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Clapton(Cream) と M.Bloomfield はいかが

2008年07月13日 | 08. わたしの好きな音楽

「どの時代のクラプトンが好き」と尋ねてきた君に、こんなギタリストはどう?

 

その名はマイク・ブルームフィールド。

そしておすすめのアルバムはこれ・・・。

 

 

アル・クーパー、マイク・ブルームフィールド、ステファン・スティルスらによる「SUPER SESSION」。

1968年の作品である。

LPのA面にあたる 1.~5. でマイク・ブルームフィールドがギターを弾き、翌日のセッションに参加できなかった穴を埋めたのが(B面の) 6.~8. でギターを弾いているスティファン・スティルスである。

1曲目の「Albert's Shuffle」は70年代ギター・キッズのバイブルと言っていい曲。

リバーブを聴かせたレスポールのサウンドはこれぞブルームフィールド!流れるようなフレーズであっという間の6分51秒です。

そしてこのアルバムの代表曲となったもう一つが7曲目の「Season of The Witch」。ステファンらしいワウワウを使ったギターが印象的な曲。アルのボーカルとハモンドもいい味を出しています。

A面・B面とも一夜限りのセッションから生まれた素晴らしい曲で構成されています。

特に聴いて欲しいのはブルームフィールドのギター。一晩限りとはいえ、生涯で一番のギターワークを聴かせてくれているのではないでしょうか、・・・素敵なアルバムです。

 

「STEPHEN STILLS」Stephen Stills, 1970

 

次の1曲はこのステファンのファースト・ソロアルバムの中から、「Go Back Home」。

Eric Clapton がソロを弾いています。このアルバムにはもう一人Jimi Hendrixがゲストで1曲弾いていますが(「Old Times Good Times」)これもなかなかいい曲で、ジミヘンがソロで小暴れしてます(笑)。でも私的にはやはり軍配はクラプトンの方。

上のアル・クーパーでの「Season of The Witch」の時のギターに近いサウンド・テンポの曲。

ステファンらしい雰囲気で曲が進んでいきますが、ラストクラプトンがソロを弾き出してからはもうクラプトンの世界。この時期のクラプトンのソロでは白眉ではないでしょうか。自分のアルバムでもここまで湧き出るようなフレーズで弾きまくるのは珍しいです、テンポアップする箇所なんかは鳥肌ものです。

 

「LIVE CREAM」Cream, 1970

 

次が言わずとしれたクリーム解散後に発表されたライブアルバム。

ここから2曲「N.S.U」と「Sleepy Time Time」。

このアルバムはファーストアルバムからの曲が多く、ライブ時期も確執がまだないときの一貫した雰囲気がアルバムをとおして感じられて好きなのです。

クラプトンのソロもまさにロックギターの教本のごとくよどみなく流れるように紡ぎ出されています。

 

「LIVE CREAM VOLUME II」Cream, 1972

 

そして最後がライブ第2弾から代表曲「Sunshine of Your Love」。

このアルバムは音源としては貴重なのだが、いまひとつ統一感には欠けるように思います。

でもLP時代のB面2曲は良く聴いたものです。エネルギッシュな3人のぶつかり合いがエキサイティングです。

出だしジャック・ブルースがとちるのはご愛敬。考えてみるとおかしなもので、70年代バンドをはじめた少年たちがこぞってコピーするような印象的なテーマ、コーラスでのハモり、誰でもできてしまいそうなギターソロ(もちろんスタジオバージョン)。これぞ元祖「キャッチー」なのでしょうね。

 

次はディープ・パープルあたりでしょうか、・・・楽しみです。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

lefty John [2011年2月12日 19:07]
Mike Bloomfieldのブルースギター、大好きです。当時、ClaptonやJimiとはかなり違ったブルースを弾いていたと思いますが、6thとか、メジャーの音を多様し、distortionを掛けないクリーンな音が良いです。ビートルズのアビーロードの曲でDig itという曲がありますが、そのendingでJohnがMikle Bloomfield, dig itと歌っているほど人気があったのでしょう。ふむふむ。
ジェスロ・タック [2011年2月13日 18:19]
>lefty Johnさん、こんばんは♪

はじめまして、うれしい書き込みありがとうございます。
“Dig it”の件は知りませんでした、再聴してみます(笑)。
ポール・バターフィールドの「East West」あたりからガンガン弾いてた東洋風フレーズが特徴的ですよね。
ようやくCD化された「フィルモア・ウェスト」も高校時代LPをすり切れるほど聴いたアイテムだったので、うれしい限りで最近でもよく聞いてます。
やはり60'sから70's初頭という素晴らしいROCKの台頭時期の空気というのはなんともいえないです(笑)。


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