消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

ハンダマ、金時草、水前寺菜…のおひたし、失敗の巻

2017年03月08日 17時14分03秒 | 手づくりあれこれ
 所かわれば名がかわる

 キャベツは日本全国どこに行ってもキャベツ、白菜だってそうでしょうね。
 ところが、同じ野菜なのに場所が変わると、全然違う名前になっちゃうのがあるんです。
 えっ、人の評価もそれに似てるって!
 それはまあ、言いたいことはいっぱいあるんですが、ちょっと置いておくことといたし…。


 昨年晩秋、「沖縄のハンダマ」という野菜の葉っぱをメインとするサラダ一皿が、山向こうの親戚の家から届きました。
 それと一緒に、「水に挿しておけば、根が出ますから」と、葉っぱが少しくっついた茎も7、8本もらいました。
 それで、ありあわせの瓶で水栽培していましたら、ホントに根っこが出てきましたので、土の鉢植えにしておきました。

 そうしたところ、意外にどんどん生長し葉も茂ってきましたので、もう一回水栽培をやってみようと切り戻してみました。

     
        上が土の鉢植え、下は切り戻した茎


   
   切り戻しの際に“収穫”した葉っぱ

 この収穫した葉っぱをどうするか、ネットで調べますと意外にいろいろとあって、一番めんどくさくなさそうなのが「おひたし」でした。  おひたしレシピはこちら

 そこで、さっそく作ってみましたが、出来上がったのは、色あざやかの正反対の黒っぽいシロモノ。お酢をまぶしても変わりません。ゆで過ぎのようですが、この失敗から考えるとゆで時間は3秒ぐらいじゃないとあざやかな仕上がりにはならないようです。画像も、あまりに不味そうな写りなんで、ナマの葉っぱをあしらって誤魔化しときました。
 味は、お酢とマッチして、とてもおいしかったです。

   


 この「ハンダマ」、石川県金沢市の伝統野菜「加賀野菜」として著名だそうで、熊本では「水前寺菜」、愛知県では「式部草」というぐあいですが、私が移動の途次、神奈川県平塚市の小田厚道路平塚SAの外売店で買ったものは「金時草」(きんじそう)と表示されていました。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (柚木結羽)
2017-03-09 00:39:44
クンちゃんさま

夜遅く失礼します。

「ハンダマ」はじめて知りました。
裏と表とで色がちがうんですね。

ハンダマのおしたしも食べたことないし、
おしたしにお酢をかけたこともないので
どんな味がするのかとても気になります。
どこかでみかけたらかっでみようかな
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寝ぼけてる (柚木結羽)
2017-03-09 00:43:45
クンちゃんさま

「おひたし」を「おしたし」と間違えてしまいました。

失礼しました。

では、おやすみなさい。
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早く寝なさい! (izukun)
2017-03-09 10:47:57
お仕事、超繁忙中とのことで、結羽ブログもお休み告知が出ている折、さらにこんな遅い時刻にわざわざコメントをいただき、ありがとうございました。
と言っておきながら、なんですが…。クンちゃん言葉でありていに申し上げると、「こんなの書いてないで、さっさと寝たらどや?」

このハンダマ、「ツルムラサキ」とちょっと似ているかもしれません。生はクセがありますが、湯がいたものは色は悪くても表現しにくい「うまさ」がありました。

リンクのレシピの画像は緑と紫がかなり鮮やかなんですが、改めてほかのレシピを見ていくと、「煮びたし」は当然として、どれもこれも私が作ったものと同じ程度の「不味そうな色合い」であり、鮮やかにゆでるのは相当むづかしそうです。いっぺん、お試しください。

では、御身お大切に!
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