12月、DEP道場マッチ。
代表が着いた時には前半戦が終了、休憩時間でした。
「代表さん」
そう声をかけてきたのは正岡選手でした。
「ああ、どうも」
「今度は柴山が上がるんですよね。よろしくお願いします」
「いえいえ」
「でも、今度は自分がまた行きますから。よろしくお願いします」
と、そこに・・・
「大介、ずるいぞ(笑)」
後ろから怪我で欠場中の小杉選手がやってきました。
「お前ばっかり、ずるすぎる(笑)」
「お前はその前に怪我ちゃんと治せよなぁ。タイトルマッチだって延期だし」
「それ言うなよ、悪かったよ」
二人はじゃれあってます。
「代表さん、今度、俺出ますから。俺、怪我ちゃんと治してリングに立ちますから」
小杉選手は代表に真剣なまなざしで言いました。
「そうですねぇ、じゃあタッグチャンピオンとして呼んじゃおうかな」
「本当ですか?大介、じゃあ防衛きっちりしないとなぁ」
「その前に怪我ちゃんと治せって」
「だから、それ言うなよぉ」
リングの上で激闘が広げられ、その後12月大会に出場する柴山・神谷両選手が決意表明を行いました。
ファンの煽りを受けてまず神谷選手がマイクをにぎります。
「せっかくのチャンスです。DEPの名前を広めるべく、それと自分の実力を関東の連中に見せ付けるべく勝ってきます。応援よろしくお願いいたします」
フアンから歓声があがります。次に柴山選手がマイクを握ります。
ひとつ大きく深呼吸をして、大きな声で言い放ちます
「この試合、俺としては絶対に負ける訳にはいかないです。連勝させていただきます」
「柴山ぁ」
道場マッチの片付けをしていた柴山選手に声をかける選手がいました。
「何ですか?パンDoさん」
普段はユーモラスな試合をするスペルパンDo選手でした。
「俺さ、セコンドについてもいいかなぁ。いや、なんかさ、俺も夢名塾っていうのにちょっと興味あるんだよ」
「いや、自分は構わないですけど、代表がなんていうかじゃないですか?」
「そうかぁ。でも代表がOKならいいんだよな」
「まあ、それはいいと思いますけど」
「よっしゃ」
そういうとパンDo選手は飄々と控え室に戻っていきました。
代表が着いた時には前半戦が終了、休憩時間でした。
「代表さん」
そう声をかけてきたのは正岡選手でした。
「ああ、どうも」
「今度は柴山が上がるんですよね。よろしくお願いします」
「いえいえ」
「でも、今度は自分がまた行きますから。よろしくお願いします」
と、そこに・・・
「大介、ずるいぞ(笑)」
後ろから怪我で欠場中の小杉選手がやってきました。
「お前ばっかり、ずるすぎる(笑)」
「お前はその前に怪我ちゃんと治せよなぁ。タイトルマッチだって延期だし」
「それ言うなよ、悪かったよ」
二人はじゃれあってます。
「代表さん、今度、俺出ますから。俺、怪我ちゃんと治してリングに立ちますから」
小杉選手は代表に真剣なまなざしで言いました。
「そうですねぇ、じゃあタッグチャンピオンとして呼んじゃおうかな」
「本当ですか?大介、じゃあ防衛きっちりしないとなぁ」
「その前に怪我ちゃんと治せって」
「だから、それ言うなよぉ」
リングの上で激闘が広げられ、その後12月大会に出場する柴山・神谷両選手が決意表明を行いました。
ファンの煽りを受けてまず神谷選手がマイクをにぎります。
「せっかくのチャンスです。DEPの名前を広めるべく、それと自分の実力を関東の連中に見せ付けるべく勝ってきます。応援よろしくお願いいたします」
フアンから歓声があがります。次に柴山選手がマイクを握ります。
ひとつ大きく深呼吸をして、大きな声で言い放ちます
「この試合、俺としては絶対に負ける訳にはいかないです。連勝させていただきます」
「柴山ぁ」
道場マッチの片付けをしていた柴山選手に声をかける選手がいました。
「何ですか?パンDoさん」
普段はユーモラスな試合をするスペルパンDo選手でした。
「俺さ、セコンドについてもいいかなぁ。いや、なんかさ、俺も夢名塾っていうのにちょっと興味あるんだよ」
「いや、自分は構わないですけど、代表がなんていうかじゃないですか?」
「そうかぁ。でも代表がOKならいいんだよな」
「まあ、それはいいと思いますけど」
「よっしゃ」
そういうとパンDo選手は飄々と控え室に戻っていきました。