with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

ニコンミュージアムへ行ってきた...

2017年12月15日 | 02. カメラライフ

​12/14(木)品川インターシティにあるニコンミュージアムへ妻と出掛けてきました。予定通り妻には年末のアメ横とグルメを愉しみにということで...^^。

雲ひとつないような晴天でお出かけ日和なのだが風の冷たさはこれまた凄かった、日陰に入りたくないくらいでしたね。

品川に降り立っても空が真っ青でした...

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インターシティビルの窓には周囲のビルがしっかりと映り込み素敵な姿を現していました。このインターシティC棟にニコン本社があるんですが、その2階に入場無料で開放されたニコンミュージアムが併設されています。

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平日の昼前ということで駅前からここまで人はそれほど多くはなくとても静かでした、建物に入るとさすがに平日でサラリーマン風の人がほとんどでNikonの方も多いのかなと思うと下げてるカメラが少し気になります・・・きょうはなんと軽い方のSonyのα7IIを持ってきているんです。まあレンズだけはNikon(Ai 28mm f/2.8S)付けているんですが、フロアの方の私のカメラを見る目もやはり気になりますね・・・すいません(笑)。

来訪者はオープンしてそれほど経ってないので私たち夫婦のみ、館内は静まり返っています。まず入って目につくのがミュージアムのシンボル的存在のこちら...

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とても大きいですね、中を覗き込むとまあなんとクリアなことでしょう。まるで薄い繊維の入れ物に水を入れて膨らませているようです。

☆ ​​ ​合成石英ガラスインゴット ☆
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​ ​光学​素材からの一貫生産体制がニコンの強みで、この合成石英インゴットは最新鋭の半導体露光装置用に開発された光学素材製造技術の粋なのだそうだ。

​​さあさっそく見て回ります、と妻がポツッとトイレへ...その後姿が見えないなあと思ったらミュージアムの外へ散歩に行っていたみたいです。そりゃそうですよね、妻はニコンどころかカメラにもそんなに関心がないんですから(笑)。私はお目当てのイベントスペース「Fマウント・ニッコールの世界」へ、何と言っても12/27までしかこのレンズが大挙して揃ったところ(約450本だそうだ)は見られないのですから。

フィルムカメラもたくさんありますね、お好きな方にはたまらないんでしょうねえ...

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私も興味はありますが、今のところフィルムカメラには食指が動きません(笑)。でも雰囲気ありますよね昔のカメラは、今見ても所有欲を満たしてくれそうなデザインです。

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このアナログ的な匂いが良いんでしょうね、人が自分の手で一枚一枚楽しみながら露出を設定しながらシャッターを切る感覚・・・今の私もそうなんですが^^。でもやはりフィルムカメラはお金(ランニングコスト)がかかりそうですので無理ですねえ(笑)。

少し奥にはいるといよいよレンズがたくさん展示されています、少し薄暗いのでISOを400ほどに上げました。さて私の使っているレンズなどを順に探します・・・まずはいまカメラに付いている[Ai 28mm f2.8S]ですね。

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広角レンズのグループケースにありました、奥の列にあるAi化される前の先白(シルバーリム)のデザインも良いですね。さすがに銘玉と云われるこの私のレンズは中央にでんと鎮座しておりました、うれしいですね。

​​​Ai Micro-Nikkor 105mm f/2.8S

Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.​8S

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​​こちらはマイクロレンズのコーナーにあった105mm f/2.8S。なんとなく小さく見えます。このレンズから後はAFやらVRやらと装備され大きく重たくなって行くんですね。このコンパクトさがとてもスマートにそして粋に見えてきます^^。

​そしてその前列には愛用の55mm f/2.8Sが並んでます。この辺は人気の名レンズが並んでいますね、このレンズほんとシャープで古い設計とは思えない良い玉だと思います。右端には私のもう一つの銘玉60mm f/2.8Dがありますね。

​​なかには「Fisheye-Nikkor 6mm f/2.8」なんていう超広角レンズが展示されていて実際にカメラにはめられ覗けるようになってます。もう虫の眼かと思える視野で自分の真横より後ろが見えてます、視野角220°だから当然ですね。

デザイン的に変わったというか面白いのがPCレンズにありました...

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広角19mmのとてもお高いPCレンズの仲間ですね。建築物等に使われるんだいう、あまり縁はないですがその出て来る素晴らしい画を見てしまうと一度は使ってみたいですね。

さてさて本日の一番のお目当てとても安かったが、使ってビックリ素敵な写りをする私のオールドレンズを見つけなければと35mmの集まったコーナーで目を皿のようにして探してみました...ありました!

コーナーの隅の方にちょこんと、もちろんAi化前のものですね。

​​☆ Nikkor-O・C A​uto 35mm F2 ☆
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​なんとピントが左のレンズに行ってしまった、マニュアルフォーカスですが...^^;)。体が前後に揺れているんですよね・・・相当近くでとっていますので微妙にピントが前後します(笑)。私のはAi改なのでカニ爪に穴が開いているのですぐわかりますが、デザインはそのままですね。よく見ると私のレンズのほうがきれいです^^。

1973年誕生ですね、大好きなオールドレンズのルーツをしかと確認してきました。

ただ​なんといってもこのレンズの型番のO・Cの意味するところが何なのかも今回の目的だったのだがコーナーのどこにも書いてないのですねえ。ここはちょっと会場の担当者に聞いてみようかと周りを見回したところ...なんと壁にしっかりと説明文が掲げられていました^^;)。

Cはコーティングなのは分かっているんですが、問題の「O」ですね、見るとこれはレンズ構成枚数のことだそうです。それによるとOは8枚構成ということでした!...問題解決です。

さて気になっていた問題も解決したので次に自分のカメラの歴史的位置を確認に行きます。

分かっていたのですが実際に見ると少し笑ってしまいますね...

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初代一眼レフのD5000を真ん中に2代目のD300sが右、そして現在のFX機D700が左にと私の歴代中心的に使ってきたカメラが1枚の写真に収まってしまうんです(笑)。気持ち的にはもっと右側の新時代的カメラが1台くらいあっても良いかなと思い妻に強くアピールしておきました(笑)。

​Nik​on P7100​​​​​​

​Nikon AW130​

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​このカメラも長い付​き合いです、癖はありますがびっくりさせられる画も時々吐き出しますので手放せません。

​こちら​​はやっと新しいグループですね、色違いですが動画もきれいで気に入ってます。防塵防滴・耐低温・耐衝撃が売りで私としては珍しくカムフラージュ柄を使ってます。

​まあなんとかAW130までたどるとちょっと使っていたD7200や最新のD500まで一緒に写るものがありましたので変な安心をしていましたが、新しければいいというものでもないですからね^^。

何度も話してますがD700は私のまさに「愛機」ですので・・・。

このあと戻ってきた妻と合流し、ディズニーランドにもあるような目が回るくらい入り込んでしまう映像(撮影不可でした)を楽しんだりしました。私としては電子カタログをじっくり見たり、レンズ実験コーナーなどじっくり拝見したかったのですが、当初の目的は果たしましたし、また次にゆっくり一人で来れば良いのでこの辺でミュージアムを後にしました。

さてその後は山手線で御徒町まで行きます、お腹も空いてきたので妻の楽しみにしていた昼食です。

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歩いて5分ほどで到着したのがこちら「井泉(いせん)本店」です。

カツサンドの生みの親だそうです、箸で切れるほど柔らかいとんかつがとても美味しいと職場の同僚に教えてもらいやって来ました。時間もちょうどお昼の12時過ぎ、並ぶかなと思ったのですが混んではいましたが幸い席には付けました。

さっそく二人でロースとヒレの定食をお願いしましたよ。まあ目の前で見えるんですが厨房は3人いてもてんてこ舞いの様子、団体やらおみやげ(カツサンド・弁当など)やら注文がごっそり入っている様子です。

それでもやはり年季の入った手際の良さで待つこと10分くらいかな...出てきました。

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​​​

上が妻のヒレカツ定食で右が私のロース定食。

どちらも評判通りサックとした美味しい衣と柔らかいお肉、これは美味しいですね。妻からもらったヒレはやはり一枚上手、肉の旨味が違います。でもロースも高い水準です。

​​DSC02246_isen.jpg

​​​もうあっという間に完食でした(笑)、歳なので毎日とは云わないけれどちょくちょく食べたいお味でした。

そして美味しい昼食の後はアメ横の年の瀬風情を感じながら歩きます。

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結構な人出でしたがとにかく外国人がとても多かったですね、安い正月の食料品を求めてごった返すのはもう少し先のようですね。お店もアジア系の人がケバブや韓国家庭料理などの店を出しているところがあり、昔と比べ国際色豊かな感じです。そんな中はやりなのか海鮮丼の屋台形式のお店が繁盛してたのが印象的だったかな、ちょっとこの日はお客さんたちも寒そうでしたが・・・。

買い出しの目的もなかったので久々のアメ横の空気を楽しんだあとはすぐ近くの甘味処へ入りました。

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こちらもこの界隈ではけっこう有名みたいで昭和23年開業というからけっこう歴史がありますよね。甘すぎないあんみつが有名のようで素材にもかなり気を遣っているお店のようで妻と期待しておじゃましました。

店内は昔ながらの甘味の店という感じ、明るくいわゆるお年寄りも気兼ねなく入りやすい感じですね。​私達が頼んだのが...

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私がクリーム白玉あんみつで妻が奥のクリーム白玉金時です。妻は寒天とか苦手だったんですよね、もったいないですよねえこのハーモニーが愉しめないなんて(笑)。

とにかく後味がスッキリ!餡も蜜も甘すぎず匙がぐんぐん進みます^^。これは男の人でもいけますねえ、食べた後も水とかお茶とかいらないくらいです・・・とても美味しかったですよ。

まだ2時前でしたが寒いしいくらかでも陽が高い温かいうちに家路につこうと上野駅から帰りました。

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こちらは通販以外では今日訪ねたニコンミュージアムでしか手に入らないその筋では有名な「Nikon 一口羊羹」(見るとよく行く那須方面・栃木大田原で作られているんですね、知りませんでした)。パッケージがまた素敵です。

一人ではなかったのでじっくりニコンミュージアムは見られなかったが期間限定のレンズ450本は見られましたし当初の目的は果たせました・・・また時間のある時にゆっくり行ってきたいと思ってます。

寒かったですが天気もよく、大蔵大臣の妻もいたので美味しいものも愉しめました、それに久々に乗った内回りで山手線一周もできましたし...良い一日でしたね。

そろそろクリスマス、今年のCobbyへのプレゼントはどんなワンごはんにしようか今から考えてます...


 ※ カメラ:Sony α7II

    レンズ:Nikon Ai Nikkor 28mm f/2.8S




2 コメント

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Unknown (いちご_15)
2017-12-15 18:07:36
こんばんは。
ミュージアムは写真をやられる方には楽しい場所なのでしょうね^^
昔のカメラは見た目も素敵ですね。でもレンズなどさっぱり、奥さまの気持ち少しわかるかも(笑)
アメ横はなんだか中近東のバザールのような雰囲気^^;
それにしても、井泉のお箸で切れるとんカツそそられますね~TVで見たことあります!
私は味噌をかけたくなっちゃいますが、いいお肉ならそのままで美味しそう♪
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Unknown (ジェスロ・タック)
2017-12-15 21:54:49
>イチゴ_15さん、こんばんは。

最近はカメラ女子も随分と増えてきたんですが、やはり妻は無関心な感じ^^。
でも私のカメラが古いことだけは」必死にアピールしてきました(笑)。

アメ横も私が若い時に買い物した当時とは随分と様変わりしてました、
でも若い人の熱気がムンムンしてましたのでこれも(Next Generation)時代なんですね。
この日の収穫は何といっても「井泉のとんかつ」ですよね!
ほんとや柔らかくて美味しかったですよ~。
衣もうまいのでそのままでもいいくらいなんですが、
またソースが特製なんで2度美味しいんです(笑)。
いちご_15さんも是非チャレンジしてみて下さい...
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