goo blog サービス終了のお知らせ 

いわをのニューヨークでSink or Swim!?

「Sink or Swim」=「いちかばちか、やってみるしかない」の意。
だって、一度きりの人生だもの。

ユニクロ、世界への挑戦はニューヨーク5番街

2011-10-11 20:36:10 | ファッション

10月14日(金)にオープンを控えた、ユニクロ・ニューヨーク5番街店。
1~3階の総売場面積は、1400坪でユニクロ史上最大だとか。
さらに、このニューヨーク5番街においても、単一ブランドの店舗面積としては最大だって


そんでもって、5番街オープンの翌週(21日)には、
34丁目にユニクロ・ニューヨーク34丁目店もオープン。

名前そのまんま。

34丁目といえば、こちらもファストファッション激戦区。
H&M、FOREVER21、BANANA REPUBLIC、ICTORIA'S SECRET、ZARA…なんてのが
連なっているわけで、そこにどーんとユニクロが横入り。
5番街ほど大きくはないとはいえ、それでも1300坪ですから、メガストアね。


オープン記念商品として、ニューヨーク近代美術館(通称:MoMA)と
ユニクロのTシャツブランド『UT』のコラボ商品MoMA × UT「Message Art Now!」が発売されるとのこと。
すでにこの商品、MoMAブランドショップ内にて2011年9月より期間限定で販売されているらしいが、
またフラッグシップで、しかもオープン時に買うっていうのが特別感でいいんだね。

…で、日本でもそのうち売り出されるんじゃあないの?


ここ数ヶ月にわたり、ニューヨーク市内のいたるところで広告ジャックしてきた
ユニクロ・世界への挑戦大作戦。
ニューヨークという場所を選んだのは吉と出るか凶と出るか。


ユニクロ世界最大フラッグシップオープンまで、あと2日。
私、レゲエマラソン・ジャマイカまで、あと51日。


ジャマイカ・ネグリルのビーチからの夕陽


マネキンから学ぶドレス活用法

2010-07-04 03:51:34 | ファッション

真知子巻き風?
家の近くの激安ウエアショップにて


ふと見ていたら、他のマネキンも。



頭に巻く…というよりはむしろ、かぶっている。
何を?

ターバンかと思いきや、
着用しているものと同じ赤いベアトップドレスだった。
こーいうのもありなんだ。



少し離れたところに並んでいたマネキンも。
こちらも同じく、
着用している(重ね着の下の方)青のキャミソールワンピを頭にかぶせて。


あえて話題にすることでもないかもしれない。
でも、こーいう日常の中にある小さな「」が
私は好きだ。



アナタのワン・クリックがいわをを救う―。
アナタのクリック、私に下さい!
よろしくお願いします

にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ
にほんブログ村





アラサー女子、ピンクの長靴はセーフかアウトか

2010-05-25 01:51:07 | ファッション

このピンク色ブーツに私が反応しないことがあろうか―
いや、あるまい。
日本にいる妹から送られてきた写メ



ここ最近、
ふと思い出した人から絶妙のタイミングで電話がかかってきたり、
友人Aさんに送ったメールで共通の知人BさんとCさんの話題をあげたら、
ちょうどAさん、BさんとCさんと会ったところだったり…

という偶然の一致が度々ある。

こーいうのを、
シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)
っていうらしい。

心理学者ユングが提唱した概念らしく、
日本語で「共時性」とも呼ばれているとか。

まぁ、意訳すると…

虫の知らせってやつですかね

こーいうのって何か意味があるんだよね~って、
私としてはプラスに考えているのだが、

今朝またしても
私の身にこのシンクロニシティ現象が


7月中旬にジャマイカ旅行を計画している私
共に楽しむ予定の友人あっちゃんは、現在カナダ・トロント在住のため、
現地集合&解散スタイルのあたしたちのジャマイカトリップ。

先日スカイプにて彼女とジャマイカ行き云々を話している際に、
私たち、お互いのパソコンでジャマイカについていろいろ検索しながら話していたわけで。

そこで、発見。
お馴染みWikipediaによると、
「特に首都キングストンでは殺人、強盗などの凶悪犯罪の発生率が高い…(中略)
 凶悪犯罪率は日本の約90倍…」

とあった。

その90倍に対して私たち。

「ちょっと、何だこの数字!?」

って声を揃えて言った。
その90倍ってのが、どんなものなのか想像を超えるという意味で。
もちろん。


…でそんなこんなで時は過ぎ。
つい先週の金曜日。
そろそろジャマイカ行き計画詰めるのにあっちゃんに連絡しなきゃな~
なんて思っていたその矢先に。

今朝日本にいる妹からメールが。

「産経新聞夕刊で見たんだけど、ジャマイカのキングストンで
 米国の密売人抗争が相次いでて、
 警察署をおそったりして非常事態宣言発令したらしいよ。 こわい……」

だと。

ひゃー。
そうなんだよね。
なぜにこのタイミング?

あっちゃんに連絡連絡…と思ったら、
まさにそのタイミングで彼女からのメールを受信。

以心伝心とはまさにこのこと。
…ってなわけで、つい先ほどスカイプにて話したばかり。

結局、キングストン行きは様子を見るにせよ、
コワいというよりも、
モンテゴ・ベイやオーチョ・リオスでの川下りだの滝登りの計画に
きゃっきゃきゃっきゃと

切り替えはやっ。


せっかくジャマイカへ行くならば、キングストンも見たいのがホンネ。
外務省のHPでは、非常事態宣言発令に伴う注意喚起が出ており、
キングストンの地域情勢は
「十分注意してください。」
となっている

コレはシンクロニシティとはちと違うかもしれないが、
まぁ、一種の虫の知らせってやつなのかなぁ…と。

…ってことは、あれ?
ジャマイカ行きはよからぬ何かがあるってことなの???
ヤダヤダー

せめて、7月中旬には非常事態宣言が解除されていることを祈るばかりだわ
はてさて、どうなる!? 私のジャマイカ行き…であります


話は変わり
ジャマイカ情報に加え、妹から送られてきた2枚の写真付き携帯メール。
(冒頭写真はそのうちの1枚)

件名は「長靴」。


「ABCでラコステのピンクの長靴がちょっと安くなってたんだけど、これどう?」

だと。

妹の趣味は私のそれとは全くと言っていいほど異なるが、
私がどんなモノを好むかは、それはそれはよぉおおく理解してくれている。

あたしが無類のピンク好きであることももちろん。

そのため、たまにこーいうちょこちょこした日本からの情報を
送ってくれたりする。

今回の場合は、
「もちろん、あたしは履かないけどね」
っていうのが前提なのは当たり前のことだが、

感謝。


そして、ちょっと安くなっているという。。。

8,925円が6,300円。
確かにちょっと。
サイズはあるらしい。

コレをゲットするか否か。

正直にコメントしてくれる妹に
「コレ大丈夫(自分の趣味を客観視してもらいたい)?」
とよく聞くことがある。

「あたしだったら絶対着ないけど、まぁいいんじゃない?」

というタイプの答えがほとんどで、
私はそれに対して
「そっかぁ、世間的にはNGか?やめといた方がいいかなぁ?」
とか思うものの、その助言によって答えを変えた例は…多いとはいえず。

結局、答えなんて最初から自分の中で決まってるのかと。


だから、

アラサー女子にピンクの長靴はセーフかアウトか?
なんて気にはしているものの、

きっとあたし、

買っちゃう(買ってもらっておく)と思うわ




アナタのワン・クリックがいわをを救う―。
アナタのクリック、私に下さい!
よろしくお願いします

にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ
にほんブログ村


「セントラルパークに適した服装」ってあるのか?

2010-05-12 03:47:19 | ファッション

穏やかな、エーゲ海のように穏やかな湖。
都会のオアシスとはまさにこのことか。
セントラルパーク内の湖、The Lake


夏日だよー、暑いよーとか言ってたのはつい数日前のこと。
だったのに、また寒くなった。

街中には、マフラーに手袋姿のヒトもちらほら。
そんな中、私はTシャツにGジャン羽織っただけだったもので、
完全にしくじりました。


もーぅ、この、天気読めない感じ
KYならぬTY
まだ気が抜けないわ。


話を戻しまして。
夏日が続いていた先週、晴天のある日。
セントラルパークで、ぶらり公園散歩の旅。


太陽の光がさんさんと輝くお昼どき。


木々の間から差し込む光はキラキラと眩しい


もしかして今日?
1年のうちでもっともセントラルパークの緑が
美しい日なのでは?


と思うくらいの、



セントラルパーク日和
とでもいいましょうか。



鳩もそろって


一応(?)四季があるニューヨーク。
もちろん、日本の四季に比べたら大きくムラがある。
そして、日本のように分かりやすい季節の変わりめ…みたいなのがない
             &
季節構わず天気が激しく変わる(5月の同じ週に夏みたいな日と冬みたいな日があったり)。

それでも、四季を美しいと感じる私たち日本人にとっては、
コレは大きい!

そして、セントラルパークはニューヨークの中でも
四季を感じられる&楽しめるスポットである。


春は桜でピンク色に。

夏は新緑で緑色に。

秋は紅葉で黄金色に。

冬は雪で銀世界に。



それぞれの季節に魅力があるが、
特にこの時季(暖かく(暑く)なってきた)は、
パーク内に人が集まる集まる。

みんな好きなんだね、太陽の下が。



ココ、セントラルパーク内でも特に私の好きなスポット。
緑の向こうには、タイムワーナーセンター他摩天楼がひしめいており。
このビルと緑のバランスが好き


この広場、私もお昼を食べたり昼寝をしたり…と
たまにふら~っとやってくるのだが、
今日は素通り。

…とその際に。


みーつけた
ビキニ


ここは砂浜ではありません。

と、突っ込みたくなるのが普通でしょう。

しかし、ちょっと暖かくなるとすぐに脱ぎだすニューヨーカー。
この時季、セントラルパークだけでなく、
ブライアントパークや我が近所のプロスペクトパーク…など
いろいろなパークでこのような光景を目にする。

…にしても、この「本格派」な水着っぷりは。
ってゆーか、もはや「水」着の意味なし。

ここに水はない、あるのは草です。
ともあれ、「水着で公園」が恒例のこの時季。



セントラルパークにはいろいろな服装の人がいる。

ある人は、ランニングのためにランニングウェア、
ある人は、パーク内レストランでお食事のためにジャケット&ネクタイ、
ある人は、パーク内お城でウェディングのために純白のドレス、
ある人は、ふらっとお散歩のために動きやすい軽装…

一般的な「公園での服装」のイメージは、
セントラルパークには当てはまらなさそうだ。


日本で、
日比谷公園や代々木公園でこーいう人っていたっけか?
いや、いたとしてもこういう「オフィシャル」感はなかったような?

トコロ変われば…です。


そして我思ふ。
私もニューヨーカーっぽく、
ビキニで緑の芝の上に寝転びたくなるのだろうか?


       



公園内を走る馬車。
カッポカッポ…というその音もよくってよ




アナタのワン・クリックがいわをを救う―。
アナタのクリック、私に下さい!
よろしくお願いします

にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ
にほんブログ村

気になるあの、ドレスのブランド

2010-01-25 08:19:30 | ファッション

じゃーん!
実は私…


…っていうその後、
サプライズ的発言かと思いきや(思ってもいないかもだけど)。

別にそんなことはなく、
写真のドレスは、アメリカのデザイナーズブランド「リーム・アクラ」店内にある
ウェデシングドレスでございます。


この「リーム・アクラ(※)」は…そう。
「世界!弾丸トラベラー」(日本テレビ)での
梨花さん結婚記念世界一周(NY編)にて、公開となったウェィングドレスの
あのブランドである。
(オンエア後ご連絡を下さった方々、ありがとうございました!)


番組内でちらっと紹介されていたが、

とてもステキなドレスがたくさんあったし、
ぜひこれからウェディングを予定されている方のご参考になればとも思うし、
予定されていなくても、イマジネーションを膨らませるのステキだと思うし、

…何はともあれ、ここで改めてご紹介。



デザイナーはブランド名の通り、「リーム・アクラ(※)」。


●Reem Acra【リーム・アクラ】
------------------------------------------------------------
ブライダルやイブニングウェアを扱う米国のデザイナーズブランド。
ロマンティック&トラディショナルなデザインを得意とし、
ハル・ベリー、ビヨンセ、アンジェリーナ・ジョリーなどのセレブたちにも人気。

アメリカ国内の他、カナダ、メキシコ、ロシア、香港、韓国、
日本など世界各地にショップ展開しており、フラッグシップのブティックは、
ニューヨーク・マンハッタンの5番街ショッピングエリアにある。

リーム・アクラ本人は、
パリのエスモードとニューヨークのFIT(Fashion Institute ofTechnology)
でデザインを学ぶ。
------------------------------------------------------------


今回梨花さんがオーダーしたウェディングドレスは
リーム・アクラさん本人がデザインしたもの。
まさにこれぞ、オーダーメイド。



ステキでしたね


梨花さんがコメントしていた通り、
後ろ(背中)のリボンと胸からの切り返し(前面)にすることで、
足長効果があるとのこと。

ほぉと確かに納得…。

花嫁の場合、チャペルでは後ろ姿を見(魅)せることがメイン。
そのため、大きなリボンを持ってきたりチュールにキラキラを入れたり…
と、バックスタイルにこだわりを持ったとか。


プラスして、

「前をシンプルに、後ろにストーリー(ドラマ)を持たせたかった」

と話していた梨花さんの言葉が印象的だった。


どうよ、女子?

現実…オーダーメイドは無理にせよ、
いずれ着たいと思うウェディングドレスを選ぶ際の参考、
あくまで参考…になるのは確かだったり。


現在世界各国にショップを展開中(日本もあるよ)のリーム・アクラ、
そのフラッグ・シップはやはりココ、
ニューヨークのショッピングの際ハズすことのできない…
5番街ショッピングエリアにある。




入口に輝くシャンデリア。
実際、ちょっと、いや、かなり圧倒されちゃうよね


中へ…



おぉ、奥へ続くその脇には…ウェディングドレスの数々



こっちにも


まるで、自分がドレスを選びに来たのではと錯覚してしまうかのような。

ドレスブランドとだけあり、ウェディングドレスだけでも
そのバリエーションの多いこと。



あまくガーリッシュな雰囲気のBegonia
写真提供:ReemAcraPRC



梨花さんも着るというMagnolia(2月号の『Numelo』)
写真提供:ReemAcraPRC



ウェディングドレスだけではなく…、


パーティー&イブニングドレスの種類も豊富
写真提供:ReemAcraPRC


“セレブ”と呼ばれる方々たちも御用達のドレスだが、
とりわけイブニングドレスに関しては、
ビヨンセとかアンジェリーナ・ジョリーとか…
やっぱり背もそれなりにあって、
いろんな意味で“ドレス負けしない”外国人向けだよなぁって
個人的には思ってしまう。


もちろん、日本人でもかっこよく着こなしている人はたくさんいるけれど。
いや、しかし。
日本で一般人がイブニングドレスを着る機会ってあまりない…かも。




日本人好みじゃない?
写真提供:ReemAcraPRC


いかがでしょ?

いくらファッションとはいえ、ドレスとなるとちょっと現実的でない…
のは百も承知です(実際私もそうだし)が、
たまーにはちらっと覗いてみるのもいいもんかもよ。

これも、いわゆる“女子力アップ”ってやつに。

たとえ買えなくてもですよ、
こーいうの見て「きれいだなー」とか「自分だったらこーいうの着たいなー」とか
いろいろ想像することで、オシャレの感覚が養われていくってもんでもあるかと。

同時に、「げっ、高!」とか、「このデザインは普通に着るのは難しい…」とか
思ったとしても、それをもとに自分だったらどうするかってのをアレンジする、
アレンジできるのが、オシャレさんだったりするのかなぁと思います。


まぁ、そんな語っちゃってる風のかく言う私…
ドレスをちゃんと見たのは、この「リーム・アクラ」が初めてですが。


お店(ブティック)はコチラ(↓)


●Reem Acra【リーム・アクラ】
住所:14 East 60th st. (bet. 5th & Madison Av.)
電話:212-308-8760
営業時間:
火、水、金 10:00-18:00/ 木 11:00-19:00/土 9:30-17:30
休み 日・月曜
http://www.reemacra.com/



「リーム・アクラ」プレスルームにもドレスたくさん

寒さにマケズ、着物に袖を通してみれば

2010-01-05 02:22:44 | ファッション

もうすぐ見納め…
ロックフェラーセンターのクリスマスツリー前で
ときこさんとアンジェラと


年が明けてから寒い日が続いている。
お正月だし、着物に袖を通したいなと思ってはいたが、
やはりここまで寒いとその気も失せてしまう。

特に足場。
氷がはってツルツル滑る地面をあの草履で歩く勇気はない。

3年ほど前の寒いチャイナタウンにて
皮底のブーツで勢いよく尻もちをつき、
買ったばかりのリンゴたちを道路上にぶちまけた経験のある私。

そんな自分にとって凍った路面は、トラウマだ。
間違いない。
そんな私に今、長井秀和が降りて来た。
間違いない。


そうは言っても、しばらく袖を通していない着物。
着たい衝動にかられる。
着物にも対応可能なミンクのケープも買っちゃったのに。

…と思っていたところに。
私の想いが通じたのか、はてさて偶然なのか。

友人ときこさんから着物でおでかけのお誘いが。
何でも、日本クラブでの自装プログラムが終了したというときこさん。

彼女とは、ほんの2ヶ月前、共通の知人のパーティーにて
偶然にも2年ぶりの再会を果たした。

そこで話している中で、
これまた偶然にも着付けを習っているというではないか。

あらやだ、私も今着物仲間探しているところだったんだよー。
そんなことから話は盛り上がり…。
ときこさんのレッスン終わったら、
一緒にお出かけしましょーねーなんて話をしていた。


あれから2カ月ちょっと。

ときこさんが通っていた日本クラブの着付けの先生と生徒さん数名で
ロックフェラーに着物でお出かけ&日本クラブのレストランで和食ディナー
のプランを立てているとかで、
それにぜひいらっしゃいと、私にお声をかけてくださった。

嬉しいではないか。

ソッコー、二つ返事の私。

かくして着物でお出かけ計画実行。


…とは言っても、
ここまで寒い中で着物を着る(正確には、着て外を歩く)のは
初めて。

重ねるとはいえ、暖かいに越したことはないので、
ヒートテック着用、タイツ着用、アームウォーマーに手袋着用の冬用装備。

さすがに足袋の上からはごまかしがきかず、
足元だけは標準装備で臨んだ。


外に出て…意外や意外。
膝から上は寒さを感じませんの。
ヒートテックのパワー、恐るべし。

ただ、やはり冷える足元よ。
雪の後だったとはいえ、そこまで悪くなかった足場だったが、
底冷えってこーいうことを言うんだと身を持って体感。

足がかじかんじゃうよー状態。
足用カイロでもしとけばよかったかな。
やはり、極寒の地で足袋に草履はNGね。


寒かったけれど、
着物でお出かけを楽しんだ冬の夜。
皆さん初めて会う方ばかりなのに、気さくでステキな人たちで、
そんな方達とお会いできたこともまた光栄だった。

そしてまた、久しぶりに食べる日本の「懐石料理」にも感動であった。



今回袖を通した着物は、
私のお気に入りベスト3に入る大切な着物のひとつ。


半衿と帯揚げは黄緑色を合わせてみました


やはりこれも今は亡き祖母が着ていたもので、
今から約70年ほど前のものだろうか。

フジの花が大好きだった祖母、
紫色を好んだ彼女が残してくれた着物には、
紫色のものが多い。

当時にしたら、派手やな~!って思うような色使いや
大柄のものもゴロゴロあったりして…
そーいうとこやっぱり好きだよ、おばあちゃん。

私、間違いなくおばあちゃんの血をひいている気がする。


中でも、見事な藤色のこの着物に
私は一目惚れした。

色鮮やかなこの藤色、
光の加減によって色々な見え方になる。



オレンジの花が映えるよね。
帯締めもテーマからの黄緑で


こーいう色は、コンピューターじゃ出せないんだよな。
絹独特の滑らかさまでが色に出ている気がする。

大みそかに年越しそば食べてにごり酒飲んで、
お正月におせち&お雑煮食べて、
着物着てお出かけして…

すっかり日本の年末年始を楽しんでいる今日この頃です。
世間はとっくに仕事はじめとなっているわけで、
私もそれに倣うべく、正月ボケとは、
今日限りで…











ちなみに、このお気に入りの藤色の着物、
秋に家族がNY訪問してくれた際も袖を通した。



家族揃ってのラストナイト・ディナー。
リバー・カフェにて



窓際スペシャルシートで気分もいいし



ワインも進むわけで、
そんなところを妹が激写なわけで、
最後の一滴まで…っていうこの様子、
完全にアウトな画だよね。
イタイ子だ。
目つぶっちゃってるし、やっばーい。

あ、でも見て。
さっき申し上げましたようにこの藤色、
光によって…こんな青っぽく見えたり…なんです。


って話に持っていってみたり。
本日はこれにて。

冬だから。ファッションを楽しもう

2009-12-06 23:24:01 | ファッション

画になる~、サマになる~、ベンチにサングラス姿で風に吹かれて。
(ロウアーマンハッタン、バッテリーパークで)


暖冬かと思った2009年の12月・New Yorkの冬の始まりだったけど、
ついに寒くなってきたよう。
本日、この冬の初雪が降りました。

っつっても、今は雨とみぞれ状態。
今も降り続く冷たい雨。

雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう―
サイレントナイト、じゃないけれど。

あー寒い。
ついにロングのダウンジャケットの出番となるか。。。


…とそんな寒い冬。
どうせ上にダウン着ちゃうからオシャレしてもねー、
なんて思っちゃうこともなくはない!?

いや、でもそれじゃアカンと最近自分に言い聞かせている。
(どうせ、って思ってる時点でダメだよね)


「オシャレのためだったら寒さだって我慢しなきゃ」とピーコ。

また、林 真理子は、
「いいオンナは、雨の日こそ足元に気をつかう(いい靴を履く)」と。

なるほど。

分かります?


そーいうことで、本日は、ファッションについて。

先日ちらっと触れたのだが、現在私は、知人のお店の手伝いをしている。
レディースのビンテージアイテムを扱うショップ「Rabbits」。
Brooklynのトレンド発信区としてはお馴染みの、Williamsburgにある。


Williamsburg(ウィリアムズバーグ)―。
この5年ほどでその地位を確立し、
ここ数年で一気に地価が跳ね上がり、すっかり人気エリアとなった。

今では、Brooklynのオシャレ観光スポットとしても知られているWilliamsburg、
何があるってわけではないのだが、強いて言うならば…

洋服だの小物だののかわいらしいお店や
地元のブルックリンっ子が集う洒落っけあるカフェやレストランが…
結構ある。


洋服について言えば、セレクトショップやブランド店というよりは、
ビンテージや古着などのお店が圧倒的に多い。


手頃な値段の古着ショップとして有名
(ガイドブックなどにも必ずと言っていいほど載っている)な
「ビーコンズ・クローゼット」もココ、Williamsburgにある。


中でも、最近特に注目なのが、Williamsburgの東側エリア。
Williamsburgのトレンドは今、東にぐんぐん押し寄せてきている。
現在開発中であり、すでにヒップなストアがぽつぽつとでき始めている。


先月New York Magazineでも特集された、
まさにこのエリア内、Havemeyer st.にある『Rabbits』。
私もここで買い物すること多々あり。
以前、取材でもお世話になった。


さてさて、その『Rabbits』なんですが。
オーナーのさをりさんが、ヨーロッパ、アメリカ、日本などの各都市から
セレクトした質のいいヴィンテージが揃うキュートなお店。

カワイイもの好きの女子なら誰もが店内に一歩足を踏み入れるなり、
「キャワイイ~!」と声を上げそうな
ラブ・ロマンチックな雰囲気の漂う店内には、
カジュアルウエア、ドレス、バッグ、ブーツ、靴、サングラスなどの小物…
が並ぶ。


40~80年代のものを中心に扱っており、
どれもコンディションがいいことも魅力的。

GUCCI、HERMES、Dior、CHANELなど
ブランドアイテムのヴィンテージも揃っており、
コレクターにはたまらないハズ。


そんなわけで、お店に潜入。


この時季ですもの。
ウィンター&パーティースタイルのディスプレイ



お邪魔しまーす



ドラマチックなシャンデリア



あっちにもシャンデリア。
そしてラブカラ―、ピンク





青~紫~赤~と、色分けで並んでいるのって欧米スタイル!?



こちらは、茶~白~黒のラインで



この時季よくでるのは、やっぱり。
ブーツ



白も人気。
今年の注目アイテム、レースアップのショートブーツは
やはり人気。



定番の茶色もね



アクセントに赤もいいでしょ




冬は、ファーがカワイイね



人気の60~70年代のDiorサングラス



ベルトもいろいろ



60~70年代アクセサリーも



40~70年代のレトロなキーチェーンはフランスから



50年代バッグ。
ん~、クラシック



70年代Diorのモノグラム。
特に赤と黒のモノグラムは当時生産量が少なかったため、
価値が高い!




地元Brooklyn在住アーチストの作品も置いてある。
こちらは、キノマホさんの作品「ピーナッツ」の数々




「Sake(酒)」にいかが?



いつの日か登場した、ふ~じこちゃ~ん。
ここにいたのです


トップス$40~、ドレス$60~、シューズ$50~…など
ヴィンテージとしては手頃な値段なのも魅力的。

しかも今、セール真っ只中。
靴とブーツすべて&黒いアイテム(カバンでも洋服でもドレスでも)
は25%offです。
遊びに来てね。


オシャレさんが多いこのエリアだけあり、
お客さんもハイセンスが方が多いこと。

皆さんヴィンテージとトレンドをうまくミックスさせて
それぞれのオシャレを楽しんでおり…
コレが個性を楽しむオシャレってヤツなのねーと、
いろいろと勉強になるここ最近です。

そして何より、やはり。
洋服やカワイイものに囲まれているってシアワセですね。
たとえそれが買えなくてもーですよ。

お気に入りのアイテムを見つけて、

「あ、これこーいうふうにコーディネートしたらカワイイな」
とか、
「あーこれほしーい」
とか、

頭の中で妄想コーディネート。


たとえ妄想でも、日々のそーいうトレーニングって大切だと思いません?
それが女子力をアップさせるのでは。
なんだかんだ言っても、オシャレは楽しいもの。

冬だから防寒!
それも大切だけど。

冬だからオシャレに情熱を!
楽しみながらね。


そんなこんなで…
長い冬ですが、寒さにマケズ、
それぞれのオシャレをエンジョイ!


●Rabbits●
120 Havemeyer st. Brooklyn
http://www.rabbitsnyc.com/
tel:718-384-2181
火曜―日曜 12:30~8:30PM(月曜休み)
現在発売中の「るるぶNew York'10」(JTBパブリッシング)にも掲載中。



この10月に5周年を迎えました



サーフィンの後にやってはいけないこと

2009-08-24 22:04:05 | ファッション

久しぶりに着物を着た。


本日、着物の撮影会があった。

春ぶりの着物、
撮影のロケ地は横浜山手、
久しぶりにSUMI先生に着付けて頂く嬉しさ…

ワクワクの要素が勢ぞろいだったのだが、
ひとつだけ、気になる点が。

顔の色が、

黒い。


いや、黒いというよりはむしろ、
レンガ色。


着物といえば、白い透き通るような肌。
美白系…なんだが。

何せ自分、ここ最近の夏満喫アクティビティの数々により、
美白系というよりはむしろ、
顔黒系。

日焼け止めは使用していたが、追いつかず…だったよう。

焦った私。
何とか「着物を着る顔の色」に馴染ませようと、
日焼け止めだの下地だの、BBクリームだのファンデーションだの…

いろいろと重ねて必死で創意工夫を試みたが、
その努力むなしく。

すべて浮いてしまう悲しい始末。
着物どころではない。

塗れば塗るほど、
重ねれば重ねるほどに浮いてしまう私の顔。

やばい。

ドツボにはまっていく自分をどうすることもできず、
メイクさんにSOS。
メイクさんの手にかかり、自然なこんがり肌色に仕上がった。

撮影前から冷や汗ものだったが、
撮影会、とっても楽しかった。



着物を着る際に気をつけなきゃいけないこと―
肌の色。

と同時に、

サーフィンの後にやってはいけないこと―
着物を着ること。

じゃなくて、

着物を着る前にやってはいけないこと―
サーフィン。

冗談ですが、
いい勉強になりました、反省。


そして先程、ついに顔の面(ツラ)…じゃなくて皮が
剥けました。

ひぇーーーーー。

三十路前にそれ?
と妹に言われたその言葉をかみ締め、
保湿パックに励んでいます。

私のKIMONO月間

2009-06-25 16:16:47 | ファッション

帯揚げの創作アレンジ。
リボン結びにしてみました


先日話題にした着物の整理はひと段落。
日本に比べ湿気が少ないことが救いというもの。

しばらく秋頃まで着ることのないだろう着物たちを見ながら
我ふと思ふ。

それなりに、自分なりに着物を楽しんだここ数カ月だった。

着付けを習ってすぐにNYに引っ越してきたことで、
忘れないように忘れないように…と
意識していたからかもしれない。

がしかし、それにしても、
なるべく着物に触れることや着物でお出かけの機会を増やすように心掛けーの。
下手だろうと初心者だろうと着てナンボのものでしょうと思って―の。

こちらに引っ越してきて4ヵ月弱だが、
ここ最近は特に、私にとっての着物月間となった。

着物ファッションショーだのセミナーだの桜祭りだの…
着物に関わるイベントに参加できたことも大きかった。
これが「縁」ってやつですかね。
と、ポジティブにとらえてみたりして。


そんな私の着物月間はというと、


着付け師のミナコさんと。
偶然にも私の着付けのSUMI先生と知り合いでびっくり。
(もちろん私はここで初めてお会いした)
(ニューヨーク・アスレチック・クラブにて開催された
和装クリエイタ―山口三恵子さんの着物ファッションショーにて)

この紫の着物は亡くなったばあちゃんがよく着ていたものだった。
紫が大好きだったばあちゃんのお気に入りだったよう。

私はこの着物を着ている祖母の姿を見たことはないが、
母がこの着物を着た祖母をよく見たと言っていた。

当時から60年(?)近く経つのだろうか。
今もこうして着られるという着物。
すごいと思う。

そりゃ仕立てたものではないからジャストサイズではないにせよ、
それでも。
ばあちゃんが着ていたんだなと思うと何だか温かい気持ちになる。
私にとってそれが一番大きい。


ちなみに、この着物は「錦紗(きんしゃ)」(※)というそう。
(SUMI先生が教えて下さった。SUMI先生ありがとうございます)

(※)
普通の縮緬よりしぼが細かく優美な品質が特徴で、
細糸で薄地に織った三越の縮緬。


続いてこちらは、


桜祭りの着物ショーに参加した菜穂子さんと依子さんと。
(着物ショーの打ち上げパーティーの会場にて)


同じくパーティーにて、


着物ソサイエティー代表、愛子さんのご挨拶



司会の由香さん



あたたかく指導してくださった茜先生



パーティー会場はChelseaのギャラリー街ど真ん中…
とでもいうべくビルの19階とだけあり、眺めはサイコーだった

子どものようにきゃっきゃきゃっきゃ騒いでしまった私。
だって、目の前にHadson RiverにChelseaの街並みが広がり、
挙句の果てには、陽が沈むところまで見られたのだから。



着物ショーに参加した人、そのご家族、友達…
いろいろな人がそれぞれにパーティーを楽しんだ



池端えみさんと。
花魁のときとはまた違った雰囲気(当たり前)、でも私服もステキ

●池端えみさんブログ
http://emiko.weblogs.jp/


見事花魁役を成し遂げたえみさん。
あの衣装は約20Kgもあるということで、
お父さま(加山雄三さん)からは
「20Kgもある衣装…ってそれをつけて歩くことができるのか?」
と心配されたそう(笑)。



着物ソサイエティースタッフのアキコさんとマイさん。
モダンな着物がよくお似合いです


Chelseaのギャラリー繋がり…ってことで、次はこちら。


行ってきました、草間彌生展開催中のGAGOSIAN GALLERYへ。
(この作品、ギャラリーの外、道沿いにあるの!)



日本からのゲスト!ゆうやくんと一緒に


巨大なスペースで大規模な展示を行うことで有名なGAGOSIAN GALLERY。
(草間彌生の展示は6月27日まで)


…で、Manhattan内にいくつかのロケーションを持つGAGOSIAN GALLERY。
同じChelsea内にもまだあり、そこでは…



ピカソ展が開催中!(だった)

もちろん、入りましたとも。
ピカソと言えば、小学校時によく行った「箱根彫刻の森美術館」を思い出す。
(また行きたいなー)

誰でも知ってる、知らない人はいないだろう超有名画家、ピカソ。
そんな彼の作品…約100点ほどが無料で楽しめるなんて
嬉しいではないか。

お金を払うのがイヤという意味ではないが、
でも、仮に日本の、例えば都内の美術館なり展示場で入場料2,000で
「ピカソ展」をやったとしても。

こんなに多くの作品をじっくり楽しめることはないだろうと思う。
さらに。
草間彌生にせよ、ピカソにせよ、あまり予備知識のない私に
分かりやすく詳細を説明してくれたゆうやくん、ありがとう。
そういうバックグラウンドを知ることによって、
より深く見られるようになる気がする。

とっても貴重な機会だった。


【GAGOSIAN GALLERY】
555 West 24th St. New York
電話: 212-741-1111
時間:火~土曜 10~18時

●ピカソ展示(すでに終了)
http://www.gagosian.com/exhibitions/2009-03-26_pablo-picasso/

●草間彌生展示
http://www.gagosian.com/exhibitions/2009-04-16_yayoi-kusama/


…で、この私たちの正装(と思っているのは自分たちだけ?)の
メインイベントは。


約2年半ぶりの…


Mr. Hardyとの再会でした


私が彼と出会ったのは約2年前。
ニューヨークにあるイサムノグチ庭園美術館にて行われた
ディスカッションの会場だった。

私は、「建築ジャーナル」の記事を書くために
そのディスカッションを聞きに行っていた。
http://www.kj-web.or.jp/gekkan/0701.htm


「萬来舎(※)の解体から現代建築の保存についてを考える―」
ざっとかいつまんで、大まかな題材はそれだった。

(※)
谷口吉郎とイサム・ノグチのコラボレーションにより
1951年に建設された慶鹿義塾大学内に作られた談話室。
惜しまれつつも、2003年に解体されてしまった。



正直、建築について専門知識どころか、
予備知識もなかった私は面食らった。

しかも英語だし。
しかもディスカッションだから色々な人がしゃべるし。


ディスカッション後、そんな状況の中で若干凹みかけていた自分に
声をかけてくださったのがHugh Hardyだった。
分かりやすく説明してくれ、その後資料まで送ってくださった。
感謝感謝である。


その後嬉しいことに、日本での萬来舎に関する各公演会に、
Mr. Hardyを呼ぶことになったのだ。

私はそのときちょうどNYにいたため、
日本でのMr.Hardyとの再会を果たせなかったが、
ひとつの出会いがこうして、
新たなカタチになるとは何と素晴らしいことか。
もちろん、そうなるまでには多くの人の努力があったに他ならない。


…で、その際(Mr.Hardyが来日した際)に、
主に彼のホスト役を務めたのがゆうやくんだった。


同じようにMr.Hardyとの再会を心待ちにしていたゆうやくんと共に
彼のオフィス(建築事務所)に向かったというわけ。



Union Squareからほど近いところにあるオフィス。
この界隈は歴史ある古い建物が多いのも特徴




エレベーターを出てすぐにあるオフィスのロビー


●H3 Hardy Collaboration
http://www.h3hc.com/


懐かしいような、つい最近のことのような…
不思議な感じがしたが、
またここNew YorKでMr.hardyと再会できたことを嬉しく思った。

みんなで外に食事に出た際、
Union Squareまでの道のりにある建物(建築について)を
ひとつひとつ丁寧に説明して下さったMr.hardy。

「言われなきゃ気がつかなかった~、でも言われてみれば納得~」
のようなことがたくさんあった。
こうやって街を歩きながらの社会勉強は楽しいもの。


着物から話がそれたが、そういうわけ(どーいうわけ?)で。

無理やり話をまとめるが。


特別に着物を着て●●をする…とかではなくて、
●●をするから着物を着る…とかでもなくて、
日常生活の中で「そうだ、着物着よう」って思い立っったから着てみる。
それで出かけたくなったから出かけてみた。

そーやってファッションのひとつとしての着物の楽しさを知った。

でもたまに、ちょっと特別なとき。
「今日はしゃん!としたいし着物着ようかな」
って思うこともあって。

いろーんな楽しみ方があってしかるべきだと思う。
そうでないと、楽しくないじゃない。

これからは浴衣の季節。
同じように楽しめたらと思う。