消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

去年の12月13日にも “大鹿♂さま”に遭っていた!

2016年12月14日 10時41分19秒 | 生き物
 きのう13日は、可もなく不可もなく、つまり何事もなく夕方に至りましたが、鬼蜘蛛ブログ削除拒否関連の記事、鬼蜘蛛ねえさんとの電話での会話内容を書きました。
 
 その後、いつもの如く夜のそぞろ歩きに出ました。必携は、懐中電灯とガラ携。
 携帯は、例えば歩いているうちに腰を抜かしたり、転んだまま動けなくなった場合、夜に山の中を歩いているヒトなんぞまずおりませんから、この季節では凍え死ぬこと間違いなく、そんな場合に助けを呼ぶのに不可欠なんです。

 昨夜の散歩の途次、ある場所まで行きましたら、左手の笹の斜面からガサガサという音とともに大きな角を持つオス鹿が道路に下りてきました。クンちゃんなど目に入らぬようで、悠然とした足取りで目の前を横切っては右手の斜面へ消えて行きました。
 急いで“大鹿♂さま”を撮影しようとガラ携を構えましたが、もう遅い!
 このへんでしばしば見かける鹿はだいたいメスか母子で、遭えばすぐ逃げていきます。目の前にあらわれることはまずありません。

 
 で、実は話はこれからで(スイマセン!)、今朝、要らんものばっかで、うれしいお知らせなどとんと届かぬわがメールをあけてみましたら、☆goo[ブログ]92freeediti​on44 さんの1年前の記事(2015.12.13​) というのが着信していました。(これがうれしいお知らせというわけではありません!)それをクリックしてみたら…。

 なっ、なんと去年も同じ12月13日の夜、このお方かどうか定かではありませんが、まったく同じ場所で大鹿♂さまに遭っていたのであります。そこで、過去記事を再アップしてみました。


  過去記事2015-12-13 22:57:04
  うーん、たいしたタマ! たまげた!

 逃げも隠れもしないおっつあん鹿!
   結局は立ち去ってくれたけどね


 おとといはとんでもない風と雨でした。
 ほんと、おっとろちい大風でクンちゃん隠居小屋なんぞ、今にもぶっ飛びそうな風の勢いでした。
 これは全国的にも大変な様子だったらしく、みなさまにもお見舞い申し上げます。

 それとはあまり関係ないんですが、さっき熱海の某JAZZセクションから帰る道、小屋の近くまで来て、何箇所かある大きな曲がり角のところに来たら、普段はあまり見かけない牡鹿(立派な角があります。ふつう見かけるのは角のない雌鹿。角のあるなしが人間と正反対ですね!)がいっちょ、車の前に立ちはだかり、こっちを睨みつけたまま動かない!
 ライトを上向き下向きにカチャカチャしても、鹿と、でまったく動こうとせんのですう。

    

 携帯を取り出して、なんちゃら操作をして、おもむろにフロントガラスごしに撮影にかかってもまったく動かん、のですわぁ。
 おそらく3分か4分程度はにらめっこしてたんでしょうけど、それがかなりの長さに感じるほど、こっちが焦ってたようです!

 やがて先様は何事もなかったように、ゆうゆうと左手に立ち去っていき、
 クンちゃん人も何事もなかったふりをして、ほうほうのていで小屋まで帰ってまいりました!ちゃんちゃん!

    



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4 コメント

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こんばんは (柚木結羽)
2016-12-14 22:26:31
クンちゃん様

大鹿さんに会ったんですね。
それも二年続けて同じ日に。
すごい偶然ですね❗

伊勢神宮から志摩方面に行く道で、伊勢道路と言う道があります。
ここで何度か、母子の鹿を見たことはありますが
雄鹿は見たことがありません。

ひょっとして、山の守り神かも
いいことがあるかも知れませんね
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ほんまにこのへんは山ん中で! (izukun)
2016-12-14 22:55:04
柚木結羽さま

コメント、ありがとうございました。

このへんは、鹿をメインに、いのしし、たぬき、日本ざるなど、
土着のみなさんが好き勝手にやってくださるので、大助かりです。あと、はくびしん、ね。
奈良には町なかに鹿がうようよいるってのはどうなってんでしょうか。
中3の修学旅行は奈良・京都だったんですが、
積み立て費用を別に流用するため行かなかったので、
現地の鹿の様子がわかりません。

ところで、別の話で恐縮ですが、最近の結羽さんブログの詩は、
クンちゃんおっさんには難しすぎて、コメントは控えさせていただいておる次第です。
ご勘弁を! ははぁ!
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こちらもシカの天国です (松田まゆみ)
2016-12-15 22:33:58
この記事を読んで、大昔、多摩動物公園の中の雑木林の小道でばったりシカに出会ったことを思い出しました。動物展示の柵の中ではなく、人間の領域にシカがいたのですから、「ええっ!何でこんなところにシカがいるの?」と、びっくり仰天しました。もっとも、多摩動物公園からはクジャクなんかもときどき逃げ出して、住宅地に迷い込んだりしていましたけれど。

ところで、こちらでは市街地にエゾシカのファミリーが棲みついてしまい、一年中、街中を闊歩しています。今年は家のすぐ近くで小鹿が誕生し、家の中から授乳を観察できました。昨日は、雄ジカが堂々と道路を歩いていて、通りがかった若者数人がスマホで撮影会をやっていました。

家の周辺のシカは、数メートルまでは近寄れますが、あまり近寄るとさすがにのそりのそりと面倒くさそうに逃げます。ところが知床のシカなどはすっかり人になついていて、車の窓から手を出したら触れるやつもいます。なんか、すっかりシカ公園です。

もっとも、家庭菜園はシカとの闘いです。今年は網をくぐって入られました。すぐに気づいたのでシカの方もあわてて出て行き、事なきを得ましたが、油断も隙もありません。以前は可愛いと思ったシカも、最近はそう思えなくなりつつあります。
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ほっちゃれ (izukun)
2016-12-16 11:06:17
松田まゆみさま

コメント、ありがとうございました。

おっ!サポログからなんか言ってきたな、とあけてみましたら、シカ天のお話でびっくり。市街地にエゾシカが棲みついているなんてのは、北海道でも珍しいんでしょうね。

うちのミニ菜園もシカには泣かされましたが、この夏から或る部分を鉄条網で囲ったら、さすがにその中には入れないようで、ざまあ味噌漬け!とほくそ笑んでおります。

別の話ですが、松田さんのほうでは、シャケは上がってくるんでしょうか。他のエリアの方のブログで、産卵後のシャケは、「ほっちゃれ」となって自然に帰っていくという北海道ならではのお話を読みました。
では、また。
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