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with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

iPod 5G を車で楽しむ

2008年04月13日 | 12. MUSIC with iPod

車での使用を前提に“iPod 5G (with Video)”ゲットです

 


30GBといえこのサイズですから驚きですね、手のひらにしっくりフィットする大きさで好感もてます。

そしてこのサイズで裏の鏡面仕上げ。

すばらしい!美しい!でも指紋ベッチャリ着いちゃいます、(T_T)...

 

そこで保護フィルムを貼りました。

 

 Miyavix OverLay Brilliant for iPod 5G

 

これは貼りやすいです。ちょっと厚めでその分貼るときに多少の位置調整がやりやすいので助かります。
それにUVカット効果もあり、車で使用することが多いので液晶保護およびiPodのボディ変色保護にもなります。

裏の鏡面に貼るシートは表ほど厚くはなく多少のずれは気にならないのでOKです、これを貼ると指紋も付きにくいし拭き取り易くなります。
これは保護フィルムの中では超おすすめのアイテムです。

“iPdo nano”にも使ってます!
 

さて、ビデオも観ることができるiPodをどう使うか・・・。

基本的には30GBといえども私のMP3ライブラリーがすべて収まるわけではないですし、選ぶのに面倒がかかるのも本末転倒の気がする。
そこでお気に入りのアーティストをすべて詰め込み、後はたっぷりと厳選した「プレイリスト」。

もちろんシャッフルしてもボリュームレベルの差を気にすることなく楽しめるように手を加えたMP3ファイルで作ったリストですが、およそ15GBほど入れて楽しんでます。

残りのスペースは「Music Video」のコーナーでも紹介した方法で作成したビデオファイルを入れておきました。

 

○ 車での“iPod Video”

セッティングから...

 

 

 スタンドはグッズ紹介でもしておりました「スイングスタンド(パワーサポート製)」です、これほんと優れ物で、土台部分とホルダー部分にある2ヶ所の球体状のジョイントのおかげでどんな方向でもセット可能といえるほどフレキシブルです。
ホルダーを支えるアームの長さが3タイプあり私のものが最長で5㎝ぐらいあり、写真では分かりづらいですがダッシュボードの平らなところにベースを固定してあるがそこからかなり手前にせり出した形でセットできました。横から見るとよくわかるのですがほぼ空中に浮いているような形です。
アームが長いので振動が“iPod Video”に伝わりやすいかと心配しましたが、2ヶ所のジョイントをしっかり固定してやると思いの外安定してます。
“iPdo nano”の時と同様ベースの前部にはマスコットが鎮座しております(笑)。

セッティングに関してはほぼ完璧かと思いますが、これから日中の日差しが強くなってきますので、アーム部分に装着できる日よけ(フード)を作ってみたいと思っています・・・。

なんたってHDDが入ってますからねえ、大事にしてあげないと。

しかし最近はすっかりiPod生活にはまってしまって、車ではもうCDもMDもほとんど出番のない状態です。

たまにCDチェンジャーに入れっぱなしになってるアルバムを聴くことがあるのですが、さすがにCDのレンジの広さを実感はするのですが、“iPod Video”の音質もなかなかのものですよ。
“iPod shuffle”、“iPdo nano”、そしてこの“iPod Video”ときてどんどん音もグレードが上がってます。

この5Gになって低音がしっかりしてきてサブウーハーのレベルを下げることもしばしばです。

 

 

 上がシガーソケットにセットされたBelkinの「Auto Kit for iPod」です。

太めのAUXケーブルが多少見た目が悪いですが、音質優先ですから我慢です。

ほんとこのケーブルを変えると音が変わります。
最近気がついたのですが、ビデオを観ている時かなりボリュームレベルが低いのがあって、カーオーディオのボリュームを高めに上げると若干気になるほどに「オルタネーター」のノイズが乗ることがあります。

やはり車のオーディオ関係で電源というのは大切ですね、気軽にシガーソケットで使えるのは良いのですが、音に影響が出るようではNGとしかいいようがないので、 後日サブウーハーの電源から分岐して電源を取るよう変更しました。

 

○ 教訓・・・カーオーディオでは電源を大切に!

 

オルタネーターのノイズを体験して、かつてマスターユニットの電源を取る時、この車の既存のオーディオ電源用のカプラーではなく、「バッテリー直」のケーブルを引き込んだものに変更して音のグレードがはっきりアップしたのを思い出してしまいました。
「バッテリー直の電源」を引き込んでおいて良かった!

ヒューズを忘れずに、見た目すっきりのiPod用電源を確保しました!
やはり音にも影響大でした!!

できるだけクリーンな電源を確保するとこれほどまでに音までも「クリーン」になるのかと!

最近ビットレートを256kbpsに揃えたのですが、その違いもクッキリ分かるようになりました。

 

○ “iPod Video”でビデオを楽しむ

 

観ながら運転はできませんが、それでもかけながら(聴きながら)運転はします(笑)。

セッティング位置も運転に邪魔にならない位置にしてありますので、ビデオを再生する夜間でも問題はありません、液晶画面もメニューや音楽再生時はバックライトが点灯していると“iPdo nano”と比べても液晶がでかいだけにかなり明るく感じます。
しかしビデオ再生になると一段階明るさが押さえられる印象で、夜間ドライブでちょうど良い感じになります。

 

 

 夜はこんな感じになります(運転席から撮影したもの)。

しかし夜これをつけて走ると、最近多くなってきた後続車の「せっつき」も少なくなって思わぬ効果も発見しました(実際は観ながら運転はしてないので危なくはないのですが)。
なお私はエコドライブ主義者でできるだけエアコンは使わないのですが、iPodのために左の写真のエアコン吹き出し口(左側)を使ってiPodを冷やしてやることがあります(笑)。

最近車のディーラーへいくとiPod対応のカーオーディオ・ナビなどのパンフをよく目にします。

これだけの普及を前にメーカーもかなり力を入れてiPodユーザーへの付加価値を前面に謳い文句にしている感じですね。
私のように11年落ちの車でも、工夫と音への情熱次第で(大げさか)スマートに「車でiPod」を楽しむことができます。皆さんも是非チャレンジしてみてください。

 

○ 特別編 - 娘の軽自動車 <スバルR2>の場合 -

 

長女が最近車でiPodを聴きたいといろいろ試してみているようなので、思わずよけいなお節介をしてみました(笑)。
最初は4,000円前後のトランスミッター(ロジテック製)でカーステレオに音を飛ばして聴いておりましたので
私も視聴してみたところ、音量は小さいはノイズはのるはで、私としては「使い物にならないほど」と言っていいものでしたね。

そこでグッズコーナーにも紹介した「Kensington」のデジタルトランスミッターを娘にプレゼント!
最初は「せっかく自分のを買ったのに!」と言っていたが、セッティングを済ませいざ聴かせてあげると・・・。

この音の差にはさすがに娘も驚いておりましたね。

 これが実際に普段使っている状態のトランスミッター。

 


移動中電波の状況が変わったりするので、3つのボタンに違った周波数をそれぞれプリセットしています。
ほんとに「ノイズ・レス&高出力」、小さいボディに大きなポテンシャルですよね。

 やはりせっかくのiPod、ヘッドフォンジャックからではなくドックからサウンドを取り出した方が絶対良いですね。皆さんもトランスミッターなら是非これをお試しください。
エンジンを切りキーを抜けばiPodはポーズ状態になり、その後電源も切れます。まあ電源がオフになるまで車に付けておく人はいないと思いますが・・・。

 


 サンワのホルダーに“iPod Video”をセットした状態。
センターの吹き出し口が形状的にホルダーをセットできなかったので、運転席側のルーパーにセットしました。ケーブルの取り回しに気を遣いましたが、おかげでiPodの操作はこちらの方が楽になりました。
運転の邪魔にもならず、軽快な使用感のようです。
こうしたアイテムのセッティングには車種によってけっこう苦労する場合がありますので、一概にはおすすめできませんが、このホルダーは私の車のと違って、安い割に(980円だった)使えるアイテムではないでしょうか。


iPod で楽しむビデオ

2008年04月13日 | 12. MUSIC with iPod

iPod用にTV録画や私家版DVDファイルなどを【H.264】へ変換して楽しむ。

 

 

○ “iPod Video”でムービーを観るために

 

【ご注意】いま私が使っているいくつかのソフトと方法をご紹介しますが、ここではPCで録画されたmpeg2ファイルやそれらをすでにDVD-Rなどに焼いてしまったディスクから“iPod Video”用に鑑賞できるファイル形式へ変換する行程を紹介するものです。
決して市販されるコピーガードのかかったDVDなどからファイルを落とすものではありません。個人で楽しむ範囲であってもコピーガードを破るような行為自体が違法な行為と見なされます、十分ご注意ください。

 

<使用するソフト>


nero [ nero7 Premium ]
    <nero Recorde2> DVDから一気にH.246へ変換可能 
interCOM [ Super DVD Z Copy 4 ]

    作成済みのDVD-RからのMusic Clipのリッピング(画像ファイル&サウンドファイル抽出)
nero [ nero7 Premium ]
    <nero Vision4> mpegファイルと加工修正済みのwaveファイルをね編集しH.246へ変換
    <wave editor3> 抽出したサウンドファイルの音量・音質を編集(タイミング修正なども)


【方法その1】 DVDディスクからのH.264ファイルの作成(サウンド編集が不要な場合)

 

“nero Recorde2”を使います、画質が非常にきれいです。変換エンジンも良く出来ているのか速度も速い方ではないでしょうか、設定が終われば一気にファイルができあがります。

基本的な流れ・・・
1. 作成したいチャプターの選択
2. ビデオサイズの設定
3. 音声プロパティの設定
4. ファイル名の変更・決定
5. エンコード開始
という感じで処理をします。

 

 

メニューからDVDを nero Digital に変換を選びます。

 

 

1.  ファイルの取り込み

残念ながら“nero Recorde2”は直接チャプターを個別に選択できないので、Discのタイトルごと必要なチャプターの数だけ取り込みをしてしまいます。

6曲作りたいときは同一タイトルを6個(6回)取り込みます。 
2. ファイルのプロファイル

nero Digital のカテゴリを「iPdo」、プロファイルに「iPod Video-AVC」を選択します。 
3.  bitrate の決定

ビデオの品質(ビットレート)を最大の768kbpsに(できない時は“ターゲットに合わせる”のチェックをはずす)。

 

 

チャプターの選択は「動画のトリミング」ボタンをクリックすることで可能です。

つまり1タイトルから1チャプター抜き出し1曲分のファイルにするというやり方です。

上の図では開始フレームに「チャプター9」を、終了フレームにも「チャプター9」を指定しています、これが1曲分です。
この作業を登録した曲数分それぞれチャプターを指定してやります。

次にサウンド設定です、画面下オーディオの「設定」ボタンから...

 

 

○オーディオチャンネル・・・iPodのプロファイルなのでステレオのみ
○オーディオプロファイル・・・カスタムで最大の128kbpsを選ぶ
○音量・・・標準・大音量・最大から選択

 

オーディオ設定 で一番気を遣うのが、「音量」の項目でしょう。映画1本分であればどれを選んでも再生時ボリューム調整で済みますが、ミュージック・ビデオとしてiPodでシャッフル再生となると音楽ファイル同様レベルの差が気になってきます。音楽CD同様ミュージックDVDもかなり個体ごとの音量差が存在します。
これだけは体験的に決めるしかありません。ただしあまりに小音量のものについては後に別のやり方をご紹介します。

 

 

確認作業として、「ビデオ」ボタンから画面サイズの確認ができます。サイズというより「エリア」といった方がいいかと思います。

[4:3]にしても[16:9]にしても時々よけいな余白ができたり、まれには必要部分が削られたりといったこともありますので、どのエリアが出力されるか確認は大事です(調整もここで可能)。
以上ですべての設定がすみました、あと忘れずにそれぞれの登録した楽曲のタイトルをファイル名にしておきます。

 

 

設定がすめば、後はエンコード開始です。

ファイル名をiPod登録用に変更してありますので、出力先を直接iPod用のビデオファイル置き場に指定できます(これをしておくとiTunesのビデオプロパティの編集が非常に楽です)。
「書き込み」ボタンをクリックして後は出来上がるのを待つだけ!

 

※現在はCPUもcore2duo(2.4G)なのでエンコード時間も非常に速く快適です。

そして特にこのneroにしてから画質が非常にきれいなのに驚いています。

“携帯動画変換君”や“SUPER©”などのフリーソフトや“DVD Copy5”を使ってきましたが、neroで作成したファイルが一番満足できる綺麗さでした。

 

【方法その2】 mpeg2ファイルからH.264ファイルを作成(要サウンド編集)

 

上で説明した中で、音量が極端に低く「最大音量」にしても他のビデオとの差が著しい場合に以下の方法で対処します。

1. “DVD Z Copy”を使って曲の「映像」と「サウンド」ファイルを別々に抽出する。
2. 抽出したサウンドファイルをサウンドエディターで音量・音質を好みのものに編集する。
3. “nero Vision”を使って、mpegファイルとサウンドファイルを編集及びiPod用ファイルに出力。

 

まずはファイルの抽出...

 

 

“DVD Z Copy”で「DVD to MPEG2 コンバータ」を選択。ディスクを指定して次へ...

 

 

ふつうはタイトル1に必要なデータが入っていますので、そこから「詳細選択」をクリックし書き出したいタイトルを選びます。

※通常上の図中段にある「MPEG2ファイル形式」の項目の“映像と音声を別ファイルに出力”を選んで次に進めば1回で必要な楽曲の映像と音声ファイルがすべて抽出できるのですが、いままでの経験ではたまに“nero Vision”で編集時に映像ファイルの方が短くなってしまいます。

現在は“1ファイルに映像と音声を多重化”を選んで抽出してから面倒ですが、もう一回改めて音声ファイルのみを抽出しています。結果しっかり同期します。

 

 

詳細設定の画面で吸い出したい楽曲のチャプターを選択します。上の画面では音声の項目が一つしかありませんが、DVDによってはPCM、Dolby、DTSなどが選べるようになります。DTS音声は抽出できませんが、他のものはプレビューしながら好みのものを選択可能です(音量の大小も確認可能です)。

 

 

このソフトの良いところはすべてのプロセスでプレビュー可能なところでしょうか、確認しながら安心して次へ進めます。
チャプター選択がすめばあとはMPEG2ファイル形式を選択し、次へ...
 

 

次のこの画面で出力単位を指定し忘れると、すべてのチャプターが繋がった一つの大きなファイルができてしまいます。忘れずに「タイトル単位でMPEG2ファイルを出力」をチェックします。
あとは「コピー開始」をクリックすれば指定したフォルダに抽出が始まります。

 

○ワンポイント 抽出したサウンドファイルの編集

 

 

「MP3ファイルを作成」の項とまったく一緒です。
ただ抽出後のサウンドファイルの拡張子が「.wav」、「.ac3」などでしたらこのWAVE EDITORですぐに読み込めますが、時々見たこともない拡張子になっていることがあります。
そういうときは、いったんファイルの拡張子をファイル名変更で「.ac3」に変えてやるとうまく読み込めました(.wav に変更では読み込めないことが多い)。
あとは音量を上げたり、イコライザーで好みの音質に編集したりとせっかくですからやりたい放題やってしまいます。あとはWAVEファイルに保存して完了です。
そしていよいよ“nero Vision”で編集出力です...

 

 

“nero Vision”の「ムービーの作成」からスタートです。

 

 

残念ながら1曲ずつしか作成できませんが、これは仕方ないですね。やり方はいろんな動画編集ソフトとほとんど一緒だと思いますが、上の編集画面で行います。映像と音声ファイルをそれぞれ配置して次のエクスポートの準備をするだけです。
ここでのポイントは、せっかくだから曲のタイトルをいろんな効果をつけて入れられたり、時々見受けられる映像と音声のズレなどを見つけた場合音声ファイルを編集して同期させることができたりすることですね(これは実際気持ちよいです)。

 

 

テキストの挿入作業の画面です。好きな場所にいろんな効果をつけて入れられます(当たり前か)。
すべてがそろったら、いよいよエクスポート(H.246へエンコード)です。

 

 

この画面では出力ファイルの形式を決めます。

iPod用ファイル形式が用意されてますのでそれを選ぶだけです。

ただし残念なことに音声のプロファイルを選ぶ項目がないので出力されたmp4ファイルの音声ビットレートは64kbpsになります。
それでも、この作業をしないで低音量のままのものと比べれば「月とスッポンの違い」があります。

以前はiTunesのリストから削除してしまいそうなビデオも元気に復活です。それも好みのサウンドに変身して!


iPodで聴くMP3

2008年04月13日 | 12. MUSIC with iPod

自分好みの聴きやすいサウンドで・・・。

 

Audiograbber+LAME で“iPod用最適音質のMP3ファイルを作成する!

この組み合わせが気に入ってます。ほかにいくつかフリーの物や製品版のソフトを使ってみましたが、その中でも使い勝手が非常に良いお気に入りのソフトです。バージョンが1.70になって非常にありがたいのは日本語表示が可能になった(曲名ではなくソフトそのものやヘルプ)ことや内部エンコーダーの選択肢が増えたこと(種類に限りはあるが同じフォルダに放り込むだけの簡単さがいい)。

2007/07/05現在バージョンは1.83

 

 

<Part I> CDレベルが通常の場合

Audiograbberではリッピングを終えた後にエンコードをするかリッピングとエンコードを同時に進めるか選べますが、時間的には同時進行の方ががぜん短時間で終了します。
今ではPCのエンコード性能が上がり、両者の音質の違いは微妙な差異なのでしょうが、昔から「WAVEファイルを作成してからエンコード」という形をとっております。

 

1曲[4分30秒]エンコードした場合の所要時間の比較
 (PC環境は「PC LIFE」のページ参照)

  Audiograbber (WAVE→MP3) ・・・ 32秒

  Audiograbber (同時進行)    ・・・ 19秒

iTunes7(AAC)     ・・・ 18秒

なお、Audiograbberの設定は「吸い出しを始める前にディスクをスピン・アップ」にしているため3秒間のタイムロスあり(両者ともにビットレートは256kbps)
 

感覚的にはちょっと長いかなと思いますが、上にも書いたようにできたファイルは、iTunesなどで短時間で作った物と比較すると小音量では分かりづらいかもしれませんが、大音量及びヘッドフォンなどで聴けばたぶんその違いに気がつくと思います。
音については絶対という評価ができないものなので異論はあると思いますが、
「好み」という大きな要因を含んでいるので、これがまた面白い世界でもあるのでしょう。

Audiograbber(基本的にリッピングソフトです)はシェアウェアーで20ドルでしたがなんと現在はフリーソフトになりました!、非常にビギナーにも優しいインターフェイスで使いやすいソフトです。
それに加え手持ちのエンコードソフトとの連携でCDから直接MP3に変換できます。Audiograbberに興味がある方のために下手ながらもマニュアルまがいの解説をしてみましょう。上の工程図を参考にしながら読み進めてください。

 

現在使っている最新バージョンの1.83では言語選択に「日本語」が加わり見た目はちょっとXですが非常に使いやすくなりました(ただし日本語化するためには必要なファイルをダウンロードの上解凍し必要なファイルを“Audiograbber.exe”と同じフォルダに入れる必要があります)。
日本語化するための詳しい説明はAudiograbberのサイトに記されています(但し英語・・・でもそんなに心配するほど難しくありません)。私の場合見た目もクールな英語のままで使ってます。

 

http://www.audiograbber.com-us.net/

 

こちらのサイトでリンクをたどればすぐ日本(語)のサイトへたどり着けますので後は説明通りですから簡単です。

エンコードするために必要な“LAME.dll”もリンクをたどってダウンロードするだけです(こちらも解凍したら“Lame_enc.dll”ファイルを“Audiograbber.exe”と同じフォルダに入れるだけです)。

すべて準備が整ったら起動してみましょう!

 

1.メイン画面

 


とてもシンプルで分かり易いメインウィンドウです。

メニュー下のアイコンでフォルダ、ファイルネーム、ノーマライぜーションの有無、変換レートなどの各種設定ができかつNormalizationやEncoringなどは独立して実行できる優れものでその設定も簡易レベルから詳細なものまで可能。
基本的にはリッパーであるのが嘘みたい。
吸い出したいCDをセットするとはじめは曲情報などは未入力の状態ですが、「CDDB」ボタンをクリックしてインターネット経由で情報をダウンロードできます(設定によって自動的に探してくることも可能)。
私の場合洋楽中心ですから手持ちのCDの100%入力の手間いらずです(一部新譜や日本独自の編集版などは無い場合が多い-そんな時は逆に入力したデータをサーバーに送ってやりましょう)。

 

2.設定画面

 


こちらが設定画面で一番上のブロックができたファイルの格納場所(フォルダ)の指定。下半分が吸い出しに使用するCD-ROMの設定で吸い出し可能な倍速(32xとかMaximum)を決めます。
中央のブロックがその他の設定で「ファイル名」ではできたファイルの名前の付け方を決めます。ファイル名は「アーティスト」、「曲名」、「アルバムタイトル」、「トラックナンバー」から好みのものを選んでチェックを入れます。そしてチェックしたものをハイライトして上向き・下向きの矢印をクリックしてその順番を決めることができます。“拡張”チェックで直接指定も可。
上の例でいえば、「イーグルスのホテルカリフォルニア」のアルバムの1曲目“Hotel   California”だとすればできたファイルネームは、
      01- Hotel California.wav (or mp3) といった具合になります。
その他の項目はとりあえずデフォルトでOKだと思います。
 ただメモリーをある程度積んでいる場合は最下段の「可能な限りメモリ上に吸い出す」にチェックを入れた方が驚くほど速くリッピングが終了します。

 

3.ノーマライゼーション(※ここではCDレベルが高い場合に使用)

 


直訳すると「標準化」ということなのだと思いますが、よく昔のリイシュー盤など出力の異様に低いものがありますよね(逆に最近のものにある高いときも)、そんな時この機能を使ってレベルを引き上げて(引き下げて)やることができます。
ピーク値とアベレージ出力値から簡易設定・詳細設定の二つを使って選べます。

上の設定値を説明するとピーク値98%に設定してあります。そして中央の枠の中がその標準化を行う時の条件を入力しており「ピーク値が93%を下回る時かもしくは99%を上回るときに実行」しなさいということです。
そしてこの機能は単独でも実行できます、「Browse...」ボタンでWAVEファイルを指定して“Normalizing”をしてやることが可能です。

MP3ファイル作成では 上の工程図で示すところの[CDレベルが高いとき]にピークレベルを若干下げる設定で使用します。
iPod 等でドック・コネクター経由で高音質に再生しようとする場合、ヘッドフォン使用時有効なサウンド・チェック機能は働きません。
従ってMP3にエンコードする前にリッピングしたWAVEファイルを「サウンドエディター」などのソフトでレベルを調整してやる必要が出てきます。
「面倒だなあ!」と思いますがこの作業をしっかりしてやると大好きな“シャッフル”時やプレイリストで様々なアルバムから曲を集めてきた時など、そりゃあもう「快適だったらありゃしない」状態です!
 

4.MP3(エンコード)関連の設定

 


リッピングだけの時は必要ないのですが、この設定をしておけばCDから一気にMP3へ変換できます。

上から順に設定を説明すると、
 ○「WAVEファイルを作るのかMP3ファイルを作るのか決める(またその方法)」
 ○「ID3Tagを使う→編集」
Tagにはすでに1.のメイン画面で入力された情報が入っていますので後は必要に応じてジャンル・年度などを変更するだけです(ここで入れておけばすべての曲のTagに入力されます)。
その下が肝心なエンコードプログラムの指定です。、ビットレートを256kbpsに。その下のオプションはお好みにあわせて選びましょう。
ちなみ音質優先の設定になってますが、今時のPCではそれほど時間的に差は出ないと思います。

 

5.グラビング(リッピング)開始!

 


さあ設定がすめばグラビング(変換)開始です。上の画面は内部エンコーダー(LAME)を使用しているので一つの画面ですべて確認できます。

外部エンコーダーを使用している場合は(Xing ・gogoなど)リッピングの後にDOS画面ないし外部GUIが表示されエンコード経過が分かります。

後はMP3ファイルができるまで何か他のことをして待ちましょう。エンコード中はできるだけマルチタスクは禁物です(ノイズが入る原因になります)。

 

<Part II> 出力レベルの低いCDをちょっと手を加えて聴きやすくする

 

1.SoundEditor によるレベル調整

AudiograbberでひとまずCDのリッピングだけ行います。
そしてそれぞれのWAVEファイルをエディターにて調整を行います。



リッピング したファイををサウンドエディター(私の場合は「nero」に付属していたもの-上図)に取り込みレベルを全体に多少引き上げてやります。
目安としては波形の振れ幅が最大でも(上図でいえば)目盛100を超えない程度に調整します。あまりに元のレベルが低いときは5~6db上げるときもありますが、だいたいは1~2db程度で落ち着きます。

ただし、前にも書きましたが、アルバム単位で聴いている人はこうした調整は必要ないかと思います。アルバムごとにカーステレオの音量調節するぐらいは面倒にはならないでしょうから・・・。
私のように、「シャッフル大好き」人間はこの作業を面倒がらずに終えておくと車の中でのiPodが快適に楽しめます。
ですから、エディターでの調節もアルバム単位ですべて同じ調整量になるとは限りません、耳が頼りになる作業ですが、それぞれ個別に好みのレベルに調整するようになります(エンコード後のMP3を調整レベルごとにいくつか試して聴いてみるのが早道かと)。

 

2.グラビング開始!

さて、WAVEファイルのレベル調整が終わったら再びAudiograbberの出番です。



AudiograbberのMP3アイコンをクリックして上記の画面を呼び出します。
まずは上部中程の「Edit...」ボタンでMP3tagの編集をしてやるとiTunesに取り込んだ後のプロフィール作成が楽になります。

アルバム名、アーティスト、ジャンル、年度などは入力済みになりますので。
後はMP3の変換設定を確認した後、右中程の「Create an MP3 now」のBrowse...ボタンを押して用意した調整済みのWAVEファイルを指定してやれば即変換が始まります(WAVEファイル選択時Shiftキーなどでのまとめた指定も可能です)。

さあこれで車での快適なシャッフルの準備が整いました。

シャッフルがほんと自然なレベルで楽しめます、是非おためしください。

またこの作業は音量(レベル)だけの操作ではなく、時には低音・高音を増幅させたりと自分好みの音質に手直ししてやることも可能なので、積極的に使っています。

 

iTunes や MusicMatch Jukebox Plus の一気にMP3へ変換するものとと比べると速度的に多少落ちます。ただ音質的にはこちらの方が先にも述べましたように高音の抜けなど非常に気に入っております。
おまけに“Audiograbber”も“LAME”も無料ですから安上がりですよね。ちなみに「B’s Recorder」などの市販ソフトのエンコーダーエンジンは「午後のコーダ」を使っているそうですが、そのエンジンのベースになったのがこの”LAME”なのだそうですから素性の良さが分かるというものですよね。


Vista導入記

2008年04月13日 | 11. PC LIFE

Window Vista Home Premiumを新マシンへ(2007春導入時の記録)


 Vista をインストールするマシンの構成

 

 

CPU: Core 2 Duo E6600
Motherboard: Gigabyte GA-965P-DS4
Memory: PC-6400 (DDR2-800) 512MB * 2
HDD: Hitachi/IBM HDT725032VLA360(320GB)
Video Card: Gigabyte GV-NX76T256D-RH
DVD-Multi: Pioneer DVR-S12J
Sound Card: SounBlaster Audigy2 ZS
Floppy: SONY MPF920(BK)
Power Supply: abee S-450EA

 

※CD-R/RWは評価の良いPioneer のSATA接続のものに変更した

 

上記にHDD(MAXTOR 6V250F0 )をリムーバブル・ケースに差し替えてVistaをインストールします。

 

事前にマザーボードのチップセット、LAN、ビデオボード、サウンドカード、及びAHCIドライバー(VistaからはAHCIをサポートするといわれているのになぜかマザーボードのWebにこのVista用ドライバーがアップされていたので一応用意)などを準備してインストールに取り掛かります。


初めての時は必ずBIOSで日付・時刻確認とCD-ROM(今回はDVD)ブート指定を!また今回もBIOSにてAHCIモードを選択してからのブートとなります。

 


初期の画面から既に見慣れたWindowsのウインドウが出現。非常に見やすくセンスもアップしております。

インストールは非常にわかりやすくスムーズに進みます。OSインストール時に必要なドライバーの組込なども「F6」をあわてて押下することもなく、新規のHDDへのインストール時もスマートな画面上からパーティションを切ったり、論理ドライブを作成したり、フォーマットを施すなどビギナーにもわかりやすい操作になっておりました。
この操作の画面で<RC1>をインストールしたときは前述したAHCIドライバーを組み込む事になったのですが、今回の製品版“Vista Home Premium”では対応しているため何事もなく次へ進むことができました。
それでもXPまでと違ってドライバーの組み込みは一画面戻るだけで組込は可能です。後は...

 


新たなGUI(AERO)のウインドウでインストールは進んでいきます...。

 


セットアップも終盤、壁紙指定などもここで指定できますが、まずはそのままデフォルトで。

 


そして光のカーテンのような背景のなか完了へとなりますが、よく見ると文字がどちらもすべて表示されず見えない部分も...(上の写真はRC1のもの。ご愛敬? 記念に残しておきました)

 


さあこれでセットアップも終了。パスワードを入力していよいよ...。

 


出ました新たなデスクトップ!右側にはVistaになって採用された「サイドバー」、中には時計とイメージチェンジャーにカレンダーなど。 マシンの性能評価は4.9になってました。メモリを2GBにしたためRC1の時には4.5だったものがスコアアップです。

 


ドライバの組込に関してはほとんどが用意されていましたが、サウンドカードは事前に用意したクリエイティブのβ版をインストールしました。

 

【Vista Home Premium の印象】

マシン性能評価が「4.9」というだけあって、GUIの「エアロ」も問題なくきれいに描画されているし動作も非常にきびきびしております。

設定の変更などの時にいちいち「管理者」確認の窓はうるさかったりするが、おおむね良好といったところでしょうか。

特にウィンドウの開閉(プログラムの開始・終了)などは非常に気持ちが良いですね。
Vistaの起動・終了などもXPに比べ若干速くなったように思います。

ようやく「nero7」や「WinDVD8」「iTunes7」など私の主要なソフトが対応して正常に動きDVD鑑賞も気持ちよくできました。特にDVD鑑賞では「メディアセンター」を使用したときの使い勝手は非常に良かったですね。

ワイド液晶画面をめいっぱい使った設定も可能だったり(両端は少し切れる)。

ただし私の場合、いまひとつVista常用に踏み切れない理由が「iTunes7」のVideoファイルの扱いである。

私のマシン独自の不具合なのかもしれないのですが、“mp4”ファイルを扱うとき異常に時間がかかる(もたつくなどというレベルではない)。
音楽ファイルはXPの時と同じくサクサク扱えるのであるが、例えば一つのmp4ファイルのプロパティを見ようとするのに30秒ぐらい時間がかかるのです。

もうイライラのしっぱなしです。忙しくて理由も突き止められず、現在に至っております。
そのうちじっくりアップルのサイトを探ってみようと思っております。


Core2duoで組んでみました

2008年04月13日 | 11. PC LIFE

久々に新マシン組み立て(2007年春作製時の記録)

 

今までセカンドマシンとして使っていたPCを出番があまりなくなってしまった液晶モニター“S170”と一緒に会社で使い始めた。そしたら会社で昔(Windows98~ME時代)使っていたPCを発見。
中身はPemtiumIII時代の旧式ばかりなので使えるのはDVD-ROMぐらいなのだが、ケースはその当時から使い勝手がよく気に入っているものでしたので何とか使えるかなということで「Vista」まで自作は我慢するつもりでしたが、OSのアップグレードキャンペーンなどもあり作ってしまおうかとなりました。

 


 これがそのお気に入りのケース。
2001年ぐらいに購入したもので、電源付きとはいえスチール製でその当時としては意外と高価で1万6~7千円ぐらいしたと思います。
質感がよく現在触ってみてもしっかりとしておりオーソドックスなケースにしておいてよかったなという感じです。

付属の電源は旧規格のもので、かつ出力も250W程度だったので、この際新しいものを取り付けました。サイズもミドルタワークラスとしてはゆったりとしており、デスクサイドにはちと厳しいサイズですが、私の場合このサイズが2台おけるスペースをキープしておりますので問題なしです。

ゆがみもなく、会社の事務所で何度か蹴飛ばされているときの傷が若干ついているだけなので(笑)、掃除機とクロスでクリーン・アップしたら見事に復活してくれました。

古いケースゆえ前面にUSBやオーディオ関係のコネクターはつけられません。
 

やはり新規に自作はいつの時もワクワクしますね。CPUの規格もチップセットの規格も2~3世代くらい進んだものを使いますから期待も自然とふくらみます。

 <CPU> Intel Core 2 Duo E6600


これが感動の“Core 2 Duo”です。

この前のPentium4 Dまでは消費電力・発熱でちょっと手が出しにくかったのですが、このCore 2 Duoはデュアルコアで動画などのエンコード作業が得意な上に省電力・低発熱なのですからありがたいですよね。

<Memory> PC-6400 (DDR2-800) 512×2

容量は控えめに1GBで決めましたが、値段にそんなに差がなかったので667ではなく800にしてみました。
 
 <OS> Windows XP Media Center Edition 2005


Home Edition でよかったのですが、“Vista Home Premium”へのアップグレードキャンペーンが使えるということで、MCE に決定。

使ったことが無いので楽しみではあります。ビジネスアプリは入れる気がないのでAudio・Visual関連専用機になります。

(※後に使い勝手の違いから通常のXPに戻す騒ぎがあり・・・。)


 

まずはケースの手直しから。

これがケースをばらしたところ

MB用のトレイもあり組み立てが非常に楽。パーツ各部も造りが丁寧で手を切るようなところなし。
 
 
<電源> abee S-450EA


写真では茶色っぽく写ってますが、実際はシルバーとても綺麗です。CPUがCore 2 Duoだし、ゲーマーではないのでSLIも無縁ですので、定格450Wもあれば十分、日本家屋に適した90~100W仕様。ケースの中にしまってしまうのでもったいないくらい美しいですね。12㎝ファン仕様。


<ケーブル着脱式(フルではない)>
最近のトレンド「着脱式ケーブル仕様」です。MBに接続する24ピン、8ピン、PCI Express用補助電源、及びグラボに刺すケーブルは直づけになっており、これらは通常使うものなので直づけはリーズナブルかなと思います。

私の場合はDVD±RとDVD-ROMそれにFDD用に4ピンコネクターケーブルが1本とSATAのHDD用に16ピンコネクタケーブルが1本の2本を差し込むようになります。
 
 
<ケースファン> Owltech OWL-FY0825L/II


ケースが古かったのとできるだけ静穏仕様になるようファンを交換しました。1600回転の超静音仕様8㎝ファンです。

最近のケースはほとんど12㎝を使ってますので、悩むこと無いのですが、8㎝だとやはり回転数やベアリング機構は気になりますね。静音だけに限っていえば、電源の12㎝ファンとバックパネル側の排気12㎝ファンという組み合わせが一番だと思いますが、私のケースの場合そうは上手くいかないので(ファンレスビデオカードもあるし)ケース内の空気の流れをよくするため前面のファンも取り替え8㎝前後2個で対応させます。
 

PC組み立て開始!

 <Motherboard>
GIGABYTE GA-965P-DS4


グレードひとつ下の「DS3」でも機能的には十分なのですが、RAID仕様のチップセット“ICH8R”でないとHDD最新の機能「NCQ」が使えないのでこちらを選びました。
ゴールドのヒートシンク(SILENT-PIPE)が派手に光ってます。


 マザーにCPU“Core 2 Duo”をセットした状態。
昔の剣山のようなCPUと比べずいぶん様変わりしましたね。でもやはりこのCPUのセッティングは一番気を遣う場面ではあります。

 


 <Video Card>
GIGABYTE GV-NX76T256D-RH
CPUクーラー、メモリーそしてグラフィックボードを差した状態。このグラフィックボードはSILENT-PIPE II といういわゆるファンレス仕様なのですが、ボード両面にわたってヒートシンクが取り付けられており、加えて写真のでわかるように2ポート使って取り付けられその片方にも外気を使って冷やすヒートシンクが付けられています。
 
 <Sound Card>
Creative SoudBlaster Audigy2 ZS


こちらは以前に使っていたマシンから抜いておいたものです。DVD鑑賞にはやはりすべての規格に対応したカードを使いたいですものね。出力はアナログ5.1チャンネルと写真にあるサブ端子の光接続の両方を使用します。


 いつも面倒かつ間違えてはいけない、ケース前面の電源・リセットスイッチ、スピーカー、HDDアクセスランプの配線接続。色別にわかりやすくなったとはいえ、いつもこの作業はマザーボードマニュアルとのにらめっこ・・・、

 

 <Optical Drive>
DVD±R/RW Plextor PX-760A/JP
カード類をすべてセットしてから余裕でケースにセットできるので作業はほんとに楽です。ここから電源からの各ケーブル・コネクターを接続し、仕上げに入ります。


 
 <HDD>
HDT725032VLA360 (320GB)
HDDはAHCIドライバを組み込んで使うつもりで人気のこの機種・容量を選択。HDDは熱対策もあり上下に余裕を持たせた位置にセット。

 


すべてのケーブル・コネクタの接続確認をすませて、最後にケーブルをタイで上手くまとめてケース内のエアーフローを確保します。
写真で見るとケーブルで雑然と見えますが、しっかりエアーフローは確保できております。


 

 さあ、できあがり。
5インチベイ2段目の2連ファンのように見えるパネル、実際はファンを取り外して簡易エアーダクトとなっております。
今回の場合これ以上ファンを付ける必要がありませんよね、まして小径のファンはうるさいだけ。

 


 こちらがケース背面。
デュアルDVI端子の下にグラボのヒートシンクが見えてます。何となく安心感を与えてくれる構造ですよね。ポートがひとつよけいに消費されますが、私の場合サウンドカード以外はオンボードで間に合っちゃいますから。
一番下の端子はボードに付属の「eSATA端子」です。マザーボードのSATAポートに直接接続されてます、4ピン電源端子までついてました。外付けの機器にも高速データ転送が可能になりますね。

 

さあマシンが組み上がり、テストです。
とさっそくスマートケーブルに接続のFDDが使えないので調べると、ケーブルの逆差しでした(笑)。

BIOSは無事確認でき、設定に入ります。
日付とCD-ROMからのブートの設定を忘れずに、それからHDDが最新のSATAなのはもちろんなのでXPで使えるAHCIドライバーを用意します。

RAIDは使いませんが、このドライバーがあればSATA仕様のHDDがNCQ対応でデータのやりとりがよりスムーズになるということです。

 


最初の画面で「F6」キーを押下してAHCIドライバーを組み込みインストールを進めます。見慣れた画面ですが、MediaCenterEditionのインストールなのですが、XP Professionalのセットアップとでました。
ほかにもMCEのインストールで気を使うのが、Disc2のセットがすんだ後に出る「SP2ディスクの挿入」を促す画面です。ここでは迷わず「Disc1」を挿入してあげなくてはいけません。これは初めての人には面食らってしまう場面ですよね。

MediaCenterEditionのインストールでは上記の点だけ気をつければ通常のXPのインストールと変わりません。
マシンのスペックが上がったせいかインストールも非常に速やかに終わった感じがしますね。



MCEのデスクトップです。この壁紙は良いですねえ。XPの「草原」と似ているのですが空と大地の比率が違うだけでこれだけイメージが変わります。

しかしMECには参りました...。なんというかこのエディションはチューナーカード2枚ぐらい差して、リビングの大型TVにつなぎ「W録」したり、DVD鑑賞したりというマシンのためにあるOSという感じですね。もちろんリモコン必須で。私の持っているソフトがWinDVD8でソフトそのものの動きに不具合は出ないのですが、肝心の“メディア・センター”を使おうとすると細かい設定ができなかったり、リモコンがないとチャプターを希望通り進めたり戻したりできなかったりでした。MCE対応のソフト(特にAV関連)を持ってないとやはり今ひとつ使い勝手が悪い気がします。
そんな感じでしたので結局使い慣れた通常のXP(Home Editionですが)に入れ替えしました。

それと同時に「Vista Home Premium」が手元にあるので、試さない手はないとさっそく準備にかかりました。



写真左のマシンが今回作ったもの。
5インチベイ2段目に見えるのがHDDを裸のまま差し替えができるリムーバブル・ケース「NAKED」。カギを開けて前面パネルを手前にあけるとHDDがはずれ前に出てくる仕組みです。
入れるときは逆に、HDDを静かに差して前面のパネルで奥まで押し込むと自然とコネクターに接続されて固定される仕組み。しかしシャットダウン直後などはHDDが高熱を持っている可能性があるので要注意です。
コネクターの寿命が気になりますが、非常に便利です。ホットプラグ対応ですが、システムの入ったディスクですから、それはできません。SATAII3Gbps対応、もちろんAHCI (NCQ対応)も有効にできます。