昨日のセルフデュープ(Film Duplication)でちょっと前に撮り終えて現像のあがっているフィルムを仕上げました。まあ孫とか散歩のときの取り留めのない写真だったのでこの一本のフィルムをなんと2ヶ月位かけて撮っていたようです(笑)。
最初の方のカットには河津桜が咲き出した頃のものが盛の梅と一緒に写ってましたねえ、ホントびっくりです。
こちらは孫が離乳食を食べている時のものです...
孫の写真などはフィルムらしい感触がありどこかノスタルジックで好感が持てる一枚ですが、上の桜と梅の写真の方は河津桜はまだしも梅の方は色味が少しおかしいですね、どちらも「赤」が上手く出ていない感じです。LightroomでWBの調整をしても限界がありしっかりとした赤味を出そうとすると全体が不自然になってしまうのですねえ。
それに比べると前回アップしたいちご狩り関連の写真はとても自然な出来上がりでした、これはカメラのキタムラにて現像と一緒にCD-Rに焼いてもらったものなんです。大元のFUJIFILMのWebでも同じように現像プラス『DVD』に焼き込みサービスを受けてくれるんですが、こちらは単価がぐっと上がって一本で1,500円ほどになってしまいます。
○FUJIFILMへWebにて...(スキャナSP3000使用)
1~9本 ・・・ 486円/1本 +(基本料金)1,080円
これにフィルムの現像まで頼むと 918円/1本
<合計 2,484円> かかります。
○カメラのキタムラでは...(スキャナSP2000使用)
現像 648円 + CD-R焼き込み料 540円
<合計 1,198円> で済みます。
大きな違いは出来上がりのファイルサイズです「FUJI→300万画素」と「キタムラ→200万画素」という具合。
なんでこんな計算をするかというと前回のいちご狩りのスキャンしてもらった画像がとても自然な色合いで気に入っているんですねよね。自分でスキャンした画像を手直ししている時間と手間を考えると現像と焼き込みで1時間でできてしまうキタムラに出したほうが悔しいですがCPが高いような気がします(笑)。JpegとはいえキタムラのスキャナSP2000の200万画素で十分だし(1840×1232ピクセル)ちょっとした修正くらいは十分耐性があるしということですね。
例えばこの2枚の元画像の露出オーバー目のものを手直ししたものと比べてみます...
<画像その1> | |
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<画像その2> | |
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どうでしょうか左はリサイズしただけの元画像で右が若干色味(WB)とコントラストを調整したものです。
色味はフィルムごとの傾向と好みが関係してきますので一概には決められませんが、なんとか見られるところまでは持っていけそうです。
先日アップしたいちご狩りのものなどはほとんど修正は必要なしのようなものばかりでしたし、なんといってもいちごの赤がとてもきれいに出ていましたものねえ・・・これが決め手でした。
現像にプラス540円の出費できれいな画像が手に入るのであれば御の字だと思います、セルフデュープは時として埃・塵との戦いになることが多いんですよね...これにはけっこうへたります(笑)。Lightroomで一つ一つ消していくのがとても煩わしいくらい多い時がありますから・・・。
しばらくはSP2000にお世話になろうかと思います...