6月上旬、長野県の飯縄高原で学生時代のマンドリンクラブの同窓会があった。
その時に長野県北部の棚田を巡った。その報告です。
ここは長野県・小谷村・千国乙・親坂です。
「親坂塩の道」です。
四方を海に囲まれている日本列島では、各地の海辺で塩が作られていました
しかし、信州には海がありません
日本海で作られた塩は俵に入れられ、馬や牛の背によって山の奥まで運ばれました。
その道が「塩の道」です。
上杉謙信が「敵に塩を送る」という故事を作った言い伝えがあります。
街道の輸送に携わった牛方やボッカ等が寝泊りした宿「牛方宿」です。
糸魚川から 松本まで物資を運んだ千国街道(塩の道)沿いには、何軒もの牛方宿がありました。