曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

1泊旅行(甥姪プレゼンツ)当日 高齢者を連れていると

2019年02月23日 | 高齢者

 甥姪たちが計画してくれた1泊旅行直前騒動その1その2の続きです。

相変わらず、文句ばかり垂れている92才オット母Bこさんですが、「インフルエンザ等に移されないように気をつけていれば、何をしてもいい(どこへ行こうが何を食べようが入浴しようが)と言われ、その前にはデイからの報告で、以前より歩行が早くなったとの報告もあり、いよいよ、言い訳が出来なってしまいました。

Bこさんの荷物も、持ち物などは詰め方バック諸々問題点はあるものの、いちお~本人がやるし、(オットは荷物がいくつもの紙袋やバックに分かれているのが不満ですが車に乗せるだけなので、わたしはそのまま本人のお気の召すままにどうぞのスタンス)車で1時間弱のところなので、出るのも午後でいいので、Bこさんが時間が掛ろうがなんだろうが、大丈夫。

幸い穏やかな暖かい日になったので、やれやれと思っていたら、Bこさん「風が強い!」などとブウタレテいましたがムシムシ!言っても仕方がないので私はひたすらスルーですわ。どうせ行くならば、自分も楽しまねばねえ~~。

落ち合う時間よりも余裕をもって着いたのですが、義弟一家はまだ付いておらず、ホテルのラウンジのソファーで休憩(オットとBこさん)

まあ、そこへ連れて行くにも歩行器で行くには大回りしないとスロープがなく、スロープもラウンジへ降りるものは急な角度で、どっちのスロープも文句たらたらでしたけどね~~。座る向きも外の景色が見えるように向けるとまぶしいだの、じゃあ反対側にすると、人の行き来が気になってどうのこうの…。

そんな人に付き合ってぐだぐだしているのはまっぴらごめんなので、私は外の景色を見に行ったり、中のお土産屋や、洋品店を覗いたりしておりました。

丁度よさそうな洋服も手ごろの値段だったし、おみやげ品もたくさん置いてあって、結構テンションがあがりましたよ。

時間より15分ほど遅れて義弟一族登場。ホテルに来る前にすでに二ヵ所観光し、いろいろ食べてすでにお腹一杯だし、楽しんできたようです。

三部屋に分かれての泊りで、私たち三人の部屋はバリアフリーの部屋で、景色もよい部屋でした。

お風呂は

こんな感じ。実際には窓からは海が見えます。

洗面所、トイレ、浴室がフロアが一緒で、スライドドアなので、車いすでそのまま入っていける仕様になっています。

以前東京での泊りは大変でしたが、今回はその点では良かったです。

食事の部屋へ行くにもエレベーターでそのまま行けますし。(前回はエレベーター乗り換え+お食事処へ降りるには三階からエスカレーターで降りる。エレベーターで行くには三階フロアをず~と反対側まで歩いて行って一度別エレベーターで1階に降り更に別のエレベーターに乗って2階まで上がるという超メンドクサイ建物だった)

夕飯の一部。あと、天ぶらとご飯とデザートが付いていました。

 

夕飯も楽しく頂き、どうもBこさんは耳が聞こえず話に入ってこれなかったか、食欲にはまっていたか、真ん中に鎮座しつつも無言でひたすら食べておりましたよ。

Bこさんが静かだったので、和やかに姪達を語らい、明日は買い物ツアーとランチね~~と解散し、わたいは、ホテルでとりあえず目を付けていたものをゲット。

Bこさんはぐずぐず入浴するんだかどうなのかわからないので、オットも途中で見切りをつけ大浴場に行ってしまい、帰ってきたらもう9時過ぎ。

何度かBこさんにお風呂を勧めるもまだいいを繰り返すので、わたくしめがバリアフリーのお風呂を体験させて頂きましたぜ。

浴槽の中に座るステップが付いているのですが、そこに座ると普通にお湯を張ると下半身しかお湯に浸からず、底にお尻を付けると段になっている分狭くなるので、足が延ばせず、反対向きになって、足をステップに乗せるようにしたら、収まりがよくなりました。けれども、浴槽の底には滑り止めのぼちぼちが付いているので、けっこうお尻が痛い。

せっかく外が見えるようになっているが、入ったのが夜だったので、真っ暗で何も見えず、窓から冷気が下りてくるのと、追い炊きが出来ず、お湯も45℃が一番高いので、足してもなんだかあんまり温まった感じがしないんですね。

浴室内には暖房も入っているのですが、濡れた状態だと、案外寒い。

あと、せっかくなので、浴槽に入るのにもうひとつ補助具がないと、浴槽につかまるところがないので、ひとりでは出入りが大変かなと思いました。原則シャワー入浴で、ということなんでしょうね。

もう一つ問題は、洗面所が脱衣場になっているのですが、そこに椅子がないしマットも普通の大きさなので、ひとりで脱ぎ着の出来ない人や、立ったまま脱ぎ着のいないには大変ですね。

あと、風呂洗面台トイレがワンフロアだと、誰かが使っているときには他の人がつかえないので、ちょっと不便。

私がお風呂から出るとオット、部屋の電気をバチバチ消して(もちろん全部ではありませんが)ぐがぐがいびきをかき始め、もう一度Bこさんにお風呂を勧めるもいいと言うので、無理には勧めず、私も横になってしまいました。

つまり、Bこさんひとり、着替えもしないまま、取り残されると言うね。

仕方なく、着替えはじめ、トイレに行き。なんだかんだ言っておりましたが、オット上の空でふんふん言うだけ。

家ではタッチアップがないとベットの乗り降りが出来ないとか言っていたはずが、乗り降りも出来、歩行器は使うものの、ひとりでトイレも行けましたね。

そうそう、薬を飲むのに水がいるのですが、前の泊りの時もそうでしたが、部屋の冷蔵庫にはジュース酒類はあるけれど、ペットボトルの水は置いてありません。オットが入浴した時大浴場前の自販機でゲットしてくれたので(自分のアイスもね)良かったですけど、高齢者を連れているときけっこうこれもポイントです。(車の中には詰め込んだんですが置いてきてしまった)

夜明けの景色。雲はありましたが、なんとか日の出は見れました。

朝食バイキングもBこさん、たぶん私の倍は食べたと思う。

観光も歩きたくないだのなんだの言ってましたけど、結局最後まで歩きましたよ。孫の威力はすごいですね。今回はトイレも義妹や姪が連れて行ってくれたので、私は甥姪とも楽しく買い物をして、皆それぞれ大荷物を抱えたまま、お食事処へ。そこでもBこさん完食!

Bこさんもなんだかんだ言いながらも、楽しかったんじゃないですかね~~。

私も楽しかったですよ~~。

が!わたい、今月は医療費がものすごいことになっていることを忘れておった!

調子に乗って、いろいろ買ちまったが、〆をして青くなる私。

まあ、仕方ないかあ。

つうか、医療費、高すぎだよなあ~~と現実に戻ったわたくしめでありますよ。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

 

 

 



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