9月のマンドリン演奏会は満席で盛況のうちに終わった。
そのご褒美で9月後半に九州東部(主に大分県と宮崎県)の棚田を巡りました。
その報告です。
ここは大分県・竹田市・米納(よない)です。
「米納の棚田」です。
彼岸花が咲く綺麗な馬蹄形をした棚田です。黄金色に稲穂が輝いています。
品種はは「ヒノヒカリ」です。
九州地方をあらわす「日」とお米の光る様から「ヒカリ」が取られ、合わせたものを名前としています。
西日本を中心に非常に広範囲に渡って作られています。
「米納」は「べいのう」とも読みます。米で年貢を納めることです。
彼岸花とアゲハ蝶です。
彼岸花はお彼岸の頃に一斉に咲き始め、赤が強烈なのでとても目立つ。
毒があると言うのに、よくアゲハ蝶がやってくるのは謎です。
彼岸花の蜜には毒がないのか、あるいは毒があってもアゲハ蝶に耐性ないし免疫があるのかは良く分からない。
戦時中の食糧難の時にはヒガンバナの球根を食べていたと言うのです。
実は、ヒガンバナの球根から少量のデンプンが取れるのです。