前のブログ記事と同日の8日(土)の散歩中に見つけた鳥など・・・。
というよりとてもビックリの発見があった、「カモを狩る猫」なのだ!
びん沼川の帰り道いつもの新河岸川沿いを歩いている時、川っぺりに大きな猫が忍び足で近づき伏せて何かを狙っているような場面に出くわした。
これである・・・
一見すると泳いでいるヒドリガモを狙っているように見える、私もそう思った、
手の届かない獲物を狙う可愛い猫だな・・・なんて思って笑っていたのである。
ぴくりとも動かず、一心に前を伺っている猫・・・
『お前さん、それは無理というもんだよ』なんて後ろから声をかけていたのである(笑)、
ところが突然川へ向かった飛び込んだ!
というか、一段低い河原へダイブしたのだった、なんの気配もない場所だったがその瞬間驚いたことに20羽近くのカモが一斉に飛び出したのだ。
こいつらを狙っていたんだと知ったのだが、そうそう捕まるもんじゃないと思っているのですごすごと上がってくるかなとその場で見ていた。
なかなか出て来ないなと思っていたら、なんと大きなヒドリガモのオスをくわえて登ってきた!
(あまりショッキングな絵なのでモノクロにしてあります)
驚いたのなんのって、凄いですねえこの猫、慌ててカメラ構えたのが上の写真。
鋭い目、見るからに強靭な足腰、まるで『なんか用か』と言われているようだった。
私のような邪魔者が近づいてきたので「うるさいなあ」といった様子で大きなカモをくわえながら葦の影の方に行ってしまった。
まあペットの猫などと比べてしっかりとした体格もあり、猫というよりトラのようなオーラを発して去っていった、
逞しい猫です。
野性味たっぷり、まさに『ワイルド・キャット』というにふさわしい感じだった。
そのほか出会った鳥はいつものお仲間だったのだが、若干気になるものもあった。
この日はオオバンがずいぶんと数が見られた・・・
このグループになんか少し色が違うものが混じっていたので気になり、
しばらく観察していたがなんと久しぶりの「バン」だった、2年ぶりくらいの出会いだ。
奥に写っている羽が少し茶色でクチバシの上が赤くなっている鳥が「バン」。
それともう一つが「ツグミ」っぽいのだがどこか変で、とても大きいしなんだろうか・・・という鳥だ。
下の写真の一番手前、中島の手前に佇んでいる鳥だが、カモより少し小さいくらいでつぐみに模様は似ているのだがけっこう大きいのだ。
(画像が荒いが)拡大したものを並べてみると・・・
この日撮影出来たツグミと比較してみると・・・
確かに目の上の白いところは一緒でやはりツグミかと思うが、一つ上の一番上の写真の首周り(襟の部分)の白い部分がツグミには見られないので、ツグミとは決めかねている、主羽の白い線も気になる。
後ろ姿などは猛禽類の雰囲気もあり、かといってクチバシは尖っているようだし、なんともわかりづらいのだ。
それと一緒に並んでいた左の個体もカモのようには見えないところがあり、謎だ…。
いったいツグミなんでしょうかそれとも何?
ああ今日も鳥図鑑と格闘して眠れなさそう・・・(笑)。