夏の甲子園を目指す高校野球の岡山大会が昨日開幕しました。
初日は倉敷マスカットスタジアムで開会式を行い、続いて1回戦2試合が行われました。
少子化の影響なのか、子供たちの野球離れなのか? 参加校が徐々に減少しており、一部では合同チームを組まざるを得ない事態にもなっています。公立であっても野球部を存続させるのであればメンバーを揃える努力を怠らないことが学校の使命だと思っています。ベンチ入りのメンバー数をあつめることが大事な取り組みの第一歩です。何か世の中の駄目なことばかりが高校野球にも影響を及ぼしているような気がして悲しくなります。高校野球は在校生のみならず、OBや卒業生にとっても一生の夢であるということを認識していれば、簡単に休部や廃部という判断はできないはずです。考え方が変わっているという言葉だけでは済まされない大事なことではないでしょうか?
初日の試合予定です。
【7月8日(土)の試合予定】
▽1回戦
*倉敷マスカットスタジアム
和気閑谷-興譲館
関西-岡山工
初日から甲子園出場の実績を持つ興譲館と関西が登場します。両校とも近年は低迷が続いておりOBには危機感もあると思います。関西は元ヤクルトの上田剛史氏が臨時コーチを務めるなどテコ入れにも躍起です。しかし、現実は厳しいようで・・。
初日の試合結果です。
【7月8日(土)の試合結果】
▽1回戦
*倉敷マスカットスタジアム
和気閑谷 122 010 000│6
興譲館 010 000 101│3
(和)藤田-定國
(興)山本空・粟木・上髙原・宇都宮-村本
関 西 1152 00│18
岡山工 0 00 00│ 0
(5回コールド)
(関)浦田・横山愛・森本逸・吉丸・山本・奥田-野上・横山諒・伊勢田
(岡)平井・時本・和泉屋・森下-横山・清本
⚾大量点で圧勝した関西はまずまずとして、和気閑谷に開幕試合で敗れた興譲館の結果には「いくら何でも、まさか!!」という気持ちを誰しも持ったと思います。確かに低迷が続いているとはいえこの結果には驚きました。高校生ですから様々な要因はあったにせよ、深刻なような気がします。
初日は2試合のみでしたが、2日目からは本格的に試合が行われます。心配なのは空模様ですが・・!?
【7月9日(日)の試合予定】
▽1回戦
*倉敷マスカットスタジアム
玉島商-玉野
倉敷商-吉備高原学園
岡山朝日-笠岡商
*倉敷市営球場
林野-方谷學舎
東岡山工-岡山城東
*エイコンスタジアム
岡山操山-岡山一宮
倉敷古城池-水島工
シード校で唯一1回戦から登場する倉敷商が2日目に登場します。
しばらくは雨を気にしないといけませんが、今夏の新しいドラマを楽しみましょう。