いわをのニューヨークでSink or Swim!?

「Sink or Swim」=「いちかばちか、やってみるしかない」の意。
だって、一度きりの人生だもの。

ニューヨークの○窓から

2011-10-24 02:05:00 | 仕事&こぼれ話

陽が沈むちょっと前、街がオレンジ色になりかける美しいとき。
西日があたって影ができるビル群


マンハッタンの最西端(ハドソン川沿い)から望むミッドタウン。
鉛筆のようなとがったビルは、ニューヨークのシンボル的存在、エンパイアステート・ビル。

この眺め、地上からのものではなく、そこそこ高いところからのものであります。


同じところから見えるもの…眼下には、


今やニューヨークを代表する憩いの場所のひとつ、話題のグリーンスポットでもあるハイライン。
かつて(1930年初期~1980年まで)使われていた高架鉄道が遊歩道として生まれ変わった


ハイライン上を歩いている人を見ると、それなりの高さだということがお分かりかと。
というよりは、どこからなのか?ということなのだが、

それは、


こちら、ハイラインをまたぐようにして建っているThe Standard(スタンダードホテル)の最上階より。
いかにも、ザ・デザイナーズホテルっていう


2008年12月のオープン時は特に話題となったこのスタンダードホテル。
ここのウリは、何と言っても壁一面ガラス張り。
どこの壁?って、ホテルですから、そりゃ客室です。

写真ではちょっと分かりにくいかもだが、カーテンが開いているところは部屋の中見えそうでしょ?


どの客室からも景色が望めるようにデザインされており、
マンハッタンのビル群が楽しめるシティビューと
ハドソン川と川越しに見えるニュージャージーのビル群が楽しめるリバービュー、
好みによって、これら2つのタイプの景色の部屋を選べるという。
中には両方眺められる部屋なんてのもある。

バスルームガラス張りな部屋からは、シャワーを浴びながらこのナイスビューを眺めることができちゃう。


ホテルの説明はいいとして、ご興味ある方はどうぞご宿泊の参考までにコチラどうぞ。
ちなみに、気になる料金。
オフシーズンで、1泊$310~。


…で、私が見た景色というのは、
このホテルの最上階の部屋からではなく
最上階にあるバー&ラウンジ


トイレの個室からであります。


こんなん


なぜトイレ?


そもそも、わざわざこのスタンダードホテル、しかも最上階のバー&ラウンジを目指したのは、
現在制作中のPR誌に掲載する写真撮影のため。
スタンダードのルーフトップバー&ラウンジからの眺めはなかなかとのことで
フォトグラファーと共に向かった。

ときと場合によっては、アポなし訪問&その場で交渉の方が効果的なこともあったりで、
この場合はまさにそれだったので、意気込んで責めたものの
あっけなく敗北。

チェック係の女性、
今日は宿泊者でないと入れません」

の一点張り。
オープン時、この―フトップバーへのドアチェックがかなり厳しいことは話題になったが、
こんな早い時間の、平日でも未だになわけ?
ってな具合で、

「では、いつなら一般客が入ることができるか、教えて頂けますか?」

攻撃的になりすぎず、でもできる限り食い下がる。

が、

「お教えできません。とりあえず、来てみてください。そのときに運が良ければ入れるかもしれないし、もしかしたら今日みたいに宿泊者のみかもしれないし…」

と。


はぁ。
ということで、その場は諦めざるを得ず。

ちっ。
と思いながら、でも、帰る前にせめてトイレくらいは使わせてよね。
ってことで、立ち寄ったトイレもガラス張り


よって、マンハッタンビュー、ハイラインビューが楽しめちゃう。
トイレの個室から。
贅沢なトイレビュー、話には聞いていたが、実際入ってみるとなかなか(ってトイレに使う表現か)。



ここからでも撮れるんじゃね?
って、フォトグラファーとスタンードホテル最上階トイレで
半ば遊びのような、でも真剣にいろいろとアングルチェックを楽しんだ夕暮れのひとときでありました。


ちなみに、ここのトイレは宿泊していなくても使えます。
ご興味ある方、トライしてみては。

…って、ホテルを勧めるわけでも、バー&ラウンジを勧めるわけでもなく、
トイレとトイレの窓(というよりはむしろ壁)からの眺めを勧める という。



自分の名前の発音、どう説明してますか

2011-10-20 01:43:43 | 私の思ふこと

イーストビレッジの街角で、消火栓から1輪の花が顔を出していた。
誰かがやったカワイイイタズラ



外国で自己紹介するとき、すなわち自分の名前を述べるとき、
どうやって発音するのがいいのか、未だにふと考えることがある。

何を今さら?

ということだが、今だからこそなのかも。


日本人の名前は、外国人にとって発音しにくいものが多々ある。
名前に限ったことではないが、ち・つなんて代表的よね。

だから、名前に「つ」が入る方…例えば、たつやさん、みつこさん…なんては、
自分の名前を正しく発音してもらうのに時間がかかったりするのではないでしょうか。


私のまゆみという名前、発音自体は難しくないと思うのだが、
名前としての正しい(?)発音となると、外国人にとっては難しいらしい。

それは、スペルから分かる。

Mayumiと書くその名前、
日本人にとっては、見たまんま、マユミと読めるはず。

一方、外国人にとってはそれは、見た通りに発音すると、メイウミとなる。
ちなみに、アクセントは“ウ”につくため、ニュアンス的には、メイのような。


そもそも、これをメイウミと読んでしまうのは、ローマ字という概念がない彼らにとっては当たり前のこと。
Mayとあれば、それはメイだ。
uはウだし、Miは見たまんま、ミ。

だから、たいていの外国人は最初、私のことをメイウーミ(ウにアクセント)と呼ぶ。
私が、「マユミ(特にアクセントつけない。強いていえば、ミに)」と訂正しても、正しく発音する人はなかなかいない。

いたとしても、やはり「」とユにアクセント。

三文字の日本人の名前って、第二音節にアクセントがおかれることが多い。
クミコ(Kumiko)は、
アヤカ(Ayaka)は、
サトル(Satoru)は、

ヨウコ(Yoko)は、日本人的には三文字だけど、これに関してはYokoがそのまま発音されて、ヨォコとなる。


また、日本人が外国で生活する際、日本人名とは別にイングリッシュネームをつけることがある。
そもそもイングリッシュネームとは何ぞやの世界だが、要は、前述のとおり
外国人にとって発音しづらい日本人の名前を、間違えられるよりは簡単にしたもので正しく発音してもらおうという。
ニックネームのようなものと考えるのがいいのかな。

それは、私のような純日本人がCarol(キャロル)やJenny(ジェニー)というような名前を持つ、
そしてその名前で仕事もしちゃうということだ。
ここアメリカ、ニューヨークでもイングリッシュネームを持っている日本人は多い。
特に現地の外国人と働く企業などでは、ほぼ皆さんイングリッシュネーム持っていらっしゃる。
名刺にもイングリッシュネームが書かれている。


イングリッシュネームとまではいかずとも、
ケンタロウ→ケンや エミコ→エミになるなどの省略形も多々あり。
こちらでは日本人同士でも、名字で自己紹介…というよりは名前で…という方が圧倒的に多いため、
私がずっとケンさんだと思っていた人がケンタロウさん、
エミさんだと思っていた人がエミコさんだった…ってことは多々ある。

私はイングリッシュネーム、持ってない。
ニックネームの感覚でつけろって言われても、何をつけりゃいいのか分からない。

省略するって言っても、マユ?とかユを飛び越えて、マミ?
いや、一文字くらい省略も何も…だったらマユミでいいだろ。とか思っちゃう。

そもそもニックネームって、他人からつけられることの方が多くないですか。
日本での場合は。

ま、ここはアメリカなので、アメリカ流に…とは言っても、
私がこの先イングリッシュネームを持つことはない…可能性の方が大きい…ように思う。


ちなみに、私は、外国人に自分の名前(Mayumi Iwao)の発音を説明する際、
Please remember my name as Miami and Iowaと、
アメリカの地名マイアミとアイオワ(州)に例えています。

特に相手がアメリカ人の場合、面白いくらいにいい反応、想定外のオーバーリアクションをしてくれることあり。
そーいうわけで、当分は自分の名前を正しく発音してもらえるようその都度説明していくだろうと思われます。




お決まり、スターバックスで名前書いてもらう際によくあるよね。
日本人の名前、正しい発音で理解されることは難しいため、こーいうことは多々起こる。
経験ある方、いらっしゃるでしょう






自由の女神は本当に自由なのか?

2011-10-17 00:26:30 | 私の思ふこと

ニューヨークのシンボル、自由の女神。
沈んでいく太陽と


久しぶりに、スタテン島行きのフェリーに乗った。
陽が沈む時間帯を狙ったわけではなかったのだが、いいタイミングだったみたい。

女神はもちろん、徐々にライトアップされていくロウアーマンハッタンのビル群に、
あぁ、ニューヨークって思った。

初心忘るべからず。

そんなときに、つい2日前。
日本から到着したお客様がのたまった。

「僕はね、やっぱり自由の女神は見ておきたいんだよね。
ニューヨークでしょ?自由の女神は本当に自由なのかってね…」


そういうお言葉、初めて聞きました。
アメリカ独立100周年を記念して贈られた(フランスより)女神像。
正式名は、「世界を照らす自由」像(Liberty Enligtening the World)。
今年で125歳の女神。

反格差デモが騒がれている今、自由という言葉の意味とは?とふと。
自分にとっての自由とは何だ?




同じような空の色でも、コチラは朝。
日の出と飛行機、空港っていうコンビネーションも素敵ね。
眠気もぶっとんで見入ってしまった

ユニクロ、世界への挑戦はニューヨーク5番街

2011-10-11 20:36:10 | ファッション

10月14日(金)にオープンを控えた、ユニクロ・ニューヨーク5番街店。
1~3階の総売場面積は、1400坪でユニクロ史上最大だとか。
さらに、このニューヨーク5番街においても、単一ブランドの店舗面積としては最大だって


そんでもって、5番街オープンの翌週(21日)には、
34丁目にユニクロ・ニューヨーク34丁目店もオープン。

名前そのまんま。

34丁目といえば、こちらもファストファッション激戦区。
H&M、FOREVER21、BANANA REPUBLIC、ICTORIA'S SECRET、ZARA…なんてのが
連なっているわけで、そこにどーんとユニクロが横入り。
5番街ほど大きくはないとはいえ、それでも1300坪ですから、メガストアね。


オープン記念商品として、ニューヨーク近代美術館(通称:MoMA)と
ユニクロのTシャツブランド『UT』のコラボ商品MoMA × UT「Message Art Now!」が発売されるとのこと。
すでにこの商品、MoMAブランドショップ内にて2011年9月より期間限定で販売されているらしいが、
またフラッグシップで、しかもオープン時に買うっていうのが特別感でいいんだね。

…で、日本でもそのうち売り出されるんじゃあないの?


ここ数ヶ月にわたり、ニューヨーク市内のいたるところで広告ジャックしてきた
ユニクロ・世界への挑戦大作戦。
ニューヨークという場所を選んだのは吉と出るか凶と出るか。


ユニクロ世界最大フラッグシップオープンまで、あと2日。
私、レゲエマラソン・ジャマイカまで、あと51日。


ジャマイカ・ネグリルのビーチからの夕陽


ブログ更新しない≒忙しいなんてオトナないい訳しない

2011-10-07 13:09:46 | 私の思ふこと

ジャマイカン・フェスの開催はあたしの誕生日、7(な)24(によ)で覚えてくださいなんて
ひとり宣伝しちゃって放置もいいとこ、はや数ヶ月。
誕生日は、友達たちがサプライズでお祝いしてくれました。
改めてみんなありがとう。
チンタオビールにケーキ、いかしてるよね。
っていうか、左手に包丁もってロウソク消すってどうかね?


夏が完全に終わり…秋を感じて…なんて思っていたらもう、年末のことがチラつく季節。
9月が終わるとホントーに早いですね。

忙しくてブログを更新できず(しない)…なんていうのはカッコつけたいい訳。
芸能人じゃあるまいし。

ただほったらかしていただけです。
久しぶりに見たら、あまりにも更新しなさすぎて広告に横入りされた

し、作業に煮詰まったので(これも立派ないい訳)、現実逃避で写真とか見だした

ら、とまらない。


まずいぜ。


そんな余韻というか、この夏全力投球したジャマイカへの愛のひとかけらを。


ジャマイカのリゾート地として知られるネグリル。
ここで毎年8月あたまに開催されるでっっっかいレゲエ祭、ATI。
(っつっても、日本で開催されるようなスタジアムでの祭りではなく、海岸で開かれるビーチ・パーティ)
それに乗りこんできました



ラスタマン、ここにも



目の前は海、サンドシステムからレゲエ。
どうよこれ?



ジャマイカへご興味ある方、ぜひ!
ちなみに直近のイベントは、12月3日(土)にジャマイカ・ネグリルで開催されるレゲエマラソン
このレゲエマラソンなるもの、IAAF(国際陸上競技連盟)承認の大会で、
コースの1マイル(約1.6km)毎にサウンドシステムが設置されており
レゲエを聴きながらマラソンが楽しめるという…何ともジャマイカならではのマラソンレース。
フル、ハーフ、10kmとあります。

ちなみに私、10kmレース走ります。
どなたか、ご一緒しませんか?
今からでも遅くありません。


Never Too Late!!!! Run together.