いろいろな種類を植林し、その成長過程を調べます。


「この木は、何の木か分かりますか?」
「たぶん、白樺じゃないかと」
「そうです、北海道の白樺を移植して成長過程を調査しています」
「なんか白い部分が少なくて、綺麗じゃないですね。それに、朽ちている白樺も多いようです」
「南の地が気温が高いので、白樺は良く成長すると考えられましたが、実際は成長が阻害され枯れてしまう木も多いと分かりますね」


「このバケツは?」
「雨水が、どのくらい土をはねるかの観察です」
「手作り感、満載ですね」
「いろいろ知恵を出して、観測機器を作っています」


 山の中といっても、栂の木歩道コースは携帯電話の電波が来ていてエリアになっています。


 あれ、何の鳥の羽なのだろうか? ちなみに、鳥に興味のある人はいないようでした。そっと下に置き、先を急ぎましょう。


 山歩き、いや公開授業後は懇親会タイムです。ここに努めている、パートさんが食事を作ってくれました。鶏から、椎葉名物「采豆腐」、しいたけ・たけのこなどの煮物が盛りだくさんである。食べた後は自分で片付けし、食器は洗います。まるで、YH(ユースホステル)のようだな。学生自体はYHをよく利用していたので、このあたりは慣れたものだ。


「よかったらビールもどうぞ」
「あら、ビールも用意してくれたんですね」
「いや、これは個人的に差し入れです」(観光協会の人が、差し入れしてくれたようだ。有難いなぁ)


「椎葉の演習林特製のTシャツがあります。1枚千円で販売しているので、よかったらどうぞ」
「この、シカTシャツ下さい」


「この、火の用心Tシャツもいいですよ」


「これは、実際にある看板を元にデザインしたものです」


 なかなかレアものであるが、1枚のみにしておいた。各地の演習林では独自のTシャツを作っており、職員がデザインするそうだ。

 食事後は、適宜風呂に入ります。カランは5つあるので、最大5人くらいでしょうか。温泉ではなく普通の沸かし湯ですが、すでに湯温が下がっていたので、自分で熱い湯わ足し湯します。


 部屋は男女別のドミトリーである。


 ベッドメイキングと、片付けは自分で行う。このあたりも、YHの掟といっしょだ。


 寝ようと思ったら、同室者のいびきで寝そびれた。さらに朝6時に誰かの目覚ましが、けたたましく鳴っているのだが、本人気づかず相変わらずの高いびきである。約、5分鳴り響いて止まったけど、眠れずに早朝散歩に行くことにした。

 第2日目につづく

JR九州ウォーキング「工場祭り2019鉄道の魅力を満喫ウォーク」北九州市小倉北区

2020-06-24 20:00:00 | 旅行
 こないだ、JRウォーキングで西小倉に行ったのである。FT1XDにて、GPS軌跡をとりました。地図上の番号は、本文中の番号と対応します。


 プロフィールマップの標高は誤差が大きいので、だいたいの傾向を示します。スタートの電源ON時に標高110mを示していますが、あきらかにエラー値です。走破距離は6Km弱なので、比較的短いルートといえるでしょう。


①今回のスタート地点は、JR西小倉駅です。


②小倉城

 特典として、入場料が350円⇒280円というのはあるのですが、以前入ったことがあるので、外観の写真だけ撮って先に進みましょう。


 小倉城猫発見。寄っては来ませんが、逃げもしないようです。1枚いいですか? あ、いやですか、そうですか失礼しました。


③小倉総合車両センター ここが今回の目玉施設です。


 もちろん歩いても来れるのですが、西小倉駅からはシャトルバスも運行されていました。人気なようで、かなりの行列ができていました。

 ↓西小倉駅前の状況


・まずは、クハ481-256と、SL(C12 222)がお出迎え。


・ちょっと(だいぶ)塗装が痛んでいる、D51 542号車だなと思ったら。


 輪切りにされてました。普段は見ることのできない、配管部分がよく分かりますね。


・こちらでは、車両の持ち上げデモ。回りをぐるっと一周できます。


・もちろん、鉄ちゃん関係の物品販売があり、長蛇の列となっています。開門前から並んでいる人のためには、整理券の配布があったそうです。開場後は、列の最後尾に並んで、じっと待ちます。


・おっと、D51223のSL車号プレートが売りに出されている。お宝には間違いないが、30万円を出せる人がいるのか? 昼前にもう一度見に行ったが、さすがに残っていたな。


・「かわせみ※1」の内部を見学できます。


 入るのはいいが、車内は狭いので脱出は困難です。(笑)ま、せっかく見学のために入ったのですから、座席に座ったり写真をとったりしているので、混じって楽しみましょう。


 ※1:2017年3月4日から、熊本⇔人吉間で運行されている。

・この建物の1Fと2Fでも、物品販売や食事ができます。


・1Fの社食では、カレーライスとうどんの提供があります。どちらも250円という格安価格なのが嬉しいですね。それほど並ばなくても帰るのですが、テーブルを確保するほうが大変かも。テーブルなしで椅子だけだったら、空いています。レトルトカレーのような味わいですが、辛口で普通に美味いです。


 これは懐かしの、ブルートレインのヘッドマークが売っている。売り上げは義捐金(どこのかは不明なるも)になると書いてあったので、1個お買いあげ。


 どうせなら乗ったことがある列車がいいと思い「さくら※2」を選択。


 ※2:さくら かつて国鉄時代に東京⇔長崎・佐世保間を走っていた寝台特急

・2Fは講堂になっており、ここでは主に物品販売会場となってます。


・でたー、JRのキングオブ忘れ物、雨傘である。


・九州の名酒が入っている、特製ボトル。飾っておけば、酒とは分からない。


・JR九州の名物、鉄聞発見。JR九州、東京支社が発行するフリーペーパーです。なんで、東京支社が?とは思うのだが、写真以外のイラストや本文はすべて手書きという、鉄分(鉄道成分)満載の無料マガジンなのである。


④終点の、南小倉駅に無事到着しました。


 今回のウォーキングは、あまり見どころが多くはないのですが、JRの工場開放日に合わせて行ったことが評価できます。天気も良く、秋晴れの中良かったですね。


2019_JR九州ウォーキング「全力!黒崎」秋の黒崎ウォーキング_北九州市八幡西区

2020-06-21 20:00:00 | 旅行
 こないだ、JRウォーキングで黒崎駅に行ったのである。

FT1XDによるGPS軌跡をとってみました。地図上の数字は、以下の記事に対応します。


 今回はプロフィールマップもうまくとれました。後半の標高が上がっているのが分かりますが、確かに坂道が多くきつかったですね。誤差が大きいので、こんな急峻に上り下りはしていないのですが、だいたいの傾向はこのとおりです。全行程6Km弱なので、距離は大したことはありません。



JR黒崎駅でウォーキングの受付をして、地図を貰います。この地図が、最後の抽選に必要になります。



 産業用ロボットで有名な安川電機の広報館が、ウォーキングのために開放されています。


 ロボットのデモもあるのですが、これは未来のスペースドックでのメンテナンス作業をイメージしています。写真では分かりずらいのですが、レーザーで宇宙船を修理している様子です。それと歴史館も開放されています。



 今回の目玉として、北九州市藤田ポンプ場への入場があります。(藤田というのは、ここの地名)


 普段は開放していません。


 ここは黒崎周辺の雨水を集め、大雨の時はポンプにより集めた水を洞海湾に流す施設です。ここがあるため、街の冠水を防いでいる大事な施設です。


 北九州市のレアマンホールですね。


 施設見学は、ヘルメットと軍手を着用します。どちらも貸してもらえます。一度に入れるのは20人くらいなので、順番待ちの行列がありますが、10分待ちくらいでした。

 
 ポンプ室のある地下の部屋までは、約100段の階段を下りていきます。エレベーターはないので、自力で上り降りできる人に限られますが、杖をついたばあちゃんも参加していました。頑張るなぁ。写真撮影OKでした。緊急時には、この巨大なポンプが自動で起動し、排水を開始します。重油によるエンジンなので、停電時でも稼働できる優れものです。エンジンが起動すると、この部屋では会話もままならないほどの騒音となるそうです。


 最後にアンケートがあります。借りた軍手をボックスに投入することによって、投票が完了します。これはいいアイデアだな。


 投票が済むと、お礼に特製マンホールカードがもらえます。それも一人2枚です。



 黒崎は黒田官兵衛ゆかりの地で、長崎街道の宿場町でした。


 曲里(まがり)の松並木を歩きます。ここは長崎街道の一部ですが、公園として整備されています。昔の面影が残っていますね。


 あ、松ぼっくりが集結している。


 嬉しいことに、冷たいお茶と飴の接待があります。ありがと~ 



 八幡西区主催の「健康まつり」会場です。ま、若者は健康に気をつけなくても健康な人が多いので、来ている人はお年がいった人が多いかな。



 ゴールの黒崎駅に戻ってきました。


 最初に貰った地図で、福引が一回できます。ま、いつものように末等だとは思うのですが、せっかくなのでチャレンジしましょう。


 直前に引いた人は白玉だった。あー末等だな。

「N村ひきます。あ、なんかオレンジ玉がでた」
「からーん、からーん、おめでとうございます。パンをどうぞ」


 あー、今年の運を使いきったか。焼き立てぱんの1.5斤をゲット。まだ温かく、いい香りだ。「ふじの木村」というパン工房の食パンで、障害福祉サービス会社の製品です。

 今回の末等は「ポケットティッシュ」ですが、去年の末等は写真のような「KANBEI-TAN」ミニハンカチでした。


 喜び勇んでリュックに入れて帰ったら、巨大きのこみたいな形に変形してしまったがな。


 説明書によると当日はそのまま食べて、翌日以降の分は冷凍しておいた方がいいとのこと。解凍して焼くと、美味しさが戻るということで説明書通りやってみた。当日はふわふわでとても美味かったし、一度冷凍したものを解凍して焼いても、美味である。

 以下、特徴が書かれていました。
・厳選小麦粉
・天日干し自然界塩
・こだわり製法(具体的には不明)
・熟成発酵

 買うと1.5斤で、410円とのこと。HPによると、予約で完売することもあるような人気のパンだとか。確かに、もう一度食べたくなるようなパンだった。

 ふじの木村HP
 http://fujinokien.or.jp/hisanosato/fujinokimura.html

2019_JGSDF目達原駐屯地創立65周年記念行事_佐賀県神埼郡吉野ヶ里町

2020-06-18 20:00:00 | 旅行
 こないだ、目達原(めたばる)駐屯地の開放デーに行ったのである。JR長崎本線の吉野ヶ里駅から、無料のシャトルバスが運行されるのだが、いかんせんJRの列車本数が少ないのである。基地の広報によると、駐車場は限られているので、なるべく公共交通機関で来て下さい、とある。

 どうしようか? 限りがあるということは、あるということだな。開門が8時30分なので、8時頃に到着するように行ってみた。あ゛ー、ゲートの前で行列だ。並んだがな。8:30ちょっと前にゲートが開き、動き始めた。敷地に入ると、車の底(ミラーによる検査)や、車内・トランクの検査がある。基地内には広い駐車場というのが無いようで、あちこちに分散している隊舎前の駐車場などに入れているようだ。朝一なので、難なく停められましたが、午前中はなかなか停めるのには難儀するくらい、混み合っているようでした。でも、隊員さんが誘導してくれるので、待っていればなんとかなるようです。


 あわよくばと思っていた、CH-47の体験地上滑走の整理券配布所へ。よっし、ゲットだぜと思った瞬間、看板の文字が「配布終了」に変わった。おーまいがっ、直前の人でおしまいだった。(悲)


 肩を地上までがっくり落としていたら、奥に車両乗車体験の整理券配布がありますよ、の言葉で再度ダッシュ。

 うっしゃ、3番ゲット。


 ヘルメットを借りてから、高機動車に乗り込みます。

「良かったら、頭出してもいいですよ」
「まじっすか」


 もちろん、銃座は取り外されてます。


 あとは、ゆっくり見て回りましょうか。16式機動戦闘車です。砲塔がぐぐっと、回転します。ゴムタイヤなので、公道をそのまま走れ、機動性に優れています。


 こっちは、10式戦車です。キャタピラなので公道は走行不可で、トレーラーに載せて日出生台から運んだそうです。動いている10式は、初めて見ました。


 目達原基地は、ヘリコプター隊の基地なので、こっちがメインです。


 観閲飛行で、11機のヘリが飛行しました。小型から大型まで、いろいろなヘリが飛んでます。


 300mm望遠で、ズーム


 あー、この体験搭乗に入れるはずだったのに・・


 せっかくなので、CH47の内部を見学しましょう。これは、並んでいれば入れます。


 よっし、並ぶぞ。


 10分くらい並んで、内部と操縦席を見学し退出です。


 厚生センターに行ってみましょう。コンビニは営業してますが、直売店や食堂はやっていません。その代り、野点がありました。


「あのー、お茶貰えるのですか?」
「はい、どうぞ」


 結構なお手前で、美味しく頂きました。有難うございます。(無料でした)


 あれ、自衛隊らしからぬ雰囲気を放つ車両だ。ん、ミス佐賀とな。


 しばらく現地ではっていたら、遭遇できました。


 最後に、基地グルメ。佐賀カレーが2店出ていたので食べ比べ。







 同じ佐賀牛を使っているとのことですが、味は全然違います。ま、どっちも美味しいのですが、N村的には①>②だったかな。

 最終までいたら基地から出るのに渋滞すると思い、13:30頃に帰ることにした。その時間だと、渋滞もなくスムーズに基地から出ることができました。

 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町立野7番地1

2019_JR九州ウォーキング「香椎宮で参拝!福岡市の水源「長谷ダム水がめまつり」を散策

2020-06-17 20:00:00 | 旅行
 こないだ、JRウォーキングで「香椎駅」に行ったのである。


 受付をして、マップを貰います。


 JR鹿児島本線を横目で見ながら、歩きます。


 見どころ①_香椎神宮に到着です。


 あ、どこかで見たような鯛釣り御籤です。


 今話題の、ラグビーチームの巨大絵馬がありますね。(ちょうど、2019ラグビーワールドカップの時期)


 見どころ②_香椎宮のすぐ裏手にある「綾杉醤油」です。お試し3本セットが良さげなので、購入してみましょう。九州の「刺身醤油」は、どろっとして甘いのが特徴です。


 その後、長谷(ながたに)ダムの「水カメ祭り(見どころ③)」会場に向かうのですが、だらだらと上り坂を行くので、意外と辛いです。横を、祭り会場へのシャトルバスが走って行きますが、ウォーキングが目的なので、しっかり歩きましょう。しかし、急坂もあって辛いがな。


 ここで、ウォーキング特典として、先着200名に特製タオルのプレゼントがあるのだが、どーせ無くなっているだろうと思って諦めてはいた。だって、スタートの受付番号が600番台だったから。しか~し、行列があるということは、望みありか?

 あ、数人前に「Umbrella社」のTシャツを着ている人が並んでいる。社員ですか?まさか、Tウィルス持っていませんよね。待つこと5分で見切りをつけ、列を脱退したのは先見の目があったな。


 並んだはいいが、列は一向に進まない。事前にアナウンスされている配布開始時間は、とうに過ぎている。なんで? 20分たち30分たち、なんとなく諦めて離脱するタイミングを逃して、並び続ける人々。(だいたい、みんなそんな感じだろう) 普通考えたら、配るタオルが用意できていないと見るべきだろう。しかし、なんの周知もないのである。広報と思われる人が、行列を撮影していたりする。(あんたらの不手際を撮影しとるのか)

 ・・50分後、係の人が大きな段ボールを持って、走ってきた。タオル到着のようだ。


 タオル、ゲットぉ。というか、このタオルのために50分も並ぶのは、あほやろう。離脱するタイミングを逸したのが敗因やったな。


 もう、並び過ぎてヘロヘロである。


 腹も減ったので、祭り会場で「かしわ飯」(300円)を購入。ちなみに福岡でいう「かしわ」=「とり」の意味です。


 レジャーシート持ってくれば良かったな。テーブルと椅子はあるのだが、満席なので立ち食いだあ。


 その後は、特に見どころもなく、住宅地をひたすら歩いて、香椎駅に到着です。全行程、約9Kmですが、アップダウンが多いので、実質それ以上のハード感はありました。


 香椎駅は、鹿児島本線と香椎線の交差する駅なので、香椎線の西戸崎行という列車があるのですが、「さいとざき」と読みましょう。わざわざ、ポスター2枚貼っているぞ。


 ま、地名は難しいからな。


世界遺産「石見銀山」島根県大田市

2020-06-14 20:00:00 | 旅行
 こないだ、世界遺産の石見銀山に行ったのである。2007年に世界遺産に登録され、当時は多くの人が訪れたが、最近はあまり名前を聞くこともなくなったような気もする。

 当時は車やバスの乗り入れも可だったようだが、今は住民や公共機関(郵便等)の車両を除いては、乗り入れることができず、さらに数Kmにわたる地区を散策するのには、徒歩またはレンタ自転車(電動もあり)しかないという点でも、高齢者にとっては厳しいものがあるのかもしれない。

 大型バスが連なって銀山地区を走行していた時代は、道路わきの斜面が崩れてきて、危険な兆候になったこともあったそうだ。(崩落防止の柵があるところもある)

 なので、まず一般の駐車場がある、世界遺産センターを目指します。


 ここから、武家・町屋ぞーんの中心地「大森」までは、路線バスで行くのですが、目の前でバスは発車してしまいます。

「次のバスはいつですか?」
「30分後です、良かったら展示室見ませんか?」
「あ、そうっすね」
「入場券は1日有効なので、帰りに再入場もできますよ」
「わっかりました」

 ワオンカードで割引があります。チャージ機もあるので、残高不足でも大丈夫です。それにワオンだと、世界遺産地区にある間部(銀山の坑道)や、資料館などの割引も受けられます。


 一部は撮影禁止ですが、写真OKの展示物も多くあります。これは江戸時代の「吹屋」を再現しています。(鉱石から銀を分離する方法)


 5分前になったので、バス停に向かいましょう。世界遺産センター⇒大森は片道200円で現金のみです。千円札に限って、車内で両替ができます。


 まずは、ガイドツアーを申し込みましょう。ボランティアガイドが、ワンコイン(500円)というお手頃価格で案内してくれます。


「龍源寺間部のツアー入れますか?」
「大丈夫ですよ」

 ということで、ガイドと共に片道2.3Kmの道のりを歩くことにした。参加者は4名なので、随時質問なども受け付けて貰え、のんびりと歩き出した。


 観光バスで来る団体さんは、随時ガイドがついて出発するようだ。団体ツアーは時間が決まっているため、がっちゃんこした場合は先に行かせて、こっち(個人参加)はのんびり歩くことができる。

 人が入れないような間部(狭かったり危険だったり)は無数にあり、それぞれに数が振られている。龍源寺間部は、なんと500番である。


 この銀山は千石時代~江戸時代にかけて盛行を極めた。銀を多量に産出できる鉱山であったため、覇権をめぐって戦国武将たちが争いを繰り広げた。大内・尼子・毛利といった武将たちに治められたが、江戸時代になると、徳川幕府の直轄領となった。

 毛利家ゆかりの社であった豊榮神社(旧長安寺)は、徳川の時代に荒廃したが、復元工事が行われている。


 現在、立ち入りはできません。


「なんでカメは、逆さまに置かれているのでしょうか?」
「えーっと、使ってないから、ごみが入らないように」(答えは最後※)

 北前船などに水がめ+バラストとして積まれたカメですが、底が細くなっているのは転がして運びやすくするため。(確かにそうや)


 猪が大量に生息しているそうです。


 それとタヌキも。(この家のおばあさんが、趣味で収集しているとのこと)


 世界遺産地域の中にも、一般の住宅があり日々の暮らしがあります。ここは小学校です。生徒全員の名前が書いてある、植木鉢があります。鉢の数が8個なので、在校生は8人ということが分かります。


 大森から歩いて、龍源寺間部に到着しました。入場料は別なので、ここでチケットを購入します。支払いは、ワオンがお得です。


 龍源寺間部は、500番となってますね。

 
 団体さんがいるので、先に入ってもらいましょう。


 坑道内は証明があり、整備されているので歩きやすいですが、頭上は頭を打たないように注意しましょう。


 気温は18~19℃で快適です。


 間部の位置を決めるのは山師といって、山を知り尽くした職人です。「ここに銀の鉱脈があるから、掘れ~」みたいな。

 首尾よく銀の鉱脈に当たると、そこから坑道は左右に広がります。側道は立ち入り禁止です。それを繰り返しながら、山の奥や地下に向かって掘り進みます。


 観光用の坑道はここが終点ですが、実際の坑道は山の中をアリの巣のように存在します。我々が入れるのは、そのほんの一部ということになります。


 昔は、坑道を入ったらそのままバックしていたそうですが、今は観光客を一方通行にするために、あたらな出口を作っており、地下で渋滞することはありません。


 で、ガイドツアーはここで解散となります。帰りは、両通行禁止の遊歩道を通ってもいいし、来た道を戻ってもいいです。

 せっかくなので、遊歩道を帰りましょう。

 というのは、ガイドツアーでは行かなかった、「清水谷精錬所跡」があるからです。明治時代になってから、再開発が行われましたが、鉱石の品質が思ったより良くなく、設備の精錬能力も十分ではなかったため、わずか1年半で操業を停止してしまったとのこと。つまり、採算がとれなかったためですね。


「今でも銀は産出されるのか?」という質問をしたら、産出されるが採算が合わないため、鉱山としては成り立たないとのこと。なるほど~

 ↓これが、銀を含む鉱石です。途中のお店で、持たせてもらいました。


 自販機はあるので、飲み物の購入は可能ですが、世界遺産に指定された地区のためか、木枠に治められてますね。多分、環境省かなにかの、規制があるのでしょう。


 龍源寺間部の見学だけで、ほぼ午後は終了です。世界遺産センターも、もう少し見たいのでセンターに戻りましょう。武家・町屋ゾーンや代官所ゾーンもあるのですが、とても1日では回りきれません。残念ながら、次回ということにしましょう。

 石見銀山は、銀を多量に産出した仙ノ山を中心に、山間にひろがる町を含む広大なエリアに広がっています。山吹城跡にも登山は可能で、数回に分けて行かなければ、とても回れないほどです。


 お手軽観光だと、大森でレンタサイクルを借りて、ちゃちゃっと見て回るという手もありますが、こうやってガイドと共にのんびり歩く、というのも乙なものではないかなと思います。できたら、兵どもの夢のあとの城跡にも登ってみたいかなと思った次第ではあります。
 
 石見銀山世界遺産センター 入館有料
 島根県大田市大森町イ1597-3 P無料 

 ※カメに水を入れて(雨水でも)立てておくと、冬になり水が氷るとカメごと割れてしまうため。

【おまけ】石見銀山ねこ どのネコも、逃げはしないが寄ってもこない。警戒心がある目つきからすると、野良ネコ達のようだ。












⑤あ、これは鴨でした。