沖縄・台湾友の会

《台湾に興味のある方》《台湾を愛する方》《不治の病・台湾病を患ってしまった方》皆んなで色々語り合いたいものです。

台湾の声」【旧正月】日台の文化交流で重要な台湾語

2024-02-10 09:11:19 | 日記
「台湾の声」【旧正月】日台の文化交流で重要な台湾語

台湾の声編集部 多田恵 2024.2.9

 台湾では本9日は旧暦の大晦日である。昨日8日(木)より14日(水)までが旧正月休みで、15日(木)から17日(土)まで休みをとれば11連休になる。旧正月休みを日本で過ごす人も多いことだろう。
 事実上の日本国駐台湾大使館である日本台湾交流協会は昨日より赤い地に3頭の竜が描かれたイラストを会員制SNS「フェースブック」のカバー写真として掲載した。その上部には白い文字で「新年快樂 しんにぃくぁいろっ」と書かれている。このひらがなの部分は、「Sin-ni
khoai-lok」という台湾語(ホーロー語)の発音を表現したものであり、平仮名が読める台湾人たちを喜ばせている。ちなみに客家語(ハッカ語)だと「しんにぇんくぁいろっ/しんぎぇんくぁいろっ」(Sin-ngien
khoai-lok)となる。中国語「しんにぇんくぁいらー」(Xinnian
kuaile)とは違う発音である。
 台湾政府のデジタル発展部では同日、緑の地に一頭の赤い竜と「龍無Bug」という文字をあしらった、菱形の正月飾り(ステッカー)をオードリー・タン部長が手にしている写真を公開した。また小池百合子都知事が台湾滞在中に同部を訪問した際にもその正月飾りと共にツーショット写真におさまっている。
 この「龍無Bug」を中国語の知識だけで解釈すると「竜にはバグが無い」ということになるが、実はこれも台湾語だ。「龍」の中国語読みは「ロン」である(台湾語ではリンとかリォン)。台湾語の「ロン」(long
bo)は「全然」という意味である。したがって、「バグが全然無い」というデジタル発展部としての願いを表した、縁起を祝う言葉なのだ。




--
台湾の声

最新の画像もっと見る

コメントを投稿