岡山駅在来線ホームは、10年以上前に高松まで連日通勤していた頃は毎日降り立っていましたが、最近ではアウェーゲームで新幹線を利用する際か四国への遠征時に利用するぐらいになって来ました。
昨日、千葉からの帰りに在来線ホームに降り立つと・・いました。
新車です。伯備線~山陰本線を経由して出雲市までを結ぶ陰陽連絡線を走っていた旧国鉄型の381系「やくも」との置き換えとして導入された273系「やくも」です。写真では大々的に告知されている新車ですが、生でお会いするのは初めてです。
381系の見納めということで全国から撮り鉄の皆さんが岡山に集結して、各地でその傍若無人ぶりが如何なく発揮され、鉄オタアレルギーの人々の反感を買いまくり、沿線住民に多大な迷惑をかけていたニュースが賑わっていました。撮影はルールを守って行いましょう。
273系の特長は曲線区間の連続する伯備線を「車上型制御付自然振り子方式」を日本で初めて採用していることです。旧国鉄型の381系では「車掌が酔う」と揶揄された旧式の振り子電車であったため、車内では週刊誌を読んだり、スマホをいじっていると酔うので、ひたすら外の景色を眺めていたものです(笑) 乗り物酔いというものに無縁であった私でも381系乗車の際には注意しました。新車にはまだ乗っていませんが、どんな揺れなのか、非常に興味がわきます。
そして6番ホームには、南風「アンパンマン列車」が停車中でした。
非電化区間の土讃線を走る南風はご存知の通り気動車特急です。予讃線のしおかぜはアンパンマン列車を含めて電車になっていますが、非電化区間の多いJR四国ではまだまだ気動車の役割が大きいのです。
その時、「アンパンマントロッコ」が通過しました。
臨時列車ですが、来年のNHK朝ドラの告知の為に今後はアンパンマンの露出が増えそうですね。
四国の活性化にはとても良いことと思います。
新車が少しずつ走り始めた国鉄王国のJR西日本岡山支社管内ですが、まだまだ国鉄車両を目にする機会が多くあります。
但し、撮影にはルールを守って、節度ある行動をお願いいたします。
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