「白鳥の湖」に酔いしれて

私の家の近所（Stuyvesant Ave）にて。
水遊び（浴び）をする子どもたち


昨日＆今日と、とても暑い。
30℃まではいっていないものの、
太陽の陽射しが強い日中は、体感温度が軽く30℃は越えている。
昨夜は夜でも吹く風があたたかく感じたが、
今夜は雨が降ったせいで、少しだけ涼しく感じる。
日本も暑いようですね。


昨日、バレエを観てきた。
現在定期公演シーズン中のAmerican Ballet Theater（※）の作品、
「SWAN LAKE」。


バレエと言えば、誰もが知っているだろう「白鳥の湖」です


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※American Ballet Theater（アメリカン・バレエ・シアター）

http://www.abt.org/

通称ABT。
1940年創立のアメリカを代表するバレエ団。
New Yorkでの定期公演は、
5月～7月にかけてMetropolitan Opera House（通称MET）にて、
10月の後半2週間ほどCity Centerにて。
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昨年秋に、初めてABTの公演を観た。
というよりはむしろ、劇場でバレエを観ること自体それが初めてだった。

ダンスや舞台を観るのは好きなので興味はあったが、
自分にはオペラやバレエ（鑑賞）は遠い存在のようにも思っていた。

が、しかし。

実際に足を運んでみると面白い。

同じものを日本で観ようと思うと、
なかなか、いや、かなりの値段がするが、
ここ（New York）では、一流の劇場で気軽に楽しめるのが嬉しい。



「劇場」に足を運ぶこと自体がとても久しぶり

入る前からワクワク。
席についてさらにワクワク。
幕が開くとドキドキ。




Metropolitan Opera House（メトロポリタン・オペラ・ハウス）。
リンカーン・センターの中心ともいうべき劇場



「白鳥の湖」、、、と言えば、
みんなが想像するだろう音楽と振り付けがあるだろう。

実際に劇場で観たが、素晴らしかった。
さすがに、あの定番の音楽に合わせてダンサーたちが
舞台に出てきたときは「おぉ」と、妙に感動してしまった。

言葉でうまく表現できないのだが、
心打たれるものを目の前にしたときって
言葉がでないでしょう。
そういう感じ。

私はバレエの評論家ではないので、
細かいことについてはコメントできないのだが、
いいものはいい。
そうやって「感じる」ことが素敵なことではないですか。

たくさんの白鳥が舞台を埋め尽くし、
舞っている姿は美しかった。
あまりにも軽やかなダンサーさんたちの動きを見ていると、
自分にも出来るのではないかと間違った錯覚さえ起こしそうになる。

妙に踊りたくなった。
そして、舞台っていいなと思う。

来週（7月2日～7日まで）は「Cinderella（シンデレラ）」の公演。
場所は同じくMetropolitan Opera House。
ストーリー（内容）が分かっているので、観やすいかもしれませんね。

この機会にバレエを観にいってみようかなぁなんて思っている方、ぜひ。
http://www.metoperafamily.org/metopera/season/abt/

秋にNew Yorkに滞在予定の方、
ぜひ次の公演スケジュールをチェックしてみてください。



劇場内で過ごす時間や雰囲気も好き

ストリートアートの街、New York

New Yorkという街を歩いていると、
何かしらのストリートアートに出くわす


私の住んでいるBedford Stuyvesant地区（Brooklyn）では、
壁画が多く見られる。
一見「落書き」にも見えるのだが、
その「アート」が周りの建物にマッチしているから不思議。


一方、Manhattanで壁画といえば、Harlem。
とりわけ、East Harlem（※）の壁画は有名。


※East Harlem（イーストハーレム）
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Manhattanの東側（1Av～Lex Av）、96St.～132St.までの地域。
Spanish Harlem（スパニッシュハーレム）とも呼ぶ。
1930年代過ぎから多くのプエルトリカンが住み着くようになった。
現在は、それに加え、ハイチ、メキシコ、ドミニカ共和国、
アフリカ、ベネズエラ…など、
いろいろなバックグラウンドを持った民族が住んでいる。
このエリアでは特に、英語よりもスペイン語を耳にすることの方が多い。
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この界隈では、East Harlem（Spanish Harlemとも呼ぶ）で
生まれ育ったアーティスト「ジェームス・デラベガ」の作品が数多く見られる。



East Harlemのいたるところに見られる「ジェームス・デラベガ」の作品
103St.(Lex Ave)

彼の作品の多くは、
イーストハーレムに住む人々や彼らの文化を象徴しているよう。
日本でも個展を開いたりしているというデラベガ。

今回はゆっくり見ながら歩く時間がなかったが、
また改めて見てみたいと思う。

お試し！ プリングルス ニューフレーバー

Times Squareのど真ん中で。
5日ほど前に見つけたイベント（？）の告知。
気がついたら今日だった、、、残念っ



プリングルス。
お馴染みのチップス。

そのプリングルスで気になるニューフェイスを発見してしまった。


スイートポテト（シナモン風味）！


プリングルスと言えば、あの筒状のパッケージ。
それが、こんな姿になって。
そして、スイートポテトだって。

目に入った瞬間、ソッコー手に取った。
試してみたい。
だって、今まで見たことない。
新発売？

もちろんお試しした。
普通のプリングルスは、￠99ショップで売っている。
それに比べてこちらの商品、$2.99。

決して安くはないけれど、試してみる価値アリ。


…で、気になるお味ですが。

正直。

想像していたほどのおいしさではなかった。
がしかし。

こういう…甘すぎないほんのり甘い味のお菓子が久しぶりだったので、
やめられないとまらない、カルビーかっぱえびせん状態になってしまった。

シナモンの風味がちと強すぎる感じがして、
日本のおさつチップスよりも甘くなくて。


不思議なことに、あの日以降。
いろいろなスーパー、デリに行ったのだが、
あのプリングルスにはお目にかからない。


新商品、もしくは気になる商品発掘って楽しいもの。
次は何を見つけられるでしょうか。

マンハッタンから１時間半、ベアマウンテン州立公園へ

ビールの美味しい季節になりました


時間が経つのは本当に早い。
もう6月半分以上過ぎているでは。

どうしよう、夏が来てしまう。
心の準備が出来ていない。
「BANG!BANG!バカンス!」（SMAP)を聞いてみたりした。

♪サングラス頭に乗っけちゃって～♪
バカンスじゃなくても、ここ最近はこんな姿の人をよく見る。
陽射しが強いので、日中外に出る際はサングラス着用の人多し。

今年は白フレームのサングラスが流行りだそうです。
日本の流行はいかがなものでしょう？


さて、本題。
現在、New York近郊の観光ガイドブック（日本人向け）を制作している。
New York Cityに住んでいる人が、週末を使ってふらっと行けるような、
「プチ旅行」ガイドブックだ。

New York州のほか、
New Jersey州、Pennsylvania州、Maryland州…などの観光スポットを紹介する。

おかげで、アメリカの地図にも結構慣れました。
おかげで、アメリカの道路（名）覚えてきました。
おかげで、頭の中で想像バカンス満喫できました。


制作も最終段階に入っている現在。
改めて告知いたしますので、お楽しみに。

…で。
つい先日、紹介する観光スポットのうちのひとつ、
「Bear Mountain州立公園」（※）に行ってきた。


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※Bear Mountain州立公園
Manhattanから車で約1時間、電車で約1時間半ほど
Hudson River沿いを北上したところにある州立公園。
綺麗な湖が多くあり、釣りやハイキングなどが楽しめる。
夏は湖で泳ぐことが可、秋は紅葉が◎。
Hudson Riverに沿ってそびえ立つ山が、
川に寝そべる熊の形に似ているためにBear Mountainと名づけられたとか。
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州立公園とあるし、
大きいということは地図を見てなんとなく想像できた。
（地図の緑色の部分が大きい）

車をもっていない私はもちろん、電車でGo。
出発地は、Grand Central駅。


日本で言う「東京駅」の感じかしら


「Metro North」という電車に乗っていく。


しっかり行き先を確認して



New York市内にいると地下鉄やバスでの移動がほとんどなので、
Metro Northのような、いわゆる「電車」に乗るのは
何だか特別な感じがしてしまう。



社内の様子。
車掌さんが切符を切りにまわってきます


Grand Centralから電車に揺られること1時間。
Manhattanを過ぎて20分も走ると、
面白いくらいに車窓からの景色がガラリと変わる。
「世界の車窓から」並みの自然いっぱいの景色。

そんなこんなで到着したのが、

Peekskill駅


駅員さんもいない静かな駅


ホームの前はHudson River


駅から公園まではタクシーで行くのだが
（電車を使う場合はそれしか手段がない）、
そのタクシー自体走ってない。
うーん。

自分で呼ばなきゃダメかなと思っていたら。
タクシー乗り場と言うには分かりにくすぎる場所に
何やらタクシーらしき車、1台停車しているのを発見。
すかさず近づく。

タクシーだった。
ドライバーのおじちゃん、
明らかに「今からランチ」という感じでサラダを食べようとしていたけど…

私：「ベアマウンテンまで行きたいんだけど」

アタックしてみた。
ごめんよ、せっかく食べようとしたお昼の邪魔して。

そこからタクシーで約15分。


山道のドライブだった

ベアマウンテン（公園）に入る直前に
橋（Bear Mountain Bridge）を渡るのだが、
その橋から見える山と湖の景色が素晴らしい。
Manhattanでは見ることのできない「アメリカの自然」だった。



駐車場もとにかく広いです


公園に到着し、さっそく湖沿いを歩いてみる。


空気もおいしい



木陰でのんびりと過ごすのも◎



この時季、BBGをやっている人がたくさんでした



緑がたくさん


どんぐりもたくさん



カルガモ…ではないですよね



暑かったせいか、アイスのお兄ちゃんも大忙し



広～い公園内には、博物館だのプール（冬はスケートリンクに）だの、
ロッジだの…etcいろいろ入っている。
そんな中でも、今回私が楽しみにしていたのが、

メリーゴーラウンド。

モンマルトルの丘（Paris）の小さな公園にもあるように、
メリーゴーラウンドと公園って、繋がらなくもない。

これだけ大きい公園ってことはメリーゴーラウンドも
スペシャルサイズ！？


公園内をひと通り歩いて、ちょうど休もうかと思ったところに。



発見しました


あーーーーーー、コレコレ。
サインに従い、進んでみる。


こちらへどうぞ


見えた。



こちら、ベアマウンテン・オリジナルメリーゴーラウンドでございます



気をつけて。
乗れるのは週末のみですよ


結構立派なメリーゴーラウンドにびっくり。
しかし、
びっくりするのはまだ早い。

このメリーゴーラウンド、タダモノではない。


メリーゴーラウンドと言ったら、
「馬」が思いつくではないですか。


可愛いお馬さん


でもね、さすが「Bear Mountain」だけある。


何を隠そう、熊です

さらに。


三匹のこぶた…じゃなくて、こぐま


まだまだある。


可愛いバンビ



カラフルな鳥



かけっこはやいよ、チーター



こうやって見ると何か違和感感じる？犬



この動物、見たことあるけど…
名前知っている方、Help me please.



キツネまで



おめかししているカエル



ピョンピョン飛び跳ねそうなウサギ

でも、残念ながら…


顔が凛々しすぎる



ラスカルもびっくり、アライグマ



猫ひろしもびっくり、猫



スカンクじゃなくて…リス？



カルガモ（？）も湖から上がってきた



メリーゴーラウンドにこんなに楽しませてもらえるとは



子どもたちに大人気


こんなバラエティにとんだメリーゴーラウンド初めて。
しばらく笑いが止まらなくて、
でも、この面白さを1人で堪能するのはあまりにも辛くて、
せっかくなのでこの場を借りて紹介します。

ちなみに、メリーゴーラウンドの乗車は、1回$1。
週末のみ運行なので、注意！


うだるような暑い日だったけれど、
最後にいい体験取材ができて大満足。
さすがに、帰りの電車はぐっすりだった。


Manhattanから電車で約1時間半。
タクシーを使う（Peekskill駅から$20）ので、
交通費はそれなりにかかってしまうが、
緑とおいしい空気と…あのメリーゴーラウンドを
見にいってみたい！という方にはおススメです。


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Bear Mountain State Park
Tel (845) 786-2701
www.nysparks.state.ny.us/parks/info.asp?parkId=55
www.friendsofpalisades.org

通年オープン（8:00-日没まで）
入場無料

Grand Central Terminal～Peekskill（Metro Northで約1時間）$8.75
Peekskill～Bear Mountain（タクシーで約15分）$20
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【おまけ】
熊の背中にこんなあしらいが。


はちみつ