izumishのBody & Soul

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2024年6月25日、希さんは、天国に旅立ってしまった。。。

2024-07-14 14:24:15 | 日記・エッセイ・コラム

これまで何回となく希直さんの介護生活を書いてきたが、6月25日(月)15:55分。希さんは、とうとう天に召されてしまった😂😂😂肝門部胆管ガン、であった。

 

5月1日に、いつものように本牧病院の通所リハビリの迎えの車に乗り、ワタシは歯医者の予約で待っていたら「黄疸が出てるから、すぐに受診」との連絡が。。。一旦家に戻り、必要な物を持って急いで本牧病院に。大雨が降っていた日だった。。。

「胆管が詰まっていて胆汁がまったく出ていない。理由は分からない」(゚Д゚)。。。

結局、本牧病院で2週間入院したが、原因が分からず、みなと赤十字病院に転院。。。 

みなと赤十字病院で詳しい検査をした結果、「(何本かある)胆管がすべて詰まっていて、ステントが入らない。ストローも入らないほど詰まっている」。。。各種の検査や治療を試みた結果、胆管の集まっているところに癌があって(!!??)、肝臓に入り込んでいるので手術は考えられない。(若くて体力があれば他の方法もあるのだろうが、これまでの経過から見てまず体力がないし、その手術自体がかなり難しい)。

後になって調べてみたら、「厄介なことに検診などでは見つかりづらく、発覚した際には進行しているケースが多い」という。 その胆管ガンの中でも、最も難易度が高いという「肝門部胆管がん」。希さんはこれにかかってしまったのだっだ😭担当医によると「余命は年単位ではなく、月単位。あるいは日単位」残酷な宣告であった。二人とも、なにも言葉が出なかった😭😭😭

それから急転直下のごとく緩和ケア病棟に移り(一旦自宅に戻りたい、という希望は、”奥さんの負担が大きすぎる”との理由で叶えられなかった)。治療はせずそこで静かにゆっくり死が訪れるのを待つ、しかないのであった。。

緩和ケア病棟に移ったのが6月11日。それから2週間。先生の見立て通り、希直さんは6月25日の夕方、死んでしまった😭

 

そもそも2年前にコロナワクチンの副反応で腰椎圧迫骨折。手術後に、感染症にかかって再入院・手術。コロナの最中で面会も出来ず、ストレスで十二指腸潰瘍を発症し、さらに入院が延びて3ヶ月ほど会えない時期があった。すべてはこれが始まりであった。

それまでは病院にかかることもなく、ヒマに任せて二人で呑気にあちこち遊び歩いていたが、3ヶ月の入院中にすっかり足が弱く歩けなくなり、退院した時は、車椅子生活。ベッドで過ごす時間が長かったが、今思えばこの頃が一番穏やかに、お互いいたわり合って幸せに日々を過ごせていた。

 

5月にみなと赤十字病院で検査を受けていたある日、お見舞いに行った帰りがけに、「ずっと傍にいてくれるだけでいい」と言った。希直さんはこの時、すでに自分の寿命を感じていたのかもしれない。。。これまでいつもいつも、私を包み込むように、でも自由に、私は希直さんの大きな心と手の上で、やりたいことをやって、幸せに過ごしてきた。(ほとんど)ベッドに寝たきりになっていたときも、帰ると必ず「お帰りなさい!」と手を挙げて迎えてくれた希直さんの声を聞くことは、もうできない。それが一番悲しく、胸が痛い。 

 

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