いわをのニューヨークでSink or Swim!?

「Sink or Swim」=「いちかばちか、やってみるしかない」の意。
だって、一度きりの人生だもの。

$2.25で満足のチャイニーズB級グルメ

2009-03-31 16:00:00 | 

チャイナタウンを歩いていて信号待ちをしていたら。
目の前にクライスラービルが飛び込んできた。
あまりにもキレイだったのでパチリ



いきなりですが、
今更ですが、
You tubeって、ブログってすごいですね。

昨日お伝えした我がAutomatic熱唱の様子、
もはや自虐ネタとして大いに活用していきたいとは
思っていますが、
それにしてもその反応が大きくて自分でもびっくりしました。

You tubeに動画をアップロードしたのは、
このブログに貼り付ける2日ほど前だったのだが、
アップロードして2時間も経たないうちに
それを見た人(見知らぬ人)からメッセージが届いたりして、
その反応(?)の速さにびっくりというか…。

みんなYou tube、チェックしてるもんなんだ~って
妙に感心。

You tubeに動画をアップロードしたことがある方は
ご存知かと思うが、
アップする際に、その動画の説明と関連ワード(タグ)をつけることができる。
タグにいくつかの関連ワードを入れておくと、
誰かが検索の際に引っかかるようになる。

私がタグに入れたワードは
「utada、NY event、SEPHORA、Come back to me、Automatic」
の5つ。
検索ワードの中にこの中のどれかひとつでも当てはまると、
私のアップした「Automatic in NY」にも辿り着くようになるという仕組み。

ま、ほとんどの人がコレ見て
「何だよ、Utadaじゃねーし!!!っつーかコイツ誰!?」
って、軽く文句叩いているだろうことは百も承知。


このブログも過去最高のアクセス数になり、びっくり。
もちろん、素直に嬉しいです。


なんせ私、
カーナビより地図、
メールより手紙、
バスより自転車(ん?ちょっと違う?)

…のアナログ人間なので、
かなり頑張ってYou tubeやブログの機能を使っております。

日々「???」となることが多いが、
こうして色々な人&モノと繋がるツールのひとつであることは
素晴らしいことだと改めて実感。
(何だか道徳(?)の授業みたいになってきちゃった)

改めまして皆さま、これからもよろしくお願いします


話は変わりまして、冒頭にも出てきたチャイナタウン。
私の庭、チャイナタウンはB級グルメの宝庫。
ちなみにコチラ(↓)、全部で$2.25


酸辣湯(スーラータン)$1.25、
生煎包(小さい肉まんを焼いたようなもの)3つで$1.00


私の大好物のスーラータン、これでスモールサイズだけど、
1人で飲むには十分な量。
これに小さい焼肉まん(と私は呼んでいる)3つあれば、
これで立派なランチ。
お値段、わずか$2.25なり。


●Vanessa's Dumpling House
118A Eldridge Street(bet Grand st&Broome st)
212-625-8008
7:30~10:30 7days Open


ね?
だから止められないんです、チャイナタウン散策って。

ニューヨークへご旅行の際も。
NY行ってわざわざチャイナタウン!?と思うなかれ。
リアルなチャイナ(これもNYの一部です)、
B級グルメを楽しめますので…ぜひ!

Utadaに会えた、その後で…

2009-03-30 15:56:59 | イベント

彼女、本日のキーパーソン(?)
誰だ!?


昨日不完全燃焼に終わってしまったクライマックス。
今夜こそ、私が体感したUtada's Listening Partyの
グランドフィナーレをお届けします。

…とあまり前説で引っ張るとまた文字数足りない~!
なんてことになる(文字数は、付け足すことより、
削ることの方が労力がいります)ので、
早速本題に。

昨日の続きから。

イベント終了後は、規制退場(アメリカとはいえ、
こーいうところは結構きっちりやっていることに妙に感心)
で出口まで誘導され、一人ひとりにノベルティが配られた。


退場の際、Utadaにプレゼントがある人は出口で預けてOKとのアナウンスが。
私は、ふみこちゃんと一緒にイラスト&お手紙を描いていたので、
ぜひ渡したいと思い、預けることに。


Utadaの大好きな「くま」を添えて


出口でギフトを預ける際、
列に並んでいたときに話したイベントマネージャーの女性がいた。


彼女には思いの丈を伝えたくて、駆け寄ってしまった。

私:「イベントとってもとっても楽しかった!ありがとう。」

マネージャー(らしき女性):
「よかったわね、朝から並んだ甲斐があったね」

と答えてくれた彼女。


私:「この手紙、ぜひヒカルに渡したいから、預けるね。ぜひ彼女に渡してね」

マネージャー(らしき女性):
「もちろんよ、貴女が朝から並んでいるの覚えているもの。
 明日私は彼女(Utada)と一緒にMiamiのイベントに行くので、
 そのときに必ず渡すから」

そう言って、笑ってくれた。

私は嬉しくて、

私:「嬉しい!こういう機会を作ってくれてありがとう。
   大好きなUtadaとこうしてNYで会えるなんて夢のようだった」

と彼女に伝えた。
すると、彼女は私をぎゅっと抱きしめてくれた。
どこからともなく、私の頬に2~3滴の雫がつたった。

イベントが楽しかったことはもちろん、
こういう温かい心に触れ合えたことも嬉しかった。
気持ちって伝わるんだね。


こんなビッグハグをしていたからか、
肝心なノベルティ(ポーチ)をもらいそびれて外に出てしまった私。
外に出て、ふみこちゃんが持っているブツ(ポーチ)を見て気がつく私。

私:「何それっ!?」
ふみこちゃん:「配ってたじゃないですか」
私:「えー、ポーチもあったの気がつかなかった…
   (Hikkiのポートレートはもらっていた)」

やはり、注意力というか確認力というか…
抜けている自分に反省。

ま、でも、イベントスタッフの人たちともステキな別れを
してきたのでよしとしよう。
人との出会いは何ものにも代えがたい宝物ですからね。


…ということで、感動のクライマックス。
こうして、ドキドキUtadaとの対面は無事に終了!




…と思いきや。




これでめでたしめでたし…




にしちゃ、オチがないでしょう。
「すべらない話」にならないでしょう。
「予想できない展開」宣言した割には…って思ったでしょう。



あるんです、最後のどんでん返しが。
いってみよう!


イベント終了後(規制退場の途中)、
生Utada対面にコーフン冷めやらぬ(というよりは、放心)状態
だった私たち。


そこへ前方から、手招きする女性ありけり。
ちょっと距離があるため、会話はできない。

目が合っているのは私。
…ってことは、手招きされているのは私。

思わず、自分で自分のこと指して(「私のこと?」って)
確認してしまった。
女性とその後にいた男性2人がうなずく。


とりあえず、その人たちのもとへ向かう私。

すると、待ち構えていたのは、


そう、カメラとマイクを持ったレポーターだった


えっ!?

Utadaのインタビューに立ち会えた!?
いや待て、Utadaはもう退場しているよね!?

ん?????

ここで冒頭の謎が解けたでしょーか?


そーです。
カメラの前に立ったのは、Utadaではなく


Iwaoでした



そこでいくつか質問をされた。

・Utadaを好きな理由は?
・あなたにとってUtadaのどんなところが魅力的?
・どうして、その魅力(↑)がUtadaにはあると思う?
・他の日本人の歌手とUtadaは何が違う?

…などなど。

Utadaの紡ぎ出す言葉、また、言葉に対しての彼女のセンスが
大好きであること、
それらを彼女自身の言葉にしつつ、ナチュラルに表現しているところに
魅力を感じること、
生まれ育った2つの環境(アメリカと日本)のいいところを
うまく取り入れて彼女の持つセンスにしているところ…

などなど、出来る限りの英語を使って答えてみたが、
何と難しいことか。

自分の思いを伝えるときって、
日本語でも言葉を選んで話すでしょう。

それでさえ簡単なことではないのだから、英語になるとなおさら…。
もっとちゃんと勉強しなきゃなと実感した。

途中、お姉さんは
「ニホンゴデモダイジョウブデスヨ」
と言ってくれたため、日本語で話すも、
お姉さんは日本語を理解しているようには思えなかった。
(隣で聞いていたふみこちゃんも言っていたが、
関係ないところで相槌打ったり(苦笑))



…とは言っても、「郷に入っては郷に従え」。
ここはアメリカならば、英語で話すことが大前提。。。

つたない英語ではあったが、
日本人から見る、日本人が感じる、巌が感じるUtadaの魅力を
伝えたつもりです。


カメラの前で英語で話す…なれないシチュエーションに
かなり体力を消耗した気がしたが、そのときに。

お姉さんのインタビュー中、
物静かだった男性が私に向かってひと言。


「ナニカウタダノウタ、ウタエマスカ?」
(日本語だった)


一瞬ためらうも、すかさず聞き返す。

私:「へっ!?歌ですか。歌えますけど…今ですか?」
お兄さん:「ハイ、ソウデス。ナニカウタッテクレマスカ?」


ちょっと、さすがにコレは予想外の展開。
しかし、ここで「歌えません。。。」なんて言うのはサムい。
KY以外の何者でもない。

っつーか、面白いぞ、この状況。

いろんなことが頭の中を廻りつつも、
冷静に何を歌おうかチョイスしている自分がいることに、
何だか笑ってしまう。
(結局歌うんだ!?みたいな)

横でふみこちゃんは失笑。
だよねー。
でも、こーなったら笑ってもらうしかないでしょ。


レポーターのお姉さんからマイクが渡された。
合図も何もない。
もちろん、曲も。
自分でリズムを取り始めて歌いだす。
アカペラで。

「な、なかいめの べルで 受話器をとった君~♪」


迷った挙句、「Automatic」に決定。
後にも先にも…My favorite songである。
ちゃっかりマイク持って歌っちゃってるし


はっきりとは見えないが、
横で「くっくっく」と失笑するふみこちゃんが視界に入る。
それが私を笑わせる。
何やってんだ!?私…

が、しかし。
笑ってはならぬ。
今は真剣に歌に集中して!(歌手か!?)


そうこうしているうちに、何と。
1番全部歌ってしまった。
ワンフレーズではなく、1番。

途中でむこうから、
「もういいです」
の声がかからないとは思ったが。

歌いすぎじゃね?
プチカラオケみたいな。


そしたら何と。
ふみこちゃんが、その様子をムービーで撮っていた。
これには私もたまげた。

店を出て、ふみこちゃんがひと言。
「ムービー撮っとかないと、と思い、切り替えましたよ」
至って冷静。

ふみこちゃん、貴女が面白いです。


その後、自分で自分の映像を見てみた。
これは失笑どころではない。
恥ずかしいを通り越して、笑えた。

…なので、恥ずかしいことは大前提ですが、
それでもいいです。

自分で言うのも何ですが…
ちょっと面白いと思うので、笑ってやってください。


いわをの「Automatic」 in NY



途中、ふみこちゃんの「いつまで歌うんですか?」の冷静な
問いかけにも答えることなく、ひたすら歌い続ける私。
図々しいったらありゃしない。

挙句の果てにはふみこちゃん、レポーターの人たちに
「彼女、いつまで歌うのかしらね!?」
なんて聞いちゃって。

面白い。
ふみこちゃんの冷静な行動によって、
私の浮かれた行動があからさまになっています。
この対照的な状況と言ったら…。


そーいうことで、
私の「Automatic」でインタビューはもちろん、
Utada's listening Partyは終了しました。

今度こそ、これでフィナーレです。

予想できない展開…

Utadaと握手できたと思った?
Utadaと写真が撮れたと思った?
Utadaのサインがもらえたと思った?

全部ブー×でした。

正解は、

私が「Automatic」を熱唱しちゃった

でした。

新曲(新アルバム)発売イベントなのに、デビュー曲歌っちゃうし。
当のUtada本人は1曲も歌わなかったのに。


ちなみに、今回インタビューされたのは中国のテレビ局。
世界中で放送されている(日本でもあるみたい)
「NTDTV」というケーブルチャンネルで、
New YorkではTime Warnerで放送されているとのこと。

●NTDTV
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/index.html


さらには。
Hikkiも自身のブログで、
このNYでのSEPHORAイベントのことを綴っています(↓)

●宇多田ヒカルブログ
http://www.u3music.com/message/index.php?m=1&l=JP

確かに、Utadaが会場(店内)に入っていく際、
会場に現れる際の熱狂ぶりは、韓流スター来日のようだった。


※ヒッキーSEPHORAへ入場の様子



3月24日に全米でi-tunes配信開始になった「Come Back to Me」。
早速ポップチャートで2~3位にいるらしいが、
日本での反応はいかがなもんでしょう?


以上!
今度こそ、これにて、Utada's Listening Party報告終了!


Utadaに会えた!!!!!

2009-03-29 18:38:55 | イベント

3月25日(水)10:30AM、 5th Ave のSEPHORA前に並ぶ人々。
この人たちの目的は…

長らくお待たせしました(待ってない?)。
明日とか言っておきながら、引っ張りすぎてごめんなさい。
2日も経ってしまって、気がつけばもう3月も終わりです。


さて。
Utadaとの対面から3日経った今もなお、コーフン冷めやらぬ本日。
ついに、物語もクライマックスを迎えます。
その記念すべき日となった2009年3月25日をここに綴ります。


イベント当日の朝。
ちょっと緊張して迎えつつも、プチ寝坊してしまった私。
焦った。

イベント前日に、
SEPHORAの店員(結局そのお姉さんとはそれがきっかけで仲良くなった)
に確認したら
「早め(開店前!)に来るのがベター」
とのアドバイスを受けたことはご存知の通り。

ならば、と忠実にその忠告に従おうと思っていたのに、
寝坊。
バカバカ、自分。

SEPHORAの開店は10:00AM。
9:30には店頭に着けるように…と思っていたのだが、
結局その時間に家を出ることになってしまった。

…っつったって、
10:30に着いてもうすでに人がいっぱいってことはないでしょう…
と思いながらも内心ドキドキ。

すでに人並んでたりするのかな。
逆に早すぎたり…!?
いやいや、そんなことはないでしょう。。。
…などと、1人勝手に自問自答。

嬉しいことに、快晴だったその朝。
太陽の光が眩しくて気持ちよくて、
しかも今晩はイベントで生ヒッキーに会えるし…気分はサイコー状態。

そんな満足気分が私を大胆にさせたのか、
どーやら私。

地下鉄を待っている際、
i-podで聞いていた曲(もちろんUtadaの「Come back to me」)
を口ずさんでいたらしい。
いや、口ずさむというよりは、歌っていたのかも。

隣にいた女性が私に向かって何か話しかけた。

やばい。

うるさいって言われるのかなと思いつつ、イヤホンを外して女性に尋ねた。

私:「すみません…、今何と?」
そしたらね、その女性の口から出た言葉。

女性:「You look great!」

私、思わずハテナ(?)な表情になった。

私:「本当に?私、自分が口ずさんでいた歌がうるさいと注意されたのかと思ったわ。でも、嬉しい。だって今日ハッピーな日なんだもの。」

女性:「Don’t Worry! Enjoy your day!」

そー言って、女性は地下鉄に乗っていった。


電車が走り去った後、私は何とも言えない温かな気持ちになった。
抑え切れないワクワクが溢れちゃっていたのでしょう、きっと。

そして何より、通りすがりの人であっても、
こうやって伝えることが何ともステキではないですか。
ニューヨーカーのこんな一面に、幸せを分けてもらうことは少なくない。

そんな幸せの気分に浸りながら地下鉄の駅を降り、
いざ!

目指すは5番街のSEPHORAへ。
平日の朝。
ラッシュは過ぎたといえども、ビジネスマンが多いエリア。
人をすり抜け、軽く走る私。

…と、そこに見えてきた!SEPHORAが。

予想はしていたものの、すでに並んでいる人を見ると妙にワクワク。
(↑冒頭の写真)


私がSEPHORAに着いたのは午前10:30。
その時点で15人ほどが並んでいただろうか。
私もすかさず列に並ぶ。

「Utadaイベントに並んでいるの?」
一応確認しないとね。

隣は携帯電話のショップだし、万が一新機種目当てに並んでいる人の列…
なんてこともあるかもしれないし。

案の定、



Utadaイベントのお客さんの列だった。



日本人のファンが多いのかなと思っていたのだが、
朝から並んでいる人たち(その時点で)に日本人はいなかった(以外!?)


ワールドワイドなファンを持っているのね、Utada。

私の前後に並んでいる人も1人だったので、
色々な話をしながら時間を潰す。

「時間を潰すって言って、6:00PMまであと7時間半もあるよ…」

そんなことを話しながら笑っていたら。

私の頭上に何かが降ってきた。

What!?

快晴のはずですけど。
雨とは違う感触ですけど。

イヤーな予感。
と同時に見えてしまった。

腕についた鳩のフンを。
Oh,Shit!である。

なぜに?
さっき地下鉄の駅で通りすがりのお姉さんに
幸せを分けてもらったはずなのに。

これはないでしょう。


ヤツらめ…

今日、イベントだってゆーのに。
このいきなりの洗礼。



こんなんなっちゃいましたけど


でもね、そこでも周りの人の優しさといったら。

私の前の前に並んでいた青年は「好きなだけコレ使って!」と、
カバンからナナフキンを取り出してくれ、

私の前に並んでいた女性は、
私の頭上から後頭部についたフンを丁寧に取り去ってくれ、

私の後に並んでいた女性は、
私の後姿をチェックして「もうこれで大丈夫よ」と言ってくれ…。

フンには「ちぇっ」ってなったけれど、
そんな人々の優しさに触れられ、フンはどーでもよくなった。

そんな珍アクシデントが、その辺りにいた人たちを繋げたとでも言おうか。
みんなで色々な話をした。

そこにいた中で、New YorkCityから来ているのは私くらいなもので、
New JerseyやWestchesterなど、NYC(NYシティ)以外から
電車を乗り継ぎはるばるやってきた人が多いことにびっくり。

外国人から見るUtadaの魅力について色々と聞けて面白かった。
彼女のサウンドが好きっていう人が多かった。



IUTADAのSteveはBronxから、
原宿に行きたい~と熱望するAndrezはWestchesterからの参戦


多くの人(私が話を聞いた)は、その他のJ-Popも聞いたことがあるとのこと。
ただ、「日本文化好き」とか「オタク文化に興味がある」とか
「マンガ好き」とかいうのとはまたちょっと違う。

いつUtadaのことを知ったのかと聞いたところ、
だいたい5年くらい前という人多し(たまたま重なっただけかもしれないが)。
(全米デビュー作となった「Exodus」の影響かと思いきや、
それ自体はそんなに影響していなかったのも以外だった)


「Utadaの音楽はもちろん、彼女のパーソナリティが好きなの」
という人が多くて、
そーだよね~、ってなる自分。


列に並んでいる間にデッサンしていたAlex

スポーツとアートと音楽は国境を越えて通じ合えると言うが、
コレってまさにそーじゃん。


そんなことあんなことを話していたら、やっとお昼。
最終日のテストを終えた我が友ふみこちゃんが合流。



ふみこちゃん、テストお疲れ様


列に並んでいる途中、
ふみこちゃんはテスト中でチェックできないと分かっていながらも私、
「11:00現在、25人ほど列に並んでいます」的な、
頼まれていない報告メールを送っちゃったりして。

それにはふみこちゃんもちと驚いたよう。
お昼を調達して列に合流してくれた。
(列を離れられないので、お昼を食べにも行かれない!)



お昼過ぎ頃、SEPHORAが用意しただろう
フリーコーヒー&ドーナツのワゴンが回ってきた。
無料ってのは嬉しいよね



すかさず私ももらう


マックのポテトLサイズってこんなん。
ちなみに、このケースのむこうにふみこちゃんの顔があります


お昼を過ぎると、その他にも学校のクラスを終えて列に合流する人がチラホラ。
友達の輪がまた広がる。

NYC以外に住んでいて、日本人と触れ合うことがない!
という人が数人おり、逆にいろいろなことを聞かれた。
日本の文化と言っても、やはり彼らが気になるのは、
同じ世代の日本人の文化(ファッションやテレビ、音楽など)。

そんなことをしているうちにあっという間に2:00PM。


人の数も徐々に増えて…


ちょうどその頃、整理券のようなものが配られた。
この時点で列に並んでいない人は、アウト!

但し、整理券をもらったからといって、列を離れられるわけではない。
この整理券を持っていても、
5:30PMにこの列に並んでいなかったら、それもアウト!

今回のイベントのマネージャー(?)らしき人からの説明(↑)があり、
さらには、どうやってこのイベントを知ったのかを
並んでいる人、一人ひとりに聞いて回っていた。

面白そうなので、しばらく経ってから
そのマネージャーらしき女性に今回のイベントについて聞いてみた。

・今回のイベントには何人くらいくるの?
・どのようにしてこの情報を手に入れた人が多かった?
・SEPHORAではこうやってよくインストアイベントみたいなのやるの?
…などなど。

その女性、忙しそうにしていたにも関わらず丁寧に答えてくれた。

・今回のイベントに来るだろう客は100人以上。
 ただ、午後2:00の時点で150人は越えていた(!)ので、
 実際は150~200人になりそうと。

・このイベントの情報については、
 いろんなところで手に入れた人が多かったとのこと。
(私が周りに聞いたところだと、Face Book(mixiの進化(?)版みたいなもの) が多かったように思う)

・SEPHORAでのイベントは、5番街以外のストアでもよくやるとのこと。



SEPHORAから、Utadaイベント記念にメイクのプレゼント(?)があり、
メイキャップしてもらった4人のレディたち


ちなみに、この列の先頭にいた人たち。


朝5:30から並んでいたとのこと!


そーこうしているうちに時計の針は5:00PMに。


店の前がざわついてきた5:00PM


途中日が陰って寒くなりくじけそうになったけど、
ここまで来たらもうあと少し。

お店の周りも何となくざわついてきたような。
6:00PMスタートを目処に5:00PM頃やってくる人も結構いた。
まさかこんなに並んでいるとは思わなかったのだろう。
残念そうに帰っていく人も。。。

5:30PM。


いざ、順番に開場
(店内はイベントのため、5:00頃で一般の買い物客はすべて出した様子)


列のまま店内に入っていく。
入場すると、店内にいたスタッフたちが拍手で迎え入れてくれた。
まるで自分がスターになったような盛り上がりよう。

会場内にはすでにUtadaのNew Albamが流れていた。
何だか一気にキンチョーしてきた。



階段の上、高い位置に特設ステージが作られていたため、
よく見える構造



人が多いとはいえ(会場内に150人以上はいた)、
そこまでギュウギュウじゃないのでよかった


6:00PMになろうとするとき。


MCの女性登場!


「みんな盛り上がってる!?
今日は朝からこのイベントのために多くの人が並んでいたのよね、
みんな(開場にいた人たち)、まった甲斐があったわね。
開場に入れずに、外から並んで見ている人もたくさんいるのよ」


そう言って、後ろを指差した。
ガラス張りのため、外の様子もよく見えるのだが、確かに外にも人がたくさん。



ラッキー!並んだ甲斐あったってもんだよ

それはいいとして、いつUtada登場になるのかとソワソワ。
会場全体がソワソワドキドキ。

しばらくはMCのおねーさんのおしゃべり(前説)と
Utadaの新曲が流れている状態。
準備OK、いい雰囲気になったところで、ついにUtada登場の合図が!

「盛り上げて!もっともっと!」のMCのおねーさんの声に並び、
開場全体で
「U・TA・DA!U・TA・DA!U・TA・DA!…」
の宇多田コール。

強い!
日本じゃまずないだろうコール。

そんな声に包まれ、


あの報道陣のカメラの中にいる…



登場した…




Utada!!!!!


Utadaの登場に、開場全体は熱狂に包まれた。
しばらく経ち、落ち着いたところでUtada着席。



キャー!
ホンモノだ~。

か、か、か、かわいい!
きれい!
小さいとは聞いていたが、小さい!
でも、彼女から放たれるオーラとは何だ!?

一瞬にして色々なことが一気に頭の中を駆け巡った。



テレビでよく見る、チャーミングでキュートな
宇多田ヒカルそのままだった



このボブスタイル、彼女にとても似合っていると思う

ニューアルバムの話、前回(4年前?)のアメリカでデビューから
今回に至るまでのこと…などなどを話していた。
もちろん、All English。
コーフンしていたせいか、(英語だったというのもあるが!)
事細かに覚えていないのが情けない。


Utadaが英語で話す姿は、
普段日本のテレビで見せる彼女の姿とはちと異なった。
(彼女自身は同じかもしれないけれど、見る側が違うと感じているだけかも)

彼女が使う言葉が違う(英語か日本語か)ということだけではなく、
何と言うか、ここNYが彼女が育った場所だからなのか?
とっても自然な姿に見えた。


たくさん笑って話していたのが印象的だった


とてもラフな感じのイベントだったため、
久しぶりに会うだろうスタッフ(らしき人)とハグをする姿や、
BGM(Utadaの曲)に合わせて口ずさんだり
軽くリズムをとったりする宇多田ヒカルに会うこともできたのが嬉しい。


音楽に合わせてDJになるUtada


イベント中盤、客席からの質問タイムがあった。
選ばれた5人(私は残念ながら無理だった)の中の2人はその日友達になった
AndrezとAlex(↑写真)が。

しっかりUtadaと会話してたね。
2人はもちろん大喜びで、私も嬉しくなっちまった。


その後、抽選で1名にSEPHORAのギフト券$500分が当たる抽選会が行われた。


抽選クジを引いたのはもちろん、Utada



選ばれたのは…


男性でした。。。



最後は一気にメディアの撮影が


そうこうしているうちに、あっという間にイベントも終盤。
その前日はLAでのプロモーション活動をしており、
その翌日(26日)は同じくプロモーションで早朝からMiamiに行くとのこと。
そこでもSEPFORAイベントがあるみたい。

あっという間だった(時間にしたら、Utadaが開場にいたのは約40分くらい)
けれど、とっても楽しかった。

最後、彼女が去っていくときに、
「ヒカルちゃんっ、バイバイっ!」
と声をかけたら(というよりは、叫んだら?)、

「バイバーイ!」
って言ってくれたUtada。

ふみこちゃんに言われて気がついたが、そーいえば、
私のバイバイに答えてくれたUtada!。


手を振ってバイバイ

大いに盛り上がったこのイベント。
嬉しいことに、参加者全員にノベルティが配られるとのことで、
規制退場の際に一人ひとりに手渡された。


A4サイズのポートレート(↑)と今回のNew albam(This is the One)
オリジナル(?)ポーチがノベルティとして配布された


…と綴っていたらたった今、
「本文の文字数は10,000文字以内です」との表示が。

待って、これからが本当のクライマックスなのに。
これは本当に想定外(計算ではありません)。

尻切れトンボで恐縮ですが、続きは明日。。。
ごめんなさい。
(ちなみに、これで9896文字)

Utadaに会え…た!?

2009-03-26 15:34:22 | イベント

5th AveのSEPHORAにて設置されたutada特設ステージ


自分で言うのもなんですが、
私にしては珍しく(!?)連日引っ張る、同じネタにて。

本日、ついにUtadaListening Partyの本番。

行ってきました。

今は、色々な意味で疲労困憊。
抜け殻のようになって、こうしてキーボードを売っています。


…で、そんなことはどーでもいいとして、
知りたいのは。
会えたの?
それだよね!?

そうなんですよ、それでしょ?
気になる真相はというと…



どうよ、この後姿

…って、後姿。
ビミョー。

そーだよね。
あ、じゃ、これこれ。



この斜め後からの姿


って、これもリアクションに困るよね?みたいな。
イマイチ盛り上がりに欠けるよね?みたいな。
コレ、「ミラクルひかる」でも分かんなくね?みたいな。


ここで今度こそは…!?
という下りかと思いきや。

本日はこれにて終了。
次回に持ち越しです。
ごめんなさい、眠気に勝てません。

但し、この続き。
自分で言うのも何ですが、でも言っちゃいますが、
面白いです。

誰も予想できない展開であることは確かです。
(ちょっと楽しみかしら!?)
期待していてください。

もうこーなったら、
「いわをのすべらない話」です。
何かこの展開こそ違うような…。


もとい、Utadaね。
皆さま、
明日もどうかお付き合いくださいますよう
よろしくお願い申し上げます



Utada's Listening Partyを明日に控え

2009-03-25 16:08:03 | イベント

ついに明日(今日)だよ、Utada's Listening Party



突然だが、私、花粉症(?)になったっぽい。
人生で初。
しかもここNYにて発症。
日本で発症しなくても、
こっちの何かに反応して…ということもあるらしい。

1週間ほど前くらいだろうか。
朝起きて無性に喉が痛い。
鼻がつまったような…鼻水も出る。
風邪かと思うが、身体はいたってピンピンしている。
喉が痛いのは朝のみ。
鼻水は終日辛い感じ。


風邪の辛さとはちと違う。

………????
………!!!!

もしや。
これって、花粉症の症状!?

信じたくない気持ち120%で、会う人会う人に聞いてみた。

「こっちって花粉症あるんですか?」

答えは…Yes。
(日本と全く同じ種類ではないらしいが)

しかも、日本で発症していなかったのに、
こっちに来て数年してから発症した人、
日本では悩まされていた(花粉症に)のに、
こっちに来て、ぴたっと止んだ人…
イロイロといた。

あー、そうなんだ。
風邪ではないことの安心感と、
花粉症(?)になってしまったショックと半々の気分。

そこまで重症ではないのがせめてもの救いではある…
が。
ここに来て初めて花粉症に悩まされている人、
辛い思いをしている人の気持ちが分かりました。

毎年コレと付き合って(闘って)いかなくてはならないことの
憂鬱さよ。
とりあえずティッシュが手放せません。
今朝鏡を見たら、鼻の周りがカサカサの残念な人になっていました。
鼻のかみすぎ。

目もしょぼしょぼする気がしたが、
くしゃみは明らかに増えたが、
あんまり考えないようにする。

あー恐ろしい。
これからどれだけ付き合っていかなきゃならないんだ。
なってしまったものはしょうがあるまい。
気長に付き合っていくことにします。



それよりですよ。
ついに、Utadaとの感動の対面(っつってもイベントですが)、
明日です。

Utadaの新アルバム「This Is The One」の全米発売日を3月24日と述べたが、
発売日は5月12日でした。
明日(3/24)はi-Tunesでの配信開始日でした。

そーいえば、先月だかのUtadaのブログ内で、
『アメリカはプロモーションに時間をかけるので、5月発売にした』
と、Utada本人が述べていたのをちらっと思い出す。

やっっっぱり、事前の確認が大切ですね。



兎にも角にも、明日は「Utad's Listening Party」の開催日。
ついに明日だ~。

本日は、明日のイベント会場となるSEPHORAのある付近で
リサーチの仕事があったため、ついでに会場の下見を。



5番街にあるSEPHORA。



そんでもって、せっかく来たのだから、店員に聞いてみなくては。

私:
「明日のイベントのことで聞きたいんだけど…。
イベントスタートは6:00PMだけど、何時に来ればいい?
いい席(ポジション)で見たいんだけど!」

店員:
「早ければ早いほどいいと思うわ。
1人だと待っているのが退屈だろうから、お友達と来るといいわね。
店のオープンは10:00AMだから、そのちょっと前…とか?
本当よ、私を信じて…」


店員が早く来ることを推奨するとは何とも面白い。
そんな話を聞いたら…そっか、よし。
って思っちゃうじゃないかねぇ。



よく見て。
マンハッタン内の他のロケーションストアとはちと異なる
「5番街」の雰囲気が漂う外観


何はともあれ、明日の本番…
どーなることやら。
私は「Utada Listening Party」を楽しむことができるのだろうか。



乞うご期待!



侍JAPAN、WBC連覇にちなんで

2009-03-24 16:41:00 | ニュース

新しく生まれ変わったヤンキースタジアム


対韓国と迎えたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦、
日本の世界一連覇に終わったということで!

きっと、今夜から明日にかけては
この話題で大盛り上がりのことでしょう。


そんな野球の話題にちなんで。
もういーくつ寝ーるとー。

メジャーリーグの開幕です。
…ということは。
そう。

あのヤンキースタジアムが。
新しく生まれ変わったヤンキースタジアムが、
もう少しでお披露目となります。

楽しみですね。



ちなみに、こちらが旧ヤンキースタジアム。
新スタジアムの隣にあります。
新・旧隣り合わせになっているのが何だか不思議な感じ



Utadaに会える

2009-03-22 15:28:14 | イベント

3月24日発売(日本先行発売3月14日)「THIS IS THE ONE」。
でもね、書いてあること…よーく見て…!!!!!



「会いたくて」と言ったのはいつのことぞ?
「会いたくて…」のその願いが、こんなにも早く
本当に実現するとは誰が想像したと?


つい1週間ほどまえ、ちょうどココで
「Utadaに会いたくて」と熱望していた私。

そしたら、その数日後。
私の耳に信じられないニュースが飛び込んできた。
友人ふみこちゃんからの電話。

「ウタダガ ゴバンガイ ノ セフォラデ イベント ヤルラシイ…」

?????…

Utadaが5番街のSEPHORAでイベントをやる…

!!!!!!!!!!


「うそぉーーーーーーーーーーーーーーーー」

と、部屋中にこだまするほどに絶叫(あれを雄叫びと呼ぶのだろう)
したのは言うまでもない。


嘘を言っているのではないと分かっていても、
口から出てしまう。

「嘘でしょ!?」

ドキドキしているのに、変に冷静になろうとしている。
でも、コーフンしすぎていて口が回らない。
早口のくせにどもる。

冷静に対応してくれるオトナなふみこちゃん。
(電話口でうるさくしてごめんね)


そうです。
ニューヨークの5番街にあるSEPHORAにて、
UtadaのCD発売記念イベントが行われるのです。

しかも、本人も登場!
こんなタイミングってあるのだろうか。
会える…会える…会えるーーーーーーー!!!
嬉しい。


しかも、会場はSEPHORA(※)。
近い(ハズ)よね。
電話を切った後も妙にそわそわしていたのは
言うまでもない。


※SEPHORA
ヨーロッパ~ニューヨークまで幅広いブランドの数々の
アイテムを揃える充実のコスメストア。


私が常々思っていること。

「こーなったらいいな、あーなったらいいな」
希望すること、思うこと…はとても大切なことだと思う。

が、しかし。

「こーなったらいいな」ではなく、
「こーなる」。

そう。
希望することではなく、「念ずる」ことが大切であると。
これを念力と呼ぶのでしょう。

今回、この念力が発揮されたのでしょうか。
いずれにせよ、こんなタイミングで、
まさかのイベント情報にびっくり。


もちろん行きます。
行かれる方…いるかしら?
楽しんできましょうね。


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●宇多田ヒカル 新アルバム発売記念イベント●

日時:3月25日(水)午後6:00~9:00(入場無料)
会場:SEPHORA 5th Avenue(597 5th Ave.)
★来場客の中から抽選でSEPHORAのギフトカード$500分の
 ギフトカードのプレゼントもあり!
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以上、フワフワと浮かれているような私ですが、
一昨日からとても充実した密度の濃い時間を過ごしています。

先日ちらっとお伝えした、
着物のファッションショー。
行って参りました。
すごかった!
現在まとめておりますので、ちらっとだけ


開演前の会場。
会場となったNew York Athletic Clubがこれまた何ともステキだった。
開演後の様子は…後ほどに



その同日、カナダ・トロントから友人のあっちゃんがニューヨークへ到着。


ラ・ガーディア空港にて感動の再会


ニューヨークの滞在は4泊5日。
ニューヨークはこれで3回目の滞在となるあっちゃん。
今回は、あまり詰めすぎず(予定を)のんびりと過ごすのもありかな…
とのたまってはおりましたが。

本日、クロイスター美術館→メトロポリタン美術館という
ミュージアムのはしごプランを楽しまれたようで、
のんびりどころか、やっぱり時間は足りなかった模様。

明日はどこに行こうかね。
お天気もよいみたいだし、ウキウキな今週末です。



あっちゃんが持ってきてくれたお土産。
カナダからメープルクッキーと、
日本から遊助のCD「ひまわり」(しかも初回限定版)。

どうもありがとう。

ニューヨークで着物デビュー

2009-03-19 16:56:28 | アート

もう昨日のことになってしまいましたが、
3月17日はセントパトリックディでした。
5番街では盛大なパレードが行われました


盛大なパレードが行われた…
そんな冒頭から、パレードのレポートかと思いきや。
まったく別の話題です。


兼ねてから小出しにしてきましたが、
今年に入って、着物の着付け(自装)を習いました。
こちらNYに引っ越すことが分かっていたため、
先生に無理を言って、1ヶ月間で特訓して頂きました。

着物(着付け)は全くの初心者だった私でしたが、
SUMI先生のおかげで、楽しくひと通りは着られるようになりました。
ニューヨークでも着物でお出かけ、ぜひしたい!
そんな想いを胸に、慌しく引っ越してきたのが約2週間前。


着物を着る機会…とは言っても、
結局は自分で作るってもの(それは日本にいても同じ)。
別にお出かけしなくたってよし。
1日家の中にいるだけでも、着物で過ごすことが大切。
SUMI先生もそーやっておっしゃっていた。

…がしかし。
そうは思っていても。
最後のレッスン(2月20日)からぱったり着ていないため、
忘れちゃうんじゃないかとちと不安になりながらも。
こっちに越してきて、着物を着て生活…とまでの
余裕はなかった。

…がしかし。
そんなのは言い訳だ。
そんなタイミングに、偶然!?
着物を着るチャンスを発見した。

何と、着物の帯セミナーと
着物のファッションショーがあるというではないか。

見よ、このタイミング。
これは、ニューヨークが私に、
「着物を着なさい」と言っているのではなかろうか。

これはいい機会!と早速その2つのイベントに申し込んだ私。
申し込んだらもう後には引けない。
別に、どちらも着物着用必須ではないが、
こんな機会だからこそっていうもの。

…ということで、私の着物デビューin ニューヨークが決定した。

記念すべきデビューは、昨日3月17日だった。
セントパトリックディの昨日、
街は緑色の服だのアクセサリーだの帽子だの…を
身にまとった人たちで盛り上がる。

そんなイベントはさておき、
私が参加してきたのは、「帯セミナー」。

帯が出来る工程、織り方、糸の種類…など、
帯についてのイロイロなことを教わる勉強会みたいなもの。
これは、「日本和装」が主催しているセミナーで、
参加費は無料。



原画から帯を織るために写したもの



たて糸、ちなみにこれで3600本。
これらの糸は、もとは繭玉から出来ている。
ちなみに、ひとつの帯を仕立てるのに、約2000個の繭玉が必要とのこと



帯に描かれた「源氏物語」絵巻。
ルーペを使って見ると、ひとつひとつ糸が織られているのが分かり、
当たり前のことだけど、その細かい技術に圧巻。
アートだ



色々な種類の帯があります




ホネホネロック♪
こんなのも。
パーティーならありだよね~なんて話していました



10人ほどのセミナーだったが、
半分は外国人だった。

織りや染めについていろいろと
深い質問をされているのが印象的だった。


自分も着物を着るようになったとはいえ、
まだまだ分からないことだらけで勉強中だが、
こういうことを知ると、新たに世界が広がって楽しい。

「覚えなきゃいけない」勉強ではないから楽しい。
勉強ってそーいうもんよね。


セミナーに参加されていたキョウコさんとケイコさんという
2人のステキな女性に知り合った。

かつて、お祖母様やお母様に着せてもらってはいたが、
自分で着られないので着られるようになりたいとおっしゃていたキョウコさん。
織物の勉強をされ、現在は織物のデザイナーをされているケイコさん。


初めてお会いする2人なのに、そんな気がしなかったから不思議。
それも、「着物」(厳密に言えば、今回は「帯」だけど)が
きっかけになってこうして集まって…結果、出会えた人たち。



セミナーで知り合ったキョウコさんとケイコさん。


すっかり意気投合して、そのまま一緒にお茶へGO。
お2人とも話が面白い。
笑った笑った。

着物(帯)をきっかけに、
こーしてステキな出会いまでくっついてきて。
何だか嬉しかった。

さすがに、ここ数日自装の自主練してきたとはいえ、
着るのにはてこづった。
感覚が…よみがえるのに時間がかかる。
やはり、慣れっていうのも大切ですね。
回数を重ねてなんぼのもの。

まだまだアラが目立ちまくりで、
自分でも着てみて「あっちゃー」って思うこと多々ありですが、
それでも。
そんな失敗にマケズ、「着物のある生活」、
していきたいなと思います。

…だから、
多少お見苦しいかとは思いますが、
そこは多めに?いや、見てみぬフリ…いや、
おかしかったらちゃんと言ってほしいな…
ま、気長にみていてください。

今回久しぶりに着物を着るにあたり、
日本にいらっしゃる私の着付けのSUMI先生に
メールでイロイロとSOSを投げかけました。

実際に着てみて失敗だった(↑上を見れば分かるように、半衿の出る巾が違う)
ことにも丁寧にアドバイスくださったSUMI先生。
ありがとうございました。


しばらく近くでSUMI先生のレッスンが受けられないのは
寂しいですが、これからは何とか試行錯誤でやってみます。

…ということで、
無事に着物デビューin NYを果たしました。


ちなみに明日は、
着物のファッションショー&セミナーに参加して参ります。
京都・西陣きものデザイナーの山口三重子さんの新作を紹介する
ファッションショーと展示会・セミナー。

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日時:3月19日(木)19:00~
場所:New York Athletic Club
   180 Central Park South
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何はともあれ、楽しんできます!
もし参加される方いらっしゃいましたら…
ご一緒に楽しみましょう。

そんでもって、明日は友人あっちゃんが
カナダ・トロントからNY入り予定。
久しぶりの再会にドキドキワクワク…です。



サウスフェリー駅がリニューアルオープン

2009-03-17 15:36:19 | ニュース

ロウアーマンハッタンにある有名なパブリックアート、
「レッド・キューブ」【イサム・ノグチ作】(at Liberty st×Broadway)。
すぐ横にいる人と比べると、このオブジェの大きさがお分かりかと…



一昨日、チャイナタウンで安売りしていた茄子を購入。
それらは現在もなお、山盛りな状態である。

タイカレーに入れて、ナスと豚肉の味噌炒めをして、
ミートソースに入れて、煮浸しにして…まだまだなくならない。
茄子尽くしの日々は終わりそうにありません。



今日は、リニューアルオープンした地下鉄の駅のお話を。
マンハッタンの南端からは、
スタテン島、リバティ島(自由の女神がある島)へ渡るフェリーが出ており、
そのフェリー乗り場のすぐ近くには地下鉄の駅がある。


そのスタテン島行きフェリー乗り場すぐのところに、
地下鉄1番線の駅が開通した。
(もともと駅はあったが、ここのところずっと工事中だった)

朝のテレビのニュースでは、開通の様子が中継されていた。
テレビ画面に映るキレイな駅に何だか感動。
(ニューヨークの地下鉄の駅…決してキレイ・近代的とは言えない)

よし、行ってみよう。
思い立ったが吉日である。

地下鉄でフェリー乗り場近くの駅まで行くのもアリだが、
ウォール街を通っていきたかったので、歩いていく。

そーいえば、昨年は幾度となく日本のニュースでも
この景色を見たなぁとつくづく思う。

ウォール街のビルたちを通り抜け、
しばらく歩くと港らしきものが見えてきた。



こちらがフェリー乗り場です



港(?)が近いからか、海鳥(らしき)もいます


平日の割には、人が多い気がするのだけれど、
みんな新しい電車(地下鉄)目当て?
なんて思ったり…すると。



駅の入口を発見!


すかさず地下に潜り込む。



エスカレーターがキレイ!
新しい!
動きがスムーズ!

新しい匂いがした。

駅の様子はというと…。


テレビの中継でもやっていたが、
近代的な雰囲気ではないですか。



鉄のオブジェ風の塀(?)があり

…と思ったら…

おっ!?



ここでも中継やっていました


…がしかーし。


肝心な電車(地下鉄)には乗れない様子





あー、今ダメなんだ。
残念っ


せっかく来たのになとは思いつつも、
久しぶりのウォール街のお散歩も面白かったし、
いくつか気になるお店も発見できたし、
やっぱり来てよかった。


犬も歩けば棒に当たる。
街を歩けば新しい発見に当たる。


歩いて楽しい、
歩くと楽しい、
歩くから楽しい。
それがニューヨークの魅力です。


イロイロな顔を持つエンパイア・ステート・ビル

2009-03-16 14:03:24 | ニュース

配色は日本の標識と同じ。
「止まれ」のサイン


ニューヨークを象徴するランドマークのひとつ、
エンパイア・ステート・ビル。

1931年5月に建てられてから現在に至るまで70年以上もの間、
マンハッタンの空高くにそそり立っている。

1986年には、ナショナルランドマークに指定され、
訪れる観光客は、年間350万人にも及ぶそう。


確かに、「ニューヨーク観光」の際は欠かせないスポットのひとつ。
特に週末の展望台へは、世界中から集まる観光客で長~い行列ができる。

そんな、エンパイア・ステート・ビル。
色々な顔を持っている。
持っている、というよりは、
色々な顔に見えると表現するのが適切か。



晴れた青空にそびえ立つ姿



曇り空のビルとビルの間から見える姿



夕焼けに照らされつつある姿



ライトアップされた夜の姿


ちなみに、エンパイア・ステート・ビルのイルミネーション。
ご覧になったことがある方はお気づきのことかもしれませんが、
季節ごと、イベントごとに色が変わります。

赤・黄だったり、ピンク・白だったり、赤・青・白だったり…。
明後日の3月17日はセントパトリックディ(※)のため、
緑色にライトアップされる…はず。

※セントパトリックディ※
アイルランド人のお祭り。
アイリッシュカラーの緑で埋め尽くされる賑やかなパレードがある。


あーんど、


こちらは、エンパイア・ステート・ビル(展望台)から見た北東の景色。
昨日登場したクライスラービルが見えます



こちらは、南の景色。
下に伸びているのがダウンタウン。
こうして見ると、マンハッタンのカタチがよく分かりますね



それ(↑)をもっと寄ってみると…
三角のカタチでお馴染みの、フラット・アイアンビルが見えます



展望台へは、チケット(大人$18.00)が必要。
窓口はチケットを買うための長蛇の列が出来ていること多し…
のため、事前にインターネット(↓)で購入しておくことをおススメします。
http://www.esbnyc.com


エンパイア・ステート・ビル。
まだまだ色々な顔があるはず。
展望台に登ってみると、さらに色んな世界が見えるかも。
ニューヨークにお越しの際は、ぜひ。