いわをのニューヨークでSink or Swim!?

「Sink or Swim」=「いちかばちか、やってみるしかない」の意。
だって、一度きりの人生だもの。

13日の金曜日と蜂と私

2009-11-14 16:27:46 | ニュース

かわいいベイビ。
…と同時に間違い探し。
何かが…違う?


13日の金曜日だった本日。
気がつきました?
どうってことないけど、でも一応反応しちゃう…みたいな?


皆さま、何事もなく無事に1日を終えましたか?


私は、ちょっとした「超」がつくほどのプチな災難がありまして。
原因は、ハチである。


ハチって…

鉢植えの「鉢」ではなくて、
リチャード・ギアが呼ぶ「HACHI」でもなくて、
もちろん末広がりの「八」でもない。

…となると、残るのは。


そう、

みつばちハッチの「蜂」。

なんで蜂かって?


昨夜でたんですよ、家に。
寒い冬だっつーのに。
(だいたい、蜂の季節っていつぞや?)

しかもバスルームに。
しかも深夜2:30に。
「Talk Like Singing」観てきてちょっとご機嫌だぜ的な
ノリで迎えた13日をちょい過ぎた頃に。

シャワーを浴びる支度万全の状態でメイクを落としていたら、
頭上で何やら音がする。

ブーン、ブンブン。

非日常の音である。
見上げると、一匹の蜂。
しかもデカイ。
かなり。

おまけに長いハリをヒクヒクさせているではないか。

げっ。

一瞬にしてチキン肌に、体中の毛が逆立った。
ぞっとするとはまさにこのこと。


やばい。
ヤツをそのままにしておくわけにはいかない。


シャワーはもちろん、
メイク落としもオチオチ洗い流してなんかいられない。

オイルが塗りたくられた顔面のまま、
蜂に宣戦布告、攻撃開始。


あいにく殺虫剤などのスプレー系は家にない。
ならば、直接攻撃しかない。

キャッチ&リリース?
無理無理、リリースする余裕ない。
ごめん、小さなハッチの命よ。

そんなこと考えている間にも妙に響くブンブンという音が
室内に響く。
これこそまさに、ブンブンブン、蜂が飛ぶ♪ってやつ。


とりあえず、
バスルームのドアを閉め、攻撃用の新聞を取ってくる。

丸めた新聞紙を握りしめ、蜂をめがけて振りかざすも
その蜂ずっと飛び回っているため、なかなか当たらない。

しかも、ハエのように早くないため、
自分のところに攻撃してくるのではないかと微妙にひやひや。

天井付近をブンブンするため、
私はバスタブの上に乗り、背伸びした状態で新聞紙を振りかざす。

13日の金曜日、深夜2:40頃。
顔にはオイルが塗られたまま。

新聞紙握りしめた右手を振りかざしているくせに、
蜂がこっちに向かってくると「ぎゃっ」とか声出しちゃって笑える。
つっこむ人もいない。


…ったく、
たかがこんな小さな虫、蜂ごときにこんなに労力使ってさぁ、自分…
って思うも、これをすっきりさせないことには夜を越せない。

そーいうことありません?
ゴキブリ見たら殺すまではその場を離れられない…みたいな。


そんなふうにして奮闘すること5分ほど?
蜂の動きが止まった。


電球に止まった蜂。
さすが虫。

ここに止めを!と思い、
丸めた新聞紙でその蜂を叩いたら、
その衝撃で、

電球が切れた。

しかも「バチッ」って音を立てて。

こわっ。


…と同時に、
余計な仕事を増やした自分に腹が立つ。

1週間前に電球変えたばっかりだったのに。
しかも、エコの省エネ電球だったのに。

畜生。


クローゼットに行き、替えの電球を取り出し、
電球の付け替えからやり直し。

今まで元気に生きていたまだアツい電球をはずし、
新しいものに付け替える。


…と、これで蜂がいなかったらすべて、
ふりだしに戻る状態なんだが…

電球を付け替え見てみると、
いたいた。


もう死んでいる?かと思うほど動かない。
この静止状態怪しいと思いきや、
さっさとしないとまた動き出しても困る。


今度こそ止めをさすべく、掴んた。
げっ。
やっぱり動きやがった。
気絶していただけ?

ソッコー便器のへ。
水に流してさよならした。
南無阿弥陀仏。



…ということで、無事に蜂との戦いは終了。

ものの15分くらいのことなのに、妙に体力を消耗。
同時に、たっぷりのしてやった感。
たかが蜂を相手の勝利でも…ですよ。
そんなもんだって。


人間ってこうやって強くなっていくのね。
実家に住んでいた頃は、虫でも出ようものなら
「おかーさーん!」
で、後はお任せだったなぁ。


そんなこんなで迎えた13日の金曜日。
朝を迎え、お店(今知人のお店を手伝っています)
に行って残金確認をしたら、

$444.44だった。

コレって何?
何かの虫の知らせ?って思ったけれど、
本日1日は無事に終了。


以上。
とりとめのない長々とした話にお付き合いくださいまして
どうもありがとうございました。



冒頭写真の続き―。


赤ちゃんに興味を示す赤ちゃん?



生まれたての…?



赤ちゃん???



あ、赤ちゃんが!



日本人っぽい?



…って、
もうお気づきですよね。

そう、本物そっくりの人形です。
人形って言っても、その重さとか感触とかがリアルなんです。

5番街にある大きなおもちゃ屋さん「FAO」にあります。
ここ、映画「ホームアローン」で実際に使われたお店です。


『FAO SCHWARTZ』
767 5th Ave.(58th St)
New York, NY 10153
tel:212-644-9400
http://www.fao.com/