いままでに使っていたカメラは大好きな1,200万画素のD700(フルサイズ)と2,400万画素のD7200(APS-C)の2台である、やはりD700は気持ち良いシャッター音といい、少ない画素数によることの高い高感度耐性など画像処理エンジンが初代「EXPEED」であるがその古さを感じさせない仕上がりが気に入っている。
しかし、しかしである...D7200は大変評判の良い(APS-C)DX機なのであるが、そしてその吐き出す画にもそれほど不満があるわけではないが、高画素ゆえのあの「暗部のノイズ感」だけは好きになれなかった。そしてとてもチープな感じのシャッター音と所有欲を満たそうとしないこれまたチープな外観…まあ私にとってはD700に比べ軽さが大きなアドバンテージではあったというところなのだ。
そこで今回大好きなZeissレンズをより楽しむために、いまオールドレンズを楽しむことで大人気のSony 『α7』を導入しました、<< D7200とDX用レンズ一本 >>を下取りに出し差額 1,500円程度で美品までは無理だったが『良品』クラスを手に入れた。
しかし新型の「α7II」の方は中古で「良品」ではあまりいい程度のものはなかったが、先代の「α7」の方は良品で十分なくらいきれいな<程度の良いもの>がたくさんあった。
さっそく例の伴さんおすすめの安いマウントアダプターを使ってZeiss T*1.4/50mmを付けて使っている。やはりNikon機のときと少し写り方が違い面白いと思った。
こういう前景の草の感覚は(私の使ってきた)Nikon機ではあまり見られないと思う...
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スッキリとした前景に比べ奥のボケ方は少し二線ボケのような騒がしさがあるが、この前景の質感は好きだ。 | f/2.0でブルーサルビアにとまるカメムシにピントを合わせて撮ったも。やはり手前の葉の質感はとても好きな描写である。 |
こちらは土手を歩いている時に枯れ草に這うように咲いていた小さな白い花がきれいだったのでシャッターを切ったもの。現像にそれほど手を入れていないのだが、Nikon機では感じられなかった素直な描写でちょっとクールな感じ。
そしてこちらは画的に面白みはないのだが、畑の背の高い草に巻き付くツルが気になり撮ったもの。
やはり素性が良いのが感じられます。
被写体と背景の距離など撮影状況が大きく影響するのだが、しっかり立体感を伝えてくれる描写もいい感じだ。
次はDistagonだったらどうかなと期待をさてくれるに十分な二日間のα7+Planar T*1.4/50の試し撮りだった。
素晴らしい夕景と出会ったものの50mmでちょっと画角が狭く捕らえきれなかったがその場の雰囲気は十分伝わるような描写もしてくれました。
太陽を入れるとNikon機ではあまりなかったフレアー・ゴーストが出てきて驚いた。下の写真の太陽の下方向に若干見られます、あまりこういう出方は見たことなかったんですよねえ...
あまりひどい時はちょっとしっかりしたマウントアダプターに変えてみようかと思っている...どうかなあ。
最後はこの暑いなか休み休みとはいえ2時間ほどの写真散歩に付き合ってくれて、帰ってから風呂場でグロッキーになっているCobbyの写真を付けておきます。
ごめんねCobbyくん...