このあいだ手に入れたOLYMPUSのタフなデジカメ「TG-2」、
このところ散歩の時は首から下げていつも持ち歩いている。
最近のデジカメはいろんな機能というか画作りができるようになっているので、
少しずつ試してみている。
気になるのは”スーパーマクロモード”、接写モードなのだが最短1㎝というのは凄い。
これは土手の手すりの下に出来た雨の雫だ、カメラを手すりにあててレンズを近づけて撮っている。
もっと寄れるしズームも効くのだから驚きだ。(f/3.5, 1/80, ISO800)
こちらは「トキワサンザシ」かな?南天の実のように真っ赤な実が雨に濡れてたくさんついていた。
それほど寄ってはいないのだが、実の表面に貯まる雨水にしっかりと景色が写っているのがわかる、
とてもいい感じである。(f/2.3, 1/125, ISO320)
ただこうした花などをこのモードで撮る時は一眼のマイクロレンズ以上にしっかり支えていないとピントがつかめない。
この時も液晶画面はユレユレだったのでちゃんと撮れているか不安だったが、上記のように結果オーライかな、
手ぶれ補正のおかげなんでしょうね。
次は景色のほうで…、
雨模様の中ようやく雲の切れ目からお日様が射し始めたところを撮影したもの。
またもや光芒が見える、露出補正で-1.0として撮影(f/4.5, 1/320, ISO100)。
こちらは「SCN(シーン)」の”夕日”で撮ったもの、手前のベンチ周りなどなかなか雰囲気があって良い。
ほぼ太陽にピント枠を置いて露出を測らせている(f/2.8, 1/250, ISO100)
次は「SCN(シーン)」の中の”HDR逆光補正”で撮ったもの、一度のシャッターで3枚高速連写になる。
(f/2.8, 1/100, ISO100)
見ての通り上の写真の雰囲気はまるでなくなる、画面上の全てがよい露出で写るように連射した3枚の写真を
合成してバランスをとっている感じといえばいいか…、記録写真としてはありがたい機能かな。
続いては「Magic」モードにある”ミラー”という機能、この場合は上下のミラー(対称)になっている。
露出は上と同じになっている(f/2.8, 1/100, ISO100)。
ちょうど土手の柵の中心に合わせて対称となるように撮った、なかなか面白い画が撮れる。
使い方によっては楽しめる機能かもしれませんね、できが非常に自然。
またそう感じるような構図を考えて使わないとめちゃくちゃになりそう・・・(笑)。
今回最後に使ったのは「Magic」モードの”ドラマチック”、撮るときに液晶でも効果が確認できるので、
つい空の部分が多くなってしまった(f/2.8, 1/125, ISO100)。
晴天の空などはどう写るのか(きれいな雲の時)気になるところだ、
ピクセル等倍にしてみると空の部分はISO100でもかなり粒状感があるので、コントラストをだいぶ上げているのだろう。
やはりシーン、構図を考えて使うとおもしろい画が撮れそうだ。
ついでに公園で遊んでいるCobbyとの動画も載せてみる、
かなりブレているので(歩きながらのところ)恐縮だが、Youtubeにアップしたら芝の緑がかなり荒れてしまう、
色々と画質設定をいじって試したほうがよさそうだ。
撮り慣れたP7100と比べれば画質的にも見劣りする部分があるが、
圧倒的に高感度に強いし、面白い機能がたくさんある。
限界を意識して使い込んでいくととても面白い写真が撮れそうだと期待を抱かせるカメラではある。
なにより雨のなか自由に動きまわって、制限なく写真を撮れるというのは最高の機能のひとつではないか。