いわをのニューヨークでSink or Swim!?

「Sink or Swim」=「いちかばちか、やってみるしかない」の意。
だって、一度きりの人生だもの。

ブラックフライデーへ挑む、その結果は

2009-11-28 02:15:46 | イベント

本日私がゲットした品。
箱の中身はなんだろな?


行ってきました、
ブラックフライディ・セール。

あと数時間後…ってここで
言って&打ってた数時間前が懐かしい。


結局的を絞り、私が行ってきたのは、2軒。


TARGET。
今はなきダイクマ?
ん、ちょっと違う、、、ジャスコかな?
若者トレンド系というよりは、郊外ファミリー系


そこでの目当ては、$3のホットサンドメーカー(参:昨日)。
あるかな。

…とワクワクしていたところに友人から電話あり。
7:00AMを過ぎたところだった。

何でも、
「WAL MARTとTARGET、2時間待ってやっと入ったのに、
 広告の品全部売り切れだった…」
と。

えーーーー。

朝7時で?


しかしながら、私が目をつけているTARGETはまた違う店舗。
そういうものの、一気にテンションサガ―ル。

でも、ダメもとでいってきました。


いるいる、人が。
しかもこんな朝早くに



目玉商品のひとつ、掃除機も在庫からバンバンでるでる。
兄さん、シャツの後ろが…



こちらもあったね、広告に。
ホットプレート、$19



これもそう。
電子レンジ、$24。
もう、この積まれた中からみんな取ってく…みたいな。
お客様、椅子代わりにしていらっしゃって…


ざっと見渡したが、やはり$3目玉キッチングッズはすでに姿なし。
買うにしてもすっごーーーーい行列。

…ということで、
ここでは特に欲しいものはなく、次へGO。


はい、お次は。

TARGET(Brooklyn)から
歩いていけなくもない、でもバスだと10分ほどのところにある…



お馴染みのデパート、MACY'S。
マンハッタンほど混んでいなくて穴場です


ここでも気になるのは、キッチン用品。


TARGETほど混んでいないかしら


こちらも一通りぐるっと見たけど、飛び上がるほどの目玉商品はなし。
しかし。



目をつけていたトースターがまだあった


どーしよーかなー。
迷うこと2分くらい。

…で、結局購入。


私のブラック・フライディ2009は、
トースターゲットに終わりました。

特にニュースってわけでもなく、
洋服とかじゃないから、微妙に地味?

でも、これが欲しかったんだもん。


…ということで、これにて無事にサンクスギビング終了!

と思いきや。

いやいや、まだまだ。
本番はこれから。

だって、肝心なターキー食べてなくない?

七面鳥を食わずしてサンクスギビングを語ることなかれ。


…ということで、
これからちょっと遅れてのサンクス・ギビングをお祝いしてきます。

行き先は、Cape May。
New Jersey最南端のリゾート地。

あら、ちょっとオシャレっぽくない?
そんなところにショ―トトリップです。

しばしNYを離れます。
では、皆さまもステキな週末を。

ブラック・フライデー来たり、走れよ乙女

2009-11-27 15:27:32 | イベント

ふ~じこちゃ~ん。
紀香っぽいよね


もう11月も終わり。
師走が近づいてくるー早い!
私にとって今月(11月)は、
「ようこそNY・ようこそIWAO House」キャンペーンだったかと
思うような月だった。

日本からのゲストが立て続けに3組。
皆さんタイトなスケジュールの中パワフルに動き回っており、感心!
そんな中、家へ遊びにも来てくれたりしてこれまた嬉しい限り。

人の家を訪ねていく楽しさはもちろん、
人が訪ねてきてくれる嬉しさってのもありますね。
皆さま、どうもありがとう。
またNYでお目にかかれることを楽しみに。


さて。
無事にサンクスギビングが終わった。
無事も何も、私は特別何をしたってわけではないが。

さすがに街中のお店はほとんどがクローズ、
夕方以降は大きなお皿(七面鳥が入っている)を持って
どこかのホームパーティーに行くだろう人がちらほら。

家のお隣さん宅からも爆音が鳴り響いている。
パーティー。
ま、今日くらい許せってことだよね。


…で、本日。
先ほど日付変わりまして11月27日(金)。
別の言い方をすれば、サンクスギビングの翌日。
すなわち、ブラックフライディであーる。

先日話題に出した通り、
この日を境に本格的なセール期に突入する
特大セール初日とでもいいましょうか。


1年のうちで、ニューヨーカーがもっともショッピングに
情熱を注ぐ日と言っても過言ではないだろう。

たいていの人はお目当ての品を決めて戦いに挑む。
●●の福袋のために…って、新年のセールに行くみたいに。

そのため、


事前の調査は必須である


すべて「ブラックフライディ」のための広告。
見えた?



コチラ(JC Penney)、本日4:00AMオープン。
…って、もう数時間後じゃん



洋服ねぇ。
私はここ(JC Penney)はパス




こちらは、THE HOME DEPOT。
メインがDIYショップだし、特に目玉商品なし。
よって、ここもパス。
ちなみにこちらは6:00AM




お馴染みデパート、MACY'Sは5:00AMオープン。
ここは毎年キッチン用品のビッグセールが目玉。
今年はいかがかしら?



ありました。
オーブントースター欲しいんだよな~、新しいの。
でも、半額(通常$39.99→$19.99)だと驚くほどの安さじゃないしなぁ。
一応候補




こちらは、電化製品、キッチン用品全般が注目のTARGET。
5;00AMオープン。
どーでしょう?



ありました、$3セール。
ホットサンド作るマシーン、欲しいな



…とまぁこんな感じで、
この金曜にゲットすべきアイテムを吟味するわけです。

…と同時に実はもうすでに、
日付が変わったとともにセールが始まっているお店もあったりするわけです。

きっと今頃、買い物に燃えている人(この夜中に!)、
明日の開店に向けてお店に並んでいる人がたくさんいることでしょう。


昨年は、このブラックフライディの早朝セールを求めてお店に入る際に
スゴイ人の波で押し倒されて死者まで出たそう。

恐るべし、人間の物欲。


それを緩和する意味も込めて今年は
オープン時間を早めるお店(0:00AM~など)も増えたとか。


アウトレットで有名なウッドベリー・コモンも人気。
渋滞がスゴイらしいが。


こうして広告を見ていると、
特に必要としていなくても安くなっているというだけで
色々欲しくなってしまうから不思議。

恐るべし、人間の感覚。


電子レンジ安い~!
予備で買っておこうかな。

コーヒーメーカー安い~!
予備で買っちゃおうかな。


はっきり言って、それらは普通予備として持つものではない。


ノートパソコンだって、
この間買ったばかりで今割と新しいの使っているっていうのに、
安いし買っておこうかなとか思っちゃう自分がこわい。

でも、PCはどんどん新しくなるから今予備で買っておくってのも
悪くないけど…ねぇって感じよね。



あー迷う。
どーしよー。
どこ行こうー。

でも冷静に考えればいらないかな?
なんて理性が急に働いたり…
その繰り返し。


でも、そうやって悩むのもショッピングの楽しみってやつでしょう。


さて。
果たして私は本日(数時間後)、どこかの戦いに挑むのでしょーか。
お楽しみに。


さぁ、皆さん。
ショッピング目指して走れー!
でも、ほどほどにね。




これぞ、“フレンチ”スタイルのフレンチトースト

2009-11-22 10:02:46 | 

ひとつの花みたいだったり、
花火みたいだったりにも見える赤く染まった葉


舌に口内炎ができた。
よりによって、舌の表面、真ん中よりちょい右あたり。
地味な落とし穴みたいなヤツ。

痛い。
辛い。

何が辛いって、モノを食べるときに必ずあたる。
歯茎にできる口内炎はここまで辛くなかった…はず。

激痛とまではいかないものの、何かイヤな感じの痛さ。
地味なプチ痛。
咀嚼している間、そのプチ痛がずっと続く。


美味しいもの・自分の大好きなものでも、口に運ぶと

「おいし~い」より先に「いってぇ」。

味覚より触覚が働く。
ものすごい速さで。


一般的には、ビタミン不足とか身体の抵抗力が落ちていることが
原因とは言われているが…。


そんなことがあるだろうか ―いや、あるまい。
何だ、この自信。

だって、ビタミン類は豊富すぎるくらい採っている。
疲れ?
んなぁもん、知ったこっちゃない。


しかし。
このような兆候は、身体で何かが起きているサインってことでしょう。
そのサインを見逃さずに、しっかりケアしなければ…ですね。

…でも、思い当たるフシがないんだよなぁ。
口内炎で悩んでいる方、何か思い当たるフシ、あります?



食べるのが辛いと言ったところで何だが、
久しぶりに食べ物の話題。

あまーくておいしーいモーニングを。

Manhattan、Midtown westにある
フレンチカフェ&レストラン「La Bergamote」より。

レストランやバーなどが建ち並ぶタイムズスクエア界隈から
ぐんぐん西に進むこと約10分ほど。

レストランもバーもカフェの気配もなくなってきて、
「大丈夫?この先にホントにカフェなんてあるの?」
って、ちょっとビビりだしたその頃に出てくるのが、
La Bergamote。


入ってすぐに目をひくのが、
ショ―ケースいっぱいに並ぶスイーツと広々とした店内。



カウンターには、タルトやムースなどの
フレンチスイーツがずらり




フレンチって言ったらコレ。
飾っておきたくなるようなマカロン




ホールごと頂きたい。
フルーツたっぷりタルト




チョコレート、バニラ、ハニー…
ムースの種類も豊富




天井は高く窓は大きく、解放感がある店内。
青山あたりにありそうな雰囲気




太陽の光がいっぱいに入ってくる窓際シート




暖かい時季は外のテラスで召し上がれ



そして、本日の主役がコチラ、


アーモンド・フレンチ・トースト($10.25)


ご覧の通り、
ブルーベリー、ストロベリー、ラズベリー、
ブラックベリー…と、
リアルでフレッシュなベリーたちが、これでもかと言わんばかりに。


甘いもの好き、
フレンチトースト好き、
フレンチ好きにはたまらない一品…のはず。

あまーくておいしーーーーい。

甘いと言っても、
ホイップ自体は甘くないし、
ベリーたちはすべて新鮮な生のものだし、
ギブアップするほどの甘さではございません。

上品な甘さ。
アーモンド風味のフランスパン、これがキーでしょう。
これぞ、リアルなフレンチスタイルのフレンチト―スト。


…なんだが、
これまたご覧の通り、
量はアメリカンなボリューム、アメリカンサイズとでもいいましょうか。

私は「こんなに食べられて嬉しい!」って普通に嬉しかったが、
確かに考えてみると、この量は
日本のカフェで出てくるフレンチトーストの2倍はあると思います。


フレンチカフェ&レストランなので、
フレンチ定番のキッシュやクロックムッシュ、
クロックマダム、バゲットサンドなどのメニューが豊富なのも嬉しい。

友達と行ってシェアするのもよし、でしょう。


ただし。
このアーモンド・フレンチ・トースト、
週末はブランチメニューとして、11:00AM~3:00PMの間に楽しめます。

が、

平日はモーニングメニューとして、7:00AM~11:00AMの間しか
扱っておりません。
(11:00AM~4:00PMまでランチメニュー)


旅行の際に行かれる方、平日に行く場合は早起きして行くべし。

ちなみにココ、夜もやっている(~10:00PM)&
シアターディストリクトに近いので、
ミュージカルを観る前にちょっと腹ごしらえ&ワインでも飲んで…
ってときにもおススメの穴場です。


●La Bergamote Restaurant & Patisserie●

515 West 52nd. Street(bet.10th & 11th ave)
(212) 586-2429
7:00AM~10:00PM(年中無休)
http://labergamotenyc.com/


Chelseaにもロケーションがあるが、Chelseaは
レストランメニューはなく(フレンチ・トーストもない)、
カフェやスイーツのみのメニューなのでご注意を。



読書が楽しい秋の終わりよ

2009-11-21 16:56:36 | 私の思ふこと

Brooklyn、Williamsburgから見渡す夕暮れ時のManhattan。
やっぱりこうして見ると、エンパイア・ステイト・ビルって目立つなと。
外から見ると、Manhattanのシャープさがより鮮明に見える


昨日話題に挙げたサンクスギビング翌日の『ブラックフライデー』。
この日からクリスマスに向けて本格的なセール期に突入する、
1年のうちでもっともショッピング熱がアツくなる日である。

…で、この金曜日がなぜ「ブラック・フライデー」かというと、
それは、
この日を境にお店が「黒字」になるからだそう。

なるほど納得?
さぁ、あなたは「へぇ」いくつ?
(話題古い?)


11月も後半の割には、穏やかな陽気が続いている今日この頃。
そのため、冬が近づいているとは言えども、
木々に葉は残っているし日中の太陽は優しいし、
秋の終わりを十分に楽しんでいる。

そんなときだからか、はたまた単なる偶然か、
最近ハマっているのが読書。
ちょっと遅れて、読書の秋。
もとい、読書の遅い秋。

どちらかと言うと、
気にいった作家やジャンルのものばかりを
繰り返して読むことが多かった自分。


林 真理子、中村 うさぎ、俵 万智、
酒井 順子、岩井 志麻子、室井 佑月…などなど。


気がつけば女性作家が圧倒的多数。
個性が強いというか、パンチの利いた作品を書く作家が多い。

作品そのものというより、
その女性の生き方みたいなのに興味共感(?)して
読み始めたことが多い。


…とは言っても、もちろん男性作家のものも読む。
先日日本へ帰国した先輩から大量に本(主に小説)を譲って頂いた。
タイトルは知っているが、自分から選んだことはない作品も結構あった。
こういう機会だからこそ読める、何と嬉しいこと。


映画もドラマも観ていなかったが、
「チーム・バチスタの栄光」は私のお気に入り作品になりそう。
内容が面白いことはさることながら、
海堂 尊の紡ぎだす言葉のスピード感というかリズム感が
私には面白く感じた。
地下鉄の中で、あるシーンの描写に思わず声を出して笑ったことも。

実は今までちゃんと読んだことなかった
村上 春樹の作品も、一気に読んだ。
ちなみに、ただ今「アンダーグラウンド」を熟読中。


そんなことをしていたら
どっぷり読書にハマってしまい、
地下鉄の中ではもちろん、電車を待っているホーム、
郵便局やホールフーズマーケットのトイレ待ちをしているときまで
読んでしまうこの熱心さよ。

だって、早く続きが読みたいんだもの。


さらにその勢いでBook Offに足繁く通う今日この頃。
日本に100円コーナーがあるように、
こちらでも文庫本をはじめとする$1.00コーナーがある。


何だかんだでこの数週間で数冊は買った気がする。
日本の図書館があればなぁなんて思うが、
それにしても、
$1.00でこれだけ楽しめる(しかも何回も)のだからいいとしよう。


その中でも、思わず手に取ってしまった数冊がコチラ。



このタイトルのインパクトってないよね

実は数年前、こちらの紀伊國屋で見つけて気になっていた1冊。
内容は…タイトルの通りのことであります。


たいていは、
「New Yorkに住んで幸せになろう」とか、
「夢見るNew York暮らし」…みたいな
夢や希望を膨らませる著書が多い中でコレなので、目をひくのは確か。

New Yorkに住むということについて、
理想や憧れだけでない、
現実的な問題や実際のところ実は…というホンネの部分が語られている。


まぁ、New Yorkに限った事ではないが、
「外国に住む」ということがゴールとなるか否か、
また、外国に住むことの目的も人それぞれだろうし、
一概に何が正しい!とは言えないのだが…。

それでも、私にはこの作者の意図が十分に伝わった。
し、どちらかと言えば、私もこの作者に同感派である。


ここ(NY)に居ることが重要なのではなく、
ここで何をするかに意味がある―。

私もこれを読みなおし、自分の意志を再度確認した。
結局は自分次第なんだなぁと改めて思う。



続いては、



これもタイトルに惹かれて―


ちょっと、気になるではないか。
その間に何があるの!?
まさに私、その間なんですけど。
来月、「29歳のクリスマス」なんですけど。
気分は山口 智子ですけど。

「負け犬の遠吠え」の作者である酒井 順子らしい
切り口、視点である。
納得する(せざるを得ない)部分と、
私はそうは思わないという部分と、
まだ未知の部分(30歳以降のことも書いてある)と…

諸々感じることはあるが、
酒井 順子が経験して感じた29歳と30歳の間の状況・境遇が、
今の自分とかぶるからこそ意味があるのかもしれない。

去年ではそこまで響かなかっただろうし、
来年だと感じることがまた違うだろう。

決してネガティブな内容ではないが、
同じ女性ならふと立ち止まって考えるだろうきっかけとなる…
そんな作品かも。


そんなこんなで、読書を楽しんでいる秋の終わり。
今やインターネットで情報収集が当たり前の時代。
新聞だって小説だってネット(今は携帯でも?)で読めるけれど、
やっぱり違うんだよなー。

あの、紙を手に取って、
自分で手にしたものを読んでいくってのがいいのよね。

私、
やっぱり猫、じゃなくて、活字が好き。


皆さまの最近のヒット作やおススメなどあったら
教えて下さいませ。

ある朝の風景を、SOHOより

2009-11-20 16:58:44 | 仕事&こぼれ話

日本でもお馴染みのDEAN & DELUCA


段々と冬が近づいてきている今日この頃。
街中はホリデーシーズンに向けてソワソワ感が増してきている。

来週に控えたサンクスギビング(※)。
アメリカではクリスマスに続くビッグイベントである。


※サンクスギビング=『感謝祭』
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イギリスからアメリカ・マサチューセッツ州のプリマス植民地に
移住したピルグリム・ファーザーズの最初の収穫を記念する行事。

ピルグリムがプリマスに到着した1620年の冬は極寒により
大勢の死者を出したが、近隣に居住していたインディアンの
ワンパノアグ族の助けにより、ピルグリムは生き延びることができた。

翌1621年の秋は収穫が多かったため、
ピルグリムはワンパノアグ族を招待し、
神の恵みに感謝して共にご馳走を食べたことが始まりだとか。
--------------------------------------------------------------------


そんでもって、
そのサンクスギビングの翌日(ブラック・フライディと呼ぶ)
からのセール(日本で言うところの「福袋ダッシュ!元旦セール」)
を幕開けに、本格的な「セール時期」に突入するNew York。


…ということで、
今月末から来月にかけてNew Yorkへいらっしゃる予定の方へ朗報。
ずばり、買い物天国です。



つい先日、久しぶりに朝のマンハッタンの空気を感じた。
何の予定もないのに自主的に早起きすることが得意でない
(単に気合が足りないだけ&いくらでも寝られる)私。

その日は嬉しいことに、朝から入ったスケジュール。
やっぱ早起きっていいよね、と実行した後は思うのに。。。
やっぱ足りない、私の気合い。


それはいいとして。
新しい企画の撮影があったその日。

向かった先は、


DEAN & DELUCA、Soho店。
http://www.deandeluca.com/


言わずと知れた、New York発の食のセレクトショップ、
日本でも人気のDean & Deluca。

Dean & Delucaの代表ともいえるフラッグシップがココ、
Soho店である。



店内は広々としており、見やすい


マンハッタン内にいくつものロケーションがあるが、
やはり私は、このSOHO店がイチバン好きだ。



もとはチーズ屋さん(チーズを売ること)から始まったDean & Deluca。
チーズの種類、豊富です



ジャムやドレッシング、オイルなどの瓶ものの種類も豊富


…と言っても、
ここで買い物は数回しかしたことがないのだが、
近くを通るとついふらっと立ち寄ってしまいたくなる。


SOHOと言えば、
かつてのギャラリー街、現在はファッショナブルな地区
として知られているほか、
歴史的な古い建物が多く残っているエリア。

19世紀に建てられたキャスト・アイアン建築が多く残る
この界隈にふさわしく、
Dean & Delucaもその雰囲気に溶け込んでいる。


天井は高く、柱ひとつひとつに趣がある。
クラシカルな雰囲気が漂うその中で、
特に朝の時間帯は、コーヒーのいい香りが漂う。
サンドイッチやベーグルを注文するために列を作る人々。
「SOHO」っぽい、なんか小洒落た人たち。


メニューを見ていると何か頼みたくなっちゃう


そーいう人たちを見ながら、
コーヒーとベーグルの焼ける香りをかぐと、

「あぁ、New Yorkの朝だなぁ」

って思ってしまう。


もちろん、
このような優雅な朝は、半分以上幻想と理想。

グランドセントラル駅のラッシュ時の波がうまくつかめず
のまれそうになったり、
いくら待っても来ない地下鉄に勝手にイライラして
結局は走って汗かいちゃったり…

私の必死すぎる朝、そんなもん。


でも、たまに
こーいう優雅な「ザ・New Yorkの朝」を感じるのもいいもの。


…とは言っても、
今回の目的はわざわざその「朝」を感じにきたわけではない。
ミッションは、撮影である。


来年からの新企画(お楽しみに)に使用するイメージカット撮り。
この「イメージカット」ってやつ…その名の通り、
イメージを誘導するカット。


雑誌などの特集で、その特集の表紙(トビラと呼ぶ)に
必ずと言っていいほど写真があると思うのだが、
その写真がイメージカット。

特集の内容に導くため、内容を連想させるための写真であり、
とても重要な意味を持つ。


そんなイメージカットの撮影。
お願いしたのは、フォトグラファーの石川 さとるさん。

●石川さとる(諭)さん
http://satoruishikawa.squarespace.com/


石川さんが撮影した代表作のひとつ、
「NYのおさんぽ」(竹書房)


久しぶりに仕事でご一緒する石川さん。
今回の撮影が決まったとき、ぜひ撮ってもらいたいと思ったのが
石川さんだった。


事前にDean & Delucaで、店内のどこで撮影するかということ、
どんなカットでいくかは決めていた。

…が、いい「画」を撮るには、いろーんな条件が必要となる。
お天気、光や陽の加減、そして、人。


イメージカットを撮る際、その「イメージ」を
あえてこちらで創り込む場合と、自然なカット切りとる場合の
大きく2つがあるが、
今回の私たちの場合は後者。


Dean & Delucaでの朝の雰囲気を撮るには、
そこにある「風景」を切りとりたいと思った。
そのため、人が入ることは必須。

誰もいない朝のDean & Delucaは、
リアルなNew Yorkの朝ではない。
コーヒーだのベーグルだのフルーツだの…を求めてレジに列を作る、
あるいは、
窓際のスタンドで朝食を取るニューヨーカーの存在が必要だった。


そして、その他の条件とタイミングよく合う風景があったとき、
それがイメージカットとなる…ことが多い。


そのため、イメージカット撮影には、
たとえ1枚の写真でも、
ベストショットをおさめるのに数時間かけることはよくあること。

もちろん、限られた時間の中でおさめるということが大前提ではあるが。


嬉しいことに、その日は快晴。
私たちが狙っていた窓際のスタンドもすぐに空いた。



店内からガラス越しに見えるBroadway。
通り過ぎていく色々な人を見ているのもまた楽し



ベストポジションもわりとすぐに見つけることができ、
石川さんが撮影にとりかかった。


…その間、店内の様子を観察する私。
平日の午前中、スローな時間の流れるDean & Deluca。
朝のラッシュ時はとっくに過ぎている。


みんな何している人だ?―素朴な疑問。
あのサンドイッチ、朝食代わりかな?豪華~。―普通に羨ましい。
社員証つけたままだ。まだお昼じゃないけど―オフィス抜け出してきたの?


私の目の前でもこんなシーンが。


透明感のあるステキな女性。
彼女が食べていたバターベーグルを見ていたら
無性にベーグルが食べたくなった


彼女が去って行った後やってきたのは、



イタリアンメンズ。
ちょいワルか!?
聞こえてくるイタリア語が美しい



いや待て、糸井重里か?
似てません?


と思ったけど、



やっぱ違ったね。
しかも、見よ。
その小さなカップ、やはり朝はエスプレッソなのね。
アメリカン・コーヒーは水だと?


続いて外に出てみると、何とステキな風景が。


家族そろって朝食タイムかしら



早く外に出たいんだよね



…こうして、お昼前には無事に終了。
Dean & DelucaにてSOHOの朝を楽しんだ。
たまにはこーいうのもいいもんです。

いつもと違う場所で過ごしてみる朝…
いい気分転換になったり、新たな発見があるかも。
ぜひお試しあれ。


そんでもって、Dean & Delucaと言えば、
コレでしょ。



日本でも流行ったよね、キャンバス地のバッグ。
これはあるのかしら?


これは?



しょうがのある生活のススメ

2009-11-18 16:15:55 | 

本日、お店にやってきたお客さま。
彼女の胸元にある黄金色のいちょうのブローチ、
これリアルいちょうなんです。
そのナイスな秋のコーディネートにあっぱれ



ここ数日、
友人マリコちゃんの説く「しょうが健康法」のススメを、
私も実践している。

至ってシンプル。
なるべくしょうがを取る機会を多く取る。

しょうが湯、しょうが紅茶、しょうが焼き飯(チャーハンとは異なる)、
しょうが炒め、しょうが煮、カップラーメンにしょうが…

これが、イケる。
ハマるのだ。

しょうが湯なんて、
朝起きて飲んで、シャワーの後に飲んで、寝る前に飲んで…

おかげで、私のここ最近のしょうが消費量、結構なスピードである。
4人家族が1週間かけて使うだろう量が3日でなくなる。


量り売りだしなるべく鮮度のいいものを使い切りたいので、
一度に買う量はそこまで多くないのだが、
何だかんだで1日おきにしょうがを求めて立ち寄っている八百屋。


今日も家への帰り道、寄ってきた。

レジのおっちゃんには、「しょうがの女」と認識されたよう。
顔を見るなり「Ginger?」って。

「しょうがの女」、渋いではないか。
伊丹 十三作品にあってもおかしくないだろうか、いや、おかしい。



まりこちゃんはコーヒーにも入れるそうだが、
私はそれは遠慮しておいた。
多分これからも試すことはないだろう。


しょうがは身体を温めることで知られている食材であり、
それこそ風邪のときなどは「しょうが湯」を飲んだりすることもあるかと。


私も今まで何度か飲んだことがある、しょうが湯。
そこまで美味しいと思ったことはなかったが、
っつーか、意識したこともなかったが、
今回それがくつがえされた。


あのしょうが独特の風味と苦みがストレートに喉を通り、
胃袋に染み込む(気がする)。


しょうが湯。
よくはちみつを入れることがあるが、
私はその甘みはない方がよい。

渋ければ渋いほどよい(食材に使う言葉か)。


チューブのしょうが?
あるね、アレ確かに便利なんだけど、
しょうが湯には…イマイチ、いや、イマニ、イマサンくらい。
やっぱり生のしょうがのパンチがベター。


そんなこんなで私。
しばらくは続きそうです、しょうがのある生活。


これから寒くなるし、特に冷え症でお悩みの方、しょうがのある生活…
いかがでしょーか。



…とそんなところに、
マリコちゃんからはたまたしょうがに関する情報が。


「1日10g程度で十分に身体を温める効果は得られるそうで、
 逆にとりすぎると胃腸へ負担をかけることになるんだって~!」

とのこと。


あれまぁ。
うちら完璧にその「とりすぎ」、しょうが過多である。


ちなみに、10gというと、
大人の親指の第1関節から指先までくらいの大きさ。
1食で10gとってもいいし、数回に分けてもOKだそう。


げっ。

私は1回のしょうが湯にその10gを使用しており、
それを1日に数回飲用しているではないか。



多くても1日20g程度を限度にするのがいいらしいが。。。
ま、野菜だし、20g以上取ったところですぐに
身体に害になることはないかと思うが…


何事もほどほどがいい…って、
こういうことにも言えそうですね。


「いいかげんはよい加減」っていうように。




見えるかな、黒地の「H&M」フラッグ。
日本にもコレあるのかしら。
11月14日、ジミー・チュウとH&Mのコラボ商品が解禁!

UtadaがNew Yorkにやってくる

2009-11-15 16:14:49 | イベント

お行儀よく顔を出していること。
バスの中で遭遇


Windows vistaの標準装備としてあるガジェットの中で、
結構重宝していた「天気」。
この天気の機能がここ最近、おかしい。

ニューヨークの天気が常に「晴れ&16℃」の状態。
1週間ほど前までは正しく可動していたのだが。

設定を何度かリセットしてみたりしたのだが
あいにく。
これの原因って何なんですかね?
どなたかご存知の方いらっしゃいましたら…回答、求ム!



さて、いきなりですが、
私にとって嬉しいニュースが舞い降りてきた。

それは、

大好きな宇多田ヒカルがNew Yorkにやってくる~。
しかも、ツアーで~。


思い起こせば、
New YorkでUtadaに会えた…あれは3月25日。



5番街のSEHORAにて開催されたアルバム発売イベント



トークショーだったにも関わらず、
生歌披露までしてくれた


●イベントの様子
http://blog.goo.ne.jp/iwao0724/e/c1e2740727de99d36636f53598a379ae


それから約2ヶ月後の5月中旬。



今度は「BEST BUY」にて開催される予定だった
サイン会&ミニライブだったが



残念ながら、Utadaの体調不良(扁桃周囲炎)のため、
中止になってしまったこのイベント


その後どこかに延期されるかな~なんて思ったりしたが、
残念ながらそのようなことはなく時は流れ。


…そんなところに、

来年(2010年)1月から、
UtadaのUSA&UKツアー開催のニュース。


2010年、1月15日のハワイでの公演を皮切りに、

シアトル、サンフランシスコ、ラスべガス、シカゴ、
ボストン、ニューヨークのアメリカ国内6都市を回り、

最後はイギリス・ロンドンで締めくくるこのツアー。


●Utada 2010ツアースケジュール
http://utada.jp/tour/


…で、そこで率直な疑問。
何で日本は入っていないの?
宇多田ヒカルでなくて、Utadaだから?


Utada・New York公演は、

2月8日(月)7:00PM~・IRVING PLAZAにて。


ラッキーなことに私は足を運ぶことができる。
行きたい行きたい。

NY公演のチケット発売日であった昨日、
無事にチケットゲット。

やった。


●チケット情報
http://www.livenation.com/edp/eventId/414781



3月にNew Yorkで開催されたアルバム発売イベントに
来ていたファンの9割は外国人だった。

日本人以外にこんなに人気があることを目の当たりにして
正直びっくりしたのを覚えている。
もちろん、嬉しかったが。

今回のUSA&UKツアーはどうなんでしょうかね。


何でもロンドン公演のチケットは即完売だったそうで。
Utadaとしてアメリカでのプロモーションに力を入れているのは
騒がれていたが、イギリスでの評判はいかに?

今から楽しみである。


13日の金曜日と蜂と私

2009-11-14 16:27:46 | ニュース

かわいいベイビ。
…と同時に間違い探し。
何かが…違う?


13日の金曜日だった本日。
気がつきました?
どうってことないけど、でも一応反応しちゃう…みたいな?


皆さま、何事もなく無事に1日を終えましたか?


私は、ちょっとした「超」がつくほどのプチな災難がありまして。
原因は、ハチである。


ハチって…

鉢植えの「鉢」ではなくて、
リチャード・ギアが呼ぶ「HACHI」でもなくて、
もちろん末広がりの「八」でもない。

…となると、残るのは。


そう、

みつばちハッチの「蜂」。

なんで蜂かって?


昨夜でたんですよ、家に。
寒い冬だっつーのに。
(だいたい、蜂の季節っていつぞや?)

しかもバスルームに。
しかも深夜2:30に。
「Talk Like Singing」観てきてちょっとご機嫌だぜ的な
ノリで迎えた13日をちょい過ぎた頃に。

シャワーを浴びる支度万全の状態でメイクを落としていたら、
頭上で何やら音がする。

ブーン、ブンブン。

非日常の音である。
見上げると、一匹の蜂。
しかもデカイ。
かなり。

おまけに長いハリをヒクヒクさせているではないか。

げっ。

一瞬にしてチキン肌に、体中の毛が逆立った。
ぞっとするとはまさにこのこと。


やばい。
ヤツをそのままにしておくわけにはいかない。


シャワーはもちろん、
メイク落としもオチオチ洗い流してなんかいられない。

オイルが塗りたくられた顔面のまま、
蜂に宣戦布告、攻撃開始。


あいにく殺虫剤などのスプレー系は家にない。
ならば、直接攻撃しかない。

キャッチ&リリース?
無理無理、リリースする余裕ない。
ごめん、小さなハッチの命よ。

そんなこと考えている間にも妙に響くブンブンという音が
室内に響く。
これこそまさに、ブンブンブン、蜂が飛ぶ♪ってやつ。


とりあえず、
バスルームのドアを閉め、攻撃用の新聞を取ってくる。

丸めた新聞紙を握りしめ、蜂をめがけて振りかざすも
その蜂ずっと飛び回っているため、なかなか当たらない。

しかも、ハエのように早くないため、
自分のところに攻撃してくるのではないかと微妙にひやひや。

天井付近をブンブンするため、
私はバスタブの上に乗り、背伸びした状態で新聞紙を振りかざす。

13日の金曜日、深夜2:40頃。
顔にはオイルが塗られたまま。

新聞紙握りしめた右手を振りかざしているくせに、
蜂がこっちに向かってくると「ぎゃっ」とか声出しちゃって笑える。
つっこむ人もいない。


…ったく、
たかがこんな小さな虫、蜂ごときにこんなに労力使ってさぁ、自分…
って思うも、これをすっきりさせないことには夜を越せない。

そーいうことありません?
ゴキブリ見たら殺すまではその場を離れられない…みたいな。


そんなふうにして奮闘すること5分ほど?
蜂の動きが止まった。


電球に止まった蜂。
さすが虫。

ここに止めを!と思い、
丸めた新聞紙でその蜂を叩いたら、
その衝撃で、

電球が切れた。

しかも「バチッ」って音を立てて。

こわっ。


…と同時に、
余計な仕事を増やした自分に腹が立つ。

1週間前に電球変えたばっかりだったのに。
しかも、エコの省エネ電球だったのに。

畜生。


クローゼットに行き、替えの電球を取り出し、
電球の付け替えからやり直し。

今まで元気に生きていたまだアツい電球をはずし、
新しいものに付け替える。


…と、これで蜂がいなかったらすべて、
ふりだしに戻る状態なんだが…

電球を付け替え見てみると、
いたいた。


もう死んでいる?かと思うほど動かない。
この静止状態怪しいと思いきや、
さっさとしないとまた動き出しても困る。


今度こそ止めをさすべく、掴んた。
げっ。
やっぱり動きやがった。
気絶していただけ?

ソッコー便器のへ。
水に流してさよならした。
南無阿弥陀仏。



…ということで、無事に蜂との戦いは終了。

ものの15分くらいのことなのに、妙に体力を消耗。
同時に、たっぷりのしてやった感。
たかが蜂を相手の勝利でも…ですよ。
そんなもんだって。


人間ってこうやって強くなっていくのね。
実家に住んでいた頃は、虫でも出ようものなら
「おかーさーん!」
で、後はお任せだったなぁ。


そんなこんなで迎えた13日の金曜日。
朝を迎え、お店(今知人のお店を手伝っています)
に行って残金確認をしたら、

$444.44だった。

コレって何?
何かの虫の知らせ?って思ったけれど、
本日1日は無事に終了。


以上。
とりとめのない長々とした話にお付き合いくださいまして
どうもありがとうございました。



冒頭写真の続き―。


赤ちゃんに興味を示す赤ちゃん?



生まれたての…?



赤ちゃん???



あ、赤ちゃんが!



日本人っぽい?



…って、
もうお気づきですよね。

そう、本物そっくりの人形です。
人形って言っても、その重さとか感触とかがリアルなんです。

5番街にある大きなおもちゃ屋さん「FAO」にあります。
ここ、映画「ホームアローン」で実際に使われたお店です。


『FAO SCHWARTZ』
767 5th Ave.(58th St)
New York, NY 10153
tel:212-644-9400
http://www.fao.com/


三谷作品、ついにNY上陸

2009-11-13 17:46:21 | ニュース

やって来ました、ヒートテックの活躍の季節が。
Grand Central駅にて


木枯らしが吹き、落ち葉が舞い、
日に日に冬が近づいてきているNew Yorkの今日この頃。

寒い1日だったが、アツい夜となった本日11月12日。

夏前より話題になっていた三谷幸喜作&演出の最新作、
「TALK LIKE SINGING」(※)の公演が本日より始まった。

(※)
「TALK LIKE SINGING」
生まれた時から普通に話すことができない代わりに
歌い続ける青年・ターロウ(香取慎吾)と、
彼を取り巻く世間や心理言語学者たちの悲喜を描く。

作・演出:三谷 幸喜
作曲・音楽監督:小西 康陽
出演:香取 慎吾・川平 慈英・堀内 敬子・新納 慎也



プレビュー公演であり公演初日である本日、
私も行って参りました。



NYUのSkirball centerにて。
あんな立派な劇場を持っているとは、
さすがNYU(New York University)



ここ最近、芝居やミュージカルなど劇場での鑑賞は
すっかりご無沙汰だったため、
あの、劇場の「雰囲気」にワクワクである。




大学時代共に汗と涙を流し踊った仲間でもあるマリコと緒に観賞。
同じく三谷ファンのマリコ。
私たち、三谷さんの後輩でもあります



「SHOW BILL」、これぞNew York…オフ・ブロードウェイよね



パンフレット見ていたら、マリコが発見。


MASAYOSHI YAMAGUCHI、
「ぐっさんだー!」

私たちびっくり。
私たちの大学時代のダンス部のOBであり技術顧問でもあった
山口 正義先生ではないか。

出演しているのではなく、
ヴォーカル指導員としてこの作品に関わったらしい。
こんな繋がりも嬉しいかな。




日本のオリジナル作品がオフ・ブロードウェイに乗り込むって、
どーなの?
って言われていたし、実際私も思っていたが。


三谷作品のファンとしては、
ここNew Yorkで生の作品を観られることが、
素直に嬉しい。

個人的には、楽しみました。
(これから観る方もいらっしゃるかと思うので、細かい感想は省略)

川平 慈英の魅力を再発見。
舞台人なんだなぁと関心してしまった。
他の三谷作品はともかく、
どうしてもサッカーのキャスター姿が思い浮かんでしまうでしょう?



そして、堀内 敬子演じる言語学者・Nimoyの台詞、

「意志(思)が言葉を作るのではなく、言葉が意志(思)を導く…」

が心に残って離れない。

ストーリーの展開とは関係ないところでも妙に納得してしまったり。
言葉って奥深い。


三谷さん曰く、
笑いに国境はない、言葉を越えた笑いを提供…
とのことだが、実際どうなんでしょうかねー。


劇場内のお客さんの約7割は日本人だった本日。

英語と日本語を織り交ぜたコメディタッチのミュージカルであるが、
日本語のセリフにも敢えて字幕がついていない。
(演出で一部に字幕をつける場面あり)


英語と日本語の両方で表現されるシーンがあったが、
同じことを言っていても、言語が違うと、
伝わるニュアンスがちょっと異なることは否めない…
と、私は思う。


例えば、
使うシチュエーションにもよると思うが、

日本語の「おいしい」という表現と
英語の「Taste good」っていう表現は
「≒」であって、「=」でなないと思う。


話がそれましたが、

外国人の方にも「三谷ワールド」の笑いが伝わるのか…
これからが楽しみです。


New Yorkでは、本日のプレビュー公演を含め、
全13公演の予定(11月22日まで)。

凱旋公演となる日本では、
来年1月23日~3月7日まで50公演(赤坂ACTシアターにて)
の予定とのこと。


日本でもまったく同じ演出なのかしら!?
気になるところです。

観に行く予定の方、どうぞお楽しみください。


帰り際、フジテレビのインタビューに答えました。
明日(?)のめざましテレビで流れるかな。
チェックしてみてください(笑)


新納 慎也さんのブログでも、
本日のプレビュー公演終了後の様子がアップされていました(↓)。

「ニイロの思考カイロ」
http://ameblo.jp/shinya-niiro/



Manhattanの地下鉄Sラインもユニクロ一色

New Yorkの“オカマ・バー”はこんなんです

2009-11-10 17:44:36 | イベント

青と白に輝くエンパイア・ステイト・ビル。
この色は?

ずばり、ニューヨーク・ヤンキースの優勝に合わせた
ヤンキースカラ―。
エンパイアの色を変えちゃうヤンキースの力、恐るべし。


ずいぶん前からいろいろな友人より、
勧められるもしくは招待されていた「FACE BOOK」。

アナログ人間だし、
そーいうことに関しては結構面倒くさがりな方だし、
mixiだって辛うじて存在しているくらいで使いこなしているとは程遠いし、
そんなのに加えてFACE BOOK?

りーむー。

って思っていたんですけどね。

ついにそーとも言っていられなくなるほどの
招待状(?ってゆーの?アレ)が溜まってきたし、
ここは試しにやってみるかってことで、
デビューしましたよ、FACE BOOK。

いわゆるSNSなのだけど、
世界共通(?)っつーか、mixiに比べワールドワイドになっている!?
一気に懐かしい友達がダ―って出てきて(この説明、分かりにくいなー)、

えっ、今そこにいるの?
とか、何でここに繋がったの?

とか、もう頭ん中ハテナだらけ。
わけわかめ状態。


…というわけで、
ただ今Face book奮闘(っつーほど闘ってもいない、むしろ手付かず)中。



さて。
もう冬かと思った矢先にいきなり暖かくなったこの週末。
気温、19℃。

おい。

その前日が2℃ではなかったかい?


そんなポカポカ陽気の土曜日、夜。

ホットなサタデーのナイトにフィーバーしてきた。

行ってきました、
Drag Queen(※)のいるお店へ。


※Drag Queen(ドラァグクイーン)

サブカルチャーとして、ゲイ文化の一環としてできた異性装のひとつ。
女性のパロディ、「女性の性を遊ぶ」ことを目的としている。
近年では、趣味としてこれを行う人から
プロのパフォーマーとして活躍する人…など、
ドラァグクイーンの幅も広くなっている。

cf:薬物のDrug(ドラッグ)と区別するために、
  カタカナ表記する際は、敢えて「ドラァグ」とされているとか。


分かりやすくいうと、
日本でいうところの「オカマ・バー」ってやつ。


この度めでたく結婚する友人のますみちゃんかねての希望であった
そのお店へ、女子のみ6人で行ってきた。

ますみちゃんが清くお嫁に行けるよう…
独身最後(?)のハメ外し…
という名目でのバチェラパーティー。



土曜の夜とだけあり、たくさんの人で賑わう店内。
オカマ・バー(仮にここではこう呼ぶ)と言っても、
日本の「はとバスツアー」でまわるような、
ステージがありそこでショーをして…っていうお店ではない。


一見、カジュアルなレストラン。

でもよーく見ると、

ライトアップがピンク&赤系。
天井にミラーボールがついている。
お客さんのほとんどが女性。


そんでもって、よーく見なくても、



でーたー。
インパクト大。
ハローベイべ


さすが。



メニューとるとき、座るのが当たり前




メイクと手先の宝石に目が奪われた


メニューはいたって普通。
街中のアメリカンなレストランにあるような品が並ぶ。



注文をとり終えたと思ったら今度は、


また別のおネエさまが


目の前であんなことこんなことパフォーマンスしてくれるので、


チップを忘れずにね



後ろ姿もインパクト、ミラクル



Drag Queenのパフォーマンスにキャーキャーと喜ぶ声が、
常にそこら中のテーブルから聞こえてくる。



一息つくかと思ったら…

いきなり大音量で始まった音楽。
そして、ライトは静まりミラーボールが回りだした。


もしかして。



It's Show time!



目の前で踊る踊る




目の前で絡む絡む。

同時に、その左後ろを見よ。
カワイイ娘が普通に食事をしているこの光景、
面白くはないですか。




数少ない男性客は特に絡まれます




もうひとかたいらっしゃるっぽい



私たちのテーブルにも来てくれた



店内のテーブルのほとんどは、
誰かの誕生日パーティーを兼ねたグループだったが、
私たち同様、バチェラパーティーを兼ねた
結婚前のカップルがいるグループもいた。

やっぱり来るんだね~。
なんて話していたら、
MCのおネエからお呼びがかかったますみちゃん。



結婚についてのあれやこれやを聞かれるますみちゃん


MCのおネエさん、
これまた弁が立つから周りが盛り上がること。



およそ20分くらい(?)でショーは終了。
自分たちの目の前でのパフォーマンスは、
ステージ上でのそれを観るよりも迫力大であったのでは?


こうして、あっという間に楽しい時間は過ぎて行った。
キレイな人~というよりは、
いろんな意味でインパクト大!なおネエが多かった。



そして、みなさんデカイ!
190cmくらいはあるでしょう…って人が多い。
オナペッツ顔負けの頭の大きなおネエもちらほら。



そんでもって、クリームブリュレもデカイ!
コレ、グラタンサイズです



そんなパフォーマーたちに囲まれ、
たくさん笑ってフィーバーした土曜の夜は
あっという間でありました。



New Yorkの代表的なナイトライフの楽しみ方。
クラブ、ジャズ・バー、ゲイ・バー…etc
いろいろあるが、
このようなDrag Queenのいるお店もそのうちのひとつでしょう。


旅行者ても気軽(?)に入れるので、
こういうところで「New York」を感じるのも大いにアリではなかろうか!
と思います。


いかがでしょう?




深夜0:00を過ぎても長蛇の列。
週末の予約は必須です


『Lips NYC!!!』
2 Bank st. New York
212-675-7710
http://www.lipsnyc.com/