恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

変わらないもの

2005年05月28日 | 日記とか
土曜日だというのに今日は3時間も授業をしてきました。
回が進むに連れてクラスによっては進捗具合が微妙に変わってきて、
一番遅れているクラスの授業で遅れを回復させるため、
少々スピードを上げての回復運転を試みましたが、
かえって内容がうまくまとまらず、ダメダメになってしまいました。
やはり鉄道にも授業にも制限速度というものがあるんですね。
こりゃもう日勤教育ぐらいのことは覚悟しなきゃなりませんな。
んでもって今日は午前中までの授業だったので、午後は部活へ行きます。
高校時代は野球部に所属していたので、もちろん野球部へ行きますが、
様々な変化に行ったそばからアウェーな気分がただよっており、
少なからず気まずい感じはしましたね。四年という年月もありますし。
私がいた頃の野球部は代々OBが選手指導するのが伝統になっていたのですが、
今年からやたら気合の入った顧問の先生が着任したことと、
数年前から地元リトルリーグの有名人が野球部監督に就任したことや、
さらにはその監督の教え子で、経歴だけ見ればプロ野球選手並みの青年を、
コーチとして迎えていたことなどもあり、もはや私がいた頃の野球部の姿は、
まったくと言っていいほど影を残してはいませんでした。

そんな人たちがいたのであれば実力もたいしたことない私など、
出る幕などあろうはずがありません。技術的な指導はせずに、
精神的な指導でもって生徒と接するのが精一杯という惨めな有様でした。
そんなすっかり変わってしまった野球部の姿にもの悲しさを感じつつも、
ふと部室に足を踏み入れると、私が高校時代に部室に置いておいた資料集が、
そのままの場所に置きっぱなしになって埃をかぶっていたり、
当時の写真などを目にすることになり、少し救われた気分でした。
今の野球部と私がいた頃の野球部は、その連続性は感じられませんが、
物だけはしっかりと私がそこにいた証を留めていたわけです。
そんなものに目をやりながら何となく往時の思い出に浸っていました。

明日はようやっと休日というわけで、じっくりと休むことにします。
4日目にして早くも色々なことを経験したわけですが、
残された日々はまだまだたっぷりとあります。果たしてどんなことになるのやら。

10行でまとめるのは無理。
恐懼謹言。
コメント (3)
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