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恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

10/23(月)妙法寺寄席

2017年10月23日 | 噺とか
台風21号の影響で午後の仕事がなくなってしまいました。
急に仕事がなくなると、何をするか迷ってしまうものですが、
落語「堀之内」の舞台としても知られる杉並の妙法寺で、
「妙法寺寄席」なる二つ目さんの落語会があることを知り、
木戸銭も500円だし、気楽に参加してみることに。
途中、永福町の大勝軒で久しぶりに中華麵をいただき、いざ。

宮 治「たらちね」
今いち「思い出」
-仲入り-
くま八「佃祭」

・宮治さんは、本来ならばトリでの出番だったはずなのですが、
 都合により開口一番で出てくることに。
 普段は芸協の興行はあまり見ることはないのですが、
 この方はちょいちょい落語会などでもお見掛けするので、
 なじみはあるのですが、ちょいと軽めのネタだったのが残念。
 とはいえ、やや下ネタ的なくすぐりも入れつつ、
 かなり勢いのある「たらちね」でした。

・今いちさん、どこかで確か見たことがある気もしたのですが・・・
 ネタは今輔師匠の新作「思い出」でした。
 初めて聞くネタです。設定的には古典なんでしょうがね。
 んー、内容は・・・ですが、レア度は高いんですかね。

・くま八さん、かつて連雀亭で見たことがありましたが、
 結構前のことだったので、ちょっと見た目の印象が変わったかなと。
 前半部分をカットしつつも、きっちりと「佃祭」でした。
 マクラで話してた佃島とか住吉神社の話も興味深いものです。
 今日の中では一番しっかりと聞かせてくれたかも。

ふっと湧いて出た時間、そして普段はあまりお目にかからない芸協の若手の落語。
面白い一日でありました。

恐懼謹言。