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岸田氏の党改革案を批判→ベテラン議員ならそうだろうね。

2021-08-28 08:42:35 | Weblog
そりゃそう言うだろうなあ。
自民党の総裁選はうちらには投票権はないけど、実質の総理大臣を決める選挙みたいなものなので注目はしてますが、当初は二階さんがガチガチに票を固めて菅さんに総理を継続させようとしてたんですよね。

でも、先の横浜市長選挙の大敗で風向きが変わったと。

二階さんからすれば菅さんは自分に重要ポストを与えてくれる訳だから、いつも通りの数の論理で引き締めを図ったという事なんだけど。

ところが若手議員からすれば、現状の顔である菅さんの悪印象でとてもじゃないけど次の選挙で当選は難しい。
地盤を築いてないお前が悪いとか言われても、そんなに簡単に地盤なんて築ける訳もないですから。

今まではベテラン勢に睨まれたら不満があっても引き下がるしかなかったんですけど、そこで総裁選に立候補したのが岸田さん。
しかも明確に従来システムからの脱却、若手・中堅の起用重視を打ち出してきたと。

そして今回は無記名投票らしいと。

岸田さん、数の論理に対して若手の切り崩しで対抗してきたという図式ですな。
無記名なら誰に入れようとわからないんだろうし(笑)派閥推しじゃない人に投票してもいいんだし。

若手からすれば
派閥重視でいくか
自分の当選の為に賭けに出るか
重要な選択を迫られる訳です。

これが1対1の図式なら岸田さんの戦略はいいんだけど、複数の立候補になると反菅の票が割れるのでちょっとわからないですね。
逆に下村さんが出てきたら、所属派閥がどう動くかわからないですし。
今は菅さん支持みたいだけど、3日もあれば方向なんてコロコロ変わりますからね。

で、ベテラン議員からすれば岸田さんの改革は余計なお世話だと思いますよ。
だって顔役になりづらくなる訳でしょ?
そりゃこの人みたいな発言はすると思います。
本音と違う発言ではあるだろうけどね。

まあ、仮に菅さんが勝ったとしても、その時は物凄い逆風の中で衆院選を戦わないといけなくなるんですよ。

若手はどうするかねぇ?
少なくとも菅政権だったら大苦戦を強いられるのは間違いないし、難しい判断というところですね。


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