沖縄・台湾友の会

《台湾に興味のある方》《台湾を愛する方》《不治の病・台湾病を患ってしまった方》皆んなで色々語り合いたいものです。

鍛冶俊樹の軍事ジャーナル (2024年4月14日号) *パンデミック協定改定の危険性

2024-04-17 20:29:07 | 日記
鍛冶俊樹の軍事ジャーナル
(2024年4月14日号)
*パンデミック協定改定の危険性
 大紀元に拙稿「パンデミック協定と国際保健規則の改定の危険性 国際機関は汚職天国だった?」が掲載された。以下、概要を紹介する。

 世界保健機関(WHO)がパンデミック協定と国際保健規則の改定を企図している。新型コロナ(COVID19)のようなウィルス騒動が再び起きた場合、世界各国の国民にワクチンの接種を強制できるようにしようという魂胆なのだ。
 通常、ワクチンの作成には3年かかる。副作用がないか検証しなければならないからである。ところが、COVID19の場合、3か月で認可されてしまった。世界各国は、検証なしにワクチンを承認したものだから、製薬会社は濡れ手に粟(あわ)だった。
 これに味を占めた製薬会社がWHOを動かしたのが、パンデミック協定と国際保健規則の改定と見て間違いあるまい。

 WHOは国連専門機関だが、こうした国際機関は当然、公正中立でなければならない。そこで国連およびその関係機関は、その所在地の国から独立した法的な立場すなわち治外法権を維持している。これは各国の在外公館が治外法権であるのと同じだ。
 ところが、在外公館は本国の主権下にあるのだが、国連はいずれの国の主権下にもないわけだから事実上、法律が存在せず、内部に法執行機関すなわち警察が存在しない。
 つまり国連機関の内部は紳士協定で秩序が保たれているに過ぎない。従って汚職はほぼ野放しの状態なのだ。なぜ、こうした状態が放置されているかと言えば、この状態は各国にとっても多国籍企業にとっても金で国際ルールを買えるから都合がいいのだ。
 今般のWHOのパンデミック協定と国際保健規則の改定の背景は、これで明らかであろう。
https://www.epochtimes.jp/share/217260?utm_source=copy-link-btn


激戦州での黒人票、14%がバイデン支持からトランプへスィング   黒人男性の30%(前回は18%)が民主党を見限った

2024-04-14 10:41:06 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024)4月14日(日曜日)
         通巻第8215号  
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 激戦州での黒人票、14%がバイデン支持からトランプへスィング
  黒人男性の30%(前回は18%)が民主党を見限った
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 ニューヨークタイムズ(4月12日)の世論調査はトランプ46%、バイデン45%。その差が、わずか1%に縮んでいると報じた。ただし、この調査の設問は「トランプとバイデンの一騎打ちを仮定したら。。。」で、第三候補のRKJを除外している。

 2024年大統領選挙を前に、有権者総数は2億4605万人と発表された。このうち黒人が3445万人、ヒスパニックが3620万人、アジア系が1500万人。これら少数民族は従来、民主党への投票が多かった。

 WSJ(ウォールストリートジャーナル)が激戦州で黒人の投票動向、事前世論調査を実施したところ、次のような数字があらわれた。

 黒人男性 バイデン支持=57%(前回は80%) トランプ支持30%(12%) 
黒人女性 バイデン支持=77%(同90%)   トランプ=11%( 6%)
大卒黒人 バイデン支持=66%(同91%)   トランプ=21%( 9%)

 数字の変化は一目瞭然である。民主党のドル箱、集票マシンの中核だった黒人有権者の民主党離れがここまで進んでいたとは!

 コロラド州デンバー市(ア・マイルシティ=標高1600メートルの高原都市)のマイク・ジョンソン市長は民主党である。
彼はエール大学時代からデンバーのホームレス救済活動のボランティアをつとめ、ハーバード大学時代にはアル・ゴアの選挙を手伝った。コロラド州上院議員を務め、いちどは州知事に立候補するが予備選で敗退、2023年から市長。

 不法移民がデンバー市内におよそ4万人。この人たちのシェルター建設に市予算9000万ドルを投じると発表した。財源は同市予算の納税者へのサービスをその分、削減するとした。
 シェルターはおよそ千カ所が、これから6ケ月いないに建設されるという。
 住民税を支払うデンバー市民の福祉はおざなりとなり、不法移民の住居対策費用に回される。
たしかに人道援助であるが、次の選挙で有権者は、何かの反応を示すだろう。


♪ なぜ「愛子天皇」なのか?  国体破壊は「かれらの」目的、二段階革命理論はフランクフルト学派  歴史と伝統を知らない「大衆の反逆」(オルテガ)?   ♪♪

2024-04-14 10:39:53 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024)4月14日(日曜日)
         号外  
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  ♪
なぜ「愛子天皇」なのか?
 国体破壊は「かれらの」目的、二段階革命理論はフランクフルト学派
 歴史と伝統を知らない「大衆の反逆」(オルテガ)?
  ♪♪
4月24日発売決定!
宮崎正弘『二度天皇になった女性 ─孝謙・称徳女帝の光と影』(ワック)
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 ●予約受付を開始しました!

 女帝には女性天皇と女系天皇の区別がある
 過去の十代八人の女帝は「女性天皇」で「称制」(天皇臨時代行)だった!

「女系天皇」はおられない。皇統後継問題がリアルに語られ始めた時に、過去の女性天皇の事跡を追う意義。

 希有な女帝は高野(孝謙・称徳)天皇だ。聖武天皇の内親王、初の女性皇太子になり、孝謙天皇となして即位。いったん譲位されて孝謙上皇となられたが藤原仲麻呂の乱を収め称徳天皇として重祚された。
政(まつりごと)に情熱を持った女性で、仏教で国を治めんと道鏡を重用し、崇仏政治を行ない、天皇と法王の共同統治という形態を追求したため国体の危機を招いた。

<この本に登場する人物、事件の数々> 聖武天皇・光明皇后、平城京遷都、阿倍内親王が孝謙天皇に。東大寺大仏開眼、長屋王の変、鑑真来朝、藤原仲麻呂・吉備真備が頭角。
野望に燃えた親中派=藤原仲麻呂の乱、淳仁天皇が廃され淡路に配流、道鏡が法王になる、宇佐八幡ニセ神託事件、和気清麻呂が穢麻呂(きたなまろ)に改名され大隅に流罪、称徳崩御、道鏡は左遷され下野で没す。吉備真備、後継天皇指名で藤原百川等の陰謀に敗れる。
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何とも不思議な底力をもつ日本       櫻井よしこ

2024-04-13 15:16:55 | 日記
わたなべ りやうじらう のメイル・マガジン
                 頂門の一針 6836号 

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  何とも不思議な底力をもつ日本
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             櫻井よしこ         

日本ルネッサンス 第1092回

親中派と言えば、政治家ではかつて首相を務めた福田康夫氏を筆頭にその系譜に連なる人々、例えばエネルギーや安全保障分野での所業から河野太郎デジタル大臣や林芳正官房長官などが思い浮かぶ。各々幾十万の有権者の支持を得て国民のため、日本国のため、国政に携わっているはずだが、一体どの国のために働いているのかと苦々しく思うことが少なくない。十倉雅和経団連会長をはじめとする財界人にも同様の思いを抱く。

そんな憂鬱な気分を吹き飛ばすのが皇學館大学文学部教授、松浦光修氏の『日本の心に目覚める五つの話』『日本の心を思い出す六つの話』(いずれも経営科学出版)だ。

氏はまず、親中派は今に始まったことではなく大昔から日本にいたことを思い出させてくれた。そうなのだ、親中派が主流の時もあった。けれど日本はきちんと大和の道を歩んで日本独自のすばらしい国柄を創ってきた。そのことを忘れて、ただ気分を滅入らせるのは愚かなことだと教えてくれる二冊の著書である。

松浦氏は2月11日の建国記念の日を題材に語っている。大東亜戦争で敗れる前、その日は神武天皇ご即位の日、つまり国のはじまりの日という意味で紀元節と呼ばれていた。制定は明治6(1873)年。明治政府が「国のはじまり」を意識した背景には、欧米列強と相対峙していくとき、キリストの誕生を基点にする西暦に対し神武天皇即位を基点にする日本国の歴史を踏まえ、対等の関係に立たなければならないという考えがあった。大日本帝国憲法の制定に当たって井上毅(こわし)らが国の根本法の精神こそ日本国の歴史や
価値観に基づいていなければならないと心していたのと同じである。

神武天皇がわが国の初代天皇であることはずっとずっと昔、人々の常識だった。『古事記』や『日本書紀』には崩御された神武天皇と皇后の御陵(お墓)の場所についての記述がある。また平安時代の法典である『延喜式』には、御陵は「大和の国・高市の郡にあり、兆域東西一町。南北二町。守戸(しゅこ)五烟(えん)」と記録されている。兆域はお墓のことで、広い御陵を5軒の家の者どもが守っていたという意味だ。

忘れ去った800年

ところが神武天皇に関する記録はこのあとぷっつりと消えたというのだ。鎌倉、南北朝、室町、戦国、安土桃山と、神武天皇は歴史の中に埋没し、御陵の場所も定かではなくなった。松浦氏は日本が神武天皇を忘れ去ったその期間は800年に及ぶと指摘する。

この時期、日本人は神武天皇の存在をほぼ完全に忘れただけでなく、中国大陸の呉の国(春秋時代、紀元前6~5世紀)の「太伯(たいはく)(泰伯)」という人物の子孫だとする「皇祖太伯説」を信じる者が多かった。右の主張は中巌円月(ちゅうがんえんげつ)という禅僧が元(1271~1368年)の時代に渡って持ち帰ったそうだ。

なぜ神武天皇がシナ人の子孫でなければならないのか、なぜそんな説を日本人が信じたのか。松浦氏は、その理由は大別して2つだと説明する。1,先進国への劣等感コンプレックス、2,外国人の日本に対する悪意ある発言を鵜呑みにする、である。

1,について松浦氏は当時の“エリート”たちは文明国のシナに憧れる余り、神武天皇がそのエリートの血を引いているとされたことをむしろ誇らしく思っていたのではないかと見る。2,について、中国大陸では古くから「太伯という偉い人物が、野蛮人の国、つまり日本国に行って王朝を開いた」という伝説があった。このとんでもない作り話が『史記』、『論語』に記録され、唐の時代には正式な歴史書、「正史」の『晋書』に取り入れられたそうだ。それを日本の知識人たちが信じ込んだのだ。

だが、江戸後期に入って遂に論争が起きた。水戸黄門様として親しまれている水戸藩主の徳川光圀公は、日本民族は日本民族の歴史を正しく見つめなければならないと考えた。日本国初代天皇の御陵は荒廃を極め、その場所さえ定かではない。光圀公はその状況を嘆き、元禄7(1694)年、立派な神社を建てて神武天皇をお祭りすべしとの建白書を奉じた。そこから後期水戸学が興り、日本回帰の精神が学問的に涵養されていった。その中心人物は藤田東湖であり、吉田松陰も大いに影響を受けた。

しかし800年間も放置されていた神武天皇の御陵の場所については中々正確につきとめられない。複数の学説が生れ、決着がつかない。最終判断は孝明天皇がなさった。今上陛下の5代前、今上陛下の祖父である昭和天皇の曾祖父にあたる方だ。孝明天皇が認めた場所に御陵が完成したのが明治維新まであと5年、文久3(1862)年だった。そして慶応3(1867)年には「王政復古の大号令」が出され、「諸事、神武創業の始めにもとづき」と謳われた。神武天皇の時からの国柄は皇室を基軸として歩むというもので、
その道に戻るという国家としての決意表明がなされたのだ。

単なる復古ではない

ここからさまざまなことが汲みとれる。まず日本民族は自国の歴史を忘れ去ってしまうほど自覚のない時期を、かつてすごしたという点だ。外国の言いなりに日本の在り様をいとも容易に変えてしまうその性癖は、いま往年の中国への憧れから、形を変えて欧米諸国へ向けられているのではないか。欧米社会の在り様を日本の社会通念や歴史を置き去りにしてそのまま受け容れようとしているのが現在のわが国ではないか。

すなわちLGBT理解増進法のことだ。わが国にこんな法律は全く必要がないにも拘わらず、欧米諸国がそのことを論じるからといって、彼らでさえも行きすぎた法制化の見直しに入っており、多くの日本国民が強く反対したにも拘わらず、岸田文雄首相はさっさと法制化した。日本国の歴史や価値観についての自覚が余りに足りないからであろう。

しかし、松浦氏は指摘する。後期水戸学に始まり明治維新へと続く歴史の中で、わが国は立派に日本国の基盤を取り戻した、800年間も忘れられていた神武天皇の存在が再認識され、わが国は国の始まりを意識し本来の国柄に立ち戻った、と。800年の時を経て見事によみがえった日本は「何とも不思議な底力をもっている」と氏は書いた。

敗戦から約80年、わが国は再び日本国のはじまり、国柄、そのすばらしさを忘れ去っているのではないか。もう一度、思い出し、本来の姿に立ち戻らなければならない。原点に立ち戻ることは単なる復古ではない。新しい時代に踏み出すこと、つまり維新である。憲法改正、皇位継承の安定化、教育の正常化。その道は険しいが「何とも不思議な底力」を再び発揮する局面だ。現状に不平不満を言うだけのつまらない人間であってはならない。一人一人、やるべきことがある。そのことを心に刻みたいと思わせる二冊の著書だった。



スリナムの大統領が訪中し、習近平が面会    金鉱山を中国は買収し、港湾整備に6・7億ドルを投下

2024-04-13 15:14:50 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024)4月13日(土曜日)
         通巻第8214号  
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 スリナムの大統領が訪中し、習近平が面会
   金鉱山を中国は買収し、港湾整備に6・7億ドルを投下
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 北京は外交ラッシュの季節。イエーレン財務長官と入れ替わりにラブロブ露外相、そのまえにはブラボォ次期インドネシア大統領、王毅外相は椅子を暖める時間もない。
 4月12日、中国を公式訪問中のスリナムのサントーキ大統領が、北京で習近平と固い握手、『今後も両国の戦略的パートー湿布を強化したい』と述べた。

 スリナム?  聞いたことありますか?
 ベネズエラの東へ、ガイアナ、そのとなり、オランダ領ギニアの西半分が独立した。
人口わずか60万、優秀な人材はオランダや米国に去った。オランダのサッカーチームなどはスリナム出身の選手が目立つ。カリブ海に面し、北の島嶼国家はトリニダートトバコだ。

 かつて筆者、貿易会社をやっていた頃、このスリナムにラジオ局セットを輸出したことがある。地元ラジオ局は日本製の僅かなセットで放送しているんだろうなぁ。

 さてスリナムの特徴というのは、原住民が少数派、労働移民が奨励された時代に、インド、中国、インドネシアから夥しい労働者が入ってきた。その末裔たちが多数派となり、とくにインド系が30%近い、中国系が人口の10%(日本の外務省は2%としていているが。。)中国とは縁が深いのだ。

 中国の狙いは何か? ズバリ金鉱山だ。ローズベル金鉱山を中国の紫金鉱業が467億円でカナダのアイアンゴールド社から買収した。スリナムの港湾整備プロジェクトにも6億7000万ドルを投下している。
 4月12日、金価格は史上空前の2400ドルを突破した。スリナムの輸出産業の筆頭は金である。