ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

家族で道東旅行 その4

2015-09-04 13:55:01 | 北海道内の旅行・風景
2日目 12時15分。

「羅臼町郷土資料館」の2階へ。



…ところで1階のヒカリゴケ展示の隣には、色鮮やかなロシアの民芸品たちが。やはり北方四島が近いという事もあって、交流がなされているのでしょうか。

2階の水飲み場

ふふふ、こういう部分は学校のまんまなのが嬉しいね!(*^_^*)懐かしい~。


…オットセイの剥製はレアな気がする。ヒレがゴムタイヤのような質感でしたが、ここだけ作り物でしょうか?
そして「森の主」感が漂うシマフクロウたち(笑)


いくつかの小さな展示室に分かれた館内をふらふら見学。
明治以降の生活用品が展示してある「生活展示室」に入ったところ、まさかの展示物が…!!


うぉを!こっ、これは…!
本で見た事があるぞ!
大正の終わりごろに活躍したという、国内初期の自動販売機ですよ!!
こんな所で会えるとは!!
(→注:管理人ホルマリンは自動販売機マニアである。)


おもしろい形の自販機ですが、描かれているのは「のんきな父さん」というキャラ(サ●エさんの波平みたいだなww)
国内で1000台ほどが製造され、お菓子を販売していたそうです。

「使ってみよう」だって!?


ご丁寧に当時の硬貨まで用意されていますよ!まさかの動態保存!?

疑いつつも、1銭硬貨を投入してみると…。

ジャラジャラジャラ チーーン!
ジャラジャラジャラ チーーン!


わっ、わっ♪
アメちゃん出てきたーー!(((^◇^)))



裏側を覗いてみると、扉が開けられていて内部が覗けるようになっていました♪きちんと飴がセットされているのが分かりますねっ(^O^)
賑やかな音が楽しかったですが、コインの重みで内部のブレーキが解除され、ゼンマイ仕掛けでチェーンが動く仕組みだそうです。
すんごいよコレ!!たまらん。ハアハア


こんな場所で動態保存のコイツが拝めるとは。小さな資料館も侮れませんな。
個人的に本日のハイライトでした(笑)。


その他、室内には近所の民家から寄贈されたであろう、年季の入った生活用品たちが。
長靴みたいなものは隣の「中・近世展示室」にあったチェプケリ。アイヌの人が愛用したサケの皮製の靴です。

いやぁ~、その他にもアイヌの出土品など展示物多し。ヒカリゴケの他にも見ごたえのある施設でした。
素敵な時間をありがとうございましたm(__)m


午後2時。

資料館を後にし、僕の運転でしばらく海沿いの国後国道を南下しました。
本日の最終目的地の近くにある野付半島ネイチャーセンターへ。やや遠かった…(笑)。





北海道の地図を見ると、知床半島と根室半島の中間にフックみたいに飛び出ている細長~い半島があるのがお分かり頂けると思います。コレが野付半島、今はそこに上陸しているわけです。
ここに、一度は訪れてみたかった摩訶不思議な景勝地があるのです!
楽しみです(*^_^*)。

次回!

究極の僻地トドワラ。
●●●も死す北海道の果て。


続く。
コメント (2)
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