DOGSOとは「Denying an Obvious Goal Scoring Opportunity」の略語で「決定的な得点機会の阻止」という意味になります。
D=Denying(阻止する)
O=Obvious(決定的な)
G=Goal S=Scoring(得点する)
O=Opportunity(機会)
DOGSOの条件を満たすファウルによって決定機を阻止した場合、反則した選手には、原則レッドカードが提示されます。
DOGSOという言葉が生まれたきっかけは、1980年頃が発端となります。当時、相手の得点機会を妨げるために意図的なファウルが増えてきたことから、1990年のイタリア・ワールドカップから決定的なチャンスを阻止したファウルに対する罰則規定が設けられました。
その後、2007年に「決定的な得点の機会の阻止」という項目が独立し、2018年には日本サッカー競技規則にDOGSOという言葉が記載されました。
※引用=https://www.jleague.jp/a-to-z/dogso/
ファジの昨日のアウェーゲーム、大分トリニータ戦で柳貴博が貰った一発レッドカードは、第2節に田上大地が受けた一発レッドと同じくDOGSOによるものでした。
前半から圧倒的に攻め込んでいた中で、後半6分の相手のカウンターに対する守備において、相手の決定的得点機会を阻止したとして柳貴博にレッドカードが提示されました。
今季、ファジの選手が退場処分を受けたのが第2節に続いて2度目です。後半の長い時間1人少ない戦いを余儀なくされることになったファジは、一方的に攻め込んでいた前半と打って変わって守勢一方に回ることとなったのです。
DOGSOの判断はVARのないJ2では物議を醸すことが多くなりがちですが、今季のファジの田上と柳の場合には致し方ないことだと感じます。
「DOGSO」にご用心!
昨日の試合は事故だと割り切って、それでも負けなかったことを前向きに捉え、切り替えて次節に向かいましょう。
尚、昨日の試合結果などは別の機会といたします。ご容赦ください。
よろしくお願い申し上げます。
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