新!編集人の独り言

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コンビニの24時間営業の話

2019-02-21 08:45:59 | Weblog
うーん・・・フランチャイズだからねぇ
セブンオーナー「過労死寸前」で時短営業…「契約解除」「1700万支払い」迫られる

まず、このオーナーが勘違いしているのが「セブンイレブン」という看板で商売しているという事がすっかり頭から飛んでる事ですね。
多分個人営業のコンビニならここまで品ぞろえはできないだろうし、集客もない。
あくまでセブンイレブンという名前があるからこそ商売が成立しているという事。
お客さんだって、マイナーなコンビニよりセブンのほうが確実・安心だから利用する訳で、そこをまず大前提にしないとダメですね。

当然企業イメージがあるので、フランチャイズは「1ルール」が大原則。
オーナーの好き勝手で店をいじれないし、CMで流れている企画や商品は絶対導入しないとダメ。
だから、恵方巻みたいな騒動が生まれる訳ですね。

当然セブンイレブンという名前を貸す訳だから、それに対する条件があって、そのうちの一つが24時間営業って事。

これをまず頭に入れておかないと、この話は進まない訳でして・・・

じゃあ、本部の収益はどうなるかという一番大きいのはロイヤリティーと言われるもの。
自分達の場合は売り上げの3%を本部に支払う形でしたけど、セブンの場合は利益の40%だったかと思います。
残った利益の60%がオーナーの取り分な訳ですが、それがそのままポケットに入る訳ではない。
廃棄金額とか水道光熱費とか人件費は全てオーナー側の負担になるんですね。

つまり、ある程度売り上げを確保しないと赤字体質になっちゃう訳です。

しかもセブンの場合は年柄年中イベントがあって、その為の品ぞろえは必須だし、店舗指導員はそういうキャンペーンは絶対やるように指導するし。
で、売り上げが下がると店舗指導員から「経費削減」の指導が入る。
経費削減で一番削りやすいのは人件費ですからね。

ただ、この対象となる店舗もどうやらクセのある店舗だったようで、まず従業員が激減する段階できちんとローテーションが出来ていないのかなと。
ちゃんとコミュニケーションが取れてなかった気はします。
多分ですけど、そういう面倒な部分は亡くなった奥さんに全部丸投げしてたんじゃないかなと。
いなくなった途端にガタガタになった訳ですからね。

だから、一概にセブンが悪い・・・とはちょっと言えない気はしますけどね。

自分達が契約する際には
「一度ゆっくり時間をかけて契約書を読んでください」
と言ってます。
このオーナー、読んでなかったんじゃないでしょうか?
とすれば、ちょっと独りよがりな気がしますけど・・・・

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