(2月22日)午後からの好天を期待し柳瀬川へ。
毎朝通勤電車の窓から柳瀬川を通るたび見ているサギ、
昨日もコサギが5羽ほどグループになって川にたたずんでいるのが見えた。
毎月第3土曜日に行われるという「柳瀬川野鳥調査」のコースがあるらしい、
今回はそのコースに沿って探鳥散策だ。
<本来の出発地点>
主催=NPO法人エコシティ志木/(財)埼玉県生態系保護協会・志木支部より
駅前に車を置き、地図の⑤(富士見橋~志木中学校前)より歩き始める。
富士見橋を渡るとすぐに2羽のサギ(アオサギとコサギ)を発見、
ほんとにここはサギ類が多い。
空にもコサギ・ダイサギが2~3羽飛んでいた。
そして川の向かい側に佇む一本の木にキジバトがとまっている・・・、
シルエットだがなかなか味のある景色だった。
目の前をきれいに滑空していく「コチドリ」?
「イカルチドリ」という人もいるが、確信が持てるまでこれは「コチドリ」ということに。
カルガモ、コガモなどカモ類がちょっと少ないように感じた。
この辺からコース①(志木中学校前~高橋)に入る。
ハクセキレイに混じって一羽の「キセキレイ」と再会、相変わらずきれいな黄色だった。
川の浅くなっているところで大きな2匹の鯉と遭遇、50センチ級だ!
イソシギも何羽か見ることができた。
江川で見る個体より若干大きめ、餌を探して忙しく下を突いていた。
コース②(高橋~栄橋)橋を過ぎるとすぐにダイサギが一生懸命に川の中を物色中。
しばらくつき合っていたのだが、餌にはありつけず・・・、鳥たちも大変だ。
近くの河原には「セグロセキレイ」が食事中。
やはりこうしてみるとハクセキレイより白・黒がはっきりしている、
顔はほとんど目のところだけ白い、まるで忍者のようだ(笑)。
そのすぐ近くではまた「コチドリ」が、かなり遠かったのだがこちらを見ているようだ。
その奥をよく見ると8羽ほどお仲間が日向ぼっこ中だった、ずいぶんといるものだ。
ゴルフ場前の中洲にはカモたちがずいぶんといる。
小さなコガモの群れの中にひときわ大きいのが一羽、この模様は「ハシビロガモ」のオス?
マガモは見なかったが、このハシビロガモもこの辺でもめったに見ない種類だ。
ほんとは最近得た情報からこの中洲には「タシギ」がよく見られるというので期待したが、
残念ながら今日は見られず・・・。
ここでひとまず川沿いを離れ、コース③(栄橋~旧柳瀬川~高橋)へ入ります。
旧柳瀬川です、住宅の間を細々とといった感じで流れてます。
と、柵越しに川をのぞいた瞬間、コサギが飛び立っていった、
旧とはいえさすが「柳瀬川」だ。
すぐに川は道路の下に入ってしまった、コースどおり歩いて高橋まで向かう。
橋を渡りここからコース④(高橋~水谷田んぼ~富士見橋)に入る。
左は柳瀬川左岸、右はこのように見渡す限りの田んぼだ、広い!そして気持ち良い。
葦原あたりに見られたのは「ツグミ」や「ムクドリ」くらいだった。
田んぼの淵にはきれいな白梅が植えてあり目を楽しませてくれている。
コース終盤「ダイサギ」が静かに空を舞っている。
写真ではわかりづらいが、羽の表面がとても滑らかできれいだ。
優雅なダイサギの飛翔を眺めながら終点富士見橋へ、今日の柳瀬川探鳥散策は終了。
期待の「タシギ」に出会えなかったのは残念だったが・・・、
コースに沿ってゆっくり3時間半、今回もたくさんのサギたちに愉しませてもらった。
家に帰る途中前から気になっていた「水子貝塚遺跡」に寄ってみた。
残念ながら月曜日ゆえ資料館は休館だったが、広い公園にはペットを連れての散歩や、
子供たちで多少賑わっていた。
広場を囲むように雑木林があり、大きなツグミの出迎えから始まり林の中の鳴き声は様々。
一番騒がしかった「シジュウカラ」。
そしてじっくり見たのは初めての「コゲラ」、いたずらっぽい顔と独特な縞模様の羽が目を引く。
餌を求めて一生懸命木をつついていた、木屑が飛び散っていたのにはちょっと感動。
やはり冬場は葉が落ちている木も多くこうした鳥たちを目にすることができるが、
葉が茂り出すとなかなか見つけにくくなるのだろう・・・。
寒さ対策をして目一杯出掛け、新たな鳥たちとの出会に期待だ。
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