この位の演出をオリンピックの開会式でやってたら、もう少し叩かれなかったような気がする。
昨日も開会式を見てましたが、ひとつのコンセプトに基づいた演出だったので、説明ナシでも意図がわかりやすかったですね。
多分オリンピックより開会式の予算は少なかったと思うんですよ。
でも、プロジェクションマッピッグをうまく活用した入場式なんて
「いかにも日本らしいなぁ」
って感じがしてよかったと思いますね。
で、圧巻というか、昨日の開会式で一番注目を浴びたのは"片翼の小さな飛行機"のくだりですかね。
あの主人公の女の子、表現力がハンパなく凄い。
しかも演技経験ないんだそうで、それであの存在感は物凄いですよ。
ストーリーもしっりしていて、SNS上では
「絵本にしてくれ、映画や舞台にしてくれ」
なんて声もいくつかありましたな。
金は無くても演出次第で盛り上げ方はどーにでもなる・・・という事が実証された感じがしますね。
そして隠し玉の布袋さん(笑)
いきなり"新仁義なき戦いのテーマ"が流れた時
「おー、ここでそれ使うか!」
と思ったら、まさかのご本人登場。
アレは多分見てた人のほとんどがびっくりしたんじゃないですかね?
他にも坂本美雨さんとか要所要所でツボに入ったキャスティングで結構いい感じになってましたね。
じゃあもっと予算がふんだんにありながら、あの目も当てられない開会式をやったオリンピック演出陣・・・何してたの?ってなっちゃうよね?
演出家がコロコロ変わったのも踏まえて、それでもどうしても比較されちゃうと思うけどね。
あと、気になったのはご存知菅総理。
疲れているのか、つまんないのか、とにかく動きが鈍いわ、目が死んでるわ・・・
おいおい、このおっさん大丈夫か?
天皇陛下の実に的確な手拍子に対して、菅さんの手拍子の力のなさと言ったら・・・映像に映ってるんだから、またやる気がねぇって叩かれるぞ～。
