
花屋の店先に並んだ~♪ポインセチアを見ていた~
ポインセチアが並ぶと、この季節を実感しますね。
ツリーの緑とマッチするこの赤がステキです。
ちなみに、ポインセチアの花言葉は…
「祝福する」
「私の心は燃えている」
「聖なる願い」
「清純」
だそうです。
それぞれの意味(↑)ひとつひとつに「ほぉ」って思っちゃいます。
ニュース等でご覧になった方もいらっしゃるかと思うが、
初代新幹線車両、0系新幹線が11月30日をもって定期運転を終了した。
1964年、東海道新幹線開業と同時にデビューした新幹線。
新幹線と聞いて多くの人がイメージするのが、
この「0系」の姿(白と青のボディに丸い先頭部(新幹線の顔部分))
ではないだろうか。
最終運転列車となったこだま「659号」は岡山駅を出発し、
無事に終着の博多駅へ到着した。
今や当たり前の交通手段となっている新幹線だが、
かと言って、あまり利用することはないが、
こうして初代新幹線が姿を消すとなるとやはり。
感慨深いものがありますね。
…とそこで、新幹線のことをふと思う。
本当に乗ってないなぁ、新幹線。
一番最近で利用したのが…
私の記憶の限り、3年前。
行き先は軽井沢だったはず。
長野新幹線が出来てから、ずいぶんと便利になりましたよね。
東京から軽井沢までは、1時間ちょっとで着いちゃう。
それにしても、利用頻度が少ない新幹線。
その理由として、他の交通機関に比べて割引率が低いことが挙げられる。
もしくは、同じ場所に行くにも他の交通機関の方が圧倒的に安い…とか。
例えば、飛行機とか。
国内旅行より海外旅行に行く頻度の多い方は
同じように新幹線利用度が低いのでは?
いや、国内旅行でも、飛行機を使っていくパックの方が
安いというケースが多い気がする…。
そのため、新幹線に乗るときは無性にワクワクする。
東京駅の新幹線ホームにいるだけでテンション上がる。
子どもと一緒。
その感覚分かる~って方、きっといるハズ。
…と賛同を求めたところで、
きっと賛同(?)はされないだろう
私と新幹線の苦い思い出がふと蘇った。
苦いけど笑える、でも忘れもしない。
そんな思い出は今からもう7年前?になる。
当時学生だった自分。
現在同様、平塚に住んでいた。
ダンス漬けだった学生時代。
私が所属していた団体は年に1度、大きな公演があった。
その公演のために全てを費やすようなものだった。
幹部をしていた年は、稽古、幹部会、打ち合わせ…等
毎日スケジュールがびっしりだったため、家と稽古場(東京都練馬区)の
往復の時間を取るのももったいない事態に。
そのため、公演本番前1ヶ月間は
練馬区にある貸家で同期と共同生活をしていた。
…のだが、
私はまんまとホームシックにかかった。
外国へ一人旅は大好きなのに、なぜだ?
自分でも摩訶不思議。
新たな自分発見だった。
時には家が恋しいと言って泣き、
同期はもちろん、先輩や後輩までにも迷惑をかけた。
幹部の貫禄もあったもんじゃない。
そんなわけで、
私は帰らせてもらうことにした。
とは言っても、みんなが話し合いをしている最中に1人お先に…
なんてことは許されまい。
話し合い(幹部会)終了後、みんなと共同生活をする家へ帰る。
家に着くのはたいてい3:00AMくらい、
ひどいときには朝日が出てくることもあった。
みんなと一緒に就寝…のところを自分は一度仮眠をとり、
始発が出る頃の朝方、1人練馬(江古田)から平塚の自宅へ帰る。
そんな生活が続いた。
江古田駅(西部池袋線)を始発で出て、
平塚駅に着くのは7:30AMくらいだっただろうか。
自宅に着くとテレビで「とくダネ」が始まっていたのは覚えている。
稽古はたいてい午後からのため、
家でお風呂に入り、ちょっとゆっくりする時間はある。
どうしてもでないとマズイ(卒論がかかっていた)
授業が午前中にあったときはひどかった。
自宅滞在時間30分なんてこともあった。
いったい何のために帰っていたのか。
そうすることで自分の気持ちを切り替えていたのだと思うが。
…と、前置きが長くなってしまった(私の悪いクセ)が、
こういう生活を続けていれば、そりゃ失敗もするもので。
いつものように、始発の出る
江古田駅~池袋駅(西部池袋線)、
池袋駅~東京駅(山手線)、
東京駅~平塚駅(東海道線)…と乗り継ぎ、平塚駅を目指していた。
東京駅から東海道線に乗るとホッとするためか、
慢性的な寝不足生活のためか、
1時間たっぷり座っていられる安心からか、
熟睡ならぬ爆睡するのが常だった。
もちろん、携帯電話の目覚ましはかけていた。
茅ヶ崎駅(平塚駅のひとつ前)で握っている携帯電話がブルブルと震える。
その振動にビクッとして起き上がる。
さっき寝たばっかりだと思うが、
車窓からの景色は間違いなく茅ヶ崎と平塚をつなぐ馬入橋。
「あぁ、熟睡した」
なんて思っているうちに平塚駅に到着するってのが、お決まりのパターン。
しかし。
そのリズムが狂った日があったのよね。
いつものように東京駅始発の東海道線に乗り込み、
発車する前にすでに夢の中だったいつか。
その日は、
携帯電話の振動で起きたのではなく、
周囲のちょっとザワついた「音」で起きた。
東海道線車内。
やけに人が多い。
ボックス席窓側に座っていた(寝ていた)私。
何かいつもと雰囲気が違うことだけは分かる。
車窓からの景色見てびっくり。
その駅名。
「富士(ふじ)」
だと。
ちょっと待ってください。
ここはどこですか?状態。
…とその駅名が書いてある看板の横にカッコ書きで、
(静岡県)
とありけり。
!!!!!
ちょっと、ありえない。
すぐさま電車を降りて反対側のホーム(上り電車)に乗る。
とにかく神奈川県に戻らなきゃ。
すぐさま入ってきた電車に乗った。
…ら。
また寝ちゃったみたいで。
またもやハッとして起きたら、今度は車内放送で
「次は終点~静岡~静岡~」
だって。
!!!!!
私の頭の中には星がたくさん状態。
どーいうことだ?
上りの電車に乗ったハズだったが。
違った?
でも、ホームを変えたことは確かだった。
…が、ホームを変えても同じ方向の電車が入ってくることはある。
結局さらに下り方面の電車に乗ってしまったということか。
いずれにせよ、私のミス。
100%私の失態。
しかも、乗り換えても寝てしまうなんて反省の色が見られない。
クヨクヨしていても仕方ないので、
終点静岡駅で降りる。
静岡駅に到着したのは、10:30AMだったことは今でも忘れない。
6:00AMに東京駅発の東海道線に乗っていたので、
4時間以上も東海道線に揺られて寝ていたことになる。
何が睡眠不足だ。
日本からソウルやグアム、サイパンならとっくに到着しちゃうよ。
そこでふと我に返った私。
午後から江古田にてミーティングがあった。
…ってことは。
今から普通電車(東海道線)で江古田に帰るのでは間に合わない。
っつーか、寝過ごして静岡まで来ちゃったとか恥ずかしくて
仲間に言えない。
どーしようか悩んだ挙句、
私が出した結果。
そうだ、やっぱり一度自宅(平塚)に帰ろう。
時間がないのは分かっていたが、
そこまで来るともう意地だった。
とにかく家でお風呂に入りたかった。
このボロボロな状態を一新したかった。
こーなったら、新幹線使ってやる。
静岡~小田原まで新幹線、小田原~平塚まで東海道線で帰ればいい。
そんなことで新幹線を使うことを決意したことに
若干冒険心が沸いていた。
いきなり新幹線の切符を買うことになるなんて予期せぬ事態。
結構高いのね。
定期使えないし、結局7,000円位払った気がする。
とにかくすぐに発車する列車を選んだのだが、
あいにく席は満席。
ちぇっ。
平日の上り新幹線と言えば、乗客はビジネスマンばっか。
その中に場違いなジャージ姿の私。
まさか家出?なんて思われなくもない
ボストンバッグ(ダンス稽古一式が入っているため結構な大荷物)を抱えて。
しかも、指定席・自由席共に満席のため、デッキにスタンドアップ。
お金払って乗車するのに、立ち乗車か…
何だか泣けてく~る♪状態だったが、
とにかく平塚に着くことが第一。
ここまで来るとゲームみたいになっていた。
ゲーム参加者は自分ひとりだったけど。
ドキドキしながら発車を待つこと数分。
やっと静岡駅を発車し、しばらくはドキドキが続いたが、
5分もすれば落ち着いてきた。
久しぶりに乗車する新幹線がこんなカタチになってしまうとは。
揺れの少なさと滑らかなスピード感に
「新幹線っていいな」なんて思っていると、
あっという間に三島駅に到着した。
何度も駅名を確認してしまった。
三島、まだ静岡県。
…ってことは次が熱海で…その次くらいかな?
頭の中で必死に計算。
こうして新幹線は引き続き、快適な走行を続けていた。
…が、私途中でちと不安になる。
熱海、いつになったら着くのかな。
三島~熱海間にしちゃ感覚が長くないか?
三島を出てからもうかれこれ20分くらい経っている気が…。
ソワソワが止まらない。
なんせ、普段新幹線を利用しないことに加え、
普段足を踏み入れることのないエリアなもんで、
距離感覚もどのくらい時間がかかる(ましてや新幹線)かも分からず。
うーん。
もしかしたら熱海とばして次いきなり小田原止まる?
そんな考えを頭の中に巡らせることまた5分。
一向に停車の気配なし。
そうこうしているうちに。
荷物を持ったビジネスマン達が、
私が立っていたデッキにチラホラ姿を見せてきた。
???
コレ、明らかに降りる体勢だよね。
ん???
みんなどこで降りるんだ?
っつーか、まだ止まんないの(三島を出てから停車していない)?
いい加減小田原はもういいのでは?
…なんて頭の中は????ハテナたくさん、
心臓ドキドキ状態になっていたら。
デッキの窓ガラスを覗いていた私の目に衝撃の景色が入ってきた。
それは。
山手線。
シルバーの車体に黄緑色のラインの。
都内を1周するあの。
まあるい緑は…♪のヨドバシカメラソングでお馴染みの。
ちょっと、これどーゆうことですか?
と自分の頭の中で車内放送が流れた。
イミガワカリマセン。
「頭内放送」に追い討ちをかけるようにして、
車内放送が聞こえてきた。
「次は~終点、東京~東京~」
Ohhhhhhhhhh My Gooooooood!
何だ何だ、何が起きたんだ。
血の気が引くのを感じながら、
でも東京駅に着いてしまう事実は飲み込むことができ、
降りる準備をするのに必死だった。
東京駅についてどうやって新幹線から降りたのかは覚えていない。
(おそらく普通に降りたはず)
ただ、そのときの時間ははっきりと覚えている。
12:10PMだった。
6:00AMに東京駅を出たはずだったが、
その約6時間後に静岡までの列車の旅(寝てましたが)を終えて
また東京駅に舞い戻ってきてしまった。
あくまでも目的は、平塚の自宅に帰ることだった。
家に帰るどころか、平塚駅にさえ停車できなかった。
東京発~終点・静岡行きの東海道線に乗車し、
静岡発~終点・東京行きの東海道新幹線に乗車し、
いったい何がしたかった、自分?
一番の目的、「家に帰ること」は出来なかったのは言うまでもない。
7,000円ちょっとを払って、電車内での睡眠を楽しんだだけ。
午後からのミーティングがあったため、
その格好のまま江古田の家(仲間のいる家)に戻った。
唯一、レイナ(同期)が部屋にいた。
シャワーを済ませたレイナは清潔感があった。
一方の私は、明け方家を出たまま、
いや、結局昨夜の稽古後のままの格好。
レイナ:「まゆみ、帰ってリフレッシュできた?」
私:「レイナ、聞いてよ。帰れなかったよ。。。静岡までいっちゃってさぁ…」
…とその後明け方からお昼までのドラマを説明した。
レイナは大笑いしていた。
私も笑った。
忘れることの出来ない新幹線の苦い思い出。
結局、私の失態の原因ですが。
私の乗車した新幹線は「ひかり」だったため、
停車駅が少なかった(特に平日は列車によって停車駅が変わったりも)。
新幹線のことをよく理解していない私は、
「ひかり」イコール「早く着く」ことだけに注目してしまい、
しっかり停車駅を確認しないで乗車してしまった。
ま、自業自得です。
しかし、いい経験をしました。
皆さま。
東海道新幹線、乗車するときは気をつけてください。
「ひかり」よりも早いのが「のぞみ」…よね?
そして、電車で寝るときには寝過ごさないように気をつけてください。
そして何より。
こんなグダグダな文章になってしまったことを反省。
長すぎる。
途中削除しようとしたが、ここまで来てしまったので
もういいやってなってしまいました。
オチまでが長い話は、あまり好きではありません。
次回こういうエピソードがあったら、
この1/3くらいにしなくちゃダメだなと勝手に反省会。
お付き合いいただいた方、ありがとうございました。
最後に。
新幹線とは全く関係ないのですが。

クリスマスケーキ情報満載
今朝(12/1)の神奈川新聞にて。
コレだけの種類が写真つきでカタログ風になっているなんて、
結構親切。
しかも、この新聞をもっていく(予約)と5%offなんてとこも!
どれにしますかね?
ちなみに、私のおススメは…
デメルの
トラッフルトルテ(チョコレートケーキ)【直径15cm/3990円】です。
●デメル
http://www.demel.co.jp/