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恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

10/22(日)末廣亭昼席後半~夜席

2017年10月22日 | 噺とか
衆議院選挙と台風接近に見舞われた今日、夜席目的で昼トリのちょい前から末廣亭へ。
日曜日の末廣亭としてはちょっとすいてるかなーという感じの中で始まり、
夜席は少々空席が目立つなかで進行していきました。

【昼の部 途中から】
歌 司「漫談」
勝 丸「太神楽」
扇 好「笠碁」

【夜の部】
門 朗「雑排」
一 蔵「猫と金魚」
ホンキートンク「漫才」
百 栄「コンビニ強盗」
きく麿「歯ンデレラ」
アサダ二世「奇術」
萬 窓「ぞろぞろ」
圓太郎「権助芝居」
鏡味仙三郎社中「太神楽」
一 朝「岸柳島」
小満ん「時そば」
─仲入り─
小せん「野ざらし」
扇 辰「悋気の独楽」
米粒写経「漫才」
文 雀「八問答」
正 楽「紙切り(開票速報・三K辰文舎)」
文 蔵「子別れ」

・扇好師匠は長雨が続く中での「笠碁」でした。
 こういう日にぴったりのネタだなー、と。

・一朝師匠の「岸柳島」は初めて聞きました。
 いやー、江戸弁の気風のいい語り口がいいですねぇ。

・小せん師匠の「野ざらし」もよかったですね。
 いい声で歌い上げるあたりとか、聞いていていい心地に。

・文雀師匠の「八問答」は初めて聞いたネタ。
 もともとは上方落語からの移植なのですが、こういうのもあるのかーと。

・米粒写経の47都道府県ネタはいつ聞いても感心させられます。
 東京都って意外と出てこないもんですね。

・文蔵師匠、「子別れ」できました。
 内心、先日の一之輔師匠の独演会で聞いていたので、「またか・・・」と思いましたが、
 やはり演者によって色が変わるものです。
 文蔵師匠のキャラクターが反映されているあたりが面白いですね。
 「斎藤さんちはどこだ?」のあたり。

台風接近とか、そういう時を狙って寄席に行きたくなった一日の記録でした。

恐懼謹言。