おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

第52回明治神宮野球大会 6日目の試合結果

2021年11月26日 03時46分00秒 | 明治神宮大会

第52回明治神宮野球大会も最終日、高校の部と大学の部の決勝が行われました。明治神宮枠のかかる高校の部は、出場チーム以上に気になる学校が多くいますから、注目を集めました。



最終日の対戦カードです。

【高校の部】
▽決勝
広陵-大阪桐蔭

【大学の部】
▽決勝
慶應義塾大-中央学院大


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早速、試合結果です。

【高校の部】
▽決勝

大阪桐蔭
  004 311 101│11
  000 051 010│7
広  陵


(大)別所・川井・川原・藤田・前田-松尾
(広)森山・松林・岡山-大山

baseball大阪桐蔭が18安打、広陵も15安打を放った殴り合いは、終わってみれば松尾の2本のホームランなどで、強さを見せつけた大阪桐蔭が意外と思われる方も多いと思いますが、神宮大会の初優勝を飾りました。四死球が多く両チームの投手陣の乱調もあって、乱打戦になりましたが、先に8点のリードを許した広陵がよく挽回したと思います。来春の選抜大会の明治神宮枠は近畿に1つが渡りました。
中四国の5枠目がどうなるかは、この神宮大会まで加味するとかなり紛糾しそうですね。その話題は後程です。



【大学の部】
▽決勝


慶應義塾大
  220 010 210│8
  000 225 00X│9
中央学院大


(慶)増居・長谷川・生井・森田・渡部淳・森下-福井
(中)畔柳・清水・古田島・上原・山崎-佐藤

baseball大学の部も乱打戦の末に中央学院大が逆転勝ち。慶大も終盤1点差に迫る粘りを見せましたが及ばず。19年ぶりに出場した中央学院大は初優勝です。器の小さい神宮球場ではホームランの応酬になりやすいのですが、この試合も両軍合わせて3本が飛び交いました。慶大13安打、8四死球、中央学院大12安打、7四死球の乱戦でしたが、13残塁の拙攻も祟って慶大は敗れました。

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さて、来春の選抜の選考に関して、少し触れたいと思います。それが中四国地区の5校目がどうなるかです。

中国大会の1位・広陵と2位広島商は確定、四国大会の1位・高知と2位・鳴門も確定です。中国地区の4強は前の2校に加えて岡山学芸館と倉敷工で、四国地区の4強は前の2校に加えて明徳義塾と徳島商です。この内、高知に大敗した徳島商は脱落でしょうね。準決勝で岡山学芸館と倉敷商はいずれも3点差の敗戦、それに対して明徳義塾は鳴門と延長11回の末に1点差で敗退しました。試合内容だけで判断すれば、この時点で中四国地区の5校目は明徳義塾で決まりですが、簡単に行かないのが選抜の選考です。
今回の明治神宮大会で、高知は花巻東に「2-6」の完敗、広陵はその花巻東を下して決勝に進出し、準優勝しています。中国大会で広陵に終盤で逆転負けの岡山学芸館、対して四国大会決勝で高知に完敗した鳴門に延長とは言え敗れた明徳義塾、岡山学芸館を県大会で下している倉敷工の三つ巴になった場合に選考が揉めることが大いに考えられます。ここで、昭和までの選抜選考の伝家の宝刀「地域制」までが登場することになれば、一転して岡山勢の方に風が吹いて来ます。もう一つは高野連が大好きな公立校という要素も入り込めば、紛糾することは必至ですね。まあ、面白いので決定するまで見守りたいと思います。
個人的な見解を述べさせてもらうと、地元贔屓を含めても地区大会の結果を純粋に受け止めれば、5枠目は明徳義塾だと思います。最後は高野連の「好き嫌い」のところまで及ばないことを願います。広陵が今日の試合に勝っていれば、この悩みはなかったのですが(苦笑)

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もう一つの興味は近畿が1校増えたことです。近畿大会4強の大阪桐蔭・和歌山東・天理・金光大阪は決まりでしょう。準々決勝で惜敗の京都国際と近江が通常なら選ばれて、地元の兵庫県が空白になる可能性が高かったのですが、神宮枠が1つ加わったことで東洋大姫路が「大阪桐蔭に唯一コールド負けしていない学校枠」で浮上しそうです。決勝もコールドがあれば7回で終わっていた試合ですからね。準決勝の2試合もいずれもコールドゲームだった近畿大会。その中で準々決勝で完敗とは言え、東洋大姫路は大阪桐蔭と9回戦っています。加えて、兵庫空白回避の動きが加速すれば、ほぼ出場は決まったと言えるかも知れません。

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ここで、21世紀枠を除いた神宮枠を加えた各地区の選抜出場校を予想してみましょう。

【北海道】
クラーク記念国際

【東北】
花巻東
聖光学院


【関東・東京】
明秀日立
山梨学院
木更津総合
浦和学院
國學院久我山
二松学舎大附


【東海】
日大三島
聖隷クリストファー


【北信越】
敦賀気比
星稜


【近畿】
大阪桐蔭
和歌山東
天理
金光大阪
京都国際
近江
東洋大姫路
(明治神宮枠)

【中国・四国】
広陵
広島商
高知
鳴門
明徳義塾


【九州】
九州国際大附
大島
長崎日大
有田工


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九州大会準決勝で九国大附にコールド負けの長崎日大に代わって、2回戦で九国大附に惜敗した鹿児島城西が浮上することは・・・まずないと思います。

また、21世紀枠に関しては、賛否は置いといて別枠で考察したいと思っています。過去を含めて選抜出場はおろか、地区推薦校すら出していない神奈川県と岡山県ですが、神奈川は日大高(県8強)で岡山は満を持しての玉野商工(県8強)です。どこを見てもめぼしい学校がない関東とは言え、私学の日大高はまず無理でしょうし、玉野商工も中国地区推薦を考えたら中国大会に出ている倉吉総合産業か宇部工になると思われます。今年も空白区の栄誉は継続と見ますが、どうでしょうか?



色々と考えを巡らせるのも楽しいものですよね。

岡山県は2年連続選抜出場なしなのか?
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2 コメント

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Unknown (杉原シンドラー)
2021-11-26 20:56:48
2022年度・高校野球「第一冠」は昨日、オールジャパン桐蔭に決まりましたが、私が見る限り「三度目の春夏連覇」を目指した旧チームよりも勝利に対する執念を感じました。下記の通り、その旧チームは春夏連続出場した代で甲子園勝利が最少でしたが………。

1991年:春2勝➕夏5勝(この年に甲子園初出場)
2012年:春5勝➕夏5勝(初の春夏連覇)
2013年:春1勝➕夏1勝
2017年:春5勝➕夏2勝
2018年:春5勝➕夏6勝(二度目の春夏連覇)
2021年:春0勝➕夏1勝

「神宮枠」で6➡7となる近畿地区の一般枠ですが、私はベスト8から京都国際、東洋大姫路、市和歌山商が選出と予想します。確かに地域性と(投手・山田陽翔が復帰すれば)戦力面で近江が有利でも、県高野連の政治力が和歌山と滋賀では比べものにならないからです(『愚行枠』絡みで過去何度もインチキ和歌山枠を捻出している時点で証明出来ると思います)。

私の一般枠29校の予想を書きますと、

(南北北海道)
クラーク記念国際

(東北)
花巻東
聖光学院

(関東・東西東京)
明秀日立
山梨学院大付
木更津総合
浦和学院
国学院久我山
二松学舎大付

(東海)
日大三島
聖隷クリストファー

(北信越)
敦賀気比
星稜

(近畿)
オールジャパン桐蔭
和歌山東
天理
金光大阪
京都国際
東洋大姫路
市和歌山商

(中国・四国)
広陵
広商
倉敷工
高知
鳴門

(九州)
九州国際大付
(奄美)大島
長崎日大
有田工

最後の枠は中国・四国の最後が「久しぶり出場」と高野連本部の「公立優先」で倉敷工、関東・東西東京が試合内容から二松学舎大付と予想します。後者はこれで二松学舎大付が落選ならば、「神宮枠」獲得か早実準優勝以外で「東西東京2枠」は今後難しいのではないでしょうか。

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Unknown (issan)
2021-11-27 03:34:02
>杉原シンドラー様

夏の選手権と違って選抜は出場校を「ああでもない? こうでもない?」と予想するのが楽しいですね。しかも、本大会まで4ヶ月以上経過しますから、秋のチームから成長するチームが増えますので、秋の地区大会や明治神宮大会の結果で選抜の試合内容を予想し辛いところがあります。

願わくは故障などの内容に気を付けてほしいものです。

北海道を除く21世紀枠の推薦校も揃った頃なので、次は取り上げてみたいものです。今回はあまり期待できそうな学校がないので、とんでもない出場校が増えそうですが・・・!?
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