今回は目の前に現れた・・・
今日は休み、午前中に来月に予定している会津旅行のプランを固めていたのだが、
あまりの天気の良さに我慢できず、2時頃最近チドリ類を見かけたたんぼから江川方面へカメラを持って歩きだした。
こちらのたんぼでは苗がきれいに並べられ、田植えの準備がされている。
その近くにはすでに田植えが済んだたんぼも、
よく見ると水田の中に動く影がいくつか…、
こうした生き物を求めて鳥たちもたくさんやって来るのだろう。
ひとまわりたんぼを眺めていつもの「この木なんの木」まで来ると、
驚きの量でたっぷり葉を繁らせ気持ち良さげな木陰を作っていた。
ほんとにこの木陰は真夏でも涼しくてとても気持ちが良いのです。
冬に比べてベンチがとても小さく見える。
いつもの中洲まで来ると、カルガモが気持ち良さそうに日向ぼっこの最中だった。
そのすぐそばでは大きな鯉が何匹もじっとしている。
しばらく土手に座ってマッタリしていたのだが、鳥の数は少ない。
時々ツバメが餌を探して飛び交うか、スズメたちがピーチク騒ぐくらい(笑)。
閑なので近くで飛んでるチョウをカメラで追っていたりしてたらこんな写真が撮れた。
飛んでいて逆さまになることがあるんだなあ~。
ツバメも私のすぐそばをかすめるようにビュンビュン飛んでくる。
尾羽を広げ減速したかと思うと川の水を飲んだり、
こんな感じで悠然と水平飛行を楽しんでいるみたい・・・、気持ち良さそう。
そろそろ引き上げるかと思っていたその時、カワセミ出現!
まさに目の前、驚いたのなんの。
甲高い鳴き声が聞こえてはいたが、まさかカワセミとは。
私の存在に気付いたのか、向きを変えた。
が、目は川面を追っている様子だ、まだ若い鳥かお腹のオレンジ色は薄かった。
突然目の色が変わった、と次の瞬間川へ飛び込んでいった。
しばらくそばで鳴き声が聞こえていたが、姿は見えず。
そのうち、鳴き声とともに上流へ消えて行ってしまった、残念。
しかし今回はとても近かったのだ、これだから江川はやめられません(笑)。
中洲のカルガモが何かを見て警戒するような動きだったのでそちらに目を向けると、
バンがいた、今までオオバンと一緒にいたあの1羽のバンだろうか…。
体の黒さが増し、ずいぶんと鼻の部分が赤くなっている。
これがこの季節からのバンの色(夏羽)なのだろうか、それとも成鳥になったのか。
何となくたくましく見えるから不思議だ。
久しぶりにゆっくりした江川だったが、ここはどの季節もはずせない場所になりそうだ。